Strange Days

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2006年4月11日(火曜日)

八丈島計画(4/11版)

12:59:54 天気:くもり
 現時点での参加者。Asakoさん、三井さん、こばさん、竹本の4名。色気を見せている向きも数名。
 参加確定者4名の往復旅券の手配は完了。まだ復路の航空券は間に合うか。ダメでも船便あり。
 宿候補は前掲シャルムハウス。その他のホテル、民宿も調査中。3泊とも同じ宿にする予定。
 初日ルートは、八丈富士方面に。登龍峠方面は、底土からは厳しすぎると判明*1。翌日は三原山周辺に。三日目は終日探検ツアーはどうか。最終日は船便で帰る場合を考慮し*2、あまり大きなイベントは入れない。温泉めぐりとおいしそうな景観を拾って回る程度がいいのでは。
 三日目の探検ツアーはこばさんがまとめてくださるということですが、早急に決める必要は無いでしょう*3
 今のところ、宿が問題ですが、これは来月にでも決めればいいと思ってます。
 ということで、参加検討中の向きも、もう少し余裕があると思いますので、じっくり検討してください。でも、八丈島に行く機会なんて、そうは無いよ。

 

2006年4月10日(月曜日)

八丈島の宿

10:48:37 天気:くもり
 検索していてビビッと来ました。シャルムハウス*1ってどうよ?
 料金が激安*2、焼酎飲み放題、無料レンタカーあり*3と、至れり尽くせりだ。コインランドリーありという情報も、ポイントが高い。トイレが共同だとか、ふつうのホテルには備え付けの歯ブラシ、浴衣の類が無いとか、あまり気にならない部分が一応の弱点だ。
 綺麗な部屋が欲しいならなんちゃらホテル、食事重視なら民宿の類を選ぶことになるでしょう。とりあえずの第一候補にどうでしょう?

 書き忘れてたけど、6/10朝一の便、旅割で無事に取れました。

2006年4月07日(金曜日)

八丈島の温泉

11:04:36 天気:くもり
 八丈島の温泉マップを見ていて気付いたのだが*1。ここの温泉は、三原山の周囲に点在しているんだな。ということは、八丈富士、三原山それぞれの周辺に一日をかけるという計画だと、八丈富士編の日には温泉抜きということだ。八丈富士には牧場くらいしかないので、ヒルクライムを込みでも半日で片がついてしまう。逆に三原山側は坂上地区の名の通り高地にあり、かつ古くからの集落も多いので、見所も多そうだ。温泉込みだと十分一日過ごせてしまう。
 最初の日、どうせ日没は遅いので、まず八丈富士に登るかな。そして2日目に三原山周辺で温泉、古跡巡り。ちなみに、2日目の昼食場所は、いそざきえんなんかどうか?
 三日目はどうしようか。洞窟ツアーなどもある。9:00~17:00で昼食つきなのでうってつけなのだが、最大6名というのがネックになるかも。
 最終日は空港に16:30くらいでいいだろう。時間が余りそう。なので、初日は三原山の登龍峠方面を徘徊することにして、2日目は逆から一周、そしてこの最終日に八丈富士というのがいいかな。後は行きそびれた所を拾い、さらにはアンコール程度で。
 夕食は宿でもいいかと思う。八丈島の店じまいは早いみたいなので。昼食場所を調べ中。

2006年4月06日(木曜日)

八丈島ツーリング構想(4/6版)

