Strange Days

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2006年3月11日(土曜日)

梅を求めて境川

デジタルカメラ 17:02:00 天気:晴れ
 土日は大人しくしている予定だったが、膝は相変わらずだが体調はかなり戻ってきたので、ちょっと出かけることにした。といっても、トレンクルでな。
 今年は梅見に行って無いので、境川沿いの梅を撮りに行きたかった。カメラは、名機PowerShot S1。なんというか、ウェブ記事向けのカメラなのである。
 トレンクルをキュルキュル言わせて*1、境川に出る。いい陽気だ。湘南台の桜トンネルを観察すると、もうつぼみが緩み始めている
 地下鉄、相鉄の高架を潜ると、最初の梅林がある。ほとんど白梅で、紅梅が二株ほどだった。ちょっと散り始めかな。しばらく激写。長閑だねえ紅梅はちょっと寂しい感じ。
 さらに下ってゆくと、危険な車道を横断した果樹園に、また梅林がある。月が見えたので、梢と合わせてみた。
 梅のトンネル。もう少し密度があれば。
 望遠に物をいわせ、クローズアップ。手ブレ防止と合わせ、こういうシチュエーションでは無敵だ。
 帰路、道端の黄色い花を撮ってから帰宅した。花の季節がやってきた。

2006年1月14日(土曜日)

光学系新兵器到来

デジタルカメラ 23:36:00 天気:雨だった
 予想した通り、昼前から雨が降り始めた。朝早くは陽射しも見えたのだが、あっという間に曇り、また雨が降り始めた。気温はそれほどには下がらないので、布団から出られないということも無いのだが。
 昼過ぎ、無性にファストフードが欲しくなって、立場駅前のモスに入る。最近、一食が500円を越えると高すぎるような気になってきた。日本経済がデフレを脱却したら、僕は生きていけないかも。ヨークマートで買い物をして帰った。
 夜、相次いで新兵器が到着した。PowerShot S1 IS用の防水ハウジング、Nikon Fマウント用の、トキナー12-24mm広角ズームだ。
 前者は、サイクリング中に汗で湿っぽくなる、カメラ救済用だ。特にS1は一度動作不良で修理に出しており、結構切実だった。さらに、雨中での撮影を可能とする狙いもある。別に水に潜る趣味は無いので、そういう方向には使う予定は無いが。
 試しにS1を入れてみると、予想より更にでかい! 二回りくらいのサイズアップだ。もっとも、この状態で首にかけて走るわけで、あまり大きさは気にしない。というか、デジタル一眼のでかさに較べれば。重さもそれなりのものになるが、これもデジタル一眼のそれに較べれば。問題は物凄く目立つことか。もう一つ、フィルタの類が使えなくなることか。
 操作性に問題はなさそう。この状態で、すべての操作が可能なのが凄い。撮影が液晶画面を見ながら行うのが本来の使い方だが、EVFも問題なく使える。これは難しいだろうと踏んでいたので、嬉しいものだ。明日の荒川サイクリングに連行して、使い勝手を試してみよう。
 トキナーの方は、前玉の大きさと突出振りに圧倒されそうだ。これはプロテクタ必須だよなあ。広角側ではほとんど人間の視野に匹敵する広視界が得られる。だいたい、眼鏡を通して見える範囲くらいだ。四隅は歪むが、全然問題なく許容範囲だ。世の中にはいかなる歪みも許せないという向きも居るがね。しかし、フィルタ径77mmか。このサイズになると、結構するのだよな。明日、秋葉にでも寄ることにしよう。
 さて、明日の荒川に備えてと思い、ホイール組を進めていたが、なかなかセンターを出せないうちに時間切れ。明日はトレンクルで行こう。
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2006年1月11日(水曜日)

今日のポチッとな

デジタルカメラ 17:42:00 天気:ちょっと雲多いか
 レンズを買いました。タムロンの11-18だのシグマの10-20だの*1考えていたのだが、たとえ20mmでも標準レンズにちと足りないくらいなので、いくらなんでも柔軟性に欠けるのではと思い始めた。そう思って、もう少しレンジのある超広角ズームを調べてみると、今まで気にしてなかったトキナーの12-24が気になり始めた。同じレンジのニコンDX12-24よりもハッキリクッキリ系の描写が評判のようだ。今のタムロン18-200mmは、その点で物足りなさ過ぎるレンズだからなあ。レンズの傾向がこれだけ分かれると、使い分けも簡単かも知れん。
 安く買えるところ無いかな、と探してみた。するとケンコー光学のウェブショップで、5万円弱というのに出くわした。約半額か。アウトレットということで修理品かもしれないが、さすがに自分の所の製品で下手なことはすまい。ということで、買い。
 とりあえず、光学兵器はこれで打ち止めだな。

