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Strange Days
2013年02月21日(木曜日)
来たな。待望のニコンDXフォーマットのミドルレンジ機。我がD90の流れを受け継ぐ最新世代機の登場だ。
ちょっと不思議なのが、『D7000とは併売』とニコンが言っていること。価格帯が同じで、スペック的に劣る機種を併売することに意味があるのだろうか? 実売で見ると、確かに当面は価格差があるだろうが。
D7100最大の売りが、ローパスフィルタレスな点。これで解像度はレンズと受光素子だけで決まるようになる。画像処理エンジンの発達で、少々のモアレ、偽色など完全に抑制できるということなのか。
当然買いたい機械だが、なにせニコン1を買ったばかりだ。少し値が下がるのを待つのもいいだろう。もう一つ、この機会が、本当にDX機のトップレンジになったのかという疑問もある。D300口径の噂は燻っているし、D600にD300系ユーザを完全に吸収できるとも思えないので、D7000系では物足りないDXユーザはそれなりに居るのではないだろうか。
春まで待って、少し様子を見極めたい。
2013年02月17日(日曜日)
ニコ1の感触は良いものであった。サイズも小さすぎず大きすぎず、レスポンスは速くAFも高速だ。しかし、昨日は多少フラッシュを焚いたとはいえ、300枚前後で電池表示が1本にまで減ってしまった。これはちょっと悲しい。予備電池があるので1日保ちそうだが。
今日は望遠レンズを試してみようぞ。
ピナレロくんを境川に向ける。例のソニーのカメラバッグに、ニコ1の18.5mmと、FT1を取り付けたFマウントレンズの18-200DX VR2をねじ込んで、ニコン1 V2本体は10-30mmを着けて首から下げた。軽すぎて暴れない程度の、適度な重さが心地よい。
さて、境川遊水地に向かい、しばらく周囲をうろつく。これという野鳥は居ない。年中見かけるイソシギや、セキレイがせわしなく飛び回っているくらいで。
サッカーグラウンド側から情報センターの方に登ろうとする所で、
ハシブトガラスがなにかを咥えているのに気づいた。こりゃあ、鶏肉だろう。最初、この辺の雛でも捕まえたのかと思ったが。
和泉川との合流地辺りにあるビオトープに降りてみると、長物を構えた人々が、なにかを狙っている。僕も、それが何かを知らぬまま、とにかく18-200を着けて
狙ってみた。望遠端、ニコ1換算されると540mm程度になる。ははーん、セッカか。冬にはよく見る鳥だ。よく見ると、右手にももう1羽居て、番いだと思う。
ふと、直ぐ目の前の地面を
うろちょろしている鳥が。その時はわからなかったが、帰宅して写真を拡大するとツグミだと判明。ここにもいたのか。上流や泉の森にはいると聞いていたが。
なんでその場で分からないかというと、僕の鳥の知識が覚束ない事もあるが、540mmの望遠端では陽のもとでも意外に暗く、また背面液晶で確認するにも今度は陽の光が邪魔で、要するによく見えなかったのだ。この写真はMFで取ったのだが、その暗さにEVFではピントを詰め切れず、前ピンになってしまっている。後でそういうモードが有るに違いないと思い出し、モニターの明度を上げたら、少しましになった。
さて、夕陽写真を撮ろうぞ。
ピナレロを夕景観測点に着ける。夕陽は、さすがにニコ1の小さな受光素子には荷が重く、どうしても飽和してしまう。Fを9まで下げて
これだ。この点では、DX機はもとより、μ4/3とも差を感じる。いや、4/3との差はそれほどでもない気がするが。ともあれ、あまり夕陽が得意なカメラじゃなさそうだな。
寒かったので北上し、
鉄塔ポイントで日没に遭遇。雲の陰影は出ているが、日の当たらない場所はのっぺりした影になってしまう。これで感度を上げると、今度は太陽が核爆発の如き飴じみた物体に化けてしまう。撮り方を工夫せねばならぬな。
感度を上げて、工事中の
