朝、家を出る時、既に寒気が両肩を掴んでいた。これはたまらん。取って返すと、ウィンドブレーカーを羽織った。これで、当面は凌げよう。
　朝はまだいい。日があるから、夜は本当に寒くなってきた。長距離を走るにはいい塩梅だろうが、帰宅するくらいの距離では体が暖まる暇もない。早く暇になりたいなー。

　明日は雨の予報。なので、遠出すべきだろうが、気が乗らないでうだうだする。夕方にならないと行動開始しないのは、良くないね。
　しかし、陽が落ち始めると、体は境川を欲する。よし、行くぞ。ピナレロくんを境川に向けた。
　日没の時間がかなり早まっていて、ちんたら走っていたら間に合いそうもない。横浜市道環状4号線線を南下し、境川遊水地に東側から入った。そのまま南下し、日没の時点でカメラを取り出す。ちょっと雲が多かったが、むしろ雲のないツルッとした日没よりは好ましい。
　境川は秋の花が盛り。道行く途中で、ヒタヒタと迫る冬に備えて咲き揃っている。
　ふと振り返ると、月に飛行機雲という、絶好の情況が。手振れが出たので、シャッタースピードを試行錯誤していたら、ちょっと出遅れてしまった。
　遊水地南方の団地向かいの花畑も、咲き揃っている。この辺り、人出が常に入っているので、真夏と真冬を除いて、花が常に咲いている辺りだ。
　スーパーに立ち寄って帰宅。

　涼しい朝だ。ってか、寒い。布団から出るのが嫌な時期がやって来た。
　幸いにして、我が部屋にはコタツがあるのだ。布団をセットして、朝の寒さを凌ぐ。今度はコタツ脱出に苦労だ。
　考えてみると、コタツは4月まで稼働していたくらいだから、下手すると半年弱は俺を拘束し続けるわけだ。この、真四角の憎い奴め。
　会社から藤沢周りで帰宅後、早速コタツでうたた寝を始めるダメ人間ぶりを、遺憾なく発揮し尽くす俺様であった。

　雨予報なので地下鉄で出社。しかし、行きは晴れ間も見える状況で、傘を差す必要はなかった。
　帰路、会社の建屋から出た時点では雨がザーザー降っていたのだが、正門を抜けてふと気づくと上がっている。あまつさえ、月さえ見える状況。なんぞこれ。
　なにやら、狐に摘まれたような気分になった夜だった。

　仕事峠にさしかかりました。ということで、今日も遅くまで残業。ストレスフル。
　今度の山は低いが、年内にはまた高い山が2つほど、いや3つかも……。早く超えたいなあ、もう。
　色々たまらんので、週末には小田原におでんを食いに行こうと思う。そろそろ、温かいものを食べたいよね。

　昼過ぎ、珍しくも北に向かってポケロケを走らせた。手持ちのグローブをスマホ対応にするという件で、導電糸を買いたかった。そこで、町田のハンズに向かったのだ。
　境川に沿って北上してゆく。雨の心配はなく、いい天気だ。帰りには海軍道路に寄ろう。
　町田はヨドバシの方に出て、そこから徒歩でハンズに入った。しばらく探してみるが、そもそも裁縫コーナーが見つからなかった。うーん、次は横浜に出るしか無いかな。
　引き返し、何の気なしに南町田のモンベルショップを襲う。そして、催事スペースに入ってみた。ここでは、時々ハッとするような写真展が開かれている。今日は東浦奈良男という人の写真展。いや、被写体がそのおっさんだった。この方、定年退職後に1万日の連続登山を発願し、その通りに雨の日も風の日も、奥さんが倒れた日も自分が倒れた日にすらも登り続けた。山は色々だが、住処の伊勢周辺が多かったようだ。が、なんと富士山にまで足を伸ばしている。日帰り登山、しかも何十回も登ったのだとか。
　胸を打たれた、一連の写真がある。東浦氏は、顔を挙げず、足元を見ながら歩む、独特の歩行スタイルを取っていた。1m先の地面を見つめつつ、杖を引き、ある時は街中の横断歩道を、ある時は山中の山道を一心に歩いている姿が、ほとんど同じポーズで情況のみが異なる写真が並んでいる。そこには強固な、もはや妄執と言っていいほどの揺るぎない意思が映しだされている。日時も、状況も違う写真なのに、そこに写されているのは、全く同じ揺るぎない、一つの意思なのだ。
　残念ながら、1万日を目前に控えた87歳の頃、遂に病魔により歩行もままならなくなり、断念されたという。去年の冬に死去。残された写真には、9738日連続登山という数字以上の、静かだが暗闇を突き通す力を持った、一人の男の生き様が浮かび上がっていた。
　波間に漂うクラゲのような己の生き様に愕然としつつ、海軍道路に向かった。
　ポケロケを停め、ふと振り返ると、謎の動きをする凧が。まるで連凧のように、1列に並んで飛んでいるのだが、時々スパっとばかりにバラけ、また集合する。連凧かと思いきや、どうも背後の人々を合わせて飛ばしているらしい。これ、前にテレビで見たな。
　さて夕陽。海軍道路からは、かろうじて富士山が見えるのだが、その手前の山に沈む夕陽と、富士から伸びる影を捉えた。この位置だと、もしかしたら春分、秋分辺りでは富士と重なるのではなかろうか。
　環4を快走して帰宅。

