Strange Days

2005年11月06日(日曜日)

LAN TANKにデータを移す

23時55分 コンピュータ 天気:くもりのち雨

 今日はどんよりした空を眺めているうちに、雨が降り始めた。例によって休日は天気が崩れるの法則を維持している。
 さて、su出来なくなるという謎の現象の解明に取り組んだ。といっても、少し調べても分からんので、もう一度手順をやり直してみるのだった。
 OSをセットアップしなおし、HDDを筐体に戻し、起動する。起動時にRAID構成の片割れを見つけた云々と出て、再構成にまた時間が掛かった。自動的に再起動してから、telnetで入り、suできることを確認。
 それから自分用のアカウント*1を作り、telnetログインしてsuしようとすると、もう出来ない! UNIXな人はもう原因にピンと来たかもしれないが、ほぼゲイツOSの世界に暮らすワタクシは、もう少し調べる必要があった。
 少し調べるうちに、そういえばsuできるユーザを限定することが出来るんだっけと思い出した。ファイル類を探索した結果、やはりadminというアカウントでしかsuできない設定になっているのを発見した。そういえば、マニュアルにしても、その他の白箱関連の読み物にしても、adminでログインしてsuせよと書いてあるのばかりだな。逆にadminでしかsu出来ないと書いておいてくれよなosz
 会社のUNIXな機械はテスト環境ばかりで、誰も彼も勝手にアカウントを作ってsuできるようになってるし、自宅のLinux機でそんな七面倒くさいことなんてやって無いから、原因に思い当たることが出来なかったのだった。どこかに書いておいてくれよー。
 ともあれ、原因は判明したので、早速sambaな共有領域を作り、ファイルサーバにしていたLinux機から、データをバシバシ移した。これでLinux機は任務を解かれることになった。これはおうちサーバにしてしまおうと思う。
 この白箱、起動は速いし、シャットダウンも後ろのスイッチを切れば、自動的にシャットダウンプロセスが走るようになっている。便利だ。音もかなり小さい。hdparmでHDDをスリープさせようと試してみたが、さすがにカーネルと本体が載っているディスクには効果が無いみたい。なにかのプロセスが常に見ているようだ。まあ、こめまにシャットダウンしてもいいな。
 後は白箱にプロキシを仕込んで、USB経由でメモリカードを読むように出来れば。恐々、試していこう。

2005年11月05日(土曜日)

白箱ことLAN TANKの設定に着手

23時55分 コンピュータ 天気:曇ってきた

 さて、数日前に届いていた、白箱ことLAN TANKを設置しちゃおう。
 この製品、パーソナル向けのNAS作成キットという位置付けで、HDDは入って無い。HDDも一緒に買ってあったのだが、これの設定のために、CDボートできるPCにディスクの一方を繋げて、付属CD-ROMで起動する必要がある。しかし、すぐ横にハラワタをでろーんとさらけ出しているPCがあるので、問題なし*1。早速繋げ、CD-ROMで起動する……事が出来ない。そういえば、このPCのCD-ROMはSCSI接続だった。しかし、別のマシンに入れるつもりで、DVD-RAMドライブを買ってあったので、それを接続することで設定は出来た。
 要するに、このキットはSH4を使ったLinuxサーバに他ならない。このセットアップは、HDDにLinuxシステムを構築してやるものなのだ。
 ディスク2台を収め、キットを組み立て、起動する。そこにブラウザでアクセスすると、最初に『2台目のディスクが見つかったけど、どうするよ?』と聞かれる。ミラーリングしてくれいと選択すると、えらい時間を掛けてRAIDの構築をおっぱじめた。250GBのディスクを構築するのに、3時間は掛かったろうか。
 自動的に再起動するので、それから再度ブラウザでアクセスすると、今度は本物の設定画面が表示され、やっとネットワーク設定などが出来る。自宅のLANの設定に合わせた。
 あくまでもファイルサーバとして使うつもりなので、インターネット上の情報を参考に、sambaの環境を構築した。ようするにapt-getするだけなのだが。
 swatの動作まで確認し、これでsambaサーバとして使えるようになった。やれやれと思いつつ、今一度telnetでアクセスして、suしようとすると……。で、できない。permission deniedになっちまう。あれ、パスワード変える時になにか間違えたか。
 という辺りで、もう今夜は寝ようという気になった。気持ちを切り替えましょ。