Strange Days

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2001年12月25日(火曜日)

休んだ上に、秋葉なのである

デジタルギミック 21:00:00 天気:晴れ
 朝、目覚めると、起床時刻をとうに過ぎていた。頭が痛いな。前から風邪気味なのだが、今日は3連休の疲れも重なって、特にひどい。ぜんぜん起きれません。会社を休んで、昼まで爆睡した。
 昼過ぎ、あまり回復してないのだけど、買い物が残っていたので秋葉に出ることにした。本当は、会社の帰りに横浜に寄ろうと思っていたのだが、年末の秋葉も見ておきたいと思った。
 ふらふらしながら電車に乗り、秋葉原に。火曜日の午後という時間帯ゆえか、人通りはそれほどでもない。が、この時間の割に客が結構いるとも言える。
 最初に行ったのは、今まで行ったことがなかったイケショップ・モバイル店。Mac系の店だとばかり思っていたのだが、ここはモバイル専門。品揃えも値段もいい感じ。128MBのメモリスティック(非MG)と、リーダー、T600C用の保護シートを購入した。ためしにCLIE用GPSモジュールのことを聞いていたら、予約だけではけている状況だという。まあ、おもちゃみたいなものらしいので、それほど買う気はないのだ。
 その後、Librettoを買うつもりで九十九などをのぞいたのだが、うろついているうちに買う気が無くなってきた。TP235でも困らない程度の事しかしないし、今はノートPCを持ち歩くことなんてほとんどないし。その金は別のことに使おうと思い、秋葉を去ることにした。
 買い物をしたし、金もあるので、久しぶりに丸五でとんかつ、と思いきや、しまってます。ちょっと歩いて、こちらも久しぶりの玄でチャーシュー麺を食らった。すっきりしたスープの飲み口が良い。
 帰路は東海道線に座り、半ば気絶しながら帰宅。
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2001年12月15日(土曜日)

秋葉で買い物

デジタルギミック 23:00:00
 上野から秋葉に出て、前から欲しかったモノをついに入手する。一つはTOMYのビットチャージ。超小型のラジコンで、充電器を兼ねたコントローラーとセットで手のひらに乗るくらいだ。しかも値段は3000円足らず。これは九十九電気ロボット館で入手した。
 もう一つはSONYのCLIE T600C。今使っているWorkPadC3(PalmVx相当)の電源スイッチがそろそろ怪しくなってきたので、買い替えの時期に来たと思った。市場にはPalmとその互換機が溢れているが、T600Cは高精細のカラー液晶を搭載し、16MBのユーザ領域を確保しながらも、PalmVxより薄くて小さい筐体を実現している。気に食わないのは拡張スロットがメモリスティックなことだけだ。しかし、現時点では一番魅力的な機種だ。ええい、SONYめ、罠に落ちてやるわ。俺様も、とうとうメモステ路線に屈服することにした。といっても、CLIE以外では使う気はさらさらないが。こちらも九十九電気本店で購入した。
 用を済ませると、BD-1で東京駅まで走り、帰宅した。
 早速、ビットチャージを組み立てる。説明書に沿って、モータとギアボックス、ギアを組み、車体に組み込んだ。充電器兼コントローラに単三電池*2を入れ、45秒間充電する。板張りのキッチンの床に置いて、コントローラーを前進にすると......。うははは、走る走る。ちゃんと走る。しかも、意外にコントロールしやすい。いいなあ、これ。ちゃんとしたコースでも組むと、またはまっちゃいそうだ。
 T600Cは液晶が大変見やすい。が、バックライトをオフにすると、やや暗い場所では見にくくなる。まあ、そのためのバックライトなんだから、あんまり問題にはならないと思うが。またユーザ用のメモリスペースに15MBも空きがあるので、小さなPalmwareならいくらでも入ってしまいそうだ。もっとも、辞書の類を入れると、さすがにかなり埋まってくるのだが。GPSエクステンションを買って、メモステに地図データを入れておくという運用だと、今のロカティオよりさらに使えるように思う。GPSの出来次第だ。
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2001年9月22日(土曜日)

