Strange Days

2009年06月21日(日曜日)

余ったPCを二個一

15時18分 コンピュータ 天気:雨

 結構な雨の日曜日だ。梅雨空君も頑張っているじゃないか。
 さて、部屋の要らんもの捨てよう作戦の一環として、PCを捨てる作業を進めている。いずれもメーカー製のレディメイドではないので、捨てるのは簡単ではない。サードパーティのPCリサイクル会社に依頼するか、個々のパーツに分解して捨ててゆくのが筋だ。PCリサイクル会社に依頼するのは高くつくので、個々のパーツを穿り返してから、筐体だけ粗大ごみとして捨てる道を選んだ。
 ざっと思い返すに、使えそうなパーツが揃っているのはGateway2000*1の成れの果てと、1から組んだ一番でかい筐体の2台だ。筐体はGateway2000の方が使いやすいので流用し、パーツは適当なのを見繕う。清掃しながら見繕ったパーツは、Pentium3 800EBデュアルプロセッサ構成のメインボード+256MBメモリ、SCSIボードとSCSI接続の640MB MOドライブ、40GBと30GBのIDE HDD、そしてDVD-RW、CD-ROMドライブだ。いったい、なんに使えるというのだ。しかし、動けばなにか出来るかもしれないし、MOドライブを使えれば、MOに保存したきりのデータを移行できる。
 とりあえず組んでみたが、メインボードが何者だったかわからないのと、MOドライブでターミネートできているかわからなかったので、電源入れての確認は後日に回す。
 しかし、中身がぎっしりなので、重くて腰に来そうなマシンになってしまったな。

2009年06月05日(金曜日)

新ルータにUSBストレージを接続

23時33分 コンピュータ 天気:雨

 朝までにUSBストレージのフォーマットは終わっていた。念のために管理ツールでディスクチェックを掛けて出社した。
 帰路は見事に雨だったので直帰。ディスクチェックは終わっていた。それをルータに接続する。しかし認識しない。なんで?
 いろいろ試してみよう。LinuxでFAT32フォーマットする際、非常に細かくパラメタを指定できる。しかし、どれが影響しているかなんてわからない。こういう時は、なんとかしてWindows OSからフォーマットしてやるのが正道だろう。
 まさにUSBストレージに移そうとしている雑ファイル群から、怪しげなフォーマットユーティリティを発掘できたので、これでフォーマットを掛けてやった。例によって大変な時間を要してフォーマットが終わる。ルータに繋ぐ。見えた! やっと、250GBの領域が見えた。しかしsambaのpublic領域としてマウントされているので、セキュリティは皆無だ。まあ、ルータで外からのアクセスは排除しているので、アクセスされてしまうことは無いだろう。しかし、ルータの説明書では外からのアクセスに対して公開し、外出先から使用する云々という記述があるのだよな。考えてみれば恐ろしい話だ。
 しかしこのUSBストレージへのアクセスが物凄く遅い。ルータ側でキャッシュしてないのだろう。ファイル単独の入出力は少し遅いかなという程度だが、ディレクトリを読みにいくと耐え難いほどの遅さだ。雑ファイル群は出自別に1000超のディレクトリに分けてあるのだが、ディレクトリを一覧するのが日が暮れるほど遅い。誇張でなく、コーヒー一杯淹れられるほどだ。なんか、しまったという感じ。
 しかし、別の機械を立ち上げることなく、ストレージにいつでもアクセスできる利便性は捨てがたい。しばらくこのままで運用しよう。耐えられなくなったら、白箱の復活を検討しよう。

2009年06月04日(木曜日)