09:59:11 天気:晴れ
 さて、参加者も集まってきたので、そろそろまとめてゆこう。
 とりあえず、参加者は、Asakoさん、三井さん、こばさん、竹本。三井さんは、まだ疑問符付かな。
 日程は6/10~13。2日間は平日なので、休暇を取る必要がある。もちろん、可能な限りは途中合流、離脱自由。
 八丈島との交通手段は空路と海路がある。空路の場合、ANAが4便/日運営している。6/10に移動しようとするなら、必然的に朝一の便で行かなければならないだろう。または前日最終便。
 6/9 16:05~16:55
 6/10 7:40~8:30
このどちらかだろう。
 船便の場合、前日の夜に22:30発、翌9:30着。これを睨むなら、行動開始は10:00かなあ。
 料金は空路は17400円。しかし旅割を使えば10400円。
 海路は2等なら8400円。さすがに安いな。寝ていける点も利点ではある。でもまあ、この差額なら、空路が楽だろう。
 6/13の帰路はどうだろう。これは、海路の場合は朝10:00出港となってしまうので、翌日まで滞在するということでもなければ、必然的に空路になる。最終便17:30発、18:15着ならば無理が無いと思う。
 ということで、無事に八丈島に到着できたとして、後はどこをどう回ろうか。初日は宿に荷物を預けに行ってから、昼からの行動開始になると思う。すると島の中央近辺をうろつき、温泉にでも浸かる事になるか。
 2日目、3日目と島の北西にある八丈富士、南東の三原山近辺をうろつくことになるだろう。八丈島のスケールはいまいち分からないのだが、周囲が59km程度ということなので、恐らくは大三島を二周りほど大きくした程度だろう。温泉や古跡を巡りながら走れば、それぞれに1日のんびりと費やすことになるのではないか。洞窟という声もあるので、その分の余裕を見れば、この程度になるのでは。
 最終日は、まあ適当に。行きそびれた温泉巡りでも、洞窟ツアーでもいい。
 宿泊場所は、恐らくは困ることは無いだろう。なぜか観光ホテルの類は、島の東に集中しているようだが、港のすぐ側にも民宿はあるようだし。
 問題は、補給場所があまり無いことか。水をそれなりに積んで走ることになるだろう。それと、天気だな。思ったほど雨に降られ続けるというわけでは無さそうだが、時期的に覚悟はしなければならない。雨でも走る用意が必要だし、場合によっては歩きでなんとかすることになるかもしれない。
 とりあえず日程はこう決めて、切符や宿の手配を始めなければ。

2006年3月30日(木曜日)

八丈島ツーリング検討(お天気編)

09:56:47 天気:晴れ
 さて、例えば6月に旅するとすれば、現地の天気が気になる。八丈島の過去の天気を調べてみた。こういう時に便利なYahoo!天気予報で、去年の6月の八丈島を調べる。意外に雨の日は多くは無い。しかしくもりの日が多いので、実際には降雨があった日は多いのかもしれない。しかし毎日毎日雨ばかりというわけでも無さそうだ。前年も同じような傾向だ。
 気温は20度台の半ば辺り。十分暖かそうだ。念のためにウィンドブレーカ(と雨具)を持っていけば、上はサイクリングジャージで済みそう。すると荷物はかなり軽く出来るだろう。
 問題は台風が来るかどうかだが、こればかりは確率的なものだからなあ。もしも台風に閉じ込められたら、宿で酒かっ食らって寝てれば良いさ。

2006年3月29日(水曜日)

八丈島サイクリングはどうでしょう

10:24:23 天気:晴れ
 さて、前に八丈島サイクリングという妄想をぶち上げたところ、意外にいい反応をいただけている。ということで、本格的に検討してみます。
 情報は、主にグーグル先生にお聞きして(八丈島 自転車)、交通手段なども調べてみた。
 八丈島のサイズは、伊豆大島より一回り小さいくらい。伊豆大島は、島を一周してだいたい70km程度だったと記憶している。かなりのアップダウンはあった。八丈島も同じ程度だろう。
 ただし、大島が三原山を中心にした丸い島なのに対し、八丈島は八丈富士と三原山という二つのピークを持つ、ひょうたん型なのが違う点だ。最大の集落はひょうたんのくびれの部分にあり、フェリーもここに入港するようだ。
 北西にある八丈富士は、紡錘形の成層火山で、周囲には集落が無くて、代わりに牧場があるようだ。また南東の三原山は、複数のピークを持つ連峰で、周囲にはいくつかの集落がある。古い武家屋敷跡などもあるようだ。宇喜多秀家を初めとして、ここには多くの知識人が流刑になっており、孤島の割りに本土の文化の影響が色濃いそうだ。ともあれ、この二つの山、それぞれでヒルクライムを楽しむことも出来るし、その周辺もそれなりに見所がありそうだ。補給には気をつけないと。そこら中にコンビニがあるという環境では無い。
 食事はどうかな。観光地だけに困りはしないだろう。やはり海鮮が豊富なようだが、牧場があり、酪農製品も楽しめそう。宿も豊富だ。
 問題は島への交通手段だ。船便は1便/日、空路は4便/日。船便は22:00出航で翌9:30着。寝て行けるのが利点か。空路なら十分寝てから出立できる。船なら前日出航、空路は朝一になるだろう。値段は船便が8150円、飛行機なら超割などの期間限定バーゲンが9300円くらい、ANAの旅割なら10000円だ。船でもそんなに安いというわけでは無い。
 決行時期は6月と考えていたが、梅雨時なので悩ましい。亜熱帯じみた気候らしく、暖かい時期にはしょっちゅう雨に見舞われるようだ。少し乾燥した9月が良いかな。雨を覚悟すれば6月が暑すぎず寒すぎずで良さそうなのだが。
 時期はいつが良いかな。旅割を考えると6月ならそろそろ決めないと。中旬、6/10~13辺りがいいかなと思っているのだが。どうでしょ?
 とりあえず、今のところはこんな考えです。何人手を上げてくれるかな。

