Strange Days

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2011年3月18日(金曜日)

しまなみ縦走2011前日 鞆の浦に

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:17:00 天気:晴れ
 朝は3:30に起床。戸塚で東海道線始発に乗る予定なので、まだ余裕はある。だが計画停電の影響で、交通機関にダイヤの乱れが多発しているので、大幅に余裕を見ての出立にした。
 軽く朝食を取り、Bromptonを戸塚まで走らせ、東海道線始発で横浜に、横浜から京急で羽田に出る。懸念したほどの混雑も遅れもなく、難なく機上の人となった。
 広島空港に着き、手荷物を待っていたところでこば氏と邂逅。一緒に三原に出て、JRで尾道に出て、まずは宿泊場所のα1に荷物を預けることにしたいと思った。が、こば氏と話すうちに、どうせ鞆の浦を走りたいのだから、福山に出てコインロッカーに荷物を置くという手はどうかとなった。それで行こう。
 山陽本線で福山まで移動し、駅前でBromptonを展開した。コインロッカーに荷物を、と思ったが、分けるのが面倒なのでそのまま走ることにした。
 鞆の浦までは、概ね海岸線を辿ってゆけばいいはずだ。そこまでは川沿いに走ったのだが、土手の道は交通量が多くて厳しい。一つ降りた並走路なら、まあまあ安楽な道行になった。所々に鄙びた街並みがあるのもいい。
 やがて鞆の浦に。思ったよりも見所が多そうだ。沖合には見栄えのいい島も。弁天島というのだそうだ。
 しばらく、港の辺りをうろついた。昼食を取りたいと思っていた。には、まるで川港のような石段が残されている。
 この辺には、保命酒という養命酒めいた*1薬用酒があり、製造元が4軒ある。そのうち2軒で、一番小さいボトルを買った。旅の途中で消費してしまうつもりだった。
 昼食は、岩壁にほど近い蕎麦屋に入った。魚食べたいよねー。というわけで定食。たこ刺しが超シコシコして美味しかった。別に蕎麦もついてきてお得。は狭かったが、食事は良かったな。
 食後は、鞆の浦のちょっと高台にまで登ってみた。医王寺という寺に登ってみたが、いい眺めだ。
 平地に降りて走り回っていると、こんなところに山中鹿之助の首塚があった。そうか、この辺で斬られたのか。
 沖合の島が美しいので、渡船で渡る。さっきから面妖な船が往復していたが、あれがそうだったのか。なんでも、幕末にこの沖合に沈没したいろは丸を真似たものだとか。坂本龍馬の海援隊が運航していた蒸気船だが、紀州藩の軍艦と衝突事故を起こして沈没している。その縮小モデル*2だとか。
 渡船で仙酔島に渡り、遊歩道をしばらくうろつく。ちょうど干潮時で、小島に渡れたりもした。
 再びいろは丸で本土に戻る。さっきの写真と見比べると、船首が昇降式なのが分かる。
 海上からは、弁天島がいろんな角度から拝めるのでお得だ。
 船着場の傍に通称対潮楼という古寺がある。そこからの弁天島の眺めは見事。額に掲げられた文字は、朝鮮通信使が残した褒め言葉だとか。実際、見ていて飽きない
 福山駅に戻り、尾道に戻ってチェックインする。tomo&kazu&haruと落ち合い、海辺の店で海鮮に舌鼓を打った。瀬戸内の魚はうまいんじゃ。ほんまにのぉ。
 ホテルに帰って保命酒をと思ったが、さすがに今夜は断念。これを持って走らねばならぬのか。
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2011年1月30日(日曜日)