USBストレージ(ケース)、Bluetoothキーボード到来

23時53分 コンピュータ 天気:くもり

 今日もアマゾンから着荷。物凄い勢いで買っているが、一度環境を弄り始めるとあっちこっち気になってしまうからだ。一つ一つのアイテムは、例えばUSBストレージケース\3200とかいった半端ものばかりだが、これが積み上がると次回のカード請求で目を回すことになりかねない。
 さて、今日届いたのは、そのUSBストレージケースと、同じくUSB無線LANアダプタ、そしてBluetooth接続キーボードだった。正確には、他にD90用の有線リモートコントローラーも。最後のは蛍撮影用なので後回しだ。
 まずUSBストレージケースに取り掛かった。買ったのはコレガの3.5インチIDEのHDDに対応したもの。これを新ルータのUSBポートに繋いで、小物ファイルや音声、動画ファイルの置き場所にしたい。HDDは白箱から外した、無事な方のHDD。とりあえず、無事と思われる方を外し、ケースに収めてから、AMDx2なメインPCに繋いだ。すると簡単にドライブが見えている。早速管理ツールを起動してこのストレージをFAT32化しようとした。新ルータ経由では、ストレージはFAT32でないと読み書きできない。読み出しだけならばNTFSでも使えるのだが、それではファイル置き場にならない。というわけで、FAT32にせざるを得ない。まあ、日常的にバックアップを取っていればいいだろう。
 しかし、250GBもあるストレージをわざわざFAT32でフォーマットするのは大変だった。MS純正の世界ではサポートしてなくて、管理ツールからはそもそもNTFSしか選べない。コマンドラインのformatは動くように見えるが、最後の最後に『大きすぎて扱えない』などと言われて完了できない。MSはこれが"仕様"といっている。死んでください。仕様上はFAT32でも4TBまで管理できるはずだが、Windows2000以降のOSでは、大きなサイズのパーティションをフォーマットできない"仕様"らしい。たぶん、ME以前の95系なら可能なのだろう。
 仕方ないので、今度はLinuxなP4機に繋いでみた。するとUSBストレージが/dev/sddに見えたので、すかさずfdiskでFAT32パーティションを切り、mkfs.vfat /dev/sdd1 -C -v -F 32などとやってFAT32でフォーマットを始めた。うまく走っているように見えるが、が、物凄く遅い(汗)。表面検査もやっているのだろうか。とにかく、今日中に終わりそうではないので、とりあえず放っておいた。
 次にBluetoothキーボードを取り出した。モノは"Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス BT 無線タッチパッド付きキーボード 黒 AL-BT077-BK"という奴。単なるBluetoothキーボードじゃなくて、なんらかのポインティングデバイスが一体化しているものが欲しかった。これはその名の通り、タッチパッドが付いている。他にもトラックボール付などのものもあるが、幅が狭いこれを採用した。正確にはロジクールのDiNovo Miniというさらに小さいのもあるが、これはあまりに小さすぎる。
 キーボード、AAA2本で1月駆動できるという触れ込みだ。一見して、一瞬だけしまったと思ったのが、これが109系ではなくて、106キーボード系なことだ。つまりWindowsキーなどMS独自定義のキーが無い。でも、よく使うのはエクスプローラーの起動だけなので、デスクトップとクイック起動に登録すれば何も困らない。
 キーボードのサイズが小さいので、とにかくキートップが小さくて打ちづらい。キータッチも最悪に近い。が、長文打つなら机の引き出しに収めた方の、従来使っていたPS/2キーボードで打てばいいのだから、机上が広く開くこれはやはり手放せない。懸案のゲームでも、なんら問題なく使えた。
 最後に、Libretto L3にPlanexのUSB無線LANアダプタGW-USMicroNを取り付けた。コレガのPCMCIAカードでは、同じコレガのAPにどうしても接続できないのと、PCMCIAスロットが埋まっていると、メモリカードを読む時に非常に困るので、2つ開いているUSBポートに接続するのが有利と判断した。値段も\1590。安い。サイズは、ちょっと前までのBluetoothドングルよりも小さいくらいだ。ドライバを導入して接続すると、サクッと接続できた。PCMCIAスロットは熱源であるメインプロセッサに近い場所にあるので、やはり熱を持つ無線LANアダプタを追い出せて、さらに熱暴走の可能性を低減できたのではないか。
 後は、USBストレージをルータに繋いで、ちゃんと共用するだけだ。

2009年06月03日(水曜日)

帰り道紫陽花偵察と、ルータ入れ替えの余波で悶絶の巻

22時57分 コンピュータ , 暮らし , デジタルカメラ , デジタルギミック 天気:くもり(湿っぽい)