秋葉でMP3プレイヤーを買ったのよ

デジタルギミック 22:31:00
 用があって秋葉に出かけた。用というのは、新しいMP3プレイヤーを買うつもりだった。今使っているCD-ROMベースのプレイヤーは、一通りの機能は持っているので使い続けてきたのだが、このところ不満が積もってきた。まずリモコンがないこと。胸ポケットには入らないCD-ROMベースの機械では使い勝手がかなり悪くなる。また、最近になって、振動に弱くなってきた気がする。振動があるとサーボと音飛び防止が働くのだが、最近はその時に電源まで落ちてしまうことが多いのだ。機械部品の磨耗のせいなのだろうか。いずれにせよ、これ以上は看過できないので、新しい機械を購入することにしたのだ。
 秋葉は涼しくなってきたためもあるのだろうか、いつもの週末より過ごしやすかった。いくつかの店舗を回り、最終的にはIOデータの機械を買うことにした。IOだったら小物は扱いなれてるだろう。TDKのものなど他社のものも豊富だったが、とりあえず要件を満たし、さらに比較的廉価ということもあり、この機械にした。
 帰宅して、箱から取り出してみる。そして今まで使っていたプレイヤーから、入れっぱなしだったCD-Rを取り出し、かけてみた。古い機械ではなんの問題も出なかったのだが、しかし新しい機械では認識してくれない。"READ ERROR"とかいった表示を出して、黙り込んでしまう。マニュアルをよく読むと、「最大200ファイル、20ディレクトリまで」となっているのが気になった。ファイル数はともかく、ディレクトリ数が制限を越えている。しかし、読めなくなるとは。
 仕方ないので、CD-ROMを作り直した。全ファイルをルートディレクトリに移すと、問題なく読むことができた。音質はベコベコしているし(ヘッドホンのせいかもしれない)、リモコンからはランダムプレイモードを選べないという欠点はあるが、従来のものよりはずっと使い勝手がよさそうだ。
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2001年4月24日(火曜日)

Palmの構成

デジタルギミック 23:02:00
 Palm系の新機種が出揃った。3月のVisor新機種発売、SONYのCLIE新機種発表に続き、Palm自身の新機種も登場し、さらにPalm互換機では老舗のHandEra(元TRG)からも新機種が出た。それぞれに個性的でそそる。
 このHandEraのものは、CLIEと同じく1/4VGAサイズの、しかしモノクロの画面を持つ。そしてCLIEと同じくジョグダイヤルを持ち、前機種と同様にCFスロットも持っている。アダプタを解してSDカードも使用可能だ。非常に魅力的な機械だ。またグラフィティエリアをソフト的に表示しているので、必要ならグラフィティエリアを消去して、通常の表示領域に使えるらしい。これは便利そうだ。しかしCLIEでかなり無理やりに実現したらしい高解像度表示に加え、グラフィティエリアのソフト表示化も加わったとなると、互換性が心配になってくる。PalmもOSヴァージョン5に向かう今が正念場なのだろう。
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2001年4月02日(月曜日)

例のLinux搭載PDA

デジタルギミック 19:29:00 天気:晴れ時々曇り(というか雲が切れない)
 前にどこかで話題になったLinux搭載のPDAが、秋葉のぷらっとほーむで遂に売り出されたそうだ。
 ぷらっとほーむで扱ったのは、開発者向けの先行バージョンで、一部のアプリが未搭載だということだ。が、66MHzのMIPSプロセッサ搭載、その他はPalm並みという内容で29800円という値付けはどうだろう。一瞬、安いかなと思った。しかしPalmのV系が同価格にあり、またPDAとして未知数のLinuxベースということで、PDAとしても未知数だ。あるいは、まあギリギリの価格かなという観がある。これは確かに開発者向け、しかもLinuxを愛好するようなソレ向けのPDAだろう。ちょっと、今すぐには手が出ないな。
 実は、最近WorkPadC3の電源スイッチが入りにくくなって、予備のPalmが欲しいところなのだ。データを移行さえ出来れば、プラットフォームにはこだわらないつもりだが、実績から言ってPalmが最右翼だろうな。
 このAgenda、どう発展してゆくか見ものだ。
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2001年3月14日(水曜日)

