Strange Days

2013年06月17日(月曜日)

7月に諏訪聖地巡礼

23時07分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもり(湿度高)

 7月13から15日、アテにしていた南会津のイベントが無くなった。うーむ、代わりにどこか行くか。
 その辺りは、前に出雲行を計画していたのだが、その後に前後がビッグイベントにがっちり挟まれ、3日こっきりしか休めなくなってしまった。代わりにと思っていた前記イベントが、この状況だ。
 3日で行けるというと、去年キャンセルした諏訪行がある。よし、諏訪大社聖地巡礼*1だ。
 主目的は、ロリロリしい祟り神を拝みに行くことではなくて*2、麦草峠の登坂だ。
 かれこれ11年近く前に登った時は、こんな苦行があるのかというくらい苦しく、登り切ったものの数々の醜態を晒す暗黒の記憶だけが残った。今回は、その屈辱戦だ。汚名挽回を、名誉返上を目指すのだ*3。エンジンは、当時よりもむしろ衰えてはいるだろう。だが、自転車は軽量坂スペシャルのポケロケと、当時使ったMR-4Fよりも坂向きにチェーンしたMR-4Rがある。なによりも、いくつもの坂越えを経て、経験値が大きく上昇しているのだ。たかが麦草峠ごときに遅れを取るわけが……だといいなあ。
 とにかく、横浜から諏訪まで経由する素敵特急と、宿の予約を入れておいた。今回は一人旅だし、のんびり登ることにしよう。登り切れたらだけどな。

2013年06月16日(日曜日)

摩周湖、屈斜路湖

22時50分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:あっちは快晴

 一夜明けた北海道東部は、昨日の雨上がりを思い出させるような、すこぶる付きの快晴だった。
 さて、今日は摩周湖と屈斜路湖を走りたい。のだが、なにせ摩周湖は標高が高い。第1展望台で550m超だ。泊地の標高が110m弱なので、ざっと400m以上登る。登れないわけではないが、なにせ時間が無い。今日は14:20中標津で帰るので、それまでには空港にいなければならない。
 そこで作戦。まず、摩周駅から摩周湖の第1展望台まで、タクシーで登るのだ。それから摩周湖、屈斜路湖と回ってから、また摩周駅に戻り、そこでまたタクシーを使って、中標津空港に向かうのだ。これにより、ここでの滞在時間を最大化できる。
 まず、ホテルを出て、釧路川沿いに出る。サイクリングロード的なものがあって、気持ちよい道だ。
 摩周駅に出ると、折良く客待ちのタクシーが居たので、摩周湖まで送ってもらう。ついでに帰路も、摩周駅から乗せてもらうことにする。
 摩周湖第1展望台からの眺め。まるで鏡のような湖面だ。この日は風が弱く、適度に雲もあったので、空色の湖面に浮かぶ、白い雲たちという絶景を堪能できた。この第1展望台には、バスも停まれる大きな駐車場があったので、観光客が非常に多かった。耳には、韓国語も届いていたので、海外からの観光客も多そうだ。
 さらに北に進む。この摩周湖畔からは、低い屈斜路を見渡すことも出来る。
 進んでゆくと、今度は第3展望台がある。ここからだと、摩周湖の北半分全域をも見渡すことが出来るので、第1展望台よりも見渡しは良い。断崖絶壁から、遙かな湖底へと落ち込んでゆく、いささか恐怖心を煽るような深い眺めも堪能できる。それにしても、鏡のような湖面だ。
 さらに進んでゆくと、こば氏が道ばたに小径を発見。登ってみると、ここからもなかなかの眺め。後でタクシーの運ちゃんに聞いたところ、昔存在した第2展望台の名残では無いかとのこと。
 道は、川湯温泉へと 一気に下る。ここも北海道らしい、いかにも原野を抜ける道らしい、まっすぐの道だ。
 少し走ると川湯温泉駅。木造のクラシックな建物だ。向かって右手には足湯があり、一方駅舎の中は喫茶室になっている。
 駅からは北西、国道を外れて屈斜路湖畔に向かう道の途中に、川湯汚染があるのだが、その真南辺りにあるのが硫黄山だ。この硫黄臭、たぶんあるに違いないと思ってら、やはりレストハウスにあったよ、温泉卵。買わなかったけどな。
 なかなか栄えている川湯温泉を通過し、しばし進むと、ようやく屈斜路湖畔に出る。最初のうちは、道がやや湖畔を離れているので、なかなか湖面が見えない。しかし、ようやく湖畔に出た。思ったほどきれいな水じゃ無いが、中島の辺りまで行くと、それはそれはきれいなんだとか。
 少し進むと、砂湯温泉という場所に出る。その名の通り、湖畔の砂を掘ると、温泉が湧いてくるのだ。やってみたが、たしかに湖水よりも熱い湯が湧いてきた。
 そして、ここで遂に、この旅最大の目的*1に邂逅した。クッシーだ! 池田湖のイッシーを捕獲*2した以上、ここもそうせざるをえないのだ。それがムー民の宿命*3
 クッシーを捕獲した以上、もうここに用はない*4。周辺の湿原に目を留めつつ、行き止まり道を力技で乗り越えたりしながら走り続けると、最終的には南端にある釧路川の始点に到達する。鱒らしき魚が多量に群れているのが楽しかった。
 ここからは、R243、通称パイロット国道を走って弟子屈に戻るのだが、この道が一筋縄じゃない。ダラダラとしたアップダウンが続き、しかも逆風。途中でこば氏とはぐれた拙者、タクシーに回ってもらった朝のホテルに戻るまで、袋小路で迷ったりしたが、なんとかたどり着いた。そしてタクシーを飛ばし、帰りの便にも難なく間に合った。バタバタしながら羽田に戻り、こば氏と飯を食いつつ反省会を開いてから帰宅した。
 いやあ、摩周湖の綺麗なことったら。今度は、自分の足で登りたいものだ。