2006年1月10日(火曜日)

レンズ選び

デジタルカメラ 23:03:00 天気:ちょっと雲が多かった
 ニコンの新型防振ズームレンズ(DX VR2 18-200mm)を狙って、情報を集めてきたのだが、市場に弾が無くて実物を見ることが出来ない。おまけに周辺光量が不足気味だとか、AF速度が遅いだとか、悪い噂も聞こえてくる。ニコンが新機軸を出してきたら、しばらく待てというのが定説*1らしいので、夏まで待ってもいいかなと思う。なにせ、今使っているのが、タムロンの同レンジのレンズ、18-200mmなのでな。
 そうなると、他のレンズに目が行く。欲しいのは、明るい単焦点の適当なのか、超広角ズームだ。
 前者としてはシグマの20、24、28くらいはどうだろう。F1.8と明るいのに惹かれる。今のズームだと、日が没すると即座に内蔵フラッシュが『出番だ!』とばかりにポップアップするのが嫌だ。後、星景写真を撮るには、標準クラスのレンズがいいとか。35mmフィルム換算で24mmなら、APSフォーマットだと36mm相当。そんなに高くないし、手を出してもいいかなと思う。
 一方、超広角ズームが欲しいのは、単なる興味本位。今の18-200の広角端でさえかなりの広さなのに、更にその先の眺めというのはどうなんだろう。ちょっとスナップ写真には向きそうに無いが、風景写真を撮ったら圧倒的な見渡しになりそうではないか。
 手を出せそうなのは、シグマの10-20mmと、タムロンの11-18mmだな。どうせならギリギリまで広角に拘って、シグマに手を出してみたいが、タムロンは手持ちのレンズとの連携が良さそうだ*2。実売価格も、実はタムロンの方がかなり安い。
 でもまあ、先に24mmかなあ。
 そんなことを考えながらネット通販を調べまわっていたら、別のアイテムに目が行って、あまつさえ見積もりまで出してしまった。つい先日、キヤノンに出した修理から戻ってきたPowerShot S1 ISの、防水ハウジングだ。雨の時でも使えるカメラが無くて、雨でも走らなければならない場合がある自転車趣味との不整合に苛立っていた。そこでコイツに目が行っていたのだが、なかなか現物を目に出来なくて買いそびれていた。S1は市場からほとんど姿を消したし、ハウジングも生産終了という話を耳にしたので、まだ手に入りそうな今、買いに走ることにした。手に入るかな。
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2005年11月09日(水曜日)

AF-S DX VR ズームニッコール ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)

デジタルカメラ 20:52:00 天気:秋晴れだったな
 それにしても、これはまたえらいレンズを出してきたものだ。18-200でDXシリーズで手ぶれ補正が絞り4段分とは。価格も死ぬほどには高くない*1
 よし、買った。レンズが出たら買いに行こう。雑なスナップ主体のせいか、我ながら手ぶれ気味の写真が多いと思っていたのだ。これはうってつけだわ。18-200mmというズーム域も絶妙。F値も小さく、明るい。これを買えば手持ちのレンズ全て*2を代替できるので、二つとも手放していい。
 ということで、早速18-70を売りさばいてしまった我輩だった。おまけレンズだったのに、意外にいい値段で売れるものである。
 このレンズを手に入れたら、タムロンの方も売り払ってしまおう。残るはおもしろレンズ工房だけになるのかよ。
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2005年9月18日(日曜日)

仲秋の名月

デジタルカメラ 23:47:00 天気:快晴
 今夜は名月を愛でる日、とのことだったので、21:00くらいにカーボン三脚とD70を持ち出し、月を狙ってみた。正直、満月は望遠鏡での観望には、面白みの無い対象ではあるのだが。
 最初はタムロンの18-200mmで狙ってみたのだが、200mmではちと迫力不足だ。そこでおもしろレンズ工房のどどっと400をつけてみた。するとこんな絵が得られた*1。アリスタルコスもくっきり見えている。なかなか解像度があるようだ。
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2005年7月16日(土曜日)

