Strange Days

2000年12月19日(火曜日)

コンビニパックはどうしましょ

19時43分 コンピュータ 天気:くもり

 いよいよ、OS/2の最新アップデート、いわゆるConvenience Packの出荷が開始されたようだ。これは要するにOS/2の最新フィックス集みたいな物だと理解していたので、ちょいと食指が動かなかった。なにせ、これを入手するには34000円も払ってSoftware Choice会員にならなければならないのだ。単なるフィックス集にはなあ、と思っていた。
 ところが、こにConvenience Packは単なるフィックス集以上の内容を持っているものらしい。例えばLVM、JFSといった新しいファイルシステムが搭載されているという。これは高信頼性を要求されるようなUNIXサーバに搭載されているもので、LINUXもようやく取り込もうとしている機能だ。これがあるとファイルの割り振り、障害復旧がぐんと楽になる。またJava2も提供されるのだとか(こちらはSoftware Choiceに登録されているかも)。そういう意味ではTCP/IP4.xも提供されるわけだ。こう考えると、かなり魅力的。フロントエンドで使っているこの機械だけはWindows系やPC-UNIXなどのメジャーな(笑)OSにしたくないので、こうなるとSCを買うのが理にかなっているかな。
 もう少し敵の出方を見定めようと思った。そもそも、いまからSC買ってCPを入手できるのか。

2000年12月09日(土曜日)

どうして安定しない4号機!

20時57分 コンピュータ

 帰って、4号機にDVD-ROMドライブを取り付けた。これはスロットイン式なので、なんとなく楽しい :)
 しかし、やっぱり動作中にエクスプローラが気絶する現象は解消されない。グラフィックアダプタ、LANアダプタのドライバを更新したが、駄目。さらにはBIOSの更新までやったが、だめ。まるで効果がなかった。こうなるとWindowsMe自身の問題だと思わざるをえないなあ。

2000年12月07日(木曜日)

まだまだ続くぜ新マシーンとの戦い

21時10分 コンピュータ 天気:晴れ風

 W2Kな機械からはOS/2機へのアクセスが自由に出来るようになった。これは便利なのだが、このときに他の機械(例えばWindows98機)からはWarpな機械へアクセスできないことに気づいた。ううむ、認証の問題かもしれない。また調査しなければならない。
 こうなると、今はOS/2機が担っているファイルサーバ役を他の機械(例えばLinuxを使っている3号機)に移設した方が良いのかもしれない。3号機のディスク周りはレガシーデバイスで占められているので、これを取っ払って1号機からUltraWideSCSI系統を全て移設する。実は1号機のSCSI系統は歴史的事情(謎)からUWSCSIとNallowSCSIの二系統になっていて、ファイルサーバ系はUWSCSI系のHDDだけに担わせていた。これを移設するのは簡単だ。しかし、今のところOS/2機からLinux機のSambaエリアへのアクセスは出来ていない。たぶん、コンパイルオプションをいじってSambaをインストールしなおせばいいのだろうと思っているのだが。~
 週末にでも気合を入れて調べるか......(はぁ......)。

2000年12月04日(月曜日)

2号機との戦いの果てに

23時55分 コンピュータ

 相変わらず2号機からはWarpのドライブが見えない。「予期しないネットワークエラー」とはなんなのだ! 目の前の機械に八つ当たりしたくもなるってもんだ。
 しかし、我輩はあることに気づいた。Warp側からW2Kへとネットワークドライブを繋ぐ時、自分の作業を観察していると、"相手側の"IDとパスワードを使っていることに。そういえば、NTにも同じような設定個所があったよなあと気づき、同様にW2Kでネットワークドライブを設定するダイアログをよく見てみると、なんとIDを設定する場所がでかでかと出ているではないか。そこに"Warpの"IDを設定すると、なんの問題もなくつながった。ガーン。こんなバカなことに引っかかっていたなんて(;_;)
 ともあれ、これで以前のようにWarpをファイルサーバとして使えるようになった。快適だ。残る問題はWarpからSambaのディレクトリが見えない点だが、これはmakeでいろいろ試してみるしかないかも。

2000年12月02日(土曜日)

秋葉へ

17時59分 コンピュータ 天気:ちょっと濃い曇り

 昼頃までとろとろ眠り、昼過ぎ、14:00頃に秋葉に出かけた。昨日、WindowsMeを買った方が楽だと判断したので、早速入手するつもりだったのだ。
 秋葉では、まずは昭和通口から出て、ちょっとスターベースを冷やかした。SKY90とかFC60とかいったコンパクトな望遠鏡が、大変に魅力的だ。本当は安価に放出されたMeadeのドブソニアンにも色気があったのだが、ちょっと考えて我慢。今月は金を使いすぎだ。
 その足で、TwoTopやら九十九やらを回ってMeを探したが、新規ユーザ用パッケージは案外に置いてない。じゃあヨドバシで買うかとも考えはじめ、とりあえず裏秋葉のドトールで一服した。ちょっと迷ったが、今から横浜に寄るのは面倒だし、近場で済ませるかとT-Zoneで買って帰った。
 これを4号機に入れた。起動からインストールまでさくさく進んだが、ひとつ困ったことになった。まっさらなディスクにインストールすると、自動で2GBのFAT16パーティションを切り、そこに入れてしまうのだ。30GBもあるディスクをそれではみみっちいので、FDISKで8GBの領域を確保しておき、そこに入れた。
 いやもう速いこと速いこと。新マシーンはメモリチェックから起動しきるまで(パスワード認証してデスクトップが表示されるまで)が30秒足らずなのだ。このところ、SCSIやら各種レガシーデバイスやらてんこ盛りの機械ばかり使っていたので、最新プロセッサだとこれだけ起動が早いということを知らなかったのだ。いいなあ。