ハイレゾPalm

デジタルギミック 23:45:00
 Sonyの新型CLIEが発表された。これがなんと画面解像度が320*320、つまり1/4VGAサイズ以上のものなのだ。ロカティオよりまだ大きいのだ。PalmOS3.5が公表された頃、「現状のPalmOSの造りでは高解像度は実現できない」なんちゅう記事を読んだ記憶があるのだけれど、あれはなんだったんだろう?
 凄く欲しいけれど、問題はPPKと組み合わせられないことだ。アダプタでもあればいいのだが。もうPPK無しのPalmなんて考えられない。
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2001年1月23日(火曜日)

ロカティオの無償修理

デジタルギミック 20:43:00 天気:晴れ
 今週の頭、エプソンから「ロカティオ無償修理のお知らせ」という葉書が届いた。これは先週の中くらいに公表されたもので、ロカティオの設計に不具合があり、場合によって使用不能になる故に無償で修理するというものだ。その不具合というのが、ロカティオを強く落下させたとき、電池ソケットが破損し、異常に過熱することがあるというものらしい。その結果、電池ソケットが使用不能になるという。そんなに強く落とすとは思えないし(それは使い方に問題があるような気がする)、あったとしても相当稀な場合に思える。それでもきっちり無償修理してくれるというのだから、エプソンの姿勢に好感を持った人は多いと思う。もちろん、そのコストはエプソンの製品に上乗せされるのだろうけれど、長く使いつづけたいものにとっては少々のコスト増があっても故障可能性が減るほうが嬉しい。
 たぶん、今回の対応の裏には、インターネットを舞台に増えているクレーマーサイトの存在があるのだろう。悪意のクレーマーと善意のコンシューマの線引きは難しいが、彼らの存在にある程度の意義があったということは出来るだろうな。
 この告知自身は先週のうちにウェブで見ていたので、さっそく受付に電話して修理の依頼をした。すると翌日には専用の梱包用ダンボールが届き、これを着払いで発送すればOKということだ。まだバックアップを取ってない関係上、未発送だが、エプソンのすばやい対応には好感が持てる。
 なんていって、戻り品が傷だらけになっていたら笑えるのだが(というか泣ける)。
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2001年1月11日(木曜日)

PHSでiMODE?

デジタルギミック 22:00:00 天気:はれ
 なんだか単体でiMODEアクセス(相当)できるPHS通話機がDOCOMOから出るそうな。なんでも、現状のPHS通話方式そのままに、C-HTMLブラウザを載せたものだとか。便利そうではあるけれど、パケット課金式の運用を考えているiMODEに対して、時間課金式のPHS一般通話のままではちょいとつらいかもしれない。PHSにもパケット通話があったはずだが、結構高価だった記憶がある。まあC-HTMLでもいいから単体でブラウズしたいという要望は多いのかも。
 僕の場合はロカティオの類で充分ではあるのだけれど、611S後継機が単体でブラウズできるようなら嬉しいな。というか、そういうのを出さないのか > DOCOMO&SHARP
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2001年1月10日(水曜日)