2013年06月15日(土曜日)

中標津~弟子屈を走る

22時39分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:雨続いた

 こば氏に誘われて、摩周周辺のツーリングに出かけた。
 飛び先の中標津空港は、ANAの路線が1往復/日だけのローカル空港だ。昼過ぎの到着なので、朝は結構ゆっくりと出発し、空港でこば氏と落ち合った。
 中標津空港は、雨の真っ最中。仕方ねえなあとばかりに雨支度をして、内陸の弟子屈へと走りだした。こういうシチュエーションでは、Bromptonは最強だ。ミシュランのポンチョを羽織るだけで、雨もさしたる苦ではなくなる。
 中標津空港の近辺を離れると、もう家屋はまばらになる。しかし、道中には妙なものが目に入る。謎の鮭の頭。いったい、儂らになにを訴えようというのだ。
 北海道らしい、ひたすら真っすぐで、微妙に嫌なアップダウンのあるを走ってゆくと、こういうものとも遭遇する。これはまあ、訴えたいことは単刀直入だな。何のために訴えてるんだと言いたくなるが。
 ちょっとした集落にあるガソリンスタンドで、小休止。暖かな時期なので、雨の中とてもつらくはない。
 走るほどに、北方の空に晴れ間が見え、それが広がり始める。のだが、我々の頭上には雨雲が居座っており、相変わらずに結構な雨が降り続いている。明るい方に向かっているのが救いだ。
 小高い丘に立った時、南方に虹が立つのが見えた。今日は雨を警戒して、オリンパスTG-1を持ってきていたのだが、F値の小さなレンズは使えるシチュエーションが広く、便利だ。
 この丘からの眺めもよい。
 走り続け、最終的には摩周駅に到着する。以前は、ここから中標津~根室方面へと、路線が延びていたようだ。
 宿は、摩周駅に程近い、ニュー子宝というすごい名前のホテル。まあ普通の観光ホテルなのだが、設備が古くて、網戸から侵入する虫に苦労した。
 食事は期待してなかったが、そこそこのものが出された。
 明日は晴れそうなので、ちゃんと観光するぞい。

2013年06月10日(月曜日)

隠岐の島行動計画を精査する

22時01分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもり(湿っぽい)

 再度、隠岐の島行動計画を練り直す。
 現地入りは8/11のうち。朝一のサンライズ出雲で雲州入りするが、朝早いうちのフェリーには到底間に合わず、フェリーを選ぶとすれば次は境港14:25~西郷18:30の便。なかなか中途半端な時間で、これでは出雲大社に寄るのも大変だ。
 すると、境港11:40~西郷13:07の高速船が浮かび上がる。のだが、これは難点があって、手荷物のサイズが制限されてしまう。自転車輪行は不可能だ。
 こうなると、打つ手は一つ。Bikefriday必殺の、トラベルケース直送だ。幸い、隠岐の島とて、クロネコならば本土と変わらない料金で請け負ってくれる。うむ、身軽にできるし、そうするか。
 そうなると、この日は半日程度しか使えないので、島後は西郷周辺の散策くらいしか出来そうにない。
 本格的な島後の放浪に2日*1、島前の訪問に、フェリー主体で1日くらいだろうか。
 そうして中3日を観光に費やしてから、翌日に本土に戻る。
 そういう皮算用をすると、11~15を隠岐観光に費やすので、実家に戻る日をずらさねばならない。幸い、出雲市から広島に繋ぐバスが出ているので、あまり苦労せずに戻れそうだ。
 そういうわけで、とりあえず宿を4泊に調整する電話をかけておいた*2
 隠岐の島には、どうせならSatRDayを持ってゆくかな。

2013年06月07日(金曜日)

(続)隠岐に行くぞ

23時39分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 検討を続ける。
 初日、松江経由で隠岐の島に渡るわけだが、実は松江は松江でも、美保関半島の北側にある港から出航するということだ。となると、この便は9:30くらいに出てしまうので、サンライズ出雲で雲州入りすると間に合わない。
 まあ、間に合わなくてもいいか。初日は、出雲大社に詣でてから、隠岐の島に渡るというのはどうだろう。隠岐の島では、島前島後を結ぶフェリーが、結構あるので、全島に足を運ぶのも、それほど難しくはないだろう。
 とりあえず、宿を取っておいた。真夏の糞暑い中、孤島をうろつくのも良かろうと思う。