2000年12月01日(金曜日)

また湘南台へ

23時55分 コンピュータ

 いよいよAthlon1GHz搭載の新4号機建造にかかった。これこそ新Milleniumを待ち受けるにふさわしい機械だ(なんのこっちゃ)。構成は大変シンプルに、メインボード、プロセッサ、グラフィックボード、LANボード、ストレージ系としてはIDEのみのUATA100系統にHDD、CD-ROM。これだけの構成だ。2号機のメインボードも偶然そうだったのだが、このメインボードはVIAの最新チップセットを使っている。これはチップセットにSB128互換(ということはEnsoniq系)の音源を統合してあるもので、音源ボードは不要だ。
 とりあえず組もうとしたが、組み始めて問題に気づいた。PCIのアダプタ部を塞いでいる金具がピン溶接してあるので、手持ちの工具では外せない。まあドライバかなんかで無理やりこじ開けることも可能だが、他の部分にダメージが生じそうだ。プラスチックハンマーとポンチで叩いて取った方が良さそうだ。
 そういうわけで、これらの工具を買うためにまた湘南台に向かった。まずは図書館によって、またしても調べ物を。ロボット関係の書物を積んで読んだが、面白かったのはAIと絡めて書かれたロボット工学者による本だった。科学哲学的な意義を著すという狙いから書かれたこの本は、著者の立場が立場だけにロボット工学の人工知能研究に対する優位をあからさまに唱えるなど、特有の臭みはあったが、テーマとしては大変面白かった。メモを取ながら読んだ。こういうとき、ロカティオは非常に便利だ。キーボード式だとどうしても打鍵音がして周囲に迷惑をかけるが、手書き認識式だとほぼ無音なのでそういうことはない。
 この日、図書館は19:00まで開いていたのだが、用事があったので、17:00過ぎに出た。その足で(っていちいち足を取り替えてるんじゃねーよ)ダイエーに向かい、工具を探したが、プラスチックハンマーしかないなあ。ハンズに行けばよかった。しかしこれだけあれば用は足せるだろうと思い、それだけ求めて帰宅した。
 帰って、ハンマーとドライバーで溶接部を叩いて離し、組み立てをあっという間に終えた。
 で、この新4号機にWindows98を入れようとしたのだが......。
 僕の手許にあるWindows98は、俺様の長いPC歴を反映して、MS-DOS6.2に始まってWindows95、98ともアップグレード版なのだ。これで困るのが、最初にどうやってCD-ROMドライブを認識させるかという問題があることだ。順当に行けば最初にMS-DOSを入れ、次にWindows95を入れる(インストール中にWindows3.1のディスクを要求されるが、インストールしてある必要はないため)わけだが、この時に何とかしてCD-ROMドライブをMS-DOSベースで認識させておかないと、そもそもWindows95のセットアッププログラムを起動できないという問題があるのだ。新規ユーザ用パッケージならば、Windows95のインストール用CD-ROMに、マシンを起動してCD-ROMドライブを使用可能にしてくれるFDがついている。が、アップグレード版にはそれがない。いやほんと、毎回苦労している点なのだ。
 今回は、会社で何度か使った力技、「NTを入れてCD-ROMを認識させ、Windows98のイメージをHDDにそっくりコピーしておく」という技を使おうと考えた。手許にある、新規ユーザ用NTパッケージを使おうと思ったわけだ。
 まずCドライブ分の領域(これは最終的にどれくらい必要か予め見積もって決定しておく)、僕の場合はまあ8GB程度を確保しておく。この時には適当にフォーマットしておく。次に1GB程度の領域を、これは必ずFAT16でフォーマットしておく。そしてどこでもいいからNTをインストールする。これでNTを起動すると、CD-ROMをアクセスできるようになるから、そのイメージをそっくり1GBのFAT16の領域にコピーしておく。そしてMS-DOSか別のWindows9Xのマシンで起動用FDを作り、それでこの機械を起動すれば、インストールイメージが見えるはずだ。これでFDISKを起動して適当に区画を設定し、フォーマットしておく。また再起動すればまっさらなCドライブとインストールイメージの両方が見えるはずだから、あとはインストールイメージからセットアップを起動すればいいだけだ。
 NTのライセンス数を使いきっている状態だとライセンス違反になるが、CD-ROMドライバ代わりに使うだけの軽微な違反なので、まあMSに泣いてもらうことにしよう。
 そう思ってNTのCD-ROMをセットして、そこから起動した(アップグレード版のWindows9Xは起動可能なCD-ROMにはなってないようだ)。が、カーネルのロード中に青画面になって落ちてしまう。ありゃ、なんで? プロセッサが速すぎるのか、Athlonの非互換性によるのか。
 いずれにせよ、あまりに面倒なので、素直にMEの新規パッケージを買うことにした。うがー。