とりあえず試写したいなあ。そう、木曜日に届いたパナソニックの電動ズームコンタクトレンズだ。非常に小さいので、この先は旅行カメラとして大いに働いてくれそうだ。ともあれ、夕方の境川に持ちだした。
生憎、好天ではない。空は不気味な暗さだ。自転車はBromptonを選択した。
境川を走りながら、
季節の花を撮る。ちょっと暗めに写るのは仕方ないか……。よほどのピンぼけでもなければ写りはあまり気にしないし、今のところ気にならない。が、操作性にちょっと難あり。
このレンズ、ズーム、合焦ともに、左側面のレバーで行う。ということは、ズーム/フォーカス環の場合と異なり、指がその位置に届かないと操作できないということだ。これは想像以上にストレスフルだ。
カメラを縦位置で構えた場合、右手をカメラに被せて操作系ボタンを使いたいので、左手は下に添えて支えたい。しかし、そうなるとちょうど下に回っているズームレバーを操作しにくいのだ。本体のコンパクトさが災いしている観がある。レンズに左手を回して支えてやろうにも、レンズも非常に小さくて薄いので、それも難しい。そうなると、レンズ操作の度にカメラを持ち替え、ヨイショとばかりに操作することになる。
操作性はコンデジ並みかと思いきや、コンデジなら背面にズームスイッチがあるので、こうはならない。レンズが独立し、操作系も集約されているミラーレス一眼ならではの状況だ。
まあ、そこまで咄嗟にズームを使いたいという事も、僕の場合は少ないだろう。それにしても、ストレスが貯まるのは確かだ。
真っ暗な空に怯え、とりあえず南端まで行ってから帰宅。
今日も定時で退けて、藤沢周りで帰宅。真っ暗な道を走ってゆくのは、楽しくはないが修行じみた爽快さがある。
さて、帰宅してしばらく。黒猫の人が荷物を持ってきてくれた。中身はとても小さい。取り出して、あるものに取り付ける。予想通り小さいな。径はあるが、厚みが無いので携行に便利そうだ。
何を買ったのかというと、Panasonicの新しいマイクロ4/3用レンズ、Lumix G X Vario PZ 14-42mmを買ったのだ。それにしても、この記号の多さと覚えにくさは何事。
GF2に取り付けた状態。GF2に14mm単焦点を着けた状態でぴったりなソフトケースに、そのまま入る。14mm単焦点よりは暗い。
フォーカス、ズーム環を省いて、レバーで操作する形式なので、使い勝手はまさにコンデジだ。しかし、このズーム速度が遅い。3倍程度とはいえ、遅すぎる。
そこで、Panasonicのサイトから、GF2用の最新ファームウェアを持ってきた。満充電じゃないとファームウェアアップデートさせてくれない仕様に邪魔されつつも、SDカードにファームウェアを入れて、再生ボタン押下で適用開始。適用して再起動すると、メニューにレンズ関係のメニューが増えた。その中の、ズーム速度切替を最速にすると、まあまあの速さになってくれた。これで使える。
週末は雨らしいが、どうせ翌週末は南会津紅葉サイクリングに参加するので、そこに持って行ってやろうと思う。