Strange Days

2004年05月15日(土曜日)

おもしろレンズ工房をさらに使ってみる

21時45分 デジタルカメラ 天気:曇天

 鎌倉からの帰路、エンパイヤホテルを標的に、標準レンズ(18-70mm)120mmマクロとの撮り比べをしてみた。
 薄曇り、夕刻という条件で、やや光量が厳しかったが、シャッター速度1/250秒、ISO感度200でこういう絵を得られた。やはり70mmよりはかなり望遠気味になるな。こういう状況だと、手ブレの影響を排除するのが難しかった。黄昏時、暗い曇天での使用には疑問符がつく。というか、標準レンズでも暗めになるのが気にかかるな。
 マクロ性能も較べてみた。標準レンズ120mmマクロ。これはさすがにマクロレンズの圧勝だ。距離的には変わらないのだが、倍率がまともに現れている感じ。しかし、マクロレンズの紙のように薄い被写体深度は面白いかも。
 そう言えば、400mm望遠は、まだ一度も試してないな。急いで帰宅し、かなり暗くなった東の空の元に見える電柱を、手持ちの全てのレンズ(といってもおもレン3本、標準レンズ1本だけだが)で狙ってみた。これはさすがに三脚(双眼鏡用に買った、ハクバの中型)に載せて撮った。
 標準レンズのテレ端側20mm120mm400mm。400mmは、やや暗い画像だが、係留線を止める金具の下に見えているバンド(細いケーブルと重なっている部分)を止めるボルトまで見えている。かなり悪い条件だったのに、そんな物まで見えてびっくりだ。
 なんか、意外に高性能なんじゃないの? 少なくとも、3000円程度のレンズにしては、というのが感想だった。とはいえ、使いこなすまで、いろいろ苦労をせねばならないレンズなのも事実だ。今回も、シャッタースピードで四苦八苦した。逆に、それ以外に苦労するところは少ないともいえるのだが、DXレンズのお気楽さとは、較べるべくもない。
 次は、もっと良い条件、明るい空の下で、使ってやりたいと思う。
 ところで、今日の画像を編集するのに、Nikon Viewというアプリを使ってみた。Nikon製品を持っていれば(シリアル番号を聞かれる)無料でダウンロードできる物だ。一覧表示、簡単な画像処理が可能で、今まで旧バージョンのPhotoShopLEでやっていた画像処理が簡単になった。かなり便利。ただし、メモリをこれでもかというくらい使うためか、一度使用中にハングアップしたことがある。というわけで、少し怖々使用中だ。

2004年05月11日(火曜日)