　Diablo3だが、不思議ちゃん(Enchantress)のアーマー増強魔法が切り下げられてがっくりだ。小悪党や中二病にも活躍の機会を与えるつもりか。
　さて夕刻、境川にピナレロくんを向けた。風は冷たいほどに涼しく、遠乗りにはいい時期になってきた。
　しかし夕景観測は不発。雲がなさすぎて、いささか面白みに欠ける落日となった。その代わりと言ってはなんだが、遠くに立つ富士がよく見えた。これが真っ白に染まり、見る方を寒がらせる時期が、もうすぐやってくる。

　往路は好天だったので自転車で出社したが、昼ごろから天気は下り坂になり、帰りは雨となった。やむなく、地下鉄で帰る。
　帰路、近所のマクドで月見バーガーをぱくつく。本当は大月見で行くはずが、カウンターのお姉ちゃんが聞き逃してくれやがった。こういう時、以前のようにカウンターにメニューがあれば、間違いがなく注文できるのに。マクドは客の利便より自分の利益をあからさまに優先してしまったので、ダメだな。
　そのうちに、『(メニューがわからなくて)不評なので戻します』か、『(待ち行列が減って)好評なので続けます』か、どっちかステートメントが出るだろうが、もし後者ならマクドは本格的におかしくなってきた兆しだろうと思う。だって、実際には待ち行列が体感できるほど減ってはいないからだ。増えろ、バーガーキング。

　今日も今日とて定時退勤。この日々が続いてくれますように(もう今週末には破綻予定)。
　帰路は、昨日に続いて藤沢周り。明日以降、暫く天候不順が続くようなので、乗れるうちに乗らねば。気持ちよく汗を掻いて帰宅。

　さて、整備の結果はいかがであろうか。出社の往路で確認できた。
　結果、異音は遂に解消された。BB溝に溜まっていた汚れのせいで、微妙にはまりきってなかったのかもしれない。ともあれ、整備済みの自転車は非常に快適だ。
　帰路は、藤沢周りで帰る。暗い道をひた走りながら、秋の深まりを体感していた。つまり、だんだんと冷えていったのである。そろそろ、指切りグローブではつらい時期になるのだろう。

　今日は夕方から雨の予報。その前に出かけられるかと思っていたのだが、昼を過ぎた頃からもう降り始めた。強くはないが、路面を濡らす程度には。外出は諦め、自転車たちの世話をする。
　チェーンが汚れてきたPinarello FP Quattro、COLNAGO Master XLからチェーンを外し、洗浄。次いで通勤に酷使してがっつり汚れたEPIC号も引っ張り出し、こちらはBBまで抜いて整備する。EPIC号で気になっていたのが、どうしても異音が消えないこと。クランクを回す度、どこからとも無くキチッと小さな音がするのだ。クランク周期に伴う音なのでBB周りだと睨んで、過去2回ほどBBを抜いて締め直しをしたのだが、何故か解消できない。
　今日、BBを抜こうとすると、右からBB本体を抜く際、回す度に周期的に引っかかる感じがあった。これは片減りしているわけで、やはりここが原因か。過去解消されなかったのは、清掃の不徹底にあったのかもしれない。今日はネジ溝の汚れを丁寧に拭い取った。
　それらを組み直した頃には、雨はなんとなく上がりかけている。しかし、既に日は落ちている。近所に買い物に出かけ、一日が終わった。とりあえず、肉じゃがでも作るか。