湘南台の遊水地越しの夕景を。日の当たらない場所のディテールが見えてくるが、今度は空があっさり飽和する。この点は、どうしてもAPS-CサイズなDX機に対して、大きなビハインドを背負わなければならないようだ。
しかし、極端な状況以外では、意に沿った写真になってくれるのが嬉しい。
2013年02月16日(土曜日)
寒い朝だ。しかし、目覚めは良い。というか、昨日はコタツで寝落ちし、そのまま朝を迎えてしまったので、結果的に睡眠時間を稼げた。というわけで、朝飯を食らってから、曽我梅林に出かけた。
もちろん、目的の1/3は、V2の試写だ。というわけで、V2に10-30を付け、18.5mmと18-55DX VR+FT1を、予備電池ともどもバッグに収め、鉄路で向かった。
東海道線で国府津、ここからはバスで別所梅林に向かう。まだ、人出はそれほどでもなさそうだ。
梅の方は、全体的にはまだまだ。まだ一輪も咲いてない木も見られる。しかし、枝を選べば、
そこそこ咲き揃っているものもある。
梅は開き始めが良いというが、色んな状態の花を楽しめ、散った花弁の汚らしさを感じない
この時期が、確かに愛でるには良いのかもしれない。紅梅は花の時期が早いのか、散った木が多かったが、広い梅林では
ジャストな見頃の木も見つかる。
ちょっとお腹を満たしたいと思い、
会場の中心部に向かう。露店の他、常設の店舗もあって、食事には困らない。目についたのが、露店で売っている『広島風お好み焼き』。思わず買い求め、ビールともども摘んだのだが、これは、違う……違うぞ……。コレジャナイ感が強すぎて、半分も入らなかった。これならおでんの方が良かった。
ちょっと小高い場所から梅林を見下ろすと、
概ねこの調子。しかし、花を探して歩くと、
あっちにもこっちにも結構咲いては居るものだ。とはいえ、盛りは来週、再来週だろう。
道端の
夫婦道祖神。奈良で見た橿原神宮なんぞより、こういう小さな神々に信仰の祖形を感じる。
日当たりのいい場所では、そこそこ
咲きそろい始めても居る。
小腹がすいたので、杵つきの
あんころ餅を買い求める。杵つきったって、見ていると餅つき機で捏ね、それから徐に臼に移してから、10回ほど搗いたものだ。しかし、きめ細かくて美味しいぞ。
南北に伸びる小川に沿って歩くと、毎年お馴染みの
水仙が咲いていた。
日が陰り、寒さが身にしみ始めたので、そろそろと下曽我方面に向かった。道中、民家の軒先に
紅梅、
蝋梅が散見されるのがいいね。
帰路は、御殿場線ではsuicaを使えないのと、本数が少ないので、やはりバスで国府津まで戻る。車中、どうしても見えなかった
富士が、半分身を現してくれた。
帰宅すると、ちょうど
日が沈むところだった。今日も寒かった。
さて、今日はV2を使ってみたわけだが、使い勝手は非常に良好だった。動作が機敏で、フォーカスに迷うことが少ないのが嬉しい。ストレスが貯まらないカメラだ。
今日は、花が咲き始めということで、木全体を撮っても無意義な状態だったので、中望遠が使いやすい状況だった。そういう意味で、50mmクラスの18.5mm単焦点と、18-55+FT1が、非常に使い出があった。特に18-55は、まさに中望遠域をカバーでき、VRは聞くし、AFも結構有効で、どうしてもの時のMFも扱いやすい。良い感じだ。
なんか、この先しばらくは、これ以外のカメラを使う気になれそうにないくらい、気に入ったのであった。
2013年02月14日(木曜日)
今日は2/14なので煮干しの日なんだそうだ。ふーん。
さて、今日もニコン1 V2を愛でる。店頭で触っている時に気づかなかったのだが、レンズにあるズームロックは本体電源と連動している。ズームロックを解除しながらレンズをせり出すと、自動的に電源が入る。逆にズームロックを掛けると、本体電源が切れる。非常に合理的かつ、写真を撮るという目的に適った仕組みだ。これだけでも、使っていると嬉しくなる。