キヤノンの新デジカメ

デジタルギミック 20:58:00 天気:くもり
 愛用のE950も買って1年半経った。手に馴染んで使いやすいカメラではあるのだけれど、最新機種に較べればいろいろ物足りないところが感じられるようになった。特に、オリンパスE-10なんかに較べると、望遠が物足りないこと、描写力の限界が目立ってきたことは否めない。E-10は1枚写して見ただけだが、空気まで写りこみそうな描写力は凄いと思った。やはり、画素密度が倍増することは、描写力の向上につながるとはいえるようだ。
 E-10には動作がいまいち鈍いなど、それ以外の部分で食指が動かない。しかしここに、かなり近いスペックで、しかも手ぶれ防止機構がついた機種が、キヤノンから発表された。10倍ズーム搭載(F2.8-3.5相当)となると、手持ちではまともな撮影は不可能だが、銀塩カメラや双眼鏡で培った手ぶれ防止技術が、それを可能にしている。スタイルもなんだかかっこよさそう。問題は画素数が250万画素超クラスと今の水準からは物足りないこと、そして起動時の動作が鈍いというレポートだ。前者はレンズ構成から見てかなり暗い光学系になりそうなので、あるいは仕方ないのかもしれない。しかし後者は気になる。やはり瞬間的なシャッターチャンスと遭遇することはありうるからだ。またズーミングのスピードが遅いのも気に掛かる。連射速度も低いが、これは僕の使い方では多用しないので気にならない。それ以外のプレビュー速度などは、非常に快適なのだそうだ。
 レポートは英語版の、しかもβ機でのものなので、レンズ系はともかく、処理速度は変わる可能性もある。しかし現状でもかなり魅力的に感じる。ううむ、E990後継まで待つつもりだったのだが、これ買っちゃうかな。あるいはE990後継(あるいはもう一クラス下の機種)+レンズ交換式1眼デジカメを買うか。これから春にかけて新機種の発表が相次ぐはずなので、また魅力的な機種も登場するのだろう。
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2000年12月23日(土曜日)

PPK+ATOKはいける

デジタルギミック 23:56:00
 寝る前に、買ったばかりのPPKとATOKをセットアップした。PPKはファンクションキーとのコンビネーションが拡張されていて、日本語入力のOFF/ONが可能になる。ATOKは1.5MBもメモリを喰うので、泣く泣く辞スパ漢字引きを削除して、領域を確保した。それだけのことはあった。実に快適なのだ。例えば、標準の日本語入力ではスペースを入力すると必ず1バイトスペースになってしまったのだが、ATOKではちゃんと2バイトコードのそれになる。また連文節変換はやはり賢い。入力効率が相当に向上するのだ。
 これがPPKとの組み合わせで最強に強まるのだ。PPKのファンクションキーとのコンビネーションで日本語入力のOFF/ONは自由だし、カーソルキーによる文節のきりなおしも自由だ。さすがに、PPK英語版での入力より圧倒的に快適になる。いやはや、もしかしてキーボードからの入力という点では、シグマリオンの存在価値がほぼゼロになったのではないかとさえ思う。実に快適だ。
 左のポッケにPalm、左のポッケにPPKと来れば、手ぶらで歩き回って、どこでもモノ書き出来る。ほんと、キーボードが構造的に柔という点を除けば、最強のモバイル執筆環境となったといえそうだ。
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2000年11月10日(金曜日)

シグマリオンの欠点

デジタルギミック 20:56:00 天気:くもりかな(だいたいくもりと書いておけば間違い無さそうな)
 会社でマシンを叩きながら(といっても猿のようにマシンの上面をバシバシ殴打している様を思い浮かべてはいけない)シグマリオンをつついていると、色んな欠点が見えてきた。
 まずトップヘビーである点だ。全体が比較的に軽量で、特に本体側が軽量化されているので、相対的に液晶側が重量の大きな部分を占める。そのために、画面を大きく開いた状態だと、キーボード側が浮き上がってこけることがあるのだ。特に膝で打っているとキーボードの支持が不安定になりがちだ。
 これに関連して、ヒンジが緩いという問題もある。買って間もない今の状態でも、液晶部分は非常に軽く開いてしまう。大きく開けた状態だとそのまま自然に開ききってしまいそうだ。
 さらにいえば、液晶が見難い。液晶自体は明るいのだが、その前面にあるガラス面の反射が多く、光源が背後にあるような状況ではかなり見難くなってしまうのだ。
 しかしまあ、なにせ4万円でこの内容だから許せる。
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2000年11月03日(金曜日)