夕方にGX8を持ち出す

デジタルカメラ 21:35:00 天気:晴れ
 昼にガス検知器の点検が入ったため、今日は遠出できない日になった。昼過ぎに来た、既に顔見知りになった点検会社のおっちゃんたちと話しているうちに、5分ほどで点検は終わり。これ、連休は外して欲しかったなあ。
 ともあれ、やっと自由の身になったので、15:00過ぎにEPIC号で家を出て、泉の森公園に向かった。GX8を使おう。
 生憎なことに、梅雨も終わりというこの時期は、花が少ない時期でもある。もう少しすると、ひまわりを初めとする夏花が咲き揃うのだが。それでも、やや萎れていたヤブカンゾウ*1を撮ってみた。
 帰路、東名沿いの猫スポットに向かう。実は、行きはR467を北上したので、境川は通ってなかった。
 猫小屋は境川寄りにあるのだが、そこから一本東のトンネル近くにも、プラスチックの箱を改造した猫小屋が設置されていた。後で猫小屋を見に行くと、なぜか場所が移動している。どうやら、このところの雨続きで、猫小屋がある辺りに浸水してしまったからだと思われた。
 この急造猫小屋には、親子数匹が暮らしているようだ。親猫らしいのが一匹、子供なのか居ついているだけなのか、若猫一匹、そして仔猫が二匹だ。見ていると、親猫が長い尻尾を振って、仔猫たちをあやしている。仔猫たちは、互いにじゃれあったり、親猫の尻尾にじゃれ付いたりして、活発に遊んでいる。うん、ラブリーだね。
 ところで、画像奥の若猫なのだが、向かって右の目が抉られているようなのだ。この辺は川筋なので、仔猫には天敵の鼬の類は多いだろう。またいかにもドキュンが溜まりそうな場所で、そういう奴らが悪戯したのかもしれない。猫には目の損傷は致命的なはずで、この猫は傷のせいなのか、餌を取れないのか、始終ノロノロと元気が無い。可哀想だが、先は無いなと思った。
 帰路、道端に咲く花に目をひきつけられた。赤と黄色の花が入り乱れているのだが、これが一株に混在しているのだ。咲き始めてから色を変えるのか、それとも修道士のメンデル先生が登場するような理由があるのか。赤と黄色が混在した花を接写。接写性能は凄い。ほとんどレンズがくっ付くくらいまで寄れる。これは凄い。
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2005年7月15日(金曜日)

GX8をいじくりまわす

デジタルカメラ 20:56:00 天気:いいようだ
 さっそくGX8を弄んでいる。
 このカメラ、暗い場所での画像が荒れるのは、なんとなくISO感度を自動で上げすぎるからだと思えた。S1みたいに300万画素級だと、あまり極端な差は感じられないのだが、800万画素級ともなると、元が微細な画像だけに、劣化が目に見えてくるようなのだ。とりあえず、ISO200固定で使ってみようかな。
 この点を除いたら、なんだか適当にautoで撮れば、そこそこの画像を得られるような気もする。
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2005年7月14日(木曜日)

