Strange Days

2005年07月16日(土曜日)

夕方にGX8を持ち出す

21時35分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 昼にガス検知器の点検が入ったため、今日は遠出できない日になった。昼過ぎに来た、既に顔見知りになった点検会社のおっちゃんたちと話しているうちに、5分ほどで点検は終わり。これ、連休は外して欲しかったなあ。
 ともあれ、やっと自由の身になったので、15:00過ぎにEPIC号で家を出て、泉の森公園に向かった。GX8を使おう。
 生憎なことに、梅雨も終わりというこの時期は、花が少ない時期でもある。もう少しすると、ひまわりを初めとする夏花が咲き揃うのだが。それでも、やや萎れていたヤブカンゾウ*1を撮ってみた。
 帰路、東名沿いの猫スポットに向かう。実は、行きはR467を北上したので、境川は通ってなかった。
 猫小屋は境川寄りにあるのだが、そこから一本東のトンネル近くにも、プラスチックの箱を改造した猫小屋が設置されていた。後で猫小屋を見に行くと、なぜか場所が移動している。どうやら、このところの雨続きで、猫小屋がある辺りに浸水してしまったからだと思われた。
 この急造猫小屋には、親子数匹が暮らしているようだ。親猫らしいのが一匹、子供なのか居ついているだけなのか、若猫一匹、そして仔猫が二匹だ。見ていると、親猫が長い尻尾を振って、仔猫たちをあやしている。仔猫たちは、互いにじゃれあったり、親猫の尻尾にじゃれ付いたりして、活発に遊んでいる。うん、ラブリーだね。
 ところで、画像奥の若猫なのだが、向かって右の目が抉られているようなのだ。この辺は川筋なので、仔猫には天敵の鼬の類は多いだろう。またいかにもドキュンが溜まりそうな場所で、そういう奴らが悪戯したのかもしれない。猫には目の損傷は致命的なはずで、この猫は傷のせいなのか、餌を取れないのか、始終ノロノロと元気が無い。可哀想だが、先は無いなと思った。
 帰路、道端に咲く花に目をひきつけられた。赤と黄色の花が入り乱れているのだが、これが一株に混在しているのだ。咲き始めてから色を変えるのか、それとも修道士のメンデル先生が登場するような理由があるのか。赤と黄色が混在した花を接写。接写性能は凄い。ほとんどレンズがくっ付くくらいまで寄れる。これは凄い。

2005年07月15日(金曜日)

GX8をいじくりまわす

20時56分 デジタルカメラ 天気:いいようだ

 さっそくGX8を弄んでいる。
 このカメラ、暗い場所での画像が荒れるのは、なんとなくISO感度を自動で上げすぎるからだと思えた。S1みたいに300万画素級だと、あまり極端な差は感じられないのだが、800万画素級ともなると、元が微細な画像だけに、劣化が目に見えてくるようなのだ。とりあえず、ISO200固定で使ってみようかな。
 この点を除いたら、なんだか適当にautoで撮れば、そこそこの画像を得られるような気もする。

2005年07月14日(木曜日)