　いい天気だ。しかし朝から鍋。昨日の出し鍋の残りでうどん。うまい。暑い。
　帰りはかなり久しぶりに早かったので、藤沢周りで帰った。いつの間にやら退社時にも明るい時期は過ぎ去り、闇の中をひたすら走る。暗い境川沿いを、一人でヒタヒタと走ってゆくと、日頃のストレスがどこかに消え失せてゆくようだ。
　しかし春からこちら、走行距離を全く伸ばせてないな。

　今日も代休。心ゆくまで寝まくる。
　昼飯をも忘れて寝ていたら、午後遅くには流石に腹が減ってきたので、飯を求めてピナレロくんを走らせた。
　軽くラーメンでもと思ったが、湘南家は昼休み中。そこで、駅前のバーガーキングに足を運んだ。実は、バーガーキングは初体験。BKベーコンなんちゃらを頼んだ。ワッパーが主力であるとは聞いていたが、サイズ的にこっちに日和った。
　味は……ベーコンとケチャップで平準化された結果、マクドと変わらん感じだった。しかし、セットのフレンチフライは、なんというかマクドのようなモソモソ感がなくてGood。次はワッパーを食いに来るぜ。
　境川は花の時期。猛暑故か手入れが中断していた、アパート前の花壇も、また手が入り始めていた。
　夕陽は雲に没したので、そのまま帰宅。

　終わっているはずの仕事で残業。気分萎え萎え。もう帰ろうよー。
　そういうダウン系の気分を盛り上げてくれるのが、最強の合法ドラッグ*1たるハピたんだ。今日も250%版を買い、ハピ粉をたんまり味わいながら、辛い稼業を凌いだ。
　オフィスグリコにハピたんを置いて欲しいものだ*2。

• 注1この場合はまさに
• 注2すごい我儘言ってる

　どうにも避けがたく、遂に休出。最近、被弾数が多い。
　仕事は昼から出て、17:00には終わるかと思いきや、更に追加があったために19:00にずれ込んだ。もういい、帰るぞ。
　というわけで、3連休がちっとも楽しめないまま、終わった。

　朝、家を出る時、既に寒気が両肩を掴んでいた。これはたまらん。取って返すと、ウィンドブレーカーを羽織った。これで、当面は凌げよう。
　朝はまだいい。日があるから、夜は本当に寒くなってきた。長距離を走るにはいい塩梅だろうが、帰宅するくらいの距離では体が暖まる暇もない。早く暇になりたいなー。

　職場には飲料の自販機に関しては多種多彩なのだが*1、珈琲の自販機も数多い。特にカップ式のものは、挽き煎れ式のものが複数ある。特にナショナルベンディングの機械は、抽出に時間を要する上、その間にわざわざ小窓から珈琲の芳香を放出するという演出もあり、いささか異彩を放っている。人気も高いようだ。僕も、構内カフェが閉まった後なんかに使っている。
　新職場はそこら辺に自販機があり、渇き死にはしなくて済みそうだが、カップ麺の類がないので長期籠城では餓死しそうだ。なので、みんな机にカップ麺を備蓄しているのである。ということで、本日は午前まで労働に勤しんだので、活用しようかと思ったが、疲れすぎて食欲がなかった。活用する機会がないといいが。

• 注1しかし固形物となるとオフィスグリコが頼り

　朝からえらい風が吹きまくっている。体調もイマイチなので、地下鉄で通勤。
　帰りは例によって遅くなったが、西から雨が迫っていたので、急いで自宅近所に戻り、結局は吉牛で夕、いや夜食となった。店を出る頃にはポツポツ降り始め、帰り着いてしばらくするとザーザー降り出した。今日、自転車だったら、雨にやられていたかも。