GX8がやってきた

デジタルカメラ 23:08:00 天気:ずっとくもり
 朝、出社する準備をしていたら、固定電話が鳴った。こんな朝っぱらからなんぞやと思いつつ出てみると、郵便局からだった。なんでも、僕宛のものらしい荷物が来ているのだが、宛先書きの住所の一部が抜けているというのだ。今日来そうなものは、あれしかない。GX8だ。想像以上に早かったな。正しい住所を答えると、午前中いるかと聞く。夜しかいないと答えると、その頃うかがいますという答えが返ってきた。
 とりあえず、GX8が近くまで来ていると分かったので、残業を早めに切り上げて、帰宅した。
 家の近くに来ると、ちょうど郵便局のバンがやってきたところだった。やはり僕宛だったようで、部屋を空けようと鍵を出したところで、声を掛けられた。どうも朝に電話してきた人だったようだ。こんな時間まで仕事してるんだ。
 まあ、何はともあれ、GX8だ。開梱して、手に取ってみた。軽いなあ。PowerShot S1と変わらないんじゃないかと想像していたのだが、サイズも重さもかなり小さく、軽く感じる。
 電池を入れ、SDも差し、ストラップも着けて、試し撮りに中田中央公園に足を運んだ。もう盛りを過ぎた紫陽花をターゲットに、外付けフラッシュを使ったりもしながら、何枚か撮ってみた。作動感はどうもなあ。稼動部分が少ない代償か、シャッターが下りた瞬間を掴みにくい。擬似シャッター音を出すモードもあるが、なんだか画像を撮った瞬間とずれてる気がしてならない。まあ、気にしないでいいか。
 ファインダーが、本当のファインダーでしかないのには、ちょっとがっかり。本当に、単なる光学トンネルに過ぎないようで、付加情報がまったく無い。D70やS1の付加情報てんこ盛りのファインダー画面に慣れているので、かなり寂しく感じる。また沈胴式のレンズを延ばすと、ファインダーの左下隅がけられるのがなんとも。
 20枚ほど撮ったのだが、帰宅して見てみると、暗すぎたり、外付フラッシュを使った場合は明るすぎたりと、まともな写真が少なすぎる。また画像の粒度が、本当に800万画素かよと言いたくなるくらいに荒い。どうも、夜景で、感度自動調整にしていた結果、ノイズが激増したようだ。
 しかし、起動は早いし、明るい場所ならそれなりの絵になるしで、スナップ用には素晴らしい性能を発揮してくれそうだ。なんといってもワイドなのが嬉しい。同じ位置から、GX8S1を撮り較べてみると、こんなに違う。
 S1は、使っているうちに、対象から離れて撮ることが多いカメラだったのだが、このGX8は逆に寄って撮ることが多くなりそうだ。この三連休で、使い方を身に着けようと思う。

2005年7月12日(火曜日)

コンパクトな広角デジカメが欲しいのだった

デジタルカメラ 23:57:00 天気:くもり
 D70とPowerShot S1を使い較べて思うのは、広角が欲しいということ。人数を収めなければならないスナップ写真の時、特に広角が欲しくなる。単に風景写真を撮る場合には、あまり必要を感じないし、望遠の有り難味が感じられるのだが。
 S1にワイドコンバータを着けるという手もある。S1にはレンズ保護のフィルタを噛ませる為のアダプタをつけてあるから、ワイコンだけ買えばいい。でもそうなると、S1の仰々しさが、もはやただ事ではない状況になる。
 市場を見ると、35mm換算で28mm相当からという広角を持つ機種も、いくらかあるようだ。キヤノンとかリコーとかフジとか。問題は、メディアが全てSDだということか。でもまあ、CFの使い回しはD70とS1の間でやってるから、新カメラに対しては結局のところ新しいメモリカードを買わなければならないのだ。だから、SDでもいいか。
 ざっと見比べて、惹かれたのがリコーの機種だった。比較的安いものが多い。特に旧機種のGXとかR1とかいったものがそそる。新機種のGX8は800万画素で、僕の用途には大仰過ぎる。R2は大型の背面液晶に惹かれていたのだが、光学ファインダが無いことに気づいて脱落。あれは白昼の直射日光の下で使うためには、必須のものだ。
 そういうわけで、R1をリファインしたR1vかGXかという情勢だった。どちらも店頭で手に取ったことがある。比較的分かりやすいインタフェースを持っていたと思う。
 どちらかを買うつもりで安値を探っていたら、YahooオークションでGX8が4万円弱で売り出されているのに出くわした。個人が買ったものの、デザインが合わないので放出するとか。しばらく悩んだ。800万画素も要らないことは確かだが、画像サイズは縮小すればいいだけの話だ。R系に較べて明るいレンズを使っているのに惹かれた。GXとの価格差は、これなら1万円程度。なら、入札するか。
 もう締め切り寸前だったので、入札したところ、その値段で落札できた。良かった。後はちゃんと届いてくれるのを待つだけ。
 落札してすぐ、出品者から丁重なメールを受けた。反応はいいみたい。早く欲しかったので、かんたん決裁で支払い、その旨をメールした。かんたん決裁って、小額だと手数料は固定額なのだが、一定額以上になると5%も取るんだな。今まで、安いものしか落札しなかったから、気づかなかった。
 出品者に休みまでに手に入るかなあとメールすると、善処する旨返って来た。週末には届きそうな雰囲気だ。
 実は、僕が最初に買ったデジカメは、リコーの30万画素級のものだった。コダックの100万画素の機種に買い換えるまで、重宝したものだ。内蔵メモリを持っていたり、独自の設計思想が感じられて、使いやすいものだった。GX8はどうだろうか。

2005年6月26日(日曜日)