埜庵に味噌煮込みうどんを求めてプチ吹雪に遭う

自転車 ( 自転車散歩 ) , 19:35:00 天気:晴れのちプチ吹雪
 どうやら埜庵のランチメニューが変わったようなので、それを食べに行こうと思った。そこでtwitterで招集を掛けたが、超緊急招集だったので誰も掛からず。いろんな意味で頑張らなきゃならない時期のM女史の、がんばれ会を遂行することに。
 湘南台に集合。なので、湘南台に向かうのだが、ウォーキングの人がえらい数、ぞろぞろと歩いている。なんかの催しか。
 湘南台に着いた頃は、素晴らしい好天で、寒さも日照のおかげで感じられない。ポケロケに日光が映える。
 M女史と合流し、南下してゆく。途中、境川遊水地公園で小休止。ここでこういう催しが。これがウォーキングの理由だろうか。
 境川~引地川とぽたぽた走り、埜庵に。ランチの取り置きをお願いしておいたので、難なくありつく。今は味噌煮込みうどん。名古屋風の麺ではないが、大きな車麩に濃厚な出汁が染みて美味しい。
 氷は、今日はWいちごを。Wいちごミルクのリバース版というべきか*1。いちごゼリーと果肉を掘り出すのが楽しい。
 あまりに寒いので、帰路は来た道をそのまま戻った。境川自転車歩行者道に入った辺りの紅梅が、もう咲き始めている。この頃には、頭上に薄くはあるが、どこか不穏な雲がかかり始めていた。そして、北上し始めた頃に、白いものがチラチラし始める。夕景観測点辺りの遮蔽物の何も無い辺りでは、ちょっとした吹雪に。とはいえ、見た目ほどには深刻でもなく、体が濡れるほどでもない。だが寒い。体が凍える。境川遊水地公園で暖を取ることに。
 室内で外のプチ吹雪を見て、もう止んだなと思って出るやいなや、再び吹雪始める。また室内に逆戻りだ。気象の神の悪意を感じた。
 湘南台にてM女史を見送り、帰宅。寒くてなにもやる気になれず、せっかく買ったPacerはヘッドを組み付けたままだ。暖かくなるまでには片付けないと。

2011年1月09日(日曜日)

湘南海岸をうろうろ

自転車 ( 自転車散歩 ) , 21:49:00 天気:快晴だ
 最近、M女史に『海を見たい』とか言われ、なら埜庵行こうじゃないかという運びになった。今日は娘に遊んでもらう父の気分で、待ち合わせ場所の湘南台に向かった。今日もBromptonだ。M女史は輪行は久しぶり*1とやらで心配したが、無事に輪行出来ていた。もっとも、わしが湘南台の出口を間違えて教えてしまい、右往左往させてしまったがな。
 無事に落ち合えたので、境川をとろとろと走る。今日は日差しがあって暖かいので、非常に気分がよい。
 境川遊水地公園~藤沢~引地川とつなぎ、埜庵に昼前についた。が、なんとこの時点で8人待ち。大将が済まなそうに待合室に案内してくれた。2Fへの上がり口の前のスペースにテントを張って、中にストーブを入れてある。これで、寒空の下で震えながら待つ必要がなくなった。
 2F席が空いたので、早速上がりこむ。M女史と輪行袋の話しをする。最近のちび輪バッグはサイズアップして、結構な大きさになってきている。やっぱ、BFにはバイクキンチャクがベストなんじゃなかろうか。
 ランチメニューは、今年も和風ポトフ、というか洋風雑煮。お腹に優しいのが良い。かき氷は、この3連休中はお勧めらしい抹茶系。なんでも、抹茶に普段よりいいものを使っているのだとか。
 食後、海を見るという目的のために、引地川河口辺りを見に行った。風も弱く、快適だ。
 引き返し、湘南台でお見送り。また遊んでくれい。
 帰路、レモンピールで珈琲を買い、帰宅して入れた。実は、今年初レギュラーコーヒー。

2010年12月12日(日曜日)

神奈川県立近代美術館葉山館にて夕陽を待つ

美術館 , 自転車 ( 自転車散歩 ) , 20:19:00 天気;快晴
 今日も結構早起き。よしよし、昨日決めた通りに、埜庵に出かけよう。ポケロケを境川に向けた。
 埜庵に着くと、店主が客を捌いているところ。今日のランチのミートスパゲティ、そして冬の名物Wいちご(ミルク)を注文して、2Fに上がらせてもらった。店主曰く、今日は結構客が少ないようだ。昨日に比べて、気温が5℃くらい下がったからねえ。
 ミートスパゲティ。生麺がもちもち*1、ソースも柔らかい野菜がトマトピューレの酸味に負けず自己主張していて、美味しい。先週終わった煮込みハンバーグを食べたかったのだが、これはまたやるよとのこと。リベンジするぜ。
 Wいちごミルク。今日はあえてミルク。中から登場するゼリーと果肉がうれしい。かき氷の割にお腹に響かないのも。
 さて、埜庵を後にすると、近美葉山へと走った。結構な向かい風に疲労しつつ到着。葉山にたどり着いたのは久しぶりだなあ。
 展示は『プライマリーフィールドII』とのことで、現代美術の若手7人の展覧会だった。バラエティに富んだ展覧会だった。先日の鎌倉館の半券を出すと\100安くなったし。
 それぞれの作家の印象をメモリながら見たので、それを元ネタに。
・高橋信行
 パステルカラーに潜むチャコールの不吉な影。パステルカラーの平和な画面に、濃いチャコールの影が走ると、なぜだか衝撃をおぼえる。不吉さを持っているからだろうか。
・小西真奈
 どこかの観光地なのだろう。明るい光の下遊ぶ人々。だが現世離れした風景が、本当は死後の世界なのかもと思わせる。実は展覧会の開催要旨に貼られているこの作家の『浄土2』にびびっと来たので、葉山に足をのばしたのだ。観光地の風景と見るには、あまりに現世離れした雰囲気に、なにか異界を意識しながら描いたのではないかと思った。
・保坂毅
 いろんな形、いろんな色のストライプ。うーん、うーん。
・三輪美津子
 インテリアを多く描いている。中に「山」というタイトルの、しかしベッドを描いたものがあり、隣に別のタイトルの山を描いたものがある。並べ間違えかと聞いてみたら、正しいとのこと。ベッドを山に見立てた作品を、わざわざいかにも山な作品の隣に置くよう指示したのは作家自身。おやっと思ったら、きっと作家の勝ちだ。