2006年3月17日(金曜日)

八丈島はどうですか

22:52:00 天気:雲多し
 来日曜日に行われる浜名湖ツーリングに参加できなくなったので、少々欲求不満気味だわ。
 それを解消するために、頭の中で妄想ツーリング計画に耽っている。いいな、これで楽しめるなんて、安くて。
 次の超割時期*1を睨んで、美味しそうな場所を探す。我がピンク色の脳髄は離島が美味しいという答えを弾き出した。弾き出したって、たぶん算盤世代の表現なんだろうなあ。
 閑話休題。離島といっても色々あるが、あまりに遠いと2~3日ではもったいない。連休ではないこの時期となると、比較的近場じゃないとダメだろうなあ。
 候補は二つ。伊豆大島と八丈島だ。それ以遠の小笠原へは船便しか無い。伊豆諸島のこれ以外の島は小さいので、自転車ツーリングを楽しむには今一だ。
 運航スケジュールを見ると、伊豆大島までは2便/日。八丈島までは4便/日。八丈島便のうち、1便は伊豆大島からの乗り継ぎ便になる。スケジュールを組みやすいのは、断然八丈島だな。
 その上、伊豆大島行きの便は、早い方の便がプロペラ機になるという。これはこれで魅力的だが、手荷物の制限が厳格になると聞いた。ならば、八丈島か。伊豆大島には、船便の方が楽かもしれない。
 ここまで調べたところで、ふと同じANAのディスカウントサービス、旅割の旅費を調べてみると、超割9300円に対して1万円。こっちは二月前なら時期を問わないので、超割の時期を外す手もある。
 八丈島も大きな島だし、かなり拓けた地なので、観光スポットには事欠かないだろう。どうです、誰か行きません? 一人でも行くつもりだけど。

2006年3月06日(月曜日)