冷房でダメージ受けました

デジタルカメラ 10:27:00 天気:晴れだよ
 今日も壮大な構想はあったのだが、外の暑さに嫌になり、昼過ぎまでゴロゴロしていた。
 PCでインターネット遭難していたのだが、あまりの暑さに100BASE-Tのハブが高熱を持ち、パケットロスが多発するという体たらく。掘り出して風が当たりやすいようにし、なおかつ今年初めての冷房を入れた。
 そんなに室温は下げない。摂氏28度でとどめる。しかし、薄着のまま風に当たっていたら、やがて冷房症の症状が出てきた。血行が阻害され、偏頭痛が始まったのだ。この室温でかよ。実際は30度近いのだが。冷房に弱くなってきた。
 夕方までゴロゴロしていたが、これは汗を流して新陳代謝を促すのが先決と思い、BD-1でサガミへと走った。No.3店でハブダイナモとコードの接続小物の在庫を聞いたが、無いよということ。取り寄せになるので、時間が掛かりそうだ。やはり、和田サイまで出るしかないか。今から出る気は無いが。
 八王子街道を、昨日とは逆に走り、R246との交点から境川に出て、南下していった。
 例の猫ポイント。今日も若猫が群れている。別に猫好きというわけではなくて、むしろ犬好きなのだが、なぜか犬にはそっぽを向かれ、猫にはまといつかれる難儀な体質の我輩。犬どもはカメラを向けると逃げる性質があるしな。猫は被写体には絶好なのだ。
 小屋の前には、若猫本当の仔猫が、身を寄せ合っていた。この大きい方は、向かって左の目が無いのか、開いて無いのか、不自由しているようだった。おチビさんの方は、綺麗な目の色が印象的。まだ小さな段差も越えられなくて、小屋の辺りをうろつくだけだった。ちょっと目を辺りにやると、サイクリングロードが東名の下を潜るトンネルの辺りに、別の一隊が。
 そういえば、先週見かけたおチビさんはいなかったな。おじさん、ちょっと心配。
 南下しながら、紫陽花を撮り歩いた。いや、自転車の場合は撮り走ったというべきか。反射光を偏光フィルタで抑えられるせいか、前ほど白っぽくなくなってはいるようだ。
 境橋上流側の紫陽花は、そろそろ姥が増えていた。でも下流では、まだ咲き始めのものも多かった。一雨来て、汚れの落ちた綺麗な紫陽花を見たいところだが。
 BD-1は、シート下がり防止にとりあえず着けておいたシートバンドを、モンベルで買った適当なサイズのクイック式に取り替えた。こちらの方が手間は楽だ。しかし、手間は手間なので、もしも効果がそれほどでもないのなら、外した方がいいような気がする。
 帰宅して、ちょっと布団に入っていたら、また頭痛がひどくなってきた。もう、汗を流しまくるしかない。先週に痛い目に遭っていたので、対応は迅速だ。エアコンを切り、汗を流しつつ、しばらく唸っていた。すると、なんとか回復した。この時期は、体調管理が難しい。
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2005年6月21日(火曜日)

30mmくらいのレンズが欲しいのだ

デジタルカメラ 20:05:00 天気:雲行き怪しい
 おもしろレンズ工房シリーズのレンズで楽しく遊んでいるのだが、困ったことに新しいレンズが欲しくなっちゃったよ。このレンズ、制限が多いから、なにかと無いものねだりになりがちになってしまうのである。ニコンの思惑通りに踊る俺様を見よ。
 欲しいのは、気楽に撮れる30mmくらいの明るいレンズ。手持ちのズームレンズが、F3.5からというものばかりなので、夕暮れ時でも明るく撮れそうな30mm、F1.Xくらいのが欲しいのだ。30mmというサイズは、銀塩で言えば50mmくらいに相当するのかな。最近、花を撮り歩いているわけだが、ズームを多用することが多く、かつ寄って撮る場合がほとんどだ。ならそれほどの広角はいらない。しかし時間的に夕方に撮りに行くことが多いので、明るいレンズは欲しい。すると、もうじき出そうなシグマの30mmによだれダラダラになるのである。割とコンパクトなのもいい感じ。特に花を撮るときには、自分で寄れば済むんだから、ズーム要らないよな。
 ツーリング中の記念撮影などでは、逆に広角必須だから、最近流行の10mm級超広角に食指が動く。でも、予算的にどっちかしか買えそうに無い。なら、前者優先だろうな。広角なら一応は18mmからのズームがあるんだから。
 こうしていつの間にかレンズが増えてゆくのだろう。そろそろ簡易保管庫を作っておかないと。
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2005年6月17日(金曜日)

