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Strange Days
2013年04月30日(火曜日)
22時55分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:概ね雨
ここまで晴天に恵まれてきたが、今日は雨だ。まあ、数時間で上がる予報だし、と思って走りだしたのだが、案に相違して終日湿っぽい天気になった。
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2013年04月29日(月曜日)
22時21分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:晴れ
今日からが本番中の本番。仁淀川の上流域から下り、中流域のダム湖畔へと向かう。急傾斜を登り始めるやいなや、SatRDayでの登坂の問題が現れた。
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2013年04月28日(日曜日)
23時20分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:佳きかな
さて、いよいよ本番。今日はしまなみを走るだけだが、しかしSatRDayの輪行という、いささか頭の痛い仕事も待っている。
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2013年04月27日(土曜日)
今日は移動日のつもりだった。当初は広島経由で呉に戻り、実家に泊まるつもりだったが、そうすると本番初日は早起きしなければならない。ちょっと嫌だったので、尾道宿泊を選んだ。
朝は6:00に起床。5時起きだとか、最悪は3時半起きだとか言った事態が多かったことを思うと、ぬるくてゆっくりな朝だ。
荷物は前日にまとめておいたので、OrtliebのVarioに詰める。ヘルメットはちょっと迷う。折りたたみのDahonのPangoならば、おそらくは中に詰めることも可能だろう。しかし、こいつは重い。リカンベントは首への負荷が掛かるので、軽いものをかぶりたい。結局、BELLの中級ヘルメットを持って行くことにした。
地下鉄で新横浜に出て、そこから新幹線で岡山に、岡山からは在来線で尾道に出た。ちょうど昼時だったが、いつもの尾道は人も少ないので、漠然と商店街のお好み焼き屋にでも入るつもりだった。ところが、改札を出るやいなや、
この有様。尾道みなと祭りという催しがあるらしい。しまった、身動き取れないかも。
ともあれ、そのみなと祭を楽しむつもりになった。
踊りのパレードがあったので、しばし見物。企業やらサークルやら学校やらが次々に登場し、賑やかなものだ。
さてもお腹が空いたもの。待てよ、この辺がこの賑わいなら、あの辺は意外に空いてるかも。というわけで、つたふじを襲うと、やはり4人くらいしか店外に待ってなかった。入って、
尾道ラーメンにありつく。実のところ、それほどうまいと思ったことがないのだが、なぜか病み付きになるのがラーメンというもの。
アーケード街には、
ずらりと露天が並んでいる。
千光寺方面に歩く。今日は、しまなみ縦走の時と逆に、千光寺から山頂に登る。ちょうど
山陽本線の電車が通過したので、連射で最適なのをピックアップ。
呉もこうだから見慣れているとはいえ、やはり
階段の連続は、ある種の覚悟を促すものだな。
この辺には、野良猫が本当に多い。
猫だまりでパチリ。
階段を登ってゆくと、次第に尾道水道の全景が目に入ってくる。振り返って、重文の
天寧寺三重塔越しに、尾道大橋を見る。
千光寺は人出が多く、数多くの参拝者とすれ違った。そう、なぜか降りてくる人ばかりなのだ。別に巡回経路があるわけじゃないよな。
登頂し、展望台の脇にある店で、
さくらソフトを買う。爽やかだ。
しまなみ縦走時には、桜の時期に少しだけ届かなかったが、今は流石に一輪も残ってない。代わりに、
芝桜が迎えてくれた。
躑躅も見頃だ。
かの
尾道城を通過し、また