鹿児島ツアー最終日

23:55:00 天気:雨
 朝は8:00に起床。夜半から降り始めた雨は、緩急をつけながら降り続けている。今日は歩いての観光となるだろう。
 とりあえず、多少は睡眠不足を補えたようだ。朝食を取り、荷物の発送準備をしておく。着替え類と自転車は運送屋に委ねるつもりだ。ウェブでクロネコの営業所を探し、引取りを依頼しておいた。
 多少のドタバタはあったが、クロネコへのBD-1引き渡しに成功。さらに着替え類はフロントに発送を依頼した結果、荷物はリュック一つになった。とりあえずチェックアウトする。
 ロビーに今日のメンバーが顔を集める。三井氏は別行動なので、5名となる。まき氏以外は自転車を郵ぱっくで発送したようだが、それでも各々の荷物は多い。今日は地元の温泉業界が運営している温泉バスという無料バスで移動する予定だったのだが、ダイヤを見ると国分から乗るよりは、空港から使った方が便利だと思われた。そこで、まず空港で帰りの便にチェックインし、荷物を預けてしまい、それから温泉バスに乗ろうという話になった。チケットを買っておくと、バスが経由する温泉が無料になったりするらしい。
 空港までは、ジャンボタクシーという大き目のバンを使ったタクシーで向かった。空港への道はかなりの上りなので、往路はともかく、帰路を自走するのはつらそうだ。
 空港に着き、早速荷物を預けておいた。僕はD70以外はみんなポケットの中という、思い切った軽量化を図った。今日は望遠は使うまいと、レンズを12-24mmに換えておいた。
 帰りのみやげ物や、単に美味そうなものを求め、空港を徘徊する。早速、揚立屋という店に引っかかる一行*1
 時間となったので、温泉バスに乗り込んだ。本数が少ないので、乗り逃がすと大変だ。バスはこぢんまりしたマイクロバスで、幹線沿いの停留所の他、脇道を入った小さな停留所もつないで走る。途中で停車した、なんともいい感じの駅舎。ここでは2分停車となったが、途中停留所までは適当そうに走ってきたのに、ここで時間待ちを設けたのは、降り良くやってきたJRの列車との接続説、時間調整説、運転手の都合説*2など、諸説取り沙汰された。
 やがて、平野氏の指示で漫然と降り立ったのが、谷間に立つ一軒のそば屋の前。日の出温泉きのこの里なる場所らしい。ここ、かつては温泉だけがあったのだが、いつしかそば屋が併設されたのだとか。ここで美味しい蕎麦の昼食を取った。
 さて、併設されているという温泉は? なんと、レジのすぐ脇にある、怪しげな階段から下りられるのだった。そんなに広い温泉ではなかったが、熱々の湯に浸ったり逃げ出したりしながら、のんびり過ごすことが出来た。もう少し体力が残っていればなあ。温泉前に、雨に打たれた矮樹を写す。この温泉には休憩所が設けられていて、600円でジュース飲み放題、温泉にも入り放題なんだげな。道理で、この雨にしては客が多いと思った。
 温泉を退散後は、これまた近くに併設されている喫茶室で、雨に煙る渓谷を眺めつつ、お茶を楽しんだ。オリジナルの陶器を売っているのだが、いい感じのカップを見つけたので、買っておいた。しばらく、この旅のことなどを話し合っていたが、バスの時間が近づいたので店を出た。そしてほどなくやってきたバスに乗り込んだ。もう、次の温泉を梯子する時間は無いので、終点まで乗って、そのまま折り返すことにした。
 終点は隼人駅だった。ごらんのように、奇怪な外観を取っているが、実は竹を立て廻らせてあるのだ。装甲代わりかな*3。隼人駅周辺をうろついてから、折り返し便に乗って空港に戻った。
 空港では、三井氏と合流できたので、みんなで鹿児島最後の食事を取った。鹿児島ラーメンだったのだが、食欲が皆無だったので半分くらい残してしまった。平野氏、三井氏以外の4人は、みんなANAの同じ便での帰還だったので、時間を見てセキュリティを潜り、便に乗り込んだ。体力がヤバイ状況だったが、荷物をほとんど持って無いので助かった。
 羽田に着き、京急、地下鉄を乗り継いで帰宅。もう、身体が動かんです。こんなことで、明日会社に出られるのだろうか。
 しかし、霧島の爽やかな風景、遠望できる桜島、濃い温泉、そしてその桜島での残念な結果など、心に残るものが多かった旅になった。足が壊れなければなあ。そして、夜の宴会は、もう少し軽くした方が良かったな。ともあれ、桜島のリベンジを込みで、もう一度行ってみたいものである。

2006年3月05日(日曜日)