残念ながら、ズームロックはズームレンズの10-30mmでのみ有効で、単焦点の18.5mmでは使えない。しかし、V2は本体の操作性も良好で、スイッチを回すと直ちに撮影可能になる。レバー類の配置は余裕があり、操作時に間違えたり、干渉したりすることが少ない。V2が、1シリーズとしては大ぶりで、余裕あるサイズだからできるのだろう。そしてそのサイズも、小さすぎず大きすぎずで、僕の手には実に馴染む。久しぶりに、ストレスを感じないカメラだ。D90やGH2も、重さを除けばストレスの少ないカメラではあった。動作感や操作性というものは、ある程度サイズと背反になるのも仕方ないだろう。
試しに、DXな18-55をFT1経由で取り付けた。バランスを考慮してか、FT1の造りはしっかりしていて、カメラネジも開いている。18-55だと、大体50~150くらいのレンジになる。AFは中央1点に関してちゃんと効き、その範囲では合焦も高速だ。VRもちゃんと効いている。DX機にこのクラスの望遠を適用することを考えると、随分コンパクトで助かる。
とりあえずは10-30mm+18.5mmにFT1でDXレンズの補助という体制になるが、10mmパンケーキや、万能レンズの10-100も気になるな。
2013年02月13日(水曜日)
22時50分
デジタルカメラ
天気:晴れだし
さて、『もう少し考えよう』と書いたことでピンと来た向きもあるやもしれぬ。こういう時に限って、こやつは既に手を出しているのである、と。その通り。
今日は定時後も会議があったが、急いで退ける。待つほどもなく、黒猫の人が来た。そして開封して登場したのは、
これか!
そう。最終的に購入に至ったのは、ニコン1 V2だった。結局、ミラーレスの系統を買い足してしまった。
もう、高倍率ズーム機は置いといて、旅行に持って行って便利なカメラを考える。すると、過去に重いD70/90や、GH2を持っていった時の思いが蘇ったのだ。コンデジでは咄嗟に迷ったり、ピンぼけになったりする被写体にも、こいつらは強かった。ほんま、一眼機の姐サンは立派やでえ。
そんなわけで、何度も手にとって来たのに、『いや、旅行用には……』と踏み切れなかったニコ1が、最終的には魅力的に映ってきたのだ。なにせ、ズーム端ならFマウントレンズを使い回せばいいのだ。画角が1/2.7になるわけで、相当の望遠までカバーできる。レンズ交換を厭わなければ、だが。
1レンズのラインナップも、そろそろ広角からのズームレンズが揃い始め、さらに単焦点広角、標準とラインナップが広がっている。新しい10-100もかなり小さい。そして望遠端は、D90用のレンズでカバーできる。なんといっても、変換アダプタFT1を介した場合、ニコンのAF,VRレンズならば中央1点とはいえAFが効き、VRも使えるというのが魅力的。これで18-200をつけると、だいたい50-540くらいのズーム域になる。これは、美味しいんじゃない?
というわけで、現用のDX機と補完性が高い1システムに掛けて見ることにした。V2の操作感は極めて良好。あらゆる動作が機敏で、特にフォーカスが素早い。まだ部屋撮りしかしてないが、名機の予感がする。週末には、曽我梅林に持ちだして、試し撮りをしようと思う。
2013年02月12日(火曜日)
22時13分
デジタルカメラ
天気:晴れです
旅行用大ズーム域コンデジ選定だが、難しいな。最初は富士のX-S1に惹かれていたのだが、さすがの大サイズにやや腰が引け始め、それならいっその事フルサイズカメラにに、いやいやDX機で軽いのを、それならニコン1でしょ、と脳内議会が紛糾し、最初の高ズーム率はどこ行った状態だ。
初心に戻ると、やはり富士の高倍率ズーム機が魅力的だが、パナソニックのFZ200もかなりいい。これは26倍ズームと、最近ではやや物足りない設定ではあるのだが、通しでF2.6と明るいのが素晴らしい。それだけではなく、どうやら電池がGH2と同じようだ。そうなると、あの高いGH2用電池を共用できるという、大きなメリットが生まれる。
ま、もう少し考えようか。