シグマリオンを使い物にする

デジタルギミック 22:38:00 天気:くもりかな
 昨夜届いたシグマリオンをどつきまわした......じゃなくてつつきまわした。なにせ日本語入力のデフォルトがATOKなので、VJEで育った僕にはなかなか慣れない。例えばVJEでは変換中にESCキーを押すと変換前の入力状態に戻るのだが、ATOKの場合はばっさり消えてしまう。変換取り消しはBSキーだったりする。また変換キーを押して変換候補を出すとき、VJEでは一つずつ候補が選択されてゆくのだが、ATOKでは候補一覧画面(この場合は五つの候補が表示されている)単位に送られてゆく。ATOKに慣れた人ならなんでもないのだろうが、ATOKを使う場合でもVJEタイプのキーアサインで使っていた僕にはつらい状況だ。しかし長らくキーを打ちつづけているうちに、次第に慣れてはきたのだが......。
 ふとシステム情報を見ようとコントロールパネルを開いたとき、ATOK Pocket設定なるものがあることに気づいた。それは知っていたのだが(なにせ初期状態はMS-IMEなのでこのアプレットを使って使用可能にする必要がある)、細かい設定は出来ない単なるイネーブラだと思っていたのだ。しかし"ATOK Pocket設定"である。なにか引っかかったのでよくよく見てみると、ちゃんと"ATOKのプロパティ"というのがあって、細かい設定ができるではないか。そしてキーアサインをVJEスタイルに変更することもできるのだった。何たること。無駄な時間を過ごしてしまった。
 これでキーアサインをVJEスタイルにすると、快適なこと快適なこと。いくらでも入力できるという感じだ。
 しかしキーボードそのものは、やはり大きさの違いからPalm Portable Keyboardの方が打ちやすい。あれはフルキーボードだからなあ。残るは画面の大きさだが、これは実はテキストを打つだけならあまり気にならない。ということで、移動中も使える(膝上で)という点を除けば、キーボードの点ではPPKの方が楽かなと思う。
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2000年11月02日(木曜日)

シグマリオン到来

デジタルギミック 23:36:00 天気:くもりかな
 来たにょ来たにょ、シグマリオンが来たにょ。などとでじこ化するほど嬉しいぞ。いったい、買おうと決意して何日経ったことか(答え:たかだか一週間)。手に入れる苦労があるほどまた手に入れる喜びも大きいというものだ(いやまあLibretto20ほどには苦労したくはなかったが)。
 夜、黒猫のおじさん(くどいようだが黒猫のコスプレをした変なおじさんと友達というわけではない。でもそういう友達、ちょっと欲しいかも)がやってきて、諸経費と消費税込みで42600円をまんまとせしめていった。いやまて、ちゃんと箱は置いていったのだよ。俺様の勝ちだな(なにがだ)。
 箱はロカティオよりちょっと小さめで、中にはシグマリオン本体と説明書の類、そしてWindowsCE3.0のCDがあった。......ケーブルの類は? どうやってPCと接続するのだろう。本体だけ買えばPCとの接続までオッケーだったPalmとはえらい違いである。
 メモリカードも付いてないが、これはまあ他に買うつもりだから問題ないだろう。しかしまずは母艦群からのデータ転送が問題になる。
 とりあえずE950用に買った64MBフラッシュを活用することにしよう。過去に書いたテキスト群を全て持ってきてもせいぜい10MBなので、空きが30MB近くあるシグマリオンになら余裕で収まる。当面はこれでしのげるだろう。
 このCE機は、マイクロソフトの策略によりMS-Officeに汚染されている。それぞれ多機能で便利そうには見えるが、操作時に余裕度がないPDAに載せるには重すぎるし、複雑すぎるアプリだ。MSはPDAを誤解しているのではないだろうか。こんなものより1挙動で即座に使用可能になるメモ帳、スケジューラの方が遙かに重要なはずだ。テキストデータがPocketWordに関連づけされているなど、ほとんど言語道断だ。この機械はCE機中最高速なのだそうだが、それでもやはりもっさりしている。それは多分に、MSの開発部隊が掲げた理想(NTカーネルの流用などCEは高度なテクノロジーで固められてはいるのだ)と、PDA市場の現実(電子手帳の正常進化製品へのニーズ。せいぜい便利なページャ)との乖離により、MSの開発体制に混乱があるのではないだろうか。
 これらの機能は別に使わなければ使わないで済むのだが、実はもっとも困ったのが期待の日本語入力、ATOK Pocketだったりする。僕の普段使う環境は、全てVJE系で統一してある。ライセンスの問題などでVJEを入れてない機械も、たいがいは操作体系をVJEにあわせる機能を持っているので、とりあえずはあまり気にせず使える。僕は日本語入力の変換結果を信用しないので(なぜかというと日本語変換がまるで信用できなかった大昔から使ってきたせいだが)、文章変換を短く切って確定しながら入力してゆく癖が付いている。今の日本語入力はそれなりに賢くはあるのだが、しかしあまりにも長い文を日本語入力の変換に任せきりにすると、かえって誤変換の見逃しにつながりやすい。文章はうまいのに誤変換が多い書き手は、たいがいこのタイプだと思う。
 それ以外のMUAやエディタは結構よくできているし、POCKET IEもそれなりの使い勝手ではある。ロカティオのブラウザの出来もそれなりではあるのだが、やはり横640ドット使えるのは大きい。とはいえ、比べてみると意外にシグマリオンの方が大きくてかさばるので、ロカティオにもかなり使い道が残っていそうに思う。特に立ったままウェブブラウジングするとなると、ロカティオの方が断然有利だ。
 そうすると二つとも持ち運ぶことになるだろうな.....。なんだか馬鹿みたいだが、実際馬鹿なので仕方ないのだ。これでいいのだ。
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2000年10月31日(火曜日)

