今日もアマゾンから着荷。物凄い勢いで買っているが、一度環境を弄り始めるとあっちこっち気になってしまうからだ。一つ一つのアイテムは、例えばUSBストレージケース\3200とかいった半端ものばかりだが、これが積み上がると次回のカード請求で目を回すことになりかねない。
さて、今日届いたのは、そのUSBストレージケースと、同じくUSB無線LANアダプタ、そしてBluetooth接続キーボードだった。正確には、他にD90用の有線リモートコントローラーも。最後のは蛍撮影用なので後回しだ。
まずUSBストレージケースに取り掛かった。買ったのはコレガの3.5インチIDEのHDDに対応したもの。これを新ルータのUSBポートに繋いで、小物ファイルや音声、動画ファイルの置き場所にしたい。HDDは白箱から外した、無事な方のHDD。とりあえず、無事と思われる方を外し、ケースに収めてから、AMDx2なメインPCに繋いだ。すると簡単にドライブが見えている。早速管理ツールを起動してこのストレージをFAT32化しようとした。新ルータ経由では、ストレージはFAT32でないと読み書きできない。読み出しだけならばNTFSでも使えるのだが、それではファイル置き場にならない。というわけで、FAT32にせざるを得ない。まあ、日常的にバックアップを取っていればいいだろう。
しかし、250GBもあるストレージをわざわざFAT32でフォーマットするのは大変だった。MS純正の世界ではサポートしてなくて、管理ツールからはそもそもNTFSしか選べない。コマンドラインのformatは動くように見えるが、最後の最後に『大きすぎて扱えない』などと言われて完了できない。MSはこれが"仕様"といっている。死んでください。仕様上はFAT32でも4TBまで管理できるはずだが、Windows2000以降のOSでは、大きなサイズのパーティションをフォーマットできない"仕様"らしい。たぶん、ME以前の95系なら可能なのだろう。
仕方ないので、今度はLinuxなP4機に繋いでみた。するとUSBストレージが/dev/sddに見えたので、すかさずfdiskでFAT32パーティションを切り、mkfs.vfat /dev/sdd1 -C -v -F 32などとやってFAT32でフォーマットを始めた。うまく走っているように見えるが、が、物凄く遅い(汗)。表面検査もやっているのだろうか。とにかく、今日中に終わりそうではないので、とりあえず放っておいた。
次にBluetoothキーボードを取り出した。モノは"Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス BT 無線タッチパッド付きキーボード 黒 AL-BT077-BK"という奴。単なるBluetoothキーボードじゃなくて、なんらかのポインティングデバイスが一体化しているものが欲しかった。これはその名の通り、タッチパッドが付いている。他にもトラックボール付などのものもあるが、幅が狭いこれを採用した。正確にはロジクールのDiNovo Miniというさらに小さいのもあるが、これはあまりに小さすぎる。
キーボード、AAA2本で1月駆動できるという触れ込みだ。一見して、一瞬だけしまったと思ったのが、これが109系ではなくて、106キーボード系なことだ。つまりWindowsキーなどMS独自定義のキーが無い。でも、よく使うのはエクスプローラーの起動だけなので、デスクトップとクイック起動に登録すれば何も困らない。
キーボードのサイズが小さいので、とにかくキートップが小さくて打ちづらい。キータッチも最悪に近い。が、長文打つなら机の引き出しに収めた方の、従来使っていたPS/2キーボードで打てばいいのだから、机上が広く開くこれはやはり手放せない。懸案のゲームでも、なんら問題なく使えた。