夜の紫陽花

デジタルカメラ 23:12:00 天気:くもり
 夜、帰宅してからすぐ、BD-1のパーツ交換を実施した。といっても、この間取り付けた、リクセンのアタッチメントを外しただけなのだが。これがあればあったで便利なのだが、良く考えると*1セキサイダーがあるんだから、荷物はこっちに載せればいい。両方使えればいいのだが、アタッチメントがバインドの直上にある関係で、アタッチメントに荷物を着けると荷台に荷物が載らない。しかしアタッチメントでピラー下がりを防止しているので、この位置を上げるわけにも行かない。僕の用途には、ちと中途半端だ。
 そこで外すことにした。ピラー下がり防止には、とりあえず手持ちのシートバインダーを使うことにしよう。
 ピラーアタッチメントは、安物のポストシムを介してつけてある。これにスペシャライズドサイズ*2のバインダー*3をつけ、締めておいた。クイック式じゃないのが不便なので、適当に見繕って換えてしまおうと思う。
 試走を兼ねて、中田運動公園の紫陽花を撮りに出かけた。今日はD70にぐぐっとマクロを着けてみた。これで紫陽花を狙うのだが、いやあ難しい。マニュアルフォーカスの夜間撮影ってのは。ファインダーの中でピントを出せているか良く分からないし、距離を読んで置きピンしようにも、このレンズには距離目盛が無い。あっても35mmフルサイズ用なんだから、APSサイズのD70の場合は、微妙に読み替えが必要なはず。結局、モノになったのはクローズアップ写真をいくらかという体たらくだった。これもシャッタースピードが遅すぎて、全体的に白飛びしてるし。とほ。思うに、シャッタースピードをもっと落とさないといかんのかもね。
 BD-1の現況。なかなかカコヨクなってきた。やはり、ピラーを換えると、フォルムが締まって見える。後はピラー下がりが発生しないように祈るよ。

2005年5月29日(日曜日)

境川の春を愛す

デジタルカメラ 22:45:00 天気:上々
 昨日のダメージがたっぷり残り、やはり朝は起きられない。お目覚めは昼過ぎだった。ああ、駄目すぎる。
 身体の節々が痛いが、食材が乏しいので、昼飯を食いに出かけなければならない。
 どうせならと思い、フロントディレイラーが未調整だったMR-4Fを引っ張り出し、調整する。相変わらず、前三枚の調整は難しい。なんとか実用的な範囲に追い込んだが、インナーからミドルに上げる時、レバーアクションがなぜか2ステップになってしまった。実用的には問題はないのだが、気になるようなら再調整することにして、ひとまず終える。
 D70でぐぐっとマクロを使いたくて、境川に出かけることにした。いつもS1を入れているレンズケースにぐぐっとマクロを入れ、D70には久しぶりに18-70を着けた。ぐぐっとを着けたままでは、D70がケースに収まらないのだ。
 MR-4Fを境川に走らせる。途中、湘南台での食事を挟みながら、方々の花を写真に収めてゆく。赤が鮮やかなカーネーション黄色い花などなど、ガード沿いに咲き乱れる花たちをカメラに収めてゆく。しかし、さあて撮るぞと意気込んでいたら、電池が切れ掛かっているではないか。こういう時に限って予備電池を忘れている。まあいい。銀塩写真を撮るつもりで、一枚一枚大切に撮ってみようではないか。
 川べりに沿ってアパートが建っている辺りで、誰かがポピーを養生しているようだ。いつ見ても綺麗に咲いている。そこで、謎のおばさんを目撃。散歩している様子なのだが、時々止まっては手にした鋏で雑草をちょきんとやっている。しかし、雑草を刈っているわけではない。なにしてるのかな。その謎は、帰路明らかになる。
 南端まで走り、休憩所で小休止。やはり、MR-4FはBD-1よりもずっと走りが軽い。こいつなら、昨日のヤビツも、ここまで疲れることは無かったろう。
 このMR-4Fは、ちょっと改造してある。えっ、どこが? シールを全部取っちゃったのである。前に剥がしかけた時、綺麗にはがれそうには思えなかったので、躊躇していた。が、先週ふと試してみると、保護シールと本体の2枚構造になっていることが判明し、本体を直接はがしてゆけば問題ないことがわかったのだ。全部はがし、塗装のはがれもレタッチしておいた。なかなか精悍な感じ。さらに1枚30円のチェーンステーガードも貼ってみたのだが、これは失敗。薄いシールで、接着剤も弱いので、皺が寄ってしまうのだ。本格的なのを買おうな。
 帰路、を目撃。死んだように路面に這いつくばっていたが、やがてするすると草むらに消えた。日向ぼっこだったのかね。
 さっきのおばさんともすれ違う。ん、切って落とされているのは、植物の蔓ばかりじゃないか。つまり、この人は柵に雑草が絡むのを阻止していてくれているのだ。このマイナーなサイクリングロードも、こういう人たちが大切にしていてくれるのだな。ちょっと嬉しかった。
 適度に運動して乳酸を消費したせいか、足の痛みも軽減されたようだ。さわやかに帰宅した。
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2005年5月26日(木曜日)

