Strange Days

2013年11月24日(日曜日)

江ノ島で夕景観測

21時28分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:快晴続く

 いやあ、ノートPCが複数あると便利だ*1
 昼過ぎ、ダラダラには飽きたので、MR-4を境川に向けた。今日はいつもより遠出して、江ノ島で夕陽を撮るつもりだ。D7100を積んで出かける。
 江ノ島まで走り、夕陽を待って撮り始めた。ちょうど飛行機雲が延びていたので、暖色を帯びてきた夕陽と共に。もう少し絞るべきだった。
 日が地平に近づくと、暖色がよりきつくなる。今日は低いところに雲がかかっていたが、薄い雲だったので、夕景はむしろ華やぎと寂しさを強めてゆく。ハナマルキー。
 雲は一瞬だけ雲間からかいま見えるが、概ね雲のカーテンに身を隠しつつ、次第に燃えてゆく。昔の人は夕焼けを太陽が墜落してあっちの方が燃えているのだと考えたらしいが、それも無理ない配色の変化だ。
 MR-4のハブダイナモを頼もしく思いつつ、寒風の出てきた境川を遡上し、帰宅。

2013年11月03日(日曜日)

葉山に自走で向かったが諸事情でLumia1020試写に

21時10分 デジタルカメラ , デジタルギミック , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもりたまに晴れ

 今日はまあまあの天気。お日様はあまり顔を出さないが、雨の心配はなさそうだ。しかも、明日の天気予報は雨に傾いている。近美葉山には、今日行くしか無いな。ということで、ピナレロくんを境川に向けた。
 しかし、気温が低いせいかなんなのか、どうも足が回らない。泉区役所筋から、相鉄線の高架近辺の農地に抜ける裏道の急坂*1をよじ登る時、膝に違和感を覚えた。これは、全体的にイカンですね。しかも大気中に何かが居るのか、頭も痛くなってくる始末。確かに、大気はなにかに霞んでいる。これでは葉山までの往復で体を壊すと判断し、今日は断念。明日、徒歩ベースで行こう。
 せっかくなので、今日はLumia 1020の試写に充てる。撮り歩きながら、境川を下っていった。今日の日記には撮影した35Mピクセルの画像を縮小無しで貼っているので注意。モバイル環境だと死にますぞ。
 今日はカメラグリップカバーを着けている。これを着けると、ボディ下側にグリップが出来て、カメラとして非常に扱いやすくなる。感覚としては、まさに薄いコンデジだ。残念なのが、これに設けられている操作部が、シャッターボタン一つであることだ。どうせならば、感度と絞りくらいは弄りたいし、あるいは汎用のダイヤルを着けて各種操作に充てることが出来たら、完成度がものすごく高くなったんじゃなかろうかと思う。このシャッターボタンの機能は、本体のそれと全く同じで、スリープから長押しでのレジュームもできる。
 撮れる写真(約15MB)の精細度は素晴らしい。このカメラの受光素子サイズは1/1.7インチ。スマートフォンに使われるものは1/2.3インチが主流なので、これはかなり大きい方だ。画素数が何度も書いているが41M画素。この内、実際使用されているのが38M画素だが、実際に記録される画像の最大サイズは35Mピクセル相当。どういうことかというと、アスペクトが2:3、16:9それぞれの使用される受光素子上の画素範囲が異なっており、全て包括すると38M画素相当ということらしい。
 記録されるイメージは、標準のNokia Pro Cameraの場合は35Mピクセル相当と5Mピクセル相当を同時記録するモード、5Mピクセルのみの2モードを選べる。この5Mピクセルの画像は、よくあるクリッピングモードではない。35Mピクセルの画像から、7ピクセル分を1ピクセルに合成する、オーバーサンプリングで生成しているのだ。それで暗所に強いという触れ込みだが、41M画素のものでも十分強いので、いまいち有り難みは感じない。
 この5Mピクセル画像の旨みは、TwitterやFaceBookへの投稿時にあると思う。サイズが2MB弱~3MB強に収まるので、添付は容易だ。35Mピクセル画像は、9MB~15MBに達する。SNSに強く志向したWP8ならば、投稿は簡単だ。Photosから画像を選び、オプションからshareを選択すると、Twitterの項目が2つある。1つ*2が5Mピクセルの、もう一つが35Mピクセルのものを選択する。なにも表記がないので、試してみないとわからない。
 残念なのはRawを記録させる手段がないことだが、この点は今後に期待。この画素数でRawとなると30MB以上になるはずで、使い方が難しくなるのはあるのだろうが。
 標準カメラアプリのNokia Pro Cameraは、撮影諸元のマニュアル操作が、かなり簡単なアプリだ。起動すると、上部にコントロール用のアプレットが表示されており、標準ではスピードライトとシーン切替位だが、拡張するとWhite Balance/Focus/ISO/Shutter Speed/感度を切り替えできるようになる。それぞれのアイコンを選択すると、画面右側に出る半円形のスライダーで簡単に増減できるのだ。この使い勝手は良い。
 受光素子のサイズがそれなりに大きいためか、スマートフォン用のカメラが不得意な、極端に階調差が大きい空の写真(約9MB)も、かなり頑張ってくれる。スマートフォン、あるいはちょっとしたコンデジでも、画面真ん中や四隅はのっぺらぼうになりかねない状況だ。
 解像度の高さ(約13MB)は言うまでもなく、その点だけならばD7100に比肩しうる。
 カメラという点を取るならもちろん、AndroidやiOSの流行り過ぎを不快に感じ始めている向きには、お勧めできる機械だ。もっとも、それらの機械で出来ていたことを全てやろうとするならば、結構な努力と、少しの諦め、そしてささやかな愛が必要になるだろう。
 頭痛に悩まされながら帰宅。帰ってから、薬を飲んでうだうだしていたら、だいぶ収まった。明日は雨予報なので、美術館に行くのだ。