鹿児島ツアー3日目

23:55:00 天気:晴れ
 鹿児島ツアー3日目。天気は明日から崩れるという予報なので、もしかして走れるのは今日限りかもしれない。そんなわけで、昨日の激走と連日の激食に疲れきった体に鞭打ち、ホテルの玄関前に8:00に集合した。
 今日の大まかなコースは、まず輪行で鹿児島に行き、午前中は鹿児島市内をうろうろする。昼食後にフェリーで桜島に渡り、一周して温泉攻略、という運びだ。
 国分駅まで走り、そこから輪行する。列車は意外に空いていた。鹿児島駅は、これも驚くほど小ぢんまりした駅だったが、聞けば鹿児島中央という別の駅が、本当のターミナルなんだげな。
 鹿児島駅からは路面電車が出ていて、鹿児島中央のさらに向こうまでつながっているとか。
 市内を、平野氏の案内で走ってゆく。我輩、昨日の登坂時にちと膝を痛めておりました。サドルが高すぎたようだ。そのため、右膝に負荷を掛けると、痛みが走る状態。平地なら大丈夫だろうと思っていた。
 古い石橋を公園内に移築したもの。幕末の造営だったとか。
 海岸線を走り、少し細い嫌な道を進んだところで、今日最初のおやつ。鹿児島市内から海岸沿いに北上したこの一体は、じゃんぼ餅*1というお菓子の店が軒を連ねている。他の場所では見かけなかったのだが、なぜこの場所に密集しているか不思議。中川屋という老舗で購入すると、その場で食べるということでお茶がついてきた。さらに隣の店でも買っておいた。これがじゃんぼ餅。焼餅に2本の串を通し、垂れに浸してある。2本の串に何の意味がと思ったら、意外にハンドリングしやすく、食べやすかった。
 じゃんぼ餅ゾーンを後にし、再び市内観光に。これはなにやらの歴史的建造物だったが、なんでも道路造営の都合とかで、本来あるべき両側の部分を壊してしまったのだとか。
 歴史博物館だったかの別館。いい雰囲気だ。
 ちょっと走るとモアイ像、じゃなくて西郷どんが突っ立っている。
 さて、ぐるぐる走り回ったところで、昼食。鹿児島ラーメンだげな。野菜がたっぷり載っている、意外にあっさり味だった。熊本ラーメン以上の凄いのを覚悟していたので、これは拍子抜け。
 次は食後のデザート。お菓子屋さんに入り、試食させてくれたものが美味しかったので買うと、なんと目の前でバーナーを使ってカラメルを焼いてくれたのだ。カリカリのカラメルの苦味と、おイモの甘さが絶妙だった。
 繁華街には、かの白熊を生み出した無邪気/天文館もある。
 さて、おやつを買ったりしてうろついた後は、いよいよ桜島一周だ。このフェリーで渡る。かなり頻繁に往復しているようだ。
 船上から眺める桜島。ちょうど噴煙が上がっていた。
 桜島に上陸する。桜島ではローソンも青くない。景観対応型だそうだ。厳島にできたら、緑辺りかな。
 桜島の物産センターらしきところで一服してから、いよいよ桜島一周だ。とはいえ、我輩の足は状態が良くない。大丈夫かなあ。
 最初のうちは、海岸沿いの遊歩道を走っていった。ちょっとガタガタなところもあったが、まったり走れてよし。眺めもよし。
 車道に復帰して、ようやく巡航速度が上がった。ひたすら北上してゆく。してゆくのだが、我輩の膝は激しく痛み始めていた。あっという間に遅れ始める。それでも我慢して走っていたが、かなり進んだところでついにギブアップ。心配して引き返してきてくれたまき氏や、電話を掛けてくれた(た)女史らと行き違いすれ違いを繰り返すどたばたを演じたものの、なんとか平野氏と意思が通じ、我輩はフェリー乗り場近辺に待機することにした。引き返したのだが、足がかなり痛むので、ゆっくりゆっくり帰っていった。途中で見かけた、なにやら札の突っ立っていた樹木群
 敗北感に打ちひしがれた我輩は、とりあえずフェリー乗り場近くにある、マグマ温泉という施設で時間を潰すことにした。これは結構な温泉で、安いけど浴場は広く、しかも目の前は広く海が開けているという豪華さ。フェリーが行き交うのが見える。
 マグマ温泉を出て、しばらくはそのフェリーの夜間撮影にチャレンジしたが、三脚が無いので無理無理でした。体が冷えてきたので、慌てて別の温泉に入って時間を潰す。
 またマグマ温泉前に戻り、再び夜景を眺めていると、ようやく一周組が戻ってきた。僕と別れてから、本格的な登りが始まったそうな。
 フェリーで鹿児島に戻り、再び繁華街に。適当な店に入り、今日は魚介類を食すことになった。さすが、良漁場を間近に控えているだけに、魚のレベルは高い。きびなごが食されているのは面白い。これは瀬戸内でも広く食されていた小魚だ。
 店を出て、輪行で国分に戻ると、もはや午前様寸前だった。下手すると睡眠時間激少かも。というところだが、明日は雨の予報なので、ゆっくり起きようということになった。荷物をあらかた発送しておいて、それから身軽に遊びに行く算段だ。
 案の定、夜中に雨が降り始めたようだった。しかし、今日は桜島周回ができなくて残念だったな。

2006年3月04日(土曜日)