山陽本線に遭遇しながら、今日の宿のアルファーワンにチェックインした。まずはSatRDayを組み立てる。無事に走れそうだ。
日の暮れた繁華街に向かい、しばし彷徨いた後で、お好み焼き屋の玉扇に入った。ここ、以前にSatRDayを連れてきた時にも入ったな。お好み焼きが出てくるのに、妙に時間がかかり、店員から小エビの揚げ物の『気持ち』が出てきた。ビールが終わりそうなくらいに時間を要したからな。
ホテルに戻り、明日からの行程を考えつつ就眠。
2013年04月23日(火曜日)
旅行時の荷物を見積り始める。
今回の旅では、一応は1日おきに確実に洗濯の機会はあるのだが、故障その他の可能性があるので3日分(つまり2日分の予備+着衣1日分)の衣服を持ってゆく。基本は上下とも半袖短パンのサイクルウェアを用い、腕は長袖Tシャツで、膝以下はレッグガードで覆う。
電子機器は長丁場なので軽量快速のLavie Zを持ってゆく。後はNexus 7とACRO S、au回線がほしいのでINFOBAR C01、携帯電話のG'z Type-Xと、モバイルルータを持ち出す。データ通信の主力に用いている、IIJmioの回線は、ドコモプラスエリアには未対応らしく、山中では意外なくらい空白域が多い。その点、au網は頼りにできる。まあ、最後の守りだな。
気がかりなのが、四万十で泊まるコテージ。ここ、基本は自前で調理なので、もしも近所の店で調達できないならば、もはや如何ともし難い。なので、最低限の調理を可能とするべく、火器を持ってゆこう。融通の利かないJETBOILじゃなくて、チタンクックセットとプリムスのマイクロバーナーの組み合わせで行くつもりだ。野良喫茶するのにも使えるし。
ということで、往復を新幹線にしたのは正解だったな。空路では火器を持ち運べない。とはいえ、自転車はトラベルケースで輸送するので、そっちに詰める手もあるのだが。
2013年04月14日(日曜日)
13時54分
旅 , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:好天続く
2日目は、灘方面に走るという。多少の坂はあるかという見込みだったが……。
そんなわけで、また新大阪駅に集合し、走りだした。今日は、昨日とはほぼ逆方面。伊丹方面に抜け、そこから灘へと走るらしい。といっても、土地鑑の全くない拙者、必死について行くだけであった。
今日も
川沿いに走るのだが、賑やかな市街地、河口寄りの風景とは、ちと違う。ほのぼのするような、川沿いの土手道を往く。
走行中、
川向うにジェット機が離着陸するのを目撃。伊丹空港だった。
上方は、さすが経済の中心地だっただけあって、幾筋もの街道と行き会った。
これは多田街道。
灘との中間くらいかなという辺りで、今から『ちょっと』坂に登るという。そこでお昼にするというので、スーパーで買物。ちょうど
電車が鉄橋を通るところだったので、鉄な人々は大喜びだ。
さて、ここから兜山という山に向かって登る。その裾野を撫でるようなコースなのだが、いきなり傾斜がすごい。住宅街なのに、この辺の人たちは車でしか移動しないのか? この坂はBromptonでは登りきれまいと思い返し、つくづく抜かりなく、激坂対応ポケロケで来てよかったと思った。そうして、ヘコヘコと登っていたのだが。
三井氏が、実に嬉しそうに拙者共の苦悶ぶりを眺めつつ先導してきた先が、
これだよ。うきゃー! 斜度15~20%の、しかも直線の坂。ダメだ。心が折れ、遂に僕も押し歩きに。
一坂越え、どうやら公園内に入った模様。えらい大雑把な公園案内図を見るに、なんとなくもう上りはない模様。三井のアニキに聞いても、『たぶん、あまり上りはないはず』という。後で思うに、この時笑いを噛み殺していたのであろうか。
昼食場所へと"下って"行ったのだが、おかしいな。全然下らないし。むしろ上りが多いんとちゃうか? 何か騙された気がしつつ、ついていった。まったく、自転車乗りに『坂はないですよね』なんて聞いても、ダマされるだけで無駄なのである。
もう坂はコリゴリという声を聞きつつ、昼食場所は
神呪寺。真言の寺なんだろう。真言宗ってのは、やたら呪術的な色彩を帯びているものだ。桜の名残が感じられて、風流な眺めであった。