GX8がやってきた

23時08分 デジタルカメラ 天気:ずっとくもり

 朝、出社する準備をしていたら、固定電話が鳴った。こんな朝っぱらからなんぞやと思いつつ出てみると、郵便局からだった。なんでも、僕宛のものらしい荷物が来ているのだが、宛先書きの住所の一部が抜けているというのだ。今日来そうなものは、あれしかない。GX8だ。想像以上に早かったな。正しい住所を答えると、午前中いるかと聞く。夜しかいないと答えると、その頃うかがいますという答えが返ってきた。
 とりあえず、GX8が近くまで来ていると分かったので、残業を早めに切り上げて、帰宅した。
 家の近くに来ると、ちょうど郵便局のバンがやってきたところだった。やはり僕宛だったようで、部屋を空けようと鍵を出したところで、声を掛けられた。どうも朝に電話してきた人だったようだ。こんな時間まで仕事してるんだ。
 まあ、何はともあれ、GX8だ。開梱して、手に取ってみた。軽いなあ。PowerShot S1と変わらないんじゃないかと想像していたのだが、サイズも重さもかなり小さく、軽く感じる。
 電池を入れ、SDも差し、ストラップも着けて、試し撮りに中田中央公園に足を運んだ。もう盛りを過ぎた紫陽花をターゲットに、外付けフラッシュを使ったりもしながら、何枚か撮ってみた。作動感はどうもなあ。稼動部分が少ない代償か、シャッターが下りた瞬間を掴みにくい。擬似シャッター音を出すモードもあるが、なんだか画像を撮った瞬間とずれてる気がしてならない。まあ、気にしないでいいか。
 ファインダーが、本当のファインダーでしかないのには、ちょっとがっかり。本当に、単なる光学トンネルに過ぎないようで、付加情報がまったく無い。D70やS1の付加情報てんこ盛りのファインダー画面に慣れているので、かなり寂しく感じる。また沈胴式のレンズを延ばすと、ファインダーの左下隅がけられるのがなんとも。
 20枚ほど撮ったのだが、帰宅して見てみると、暗すぎたり、外付フラッシュを使った場合は明るすぎたりと、まともな写真が少なすぎる。また画像の粒度が、本当に800万画素かよと言いたくなるくらいに荒い。どうも、夜景で、感度自動調整にしていた結果、ノイズが激増したようだ。
 しかし、起動は早いし、明るい場所ならそれなりの絵になるしで、スナップ用には素晴らしい性能を発揮してくれそうだ。なんといってもワイドなのが嬉しい。同じ位置から、GX8S1を撮り較べてみると、こんなに違う。
 S1は、使っているうちに、対象から離れて撮ることが多いカメラだったのだが、このGX8は逆に寄って撮ることが多くなりそうだ。この三連休で、使い方を身に着けようと思う。

2005年07月12日(火曜日)

コンパクトな広角デジカメが欲しいのだった

23時57分 デジタルカメラ 天気:くもり

 D70とPowerShot S1を使い較べて思うのは、広角が欲しいということ。人数を収めなければならないスナップ写真の時、特に広角が欲しくなる。単に風景写真を撮る場合には、あまり必要を感じないし、望遠の有り難味が感じられるのだが。
 S1にワイドコンバータを着けるという手もある。S1にはレンズ保護のフィルタを噛ませる為のアダプタをつけてあるから、ワイコンだけ買えばいい。でもそうなると、S1の仰々しさが、もはやただ事ではない状況になる。
 市場を見ると、35mm換算で28mm相当からという広角を持つ機種も、いくらかあるようだ。キヤノンとかリコーとかフジとか。問題は、メディアが全てSDだということか。でもまあ、CFの使い回しはD70とS1の間でやってるから、新カメラに対しては結局のところ新しいメモリカードを買わなければならないのだ。だから、SDでもいいか。
 ざっと見比べて、惹かれたのがリコーの機種だった。比較的安いものが多い。特に旧機種のGXとかR1とかいったものがそそる。新機種のGX8は800万画素で、僕の用途には大仰過ぎる。R2は大型の背面液晶に惹かれていたのだが、光学ファインダが無いことに気づいて脱落。あれは白昼の直射日光の下で使うためには、必須のものだ。
 そういうわけで、R1をリファインしたR1vかGXかという情勢だった。どちらも店頭で手に取ったことがある。比較的分かりやすいインタフェースを持っていたと思う。
 どちらかを買うつもりで安値を探っていたら、YahooオークションでGX8が4万円弱で売り出されているのに出くわした。個人が買ったものの、デザインが合わないので放出するとか。しばらく悩んだ。800万画素も要らないことは確かだが、画像サイズは縮小すればいいだけの話だ。R系に較べて明るいレンズを使っているのに惹かれた。GXとの価格差は、これなら1万円程度。なら、入札するか。
 もう締め切り寸前だったので、入札したところ、その値段で落札できた。良かった。後はちゃんと届いてくれるのを待つだけ。
 落札してすぐ、出品者から丁重なメールを受けた。反応はいいみたい。早く欲しかったので、かんたん決裁で支払い、その旨をメールした。かんたん決裁って、小額だと手数料は固定額なのだが、一定額以上になると5%も取るんだな。今まで、安いものしか落札しなかったから、気づかなかった。
 出品者に休みまでに手に入るかなあとメールすると、善処する旨返って来た。週末には届きそうな雰囲気だ。
 実は、僕が最初に買ったデジカメは、リコーの30万画素級のものだった。コダックの100万画素の機種に買い換えるまで、重宝したものだ。内蔵メモリを持っていたり、独自の設計思想が感じられて、使いやすいものだった。GX8はどうだろうか。