最後に、Libretto L3にPlanexのUSB無線LANアダプタGW-USMicroNを取り付けた。コレガのPCMCIAカードでは、同じコレガのAPにどうしても接続できないのと、PCMCIAスロットが埋まっていると、メモリカードを読む時に非常に困るので、2つ開いているUSBポートに接続するのが有利と判断した。値段も\1590。安い。サイズは、ちょっと前までのBluetoothドングルよりも小さいくらいだ。ドライバを導入して接続すると、サクッと接続できた。PCMCIAスロットは熱源であるメインプロセッサに近い場所にあるので、やはり熱を持つ無線LANアダプタを追い出せて、さらに熱暴走の可能性を低減できたのではないか。
後は、USBストレージをルータに繋いで、ちゃんと共用するだけだ。
帰路、体調がいまいちだったのと、社屋から出た途端に雨粒が降ってきたので、自宅まで直帰した。
途中、白百合公園で
紫陽花を撮る。本当は境川で蛍を撮るつもりで、D90に明るい35mm固定焦点を付けてきていた。紫陽花はまだ色づきはじめというところ。花弁も若々しくて汚れが無い。
さて、帰宅してから懸案に取り掛かった。なぜだろうか、昨日ルータを入れ替えてから、一部のURIにつながりにくくなっているのだ。具体的にはGmailとGoogleカレンダー。どちらもつながったりつながらなかったりする。よく分からないのが、自宅のADSLだけじゃなくて、イーモバイルの方でもつながりにくい状態になっているのだ。後者は、当然のことだがルータなんて関係ない。イーモバ、イーアクの障害情報にもそれらしいものは無い。なんでだー。
昨日、ルータを入れ替えた際の設定に問題があるのかと見直し、なんの気なしにルータのDNS設定をADSLモデムのIPアドレス指定から指定なしにしたのがドタバタの始まりだった。当然、インターネットのアドレスを解決できなくなるので、元に戻したのだが、それでもつながらない。元に戻したのに~。
しかも、このADSLモデムの管理用ウェブにもつながらない。IPアドレス直打ちでもダメ。ではと、ルータの管理用ウェブからADSLモデムに向けてpingを打ってみる。つながっているな。さらにルータのWAN側を、固定値からDHCP設定にすると、もうpingを打てない。どうもADSLモデム~ルータ間で何かが起きているようだ。
仕方ない、一時的にと思い、昨日まで使っていたNECのブロードバンド無線LANルータに繋ぎなおす。だが接続できない。同じ状況だった。
さすがに、ADSLモデムの先、つまりWAN側を疑い始めた。そこで何度かADSLセッションを繋ぎなおしたりしたのが、解決しない。ここでADSLモデムにPCを直結すると、なんら問題なく、WAN側にスコスコアクセスできる。
こういう時はと思い、一度ADSLモデムの電源を落とし、それから新ルータに繋ぎなおして、しばらく置くことにした。ADSLモデム側でなにかの情報を保持している可能性がある。
その間、EM-ONEをPCからBluetoothで繋いで凌いだ。これでも、昔のISDNよりははるかにマシだな。
30分くらい置いて、再びADSLモデムの電源を入れると、問題なくインターネットに出て行ける。ADSLモデムの管理ウェブも見える。ううむ、なんだったんだ。接続情報を見ると、なんとなくWAN側IPアドレスが以前と変わっている気がする。
再実験する気になれないので、今日はもはやADSLモデム、ルータとも落とさないでおくことにする。後日、追及しよう。
その他、昨日シグマリオン3で使えなかったCF型無線LANカード、WN-CF54Gの使い方を思い出したので、設定する。これはPlanexのカードなのだが、シグマリオン3などCE.NET 4.2機ではそのままでは使えない。実はアイ・オーデータの別のカードのドライバを使えば行けるという。ライセンス的にどうかとは思うがな。ここは世のため俺のために、アイ・オーデータには泣いてもらおう。実はアイ・オーデータのカードも持っているのだが、こちらはシグマリオン3では使うと電波を捕まえるのに物凄く時間がかかって、非常に使い難いものなのだ。
ドライバを導入すると、あっさり認識してくれた。こっちのカードの方が、P-in 2WPLよりやはり速い。こうして使えるようになると、やはりシグマリオン3はいい。オークションに流しても\5000にもならないし、アキレス腱のバックアップ電源もなんとか修理する道があるので、これはまたしばらく、活用してやろうと思う。