海沿いに出て、
幕末の砲台跡を眺め、またしてもえらい橋を渡る。まあ、概ね坂だな。なんぞ走り系のイベントがあったようで、
沢山のランナーと行き会った。
最後は灘に来て、南東に固まっている、高名な菊正宗などの酒造を訪ねた。3軒くらい行ったうちの、
菊正宗酒造記念館。全国区で知られた酒蔵なので、見学施設もきっちり整っていた。ここで試飲して、気に入った梅酒とにごり酒を買う。
きっちり試飲したので、近くの都市交通システムの駅まで押し、ここで輪行準備をして、住吉駅で早めの夕食をとってから、新幹線で帰宅した。
充実した大阪行でありました。自転車の旅には、やはりサプライズが欠かせ無いなと思った。まあ、穏当な線でお願いしたいものだが。
2013年04月13日(土曜日)
23時12分
旅 , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:まあいい天気だこと
そんなわけで、三井のアニキに遊んでいただくべく、大阪までやってきた。
朝二くらいの新幹線で新大阪に出ると、既に三井氏とKimrin姐さんが、程なく長岡氏と戸田のおやぢ殿が来寇。おやぢ殿は、このところは関西方面に駐屯せられておるようだ。
さて、今日は三井氏の案内で、大阪周辺をうろつく。『ゆるいポタです』というニュアンスのことを言われていたのだが、抜かりなくポケロケを持ってきていた。自転車乗りは、概ね嘘つきだからだ。
さて、大都市は概ねそういうものだが、大阪は東京並に川の街だ。少し走ると川に当たり、橋がある。今日も
川沿いを走っては、
橋を渡るという行程が多かった。この橋は鉄路と人道が併走する共用橋なのだが、近々鉄路複線化に伴い、人道は撤去されるのだそうな。
好天に恵まれ、川沿いを走っていると、頭上を
パラモーターがゆっくり追い抜いていった。離着できる場所があるようだ。
大阪の水辺には、思ったより広い
公園が沿っていた。
しばし走ると、対岸に趣のある建物と並木が現れる。これが
造幣局の桜の通り抜けとのことだった。案内板の古地図によると、この辺のかなり広い一帯が、造幣局の縄張りだったようだ。金を扱う役所だから、金あるよな。ソメイヨシノはとっくに完了状態だが、遅咲きの
八重桜はまだ随所に咲きそろっている。
今日のメインディッシュの
大阪城。結構驚いたのが、大阪城周辺をうろつく間、日本語が耳に入ることが稀なことだった。ほとんどが外国からの観光客のように思えた。
大阪城を抜け、昼食タイムは、三井氏がリストアップされていた
お好み焼き屋。粉モンのカロリーは、運動で消費せねば。
昼食後は、川を下っていった。
市場を通り、土手の走りやすい道を通り、やがて河口沿いに走り始める。なにやら行く手に見え始めた
派手な建物。をを、これがUSJかなどとほざいていたが、もちろんそうじゃなくて、ゴミ焼却場なんだとか。殺伐とした灰色のコンクリート建造物を何とかしたいという気持ち、痛いほどわかるぞ。しかし、方々のオスマン建築っぽい金の玉、思い留まるべきだったのではなかろうか。
次のメインディッシュが、高名な天保山への登山だ。
公園の展望台っぽいところに登り、山頂はどこよとなどとほざいていたが、もっと海寄りにあったようだ。しかし、間近を通過したのに気づかなかったくらいの低さ。
今日はぬるいポタじゃのお、などと呑気に構えていたら、来ましたよ、坂が。
えらい橋を登らされる。島根は境港への橋を登った時も、こんな狂気の代物を建てるのは山陰の人間だけだ、などと山陽人らしく憎まれ口を叩いたものだ。しかし、大阪人もそうか。どえらいアーチ橋、近代太鼓橋だ。船を通しつつ、車も人もとなると、こういう狂気じみた光景になるのな。
それから、渡船を2つ。いずれも市営の、市道扱いのものなので、無料だ。最初の渡船から見た、
橋の眺め。
なにやら
チンチン電車を見に行った。この後で、持っていったNikon 1 J3+10mmの操作を間違え、動画モードにしてしまったので、電車の写真はこれだけ。J3は軽くて扱いやすいのだが、モードダイヤルがあまりに回りやすくて、気をつけないと別モードに入っているので要注意だ。
最後は