 ここらで館員にDefyでのメモをやんわり注意されたので、鉛筆を借りてメモしながら残りも回った。しかし我が鉛筆文字は、自分でも判別が難しい……。

・東島毅
 でっかい作品多し。巨大さを生かし、光源との関係を変えることで多様な鑑賞を可能とする。平面に立体部品を適用する場合も。特に『影を追いながら』は、朧げな光にはべったりした影。強光にははっきりした塗り面を見せる。
・伊藤存
 見方が良く解らん。が、見ていて飽きない。だまし絵風が多し。
・児玉靖枝
 彩度の狭い帯域で勝負している。気配シリーズは初春の季節が変わる予感を捉えたものだろうか。深韻シリーズは変わること無く韻韻と響き続ける森の通奏低音を聞くがごとし。中でも雨三面は、暖かな雨ならばそのまま森と同化してもいいかもと思わせる。どこか落ち着いて、蠱惑的。

 ひと通り見終わって、葉山館裏手の散策路から、伊豆半島に沈む夕日を見た。雲が増えていたが、切れ目から幻想的な夕陽が見えた。寒かったけどな。
 最初はG'z Type-XDefyで撮り比べていたが、そもそもバックパックにPowershot Sx10ISを入れていたことを思い出した。やはりズームがあると、夕陽は撮りやすい。
 今日は風が強いせいか、雲がどんどん表情を変えてゆく。夕陽と雲が美しい
 夕陽は低く見える伊豆半島に掛かり、すっと落ちて行った。
 さあ帰るぞ。逗子からは完全にナイトランとなったが、ライトを完備していたので無事に境川まで帰り着いた。G'zのカメラは夜に弱いな。
 風と戦ったせいか、結構疲労しながら帰宅した。

2010年11月14日(日曜日)

埜庵氷熊澤麦酒自転車散歩

暮らし , , 自転車 ( 自転車散歩 ) 22:41:00 天気:くもり
 今日は宇津木さん(仮名)招集による、湘南方面食い意地ツーリングがある。今回はBD-1でとも思ったが、シートポスト下がり病が発症中なので、Bromptonを選択した。
 南町田まで走り、参加者が三々五々集結してくる。今日はBromptonが半数の4台を占めた。便利だからな。
 まずは境川を淡々と下る。途中、時々刻々と膀胱耐久テスト実施を予感するが、境川遊水池でリリースに成功。寒いと近くなるからイカンわい。
 未だに謎としか言いようが無い経路を走り、埜庵に到着。昼飯にナポリタンみかん氷をいただく。大将は室内に席を作ろうかと言ってくれたのだが、自転車乗車直後で温もっている我々は、室外の席で過ごした。が、みかん氷を食べた時点でガタガタブルブル。大将によれば、次のランチとして和風煮込みハンバーグと、シュークリームを試作中だとか。どちらも字面からは想像できないものになりそう。特にハンバーグは来週にはメニュー入りするそうなので、また再来週にでも来ないとな。
 さて引地川沿いに北上し、西に向かうと、熊澤酒造に到着。早速麦酒をやり、盛り合わせピザをつまむ。今日は七五三なのか、オバマのせいなのか*1、やけに子供連れが多かった。というか、子供。
 近所の香川駅から輪行で帰宅。充実した時間だった。