 帰路、体調がいまいちだったのと、社屋から出た途端に雨粒が降ってきたので、自宅まで直帰した。
 途中、白百合公園で紫陽花を撮る。本当は境川で蛍を撮るつもりで、D90に明るい35mm固定焦点を付けてきていた。紫陽花はまだ色づきはじめというところ。花弁も若々しくて汚れが無い。
 さて、帰宅してから懸案に取り掛かった。なぜだろうか、昨日ルータを入れ替えてから、一部のURIにつながりにくくなっているのだ。具体的にはGmailとGoogleカレンダー。どちらもつながったりつながらなかったりする。よく分からないのが、自宅のADSL*1だけじゃなくて、イーモバイルの方でもつながりにくい状態になっているのだ。後者は、当然のことだがルータなんて関係ない。イーモバ、イーアクの障害情報にもそれらしいものは無い。なんでだー。
 昨日、ルータを入れ替えた際の設定に問題があるのかと見直し、なんの気なしにルータのDNS設定をADSLモデム*2のIPアドレス指定から指定なしにしたのがドタバタの始まりだった。当然、インターネットのアドレスを解決できなくなるので、元に戻したのだが、それでもつながらない。元に戻したのに~。
 しかも、このADSLモデムの管理用ウェブにもつながらない。IPアドレス直打ちでもダメ。ではと、ルータの管理用ウェブからADSLモデムに向けてpingを打ってみる。つながっているな。さらにルータのWAN側*3を、固定値からDHCP*4設定にすると、もうpingを打てない。どうもADSLモデム~ルータ間で何かが起きているようだ。
 仕方ない、一時的にと思い、昨日まで使っていたNECのブロードバンド無線LANルータに繋ぎなおす。だが接続できない。同じ状況だった。
 さすがに、ADSLモデムの先、つまりWAN側を疑い始めた。そこで何度かADSLセッションを繋ぎなおしたりしたのが、解決しない。ここでADSLモデムにPCを直結すると、なんら問題なく、WAN側にスコスコアクセスできる。
 こういう時はと思い、一度ADSLモデムの電源を落とし、それから新ルータに繋ぎなおして、しばらく置くことにした。ADSLモデム側でなにかの情報を保持している可能性がある。
 その間、EM-ONEをPCからBluetoothで繋いで凌いだ。これでも、昔のISDNよりははるかにマシだな。
 30分くらい置いて、再びADSLモデムの電源を入れると、問題なくインターネットに出て行ける。ADSLモデムの管理ウェブも見える。ううむ、なんだったんだ。接続情報を見ると、なんとなくWAN側IPアドレスが以前と変わっている気がする。
 再実験する気になれないので、今日はもはやADSLモデム、ルータとも落とさないでおくことにする。後日、追及しよう。
 その他、昨日シグマリオン3で使えなかったCF型無線LANカード、WN-CF54Gの使い方を思い出したので、設定する。これはPlanexのカードなのだが、シグマリオン3などCE.NET 4.2機ではそのままでは使えない。実はアイ・オーデータの別のカードのドライバを使えば行けるという。ライセンス的にどうかとは思うがな。ここは世のため俺のために、アイ・オーデータには泣いてもらおう。実はアイ・オーデータのカードも持っているのだが、こちらはシグマリオン3では使うと電波を捕まえるのに物凄く時間がかかって、非常に使い難いものなのだ。
 ドライバを導入すると、あっさり認識してくれた。こっちのカードの方が、P-in 2WPLよりやはり速い。こうして使えるようになると、やはりシグマリオン3はいい。オークションに流しても\5000にもならないし、アキレス腱のバックアップ電源もなんとか修理する道があるので、これはまたしばらく、活用してやろうと思う。

2009年06月02日(火曜日)