新世界に連行され、串かつ。ドロ系のソースが、やや下品だがビールに合う。
ビールを入れたので、当然ながら近くの地下鉄駅まで押し歩きだ。振り向いて、
夜の通天閣タワー。
輪行で、今夜の宿に入った。非常に楽しめたな。しかし、最後の狂気橋の連続は、やはり三井氏のツーリングは油断ならんと思い返させた。
2013年04月10日(水曜日)
21時09分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行検討 )
天気:晴れの範疇
忙しいな。ぶっといプロジェクトが一段落すると、細かな有象無象が湧いて出る感じだ。やるべきことは増え、人手は増えない。要するに、見えにくい形で人減らしが進行しているということだ。俺も後10年ちょっと逃げきれるかな。
さて、忙しい時には旅を妄想する。去年行きそびれた、伊豆大島のキャンプツーリングを妄想している。別にわざわざキャンプしなくていいんだけど、宿が素泊まり1万円からとか、お一人様お断りとか、アホみたいなところしか見つからなくて、それくらいならキャンプだなと思い立ったわけだ。
伊豆大島には、ざっと調べた限りトウシキキャンプ場と、ふるさと村キャンプ場と、2つのキャンプ場があるようだ。その他、ホテルの付属施設や野良キャンプ可能なポイントはありそうだが、それなりに整備されているキャンプ場は、前に挙げた2箇所の模様。で、この内のトウシキキャンプ場を狙っている。
このキャンプ場は、島内唯一、南端部に位置する。おかげで、島北方からは直ぐ目の前に見える本土の邪魔もなく、ひたすら海と空とに向き合う素晴らしい眺めを得られるらしい。そして無料。しかし整備が行き届いた、評判の良いキャンプ場だ。
難点は、なんといっても南端にあるので、港や空港のある北からは、大島周回道路を半周しなければならない点だ。しかし、もう一つのふるさと村が、周回道路を三原山に向けてやや登った場所にあるのに対し、ここは比較的低地なので、北から反時計回りに走れば、比較的起伏に遇わないで済みそうだ。重いキャンプ道具を持っての移動を考えると、これは利点になる。
ということで、一度、ふらっと行ってきたい。ソロキャンプだと盗難は心配だが、まあ金目の物だけ持って、かさばるものや重いものはテントに置いて出るしかあるまい。
5月か、6月だな。
2013年04月02日(火曜日)
この4月末からの連休、実家の家族一同で旅行するつもりだった。しかし事情が変わり、お流れとなってしまった。そこで、例年のように一人旅することにする。
急な立案だが、以前から考えていた案があった。それは、四国南部川巡りだ。
四国は石鎚山から南へと、NHKスペシャルで有名になった清流、仁淀川が流れている。この川は、実は四国カルスト登坂時に通過していた、久万高原町を南北に流れているのだ。そこで、四国カルスト登坂時に落出まで乗っていたバスを、久万高原で途中下車し、そこから仁淀川の源流、面河渓に向かってできるだけ登り、下ってゆくのだ。
仁淀川だけでは、おそらく2日あれば下りきってしまう。そこで、後半は大河四万十に繋げてしまうのだ。
ざっと行程を上げてゆくと、初日は4/28でしまなみ海道を走って松山泊。前日に帰省するかもしれない。
4/29は松山駅前からのバスで久万高原に降り、面河渓に向かってできるだけ登って下りはじめ、大渡ダム近くの仁淀町観光センターに宿泊する。
4/30は大渡ダムより下流に下り、出来れば河口まで。しかし途中で飽きたら予土線で高知に出て、高知観光するかも。高知駅近くに泊。
5/1には輪行、あるいは自走で須崎に向かい、そこから四万十川源流域の不入山へと向かう。出来れば、この日のうちに源流域まで遡るつもり。四万十源流センターせいらんの家に泊。
5/2は四万十川を下ってゆく。以前は素直に下ってしまったので、今回は食を含めた見どころを拾ってゆきたい。江川崎のバンガロー広場ゆうゆうに泊。夕食どうするかな。
5/3は四万十の河口まで下る。翌日の行動を考え、泊地は宿毛。
そして5/4に陸路で横浜に帰還。
とりあえず宿は抑えた。交通機関も陸路ならば問題なかろう。というわけで、意外にあっさりと決めたのであった。楽しい旅になってくれよ。