鹿児島ツアー2日目

23:55:00 天気:晴れ
 一夜明けた4日、いよいよ鹿児島ツーリング本番だ。
 朝食はホテルで取り、玄関前で出撃準備する。今日も働け、BD-1
 荷物はKimm35lに詰めて、リアキャリアに縛り付けた。セキサイダーの低さのおかげで、低重心で安定するのだが、一つ問題がある。リアスイングアーム固定具が折れているので、ややもするとスイングアームが折れてお座りしてしまうのだ。普通に乗っている場合はいいのだが、激坂の上りで、しかも路面から突き上げられでもしたら。恐ろしいことになりそうだ。そんなわけで、出発後もできるだけゆるゆると走っていった。
 最初のうちは、川沿いに走っていった。どの川を上っていったのかは、僕の場合はGPSだけが憶えている。
 途中で見かけた足湯。近くの旅館が設置してくれたものらしい。もちろんタダ。しかし、非常に脱ぎにくいシューズで来てしまった我輩は、ここはパスしてしまった。
 更に登って行く。さすがに霧島山系、温泉街の多さは異常なくらいだ。川沿いの道に、ポツリポツリと現れる。
 やがて、より細く、斜度のきつい道が現れた。最初の激坂だという。まあ仕方ないと、へこへこと上っていった。この辺もそれなりの温泉街らしく、道の下に並ぶ旅館が見えた。
 細くてきつい道を登り続けると、また広い幹線道路に出た。というか、今まさに、上の方から拡幅中という按配だ。なにやら展望台があるので上ってみると、が見えた。えらい遠さだがな。
 さて俺様、ちと弱っておりました。と申すのも、初日にホテル代を前払いしてしまうと、財布の中身がとても心細くなってしまったのである。具体的にいうと福沢さんが不在なのである。これはちょっときついかな。そこで平野氏と相談して、郵便局に寄ってもらうことにした。途中の集落で首尾よく郵便局を見つけ、ATMで金を下ろす。ビバATM。
 さらに先に進む。道はまた細くなり、しかし緑の中を進むいい雰囲気になってきた。ちょうど桜島だの眼下の山裾だのが望める場所で記念撮影
 実は、このすぐ近くに"マイケーキ"という、凄く気になる看板が立っていた。雰囲気的にケーキ屋さんだろうと思われたのだが、こんな辺鄙なところに? 工場の類では無いかとも推定されたが、確かめることも無く先に進んだ。未だに気になるポイントだ。
 さて、その先を進んでゆくと、ようやくこの界隈の観光地、霧島神宮に出る。でも先に食事だもんね。腹が減っていたので、近くの食堂で食事を取った。人気だった黒豚とんかつ定食。値段相応にボリュームがあり、野菜も多かった。
 食後に急な運動はきついので、というわけでも無いが、まずは霧島神宮を参拝する。巨木がずんと境内に立ち、清清しい雰囲気だ。
 さてこの先、いよいよ道がきつくなる。僕はサドルが下がりすぎだと感じたので、思い切って上げておいた。しかし思い切りすぎて、ちと膝が伸びすぎだ。まあこれくらいがいいだろうと舐めていたツケを、後で払うことになるのだが。
 みんなマイペースで上って行く。ゆっくり上って行く平野氏と僕を、他四人がガンガン飛ばして引き離してゆく展開となった。上りもきついが、いつスイングアームが回ってしまうか分からないという恐怖も、少々堪える。
 しばらく走ると、先行組みが休憩していたので、追いつく。ここからも遠く桜島が遠望できた。
 元気なまき氏と三井氏が先に進み、平野氏が追いついてきたところで、@nak組ともども走り出した。平野氏から聞かされていた大体の行程と、その高度から、腕時計の高度計を見て『後100m上りだと思うよ』などとほざいていたら、カーブ一つ越えた向こうで待っているまき氏と三井氏が。そこが『後100m』でした。にゃは。高度計の悪戯ずらosz
 ともあれ、そこが湯野之温泉だった。ここで全員が集合して、さらに100m程上ると、ようやく今日のご馳走、新湯温泉にたどり着く。戦後にこの宿の親父が独力で開発してきたという、あらゆるものに手作り感満載な温泉だった。
 温泉は内湯と露天風呂があり、露天風呂はなんと混浴。女性はバスタオルを巻いて入るようになっているのだとか。ところが、事前にそのことを知らなかった僕は、居心地の良かった内湯で過ごしてしまい、混浴の事実を知ったのは湯上り後。まさに後の祭りだ!(やけくそ)
 しかし、この温泉は、いままで見たことも無かった位に湯の花がたっぷりで、身体もあっという間にポカポカしてくる。なんというか、秘湯感たっぷりな温泉だった。ここ、泊まってみたいなー。
 新湯温泉を後にすると、次なる温泉は林田温泉。そこまでの道行きは、そこここの斜面に湯気が立ち上る、地獄のような光景の中を走って行く。こりゃあ、温泉地がごろごろ出来るわけだわ。
 その林田温泉は、さっきの新湯温泉とは対照的な、近代的なリゾート型ホテルだった。浴場も恐ろしいほど広く、テニスコート数面分の内湯の他に、さらに広大な露天風呂があるという構成。ただ意外に外への眺望がよろしくなかったのが残念だ。
 林田温泉を後にする。この近辺はどこからでも湯が沸いていて、道路下のこんな崖からも湯気が湧いていた。
 少し下ってゆくと、みやげ物屋街に出た。ここで温泉饅頭を買う一団。食欲の無かった僕は、人の物を試食させてもらい、満足してしまった。体調下降気味だなーと思っていた。
 そこからは、刻々と暗くなってゆく空に追い立てられるように、夜道を走ってホテルへと戻った。
 ホテルで一息つくと、もう今夜の宴に出立だ。昨日行けなかった、繁華街のお目当ての店。ここは鶏肉での焼肉、しかも溶岩の板で焼くという変わったスタイルだった。あんまり焼きすぎると旨味がなくなるということなので、赤みが薄れたくらいで口に放り込む。なかなかのお味。特に野菜の美味さはどうしたことか。僕の好みが変わったのか。
 日付が変わる前位にホテルに戻り、それから襲来中のスパマーのお相手をしているうちに日付が変わってしまった。あー、こりゃあ、睡眠時間4時間くらいかな。
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2006年3月03日(金曜日)