ご近所散歩。あるいはパンフォーカスの気軽さ

デジタルカメラ 22:06:00 天気:雲が多いな
 散髪も済ませたし、散歩を続けよう。
 出かける前、ふと近所の古道の事を調べていたら、泉区古道散策マップ(PDF)というのを見つけた。そういえば、立場駅前の弁当屋の前に、庚申塔があるんだ。他にも近所で見かけた事がある。庚申塔は江戸時代の民間信仰の名残だ。
 庚申塔に限らず、近所の見どころを探すのも悪くあるまい。
 散髪屋から少し引き返し、消防署分署の前の公園で、ほら見つけた、庚申塔。あっけらかんと、公園の南端に立っている。ここを通る子供たちは、これをなんだと思っているんだろうね。
 さらに北に走ると、この辺の氏神である御霊神社がある。鳥居をくぐると、小さな池があって、さらに進むと石段があり、広場と本社がある。この広場でお祭りを開いているのだろう。
 石段を上がりきった両脇に、大きな木が並んでいる。狛犬共々、境内を守っているかのようだ。
 さっきの池は、どうも境川の支流の一つ、宇田川の源泉になっているらしい。そんな方面に流れてるのか。
 神社を出て、西に向かうと、ちょっと高台になる。少し開けた農地から見渡すと、イトーヨーカドーが遠くに見え、丹沢の山塊も見えた。たぶん、富士山も見えるだろう。こんなに見晴らしがいいとはね。
 宅地開発が進む小さな林に、小さなお社を発見。意外に手入れされているようで、鳥居もピカピカしていた。
 中田運動公園の北方をうろつき、富士山が見えないか探してみたが、雲が多くて無理だった。その代わり、こんな可愛らしい光景が。
 さらに中田中の裏手に回り、空き地で咲き乱れる花たちを見つけた。誰かがさりげなく養生しているのだろうか。
 日も暮れかけてきたので帰宅。トレンクルは、こういう用途では嵌まるなあ。
 ところで、今日の写真はD70におもしろレンズ工房のぎょぎょっと20を着けて撮った。最近、またおもレンで遊んでいるのだが、意外にも一番使いでの無さそうなこの20mmが、一番面白そうだと感じるようになった。
 一つはパンフォーカスであること。ピントを考える必要が無いので、気楽に撮るには向いてる。少なくとも、ピンボケで泣くことは無い。もう一つは、物凄く歪むレンズだということだ。なにせ元々が『魚眼風レンズ』という売りなので、歪曲がわざと残されているのだ。というか、20mmの超広角を低価格で実現するために、手の込んだ補正は一切してないからだろうけど。おかげで、前出の御霊神社の境内や木、小さな社などを見ると、天地、左右共に大きく傾いているのが分かる。笑っちゃうくらいの歪み方だ。だが、その結果、なにか不可思議な迫力が出ているとはいえないだろうか。えっ、いえませんかそうですか。まあともあれ、異界感が醸し出されているように、僕には思えるのだが。例えばお社の写真なんか、妙に迫ってくる感じはしないだろうか。なんだか、そこに嵌まってしまったのだ。
 20mmでこういう映りということは、シグマから出る10-20mmなんぞ、どういう見え方になるんだろうね。人間の視覚範囲を越えているだろう。逆に構図を作るのが、大変なレンズなのかもしれない。だが、こういう異界感をより醸し出せるというのなら、ちょっと手を出してしまいそうな予感もある。意外に安いみたいだしな。
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