シグマリオンを買った

デジタルギミック 18:40:00 天気:晴れてますかねえ
 結局のところ、シグマリオンを買った。通販で安そうなところは品切れが多かったのだが、TwoTopインターネット通販でまた39800円の物件が出回ったので、これで手を打った。ああ、もう少し安いところもありそうだがと思いつつ注文フォームを送信する俺様であった。発注は昨夜のことだが、今日にはもう受注確認が入っていた。土日指定したので、週末には手に入りそう。
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2000年10月26日(木曜日)

シグマリオンを買おうか迷い中

デジタルギミック 20:29:00 天気:くもってるやん
 最近、つくづく思うのだが、Palmでは僕のニーズの全てを満たすことは出来ない。いやPDAとしてはPalmになんの不満も無いのだ。しかし僕は、それ以外に携行日本語タイプライタも欲しいのだと気づいた。さすがにPalm単体では日本語入力がつらいのだ。
 そんなわけでシグマリオンに目が行った。シグマリオンはCE3.0を採用した軽くて薄いキーボード付の機械だ。CFスロットを一つ持ち、画面は1/2VGA、明るくてみやすそうなカラー液晶と、大変魅力的な機械だ。強いていえばCFスロットが一つしかないのが弱点になりそうだが、テキスト入力用に使う限りは問題にはならないと思う。そして値段は4万ちょっとというところ。この値段ならMorphy Oneまでのつなぎに使えるなあ。
 そんなことをわにで話しているうちに、本当に欲しくなってしまった。そこで価格情報を検索する俺様であることよ。TwoTopで時々39800というのが出るが、この辺が関東圏での底値だと見た。
 関西では事情が違う。ドコモショップでP-in Comp@ct込みでなんと34800ということらしい。関西のドコモショップは商売してるよな、ドコモ中央は客を虐待するのが得意なのだが(特にPHSユーザはマゾヒストでも無いとやってられないだろう。って他人事のように書いているが自分もそうではないか)。
 まあとにかくこいつを買おうかと思っていたら、今度は待望していたPalm用ATOKの単体販売が始まることになった。最大2MB程度という占有メモリからみて、能力的にはDOS版VJE+αという程度だろう。しかし今の日本語入力よりは断然ましなはずだ。またこのATOKを同梱した日本語版Portable Palm Keyboardも発売になる。しかしよくみるとハードウェアは英語版のままだ(考えてみれば当たり前だが)。ということは、日本語ドライバさえ公開してくれれば、ATOKを買って日本語PPK相当にすることも可能だ。その日本語ドライバは一瞬だけ米Palm社のサイトに登録されたようだが、すぐに消えたとか。欲しければ日本語キーボード買えということならばさすがにつらすぎだ。
 この日本語Palmキーボード構想が使い物になるのなら、モバイル執筆環境はかなり充実する。シグマリオンが不要になるかもしれない。ううむ、結局どっちも買いそうだが。
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