鹿児島ツアー初日

23:55:00 天気:晴れだ
 いよいよ鹿児島ツアー初日だ。といっても、今日は移動日で、ホテルに入るだけなんだが。
 荷物を背負って、地下鉄で上永谷、上永谷から京急で羽田に向かった。さっさと荷物を預け、座席に着く。通路側しか空いてなかったのだが、なんと中央3列の真ん中。ネオパラコーナー感満点だわ。
 ウトウトしているうちに、飛行機はあっさりと鹿児島空港に到着する。荷物を受け取ってバスに乗る。なるほど、ただの路線バスだわ。しかし乗客がほとんど居なかったので、もしかしたらBD-1くらいは問題なく持ち込めたかも知れぬ。
 バスは国分の市街地(現霧島市)に入った。この路線バスが、妙に狭い道に入ってゆくのだ。車とすれ違うのも無理なくらいの。
 と、幹線道路を走るバスの横を、チェレステブルーのBD-1が。ビアンキのブランドで売られているBirdyだ。ライダーは、やはり三井氏だった。自走してきたんだな。空港からの道は、ほぼ下り一本なので、これなら僕も自走できたかも知れん。
 ともかく、バスは国分駅前に着いた。思わずポカンとするほど小さな駅だった。駅前からテクテクと適当に歩くうちに、ホテルがズーンと突っ立っているのが望見できた。今まさに開発中という風な一角で、周囲には消防署だの役所だのが建っている。羨ましくなるくらいの土地の使い方だ。
 ホテルにチェックインする。荷物はちゃんと届いていた。与えられた部屋に運び込んだ。
 窓からの眺め。遠くに姶良カルデラ周縁の山々が見える。
 BD-1を展開してみる。む、破損箇所発見。ステム*1に付けてあったTOPEAKのエマージェンシーキット*2のポンプ取り付け部が破損していた。でもまあ、このポンプはほとんど役に立ちそうに無い代物なので、あまり惜しくは無い。
 本当に困ったのは、もう一つ見つけた破損箇所だった。なんと、リアスイングアーム固定用のプラパーツが折れてる! つまり、僕のBD-1は持ち上げると、そのままへにゃっと折れてしまう根性無しになってしまったのだ。これは困る、かなあ。まあBromptonもそうだし、そもそもBD-1の最初期型もそうだったらしい。実際、上から体重を掛けてあれば、折れ曲がることはあるまい。とはいえ、精神的に気持ち悪いし、抱えて運ぶ時に困る。
 部屋にはLANの口が開いてたので、背負ってきたLibrettoL3を繋いでみた。どこで引っかかるのか、反応が無くなることはあるのだが、メールもウェブもまあまあ快適に使える環境だった。今回、なぜかCLIEとシグマリオン3も持ってきているのだが。
 部屋でうだうだしているうちに、ツアーの参加者が到着し始めたようだ。平野氏の来訪を受ける。19:00だか20:00だかに夕食に出ようという事になった。まあ起こしに来るでしょう*3と達観している僕は、そのままベッドにダイブして、ここ数日の睡眠不足を補うべく努めた。
 やがて(た)女史よりお呼びの電話が掛かったので、慌ててロビーに下りる。みんなで繁華街の方に向かう。しかし、最初のお目当ての店は満員で、空くまでしばらく掛かるという。明日の予約だけして、別の店を目指す。真っ暗な裏道にあったのが、つく根という店だった。料理を適当に頼みながら、まずはビールで乾杯。
 店の名になっているのだからと頼んだつくねは、ジューシーで濃厚な味わい。その他にも手羽先その他の鳥を堪能した。また野菜も妙に美味い。プチトマトのサラダは、トマトがとても甘くて喉を潤してくれるものだった。
 最後は焼おにぎりだその他を適当に頼み、締める。僕は鶏雑炊にしたのだが、これが上品な鳥の出汁が効いてお腹に優しかった。
 やや、酔っ払って、ホテルまで歩いて帰る。ロビーでカプチーノを買い、部屋で口直しして、シャワーを浴びて寝た。が、既に日付が変わっているよなあ。
 明日は、まず最初の大物、霧島連山への登坂と、温泉はしごの旅が待っている。
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2006年3月01日(水曜日)