レンズ到来

23時22分 デジタルカメラ 天気:えらい晴れてます

 今日は届く物があるので、早めに帰宅した。帰宅して程なく、クロネコヤマトの人がそれを届けてくれた。モノは、ニコンのおもしろレンズ工房だった。これ、絞りを省略するなど、思い切り簡素化を図り、3本セットで2万円以下という価格を実現した物。ニッコールを名乗れないが、これもれっきとしたニコンのレンズだ。ニコンのオンラインショップで、アウトレット扱いで1万円という価格で売っているのだ。これは遊べそうじゃないか。
 このセットは魚眼的広角レンズ(単にものすごく歪むだけ)、マクロ兼ソフトフォーカスレンズ、望遠レンズの3本で構成されている。
 まずぎょぎょっと20。本当にこういう名前なんだな。可変絞りはなく、フォーカスリングも無い。パンフォーカスなのだ。マニュアル露出を初めて使う。試行錯誤して、とりあえず得たのがこの画像。ご覧の通り、すげえ歪みである。標準レンズ18-70mmの広角端で撮ったのがこの画像。当たり前だが標準レンズの方が広角で、歪みも少ない。この20mmはD70には旨味がなかった。
 続いてぐぐっとマクロ/ふわっとソフト。このレンズは特殊で、画像の横に見えている小さな筒を内部に接続している状態が標準でマクロレンズ、外した状態ではソフトフォーカスレンズになる。これも可変絞りはなく、単純な合焦機構があるだけだ。
 マクロではこういう絵になった。もっと寄れるのだが、どうもピントが出ない。マニュアルフォーカスなんてまだ数えるほどしか使ったことが無いので、慣れてないせいもある。夜の室内で、光量が厳しいこともあるだろう。手ブレがどうしても出てしまう。昼の屋外なら使えるのでは?
 ソフトフォーカスモードではこういう絵になった。これはなんだか面白い写真を撮れそう。まあ滅多に使うことは無いだろうが、3000円強のレンズと考えれば、滅多にでも出番があるのは歓迎だ。雨の時期、花を撮って回るといいかも。
 どどっと400は400mm/F8相当の望遠レンズだ。筒が2重になっていて、内筒を外筒から引き出すと、撮影可能状態になる。こんな凶悪な格好になるのだ。もちろん可変絞りはなく、ピントリングの感触も粗雑だ。しかし400mmにしてはコンパクトに出来るわけだよな。これくらいになると、さすがに三脚必須。APSサイズの撮像素子を使っているD70だと、さらに望遠になってしまうわけだ。これも比較的に使い道がありそうだ。
 使い勝手に制限が多いのは仕方ない。その代わりに普通はちょっと手を出せない種類のレンズを試せるわけで、僕みたいな素人にはうってつけといえないだろうか。

2004年05月07日(金曜日)

アルバム確保

14時20分 デジタルカメラ 天気:いいみたい

 さて、しまなみ海道で撮った写真のうち、少なくとも一部は公開しなければならない。同行メンバーを被写体にしまくった責任はあるだろう。
 当初は、適当なスペースに、手作りのHTML文書でも載せてしまおうかと思っていた。でも結構な枚数になりそうで、サムネイルを作るのがめんどくさそう。この先のことを考えて、適当なレンタルスペース(またですか)を借りて、そこにCoppermine Photo Galleryでも入れようかとも考えた。というか、実はこのレンタルスペースでも、影で動いているんだが。しかし、ニコンの通販サイトで、何がしかの買い物をするために登録したところ、無料で50MB分のPhoto Galleryスペースを使えることが分かった。んじゃ、こっちでいいや。ということで、内輪向けの写真集はこちらに掲示することにした。アップロード時にプロキシを通すとダメらしいなどの制限はあったが、まずは目的には適った機能を備えている。50MBあれば、大体やっていけるだろう。
 そのニコンの通販サイトでなにを買ったかは、また別の話。しかしE4500が5万円台とはなあ。きっと次機種が出るんだろう。

2004年05月04日(火曜日)

写真の整理に追われる

21時01分 デジタルカメラ 天気:良くないのだが

 今回のしまなみツーリングでは、D70を持ち込んでの大々的な一眼デジカメ祭りというのが、隠れたテーマになっていた(いや、僕にとってだけ)。
 その写真を整理する段になると、あまりに多すぎておじさん参っちゃうよ状態に陥ってしまった。大体、600枚くらい撮ったのだ。いくらデジカメとはいえ、撮れすぎである。撮りすぎというか、撮れすぎである。こんなに撮っても電池残量はMAX表示からピクリとも動かず、4GBのMicroDriveはスカスカという感じだった。予備の電池も持っていったのだが、これらを使い尽くすまで、いったい何枚取れるのか、怖くなるほどだった。きっちり2.2K枚撮っても、その整理にしばらく追われそうだ。というか、今日も十分追われたわけだが。
 とりあえず、コレは失敗だろう、コレは無意味だろう(構図がダブっているとか)といったものを消し、2/3くらいまで減らした。なにせじゃんじゃん写せるんで、屑みたいな写真もじゃんじゃん出来てしまうわけで。
 まあ雨も降るということだし、と構えていたのだが、結局はあまり雨らしい雨が降らないうちに夜になってしまった。これなら、合羽を持って走りに行っても良かったな。