ルータ交換

23時13分 コンピュータ , インターネット , デジタルギミック 天気:晴れ

 仕事山が一つ片付いた。少し定時をオーバランしたが、急いで帰宅。アマゾンからの荷物を受け取りたかったのだ。
 帰宅して、無事に受領した。中身はキャットアイのサイクロコンピュータCC-RD300W*1、コレガの無線LAN AP兼ルータCG-WLR300N、そしてBluetooth対応コンパクトスピーカーBIT-STB2819W。
 サイクロコンピュータは週末にでも取り付けることにして、早速ルータを入れ替えた。今まで使っていたNECのルータが壊れたわけじゃないが、新ルータには目を惹く特徴がある。
 まず、USBポートを持っていて、ここにストレージデバイスをつないで共用できるのだ。日常的にアクセスするファイル類をWHS機やUbuntu機に置くと、いちいち立ち上げておくか、ずっと立ち上げっぱなしにしなければならないのが不満だった。そこで白箱の再生を考えていたところに、このルータのこの機能を知ったのだ。これなら立ち上げっぱなしでいいなあ。消費電力は高々ルータ+HDDだ。データの保全も、定期的にサーバにバックアップすれば十分だし。
 また無線LANのAPとして、マルチSSIDをサポートしている。ノートPCなど高度なセキュリティ機能を持つクライアントからはできるだけ高度なセキュリティでアクセスし、それとは別に低レベルのセキュリティしか実現できないクライアント*2用には、セカンドSSIDを設定して、こちらでWEPでのアクセスを提供できる。その際、セカンドSSIDでは外向きの*3アクセスしか許可しないので、ホームネットワークへのアクセスを防止できるという触れ込みだ。しかも、無線LAN APの稼動スケジュールを指定できるので、日中は無線LAN APを自動で閉塞しておくなんてことも可能だ。うむ、これぞまさに欲しかった機能だ。
 ルータの設定をして、ノートPCからのアクセスを確認する。LOOX Uの内蔵無線LANではつながったのだが、Libretto L3に入れた無線LANカードからは成功しない。ううむ、これ、同じコレガのカードなんだが*4
 後回しにして、シグマリオン3の方で試してみる。前に使っていたPlanexのGW-CF54Gを入れたのだが、あれれ、ドライバが認識されないよ。前はどうやってたのかな。とりあえず、太古の遺物であるDoCoMoの2PWLを入れて、WEPでアクセスできるのは確認した。しかし、なかなかAPを捕まえなかったりで、妙に不安定だ。これは、別途ドライバがいるんだっけな。なにかユーティリティの類があった気がする。
 ともあれ、シグマリオン3から無線LANでアクセスできるのは、非常に便利だ。これ、いろんな意味で気兼ねしなくていい機械だし、Pocket PC以降のように重くも無い。必要十分というところだろう。
 さて、もう一つのBTスピーカー。これは台所で音楽を聴きたいという理由で買ったものだ。BTヘッドホンで十分かといえば、これは遮音性が高いので電話や来客に気づかないことがあるという弱点がある。また四六時中ヘッドホンをしていると、耳が痛くなってくるし、後で耳鳴りがしてくる。なので、BGM的に聴くならスピーカーが良かろうと思った。
 物は小さくて、大体ういろう1.5本分くらいの直方体だ。その両端がスピーカーの開口部になっている。側面には電源部、操作部が別面に並んでいる。電源はUSB給電可能、というか外部電源はminiBのポートから供給する仕様。またAA4本で駆動できる。つまりeneloopが使える。これはかなり大きなアドバンテージだ。というのも、他のBTヘッドホンは充電池内蔵なので、電池切れだと充電しなければ使えない。このスピーカーなら電池を入れ替えれば即使えるのだ。またA2DPプロファイルに対応しているので、スピーカーから本体のコントロールが可能だ。ということは、例えば人里離れた場所のサイクリングで、スピーカーをハンドル近辺につけ、本体をバッグに入れて使えるということだ。再生中、恥ずかしい曲に差し掛かっても、即座に飛ばせるぞ。惜しむらくは防水性が無いことだが、水周りでは使わないし、サイクリング中に雨に降られたらバッグにしまうだけだ。
 eneloopを入れ、W62CAとペアリングしてみた。意外にいい音がする。超小型スピーカーとしてはがんばっている。これなら、BGMとしては十分。デスクトップ機とUSBケーブルで繋ぎ*5、ペアリングしても使えた。デスクトップ機のスピーカーとして常用し、必要に応じて持ち出すという使い方もできる。ライン入力も持っているが、これだと当然本体の制御はできない。色んな使い方を妄想できるスピーカーだ。