Strange Days

2011年05月05日(木曜日)

宍道湖北岸を回ってから帰宅

21時02分 天気:晴れ続きだ

 今日は広島に帰る。
 当初は石見銀山遺跡だの境港だのといった案が出たのだが、母が疲労気味なので軽くあちこち回ってから帰ることに。
 まずは松江フォーゲルパーク。名前だけは何度も見ていたが、入ったのは初めて。高所に展望台があるのを知っていたが、それはここの一部だった。いきなりずらっと並んだ飼育室で迎えてくれるのは、様々な種類のフクロウ、ミミズクたち。こんなにたくさんの猛禽類を見たのは生まれて初めてで、否が応にも期待が高まる。ここは結構当たりではなかろうか。
 長いエスカレーターで高所の展望台に。母は膝が悪いので、こういう配慮は助かる。非常に見晴らしが良かった。
 園内はいくつもの大温室で構成されている。そうした室内には、熱帯っぽい鮮やかな色彩の鳥たちが放し飼いにされている。大型の鳥を肩に乗せて記念写真、というサービスもあった。
 かなり降りた部屋で、数種類の猛禽類を使ったショーが。飼育員の指示通りに部屋の対面から飛んで来るといった簡単なデモだが、餌で釣らないと飛んでくれない場合もあって笑わせてくれる。大型の猛禽が頭上を飛び過ぎてゆくのにはワクワクさせられる。
 ここでバイキング形式の昼食を取る。大人数を捌くにはこれしかなかろう。意外に充実していた。最近はバイキングとはいえ、バカには出来ぬ。
 次に、北西岸に立つ水族館ゴビウスを訪った。以前、宍道湖北西から出雲市方面にグダグダと走った時、見えていた施設だ。ここも結構充実している。特に汽水域のお魚が多い。
 それから、行きとは少し違えた道を走って実家に。次兄一家は広島にとんぼ返りだ。お疲れ様。
 母は疲れたようだが、楽しかったようで、口数も元に戻ってきている。去年会社をやめて、あまり出歩かなくなったのを心配していたのだが、多少なりとも気晴らしになってよかった。

2011年05月04日(水曜日)

今日は出雲大社に

23時12分 天気:晴れ続き

 この旅のメインイベントは、出雲大社の参拝だ。朝食後にホテルを出て、宍道湖北岸を走る。途中、名前だけは知っていた、松江イングリッシュガーデンに立ち寄った。ここは元々第3セクターのティファニー美術館と併設されていたが、美術館が閉館されて、ここだけが残ったもの。なんだかラピュタっぽいディスプレイが迎えてくれる。中は英国式庭園を中心にした空間だが、なにやら荷物を抱えた人々が続々とやってきて、ボランティアベースでそれなりに運営されている雰囲気もある。もっとショボイ場所を想像していたのだが、のんびり半日くらい過ごすのもいいかも知れないと思った。
 さて出雲大社。車で島根ワイナリーを通過してしばらくすると、無料駐車場への誘導員が目立つようになる。これはヤバいねと兄は車をそれらの一つに入れ、残りを歩いた。博物館前くらいから、駐車場入を待つ車の列がズラッと並んでいる。遠くに入れて正解だった。ただ母は昨日で結構疲れたようなので、ゆっくり歩いて神社の境内に入った。
 境内は、今まで見たことがないくらいの人出だった。なにやら神楽をやっていたが、端午の節句と関係あるのだろうか。体型や身軽さから見て、中の人は子供と思えた。
 参拝を済ませ、神社西の出雲観光センター隣、食事処いずもで昼食。ぜんざい出雲そばを頼む。いかにも観光食堂然とした店構えに、なにも期待していなかったのだが、驚いた。蕎麦が旨い。初めて、出雲そばを旨いと思った。香り高く、歯ごたえもしゃきっとしている。舐めててゴメン。
 その後、博物館も襲う。母はしんどそうだったので、ロビーで待っていてもらった。いつもながら、時間的に駆け足で見ざるをえないのが残念な場所だ。
 帰路、島根ワイナリーに立ち寄り、土産物を買う。母は近所に配る土産物を物色。
 松江に戻り、島根県立美術館で夕陽を見送った。ここ数日の黄砂の凄さに諦めていたのだが、意外に健闘してくれた。
 夕食は、別の店を探したが空きがなく、結局昨日の店に。便利な店だ。

2011年05月03日(火曜日)

松江~出雲大社ノンビリ旅

23時42分 天気:晴れだな

 久しぶりに家族で旅行行こうぜという話になり、実家の老母、長兄、そして次兄夫婦と姪二人とで松江に向かった。足は次兄の車。
 交通渋滞が心配されたが、予想よりは捗り、一度広島東に出てから、三次、庄原と抜け、おろちループに至った。ここで昼食。僕はヨモギのパスタを食す。生麺では無いが、意外に爽やかな食感で満足度が高い。
 ちょうどトロッコ電車が通過中だった。鉄橋の近くなどで停車して、サービス精神旺盛に感じた。
 松江には15:00前に到着。まずホテルにチェックインしてしまう。それから、松江城方面にそぞろ歩き。母は膝を痛めているので、歩きはやや心配だった。昭和一桁で、姪たちの早足に無理に合わせようとするので、心配だ。わざとゆっくり歩いて、全体のペースを落とさせる。
 カラコロ広場こと旧日銀松江支店に立ち寄った。実は地下に金庫跡があり、見学できるのだ。ドアのメカが凄い。
 松江城内に入る。出店が多く、賑わっている。城内は意外にアップダウンがあり、母にはつらそうだ。なので、城の東にある資料館で待っててもらうことにし、残りの者は城の西に出て、小泉八雲資料館、旧家、武家屋敷と見て回った。その後、資料館で合流し、ホテルに戻った。
 夜は松江の街に繰り出し、かの肉うどんの店で夕食を取った。姪二人は食欲旺盛。来年はそれぞれ受験なので、こんな風に旅行する事は出来そうにない。
 その後、旧日銀対面の喫茶店で珈琲を飲み、ホテルに戻った。35年ぶりくらいの家族旅行。気楽でいいもんだ、