一日中雨だった

21:49:00 天気:雨
 予報通り、雨の一日となった。地下鉄で通勤。
 鹿児島ツアーまでに終わるんかいなと思っていた仕事も、今日になってバタバタと片が付いてしまった。後は人にお願いしておけばいいだろう。
 さて、鹿児島に背負ってゆく物としては、なにが必要かな。まず自転車用のツール類が必須。ポンプはみんな立派なのを持ってるだろうから借りればいいが*1、チューブとパッチ、細々とした補修用パーツは持っていかないと。それとチェーンロック、サプリメント。後は電子なギミック類。ノートPC(古のLibrettoL3)か、古のPDA(シグマリオン3)か。CLIEの充電元として考えると、USBが着いているLibrettoの方が現実的か*2。アメニティはホテル備え付けのものが使えるし、温泉はシャンプー類が無くてもいいや。行き帰りのことを考えて、傘は持って行くか。すげえ豪雨に今日の日程中止なんてこともあるだろうし。カメラはどうしよう。雨の予報なので、S1を防水ハウジングに入れてもって行こう。電源はeneloop一式あれば、毎日ホテルで充電できるからいいだろう。
 向こうで、どうやって荷物を載せて走るかも問題だ。リアキャリア用のバッグを持っていこうかとも思ったのだが、そんなに容量が無いのが難だ。リュックを背負うか、リアキャリアに載せて走るかが現実的だろう。
 雨具。入れ忘れていたのでレインスーツ上下とレインキャップくらいは必要だ。
 シグマリオン3に鹿児島近辺の地図を入れて持っておこう。どう考えてもPHSダメダメ区域だろうからな。
 金曜日に移動する。楽しみだ。

2006年2月17日(金曜日)

ツールド国東2006は無事開催の模様

10:50:44 天気:くもり(湿っぽい)
 さっき、なんの気なしに公式ページをチェックした。今年に入ってもずっと「ツールド国東2005」の文字が踊り続けるままだったので、少し心配していたのだ。が、ようやく2006年度分の受付が開始されたようで、祝着至極である。まあファンライド誌とかのイベント一覧には載っていたので、そんなに心配していたわけでも無いが。ともあれ、奥歯にモノが*1挟まったような違和感は、これで解消できた。
 とりあえず、120kmで申し込んでおいたので、後は送金するだけ。春が楽しみですぜ。

2006年2月15日(水曜日)

ホテル全確保

18:25:34 天気:雲が多い
 八幡浜、別府のホテルを確保した。これで三月の鹿児島、浜名湖、五月連休の佐田岬~国東半島の宿は、すべて確保した。
 結局、楽天トラベルからまとめて取るのが一番楽だった。さすが、高シェアになるだけのことはある。
 残る心配事は、本当にツールド国東が開催されるかという点だが……。
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2006年2月07日(火曜日)

春の南会津サイクルトレインは無しだげな

09:28:46 天気:雪が雨に変わり、くもりに
 真夜中、シャラシャラという音に気づいた。さっきから雨だれの音は続いていたのだが……。
 案の定、雪が降っていた。正確には霙だった。これは、路面が凍結するなと覚悟したものだ。
 その覚悟の結果、今朝は勇躍、ダレダレな地下鉄通勤に踏み切ったのだった。駅まで歩きながら思った。別に凍って無いやんけ。しかし気温は低く、きっと指先は凍り、路面の水はスリップを誘発しただろう。事故ポテンシャルを考慮すれば、これで良かったのだ。きっと。
 さて、今朝方、久しぶりに南会津サポートクラブのメールマガジンが届いた。それによれば、今年は春のサイクルトレインが中止となっている。大雪の影響だげな。その代わり、いくつかの企画が用意されているようだ。現地集合企画はちと辛いのだが、一度くらいは頑張ってみるかね。
 これで、五月下旬~七月がスポッと空いたので、やはり八丈島行きを進めてみようと思う。
 秋のサイクルトレインは、今年は9/23~24だげな。3連休の後ろか。
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