2010年11月06日(土曜日)

町田にカレーを食いに行ったら時間切れ

自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , 21:34:00 天気:晴れ
 今日はがっつり走るぞ、という気分にはならず、まあ町田方面に出てから、未見の国際版画館を襲うかという腹積もりだった。
 昼過ぎに、MR-4F改を境川に向けた。北に向かい、町田に入ったのは14:00頃。ちょっと遅いな。まずかのアサノを再訪してから、版画館に向かうつもりだったが、時間的に無理だ。
 アサノは待ち行列2だったので、3人目についた。しかし、この行列取りの指示が分かりにくい。一見、図示までして、一目瞭然に思える。しかし、この図は店から外を向いた状況で書いているのだが、読む方は店の方を向いているので、直感的に理解しづらい。しかも、なぜか店から離れた反対側の壁から並び始めるように書いてある。なので、何度も『これで本当に正しい並び方なのかな』と、店の意図を誤読していないか心配するような塩梅なのだ。
 30分ほどで席が空いたので、席についてカツカレーを発注。席に着く時、右側3席が空き、後ろに男性二人組が続きそうだったので、席を詰めて座ろうとした。しかし、真ん中の席にいたお姉ちゃんがものすごい勢いでガンを付けてきたので、止む無く端についた。どうせ隣まで埋まるんだがと思いつつ。
 また20分ほど待たされて、やっとカツカレーにありつく。時間的に、もう国際版画館を襲うのは無理だ。しかし、カツカレーは本当にうまい。カツ+カレーで、2つを単に合算した以上のモノになっている。ソースはそれほど辛くないのに、食べ終わる頃には汗がパッパと浮かんでくる。ライスはこれ以外の固さはあり得ないのではと思えるほど絶妙。ソースに溶け込んだポークの甘みも素晴らしい。固めに茹でた青物の爽やかさ、キャベツの歯ごたえも程良く調和する。そして、添え物の漬物が後味をさっぱりと整えてくれる。
 なんか悔しい。さっきの整列指示の紙に見られるように、客あしらいが全然なってない、気の利かない店なのに、なぜこんなに満足させられる。創業店主のおっさんのよぼよぼぶりは心配になるほどだが、なぜか和む。
 アサノを後にし、海軍道路に出て、夕陽を見た。今日はすっきり晴れ、しかし夕陽の近くに繊細な雲が浮かんで、素晴らしい落日となった。今日はむしろD90を持って来たかったが、SX10で戦える範囲で撮ってみた。
 帰宅して、Bromptonの整備を完結させた。前後ホイールを外し、タイヤ交換がてら清掃し、さらにクランクも抜いて、チェーンホイールも洗った。汚れが溜まっているのい。これですっきりしたので、気持よく走れそうだ。
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2010年9月25日(土曜日)

そうだ遠野に行こう2010/3日目

自転車 , , レジャー , 23:27:00 天気:くもり時々雨
 今日は高所、少なくとも早池峰神社まで登るぞと考えていた。しかし、残念なことに雨の確率が高そうだ。そこでレンタカーで盛岡に出かけることとなった。
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2010年9月23日(木曜日)

そうだ遠野に行こう2010/初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , , レジャー , 23:17:00 天気:くもり時々雨
 初日はそぼ降る雨の中、新花巻駅周辺の箱物を襲った。
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2010年9月12日(日曜日)

久しぶりに境川上流編

暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , , モノ 21:02:00 天気:くもり
 今朝は久しぶりに暑さで目が覚める。また真夏を思わせる暑さが復活している。たまらんなあ。
 ちょっと日差しが和らいできた午後、用事を思い出してMR-4Fを引っ張り出した。昨日、ポケロケのタイヤを換えた時、チューブをそのまま流用したのだが、出来ればR-AIRにしたいと思い返した。451のものを置いていそうなのは、サガミとモンベルショップくらいかな。よし、モンベルショップを襲おう。というわけで、MR-4Fの出番となった。
 軽いポケロケにばかり乗っていると、やや重いMR-4Fはこぎ出しの重さが堪える。まあ24WOというのもあるのだろう。しかしスピードに乗ると、むしろポケロケよりも走りやすい気がした。BD-1には矯正すべきことばかり思い浮かんでしまうが、MR-4F改はもう矯正すべき余地がないように思う。重いのは致し方ない。
 モンベルショップでR-AIRの451を捜すも、ここに置いてあるR-AIRは700Cばかりだ。最も品揃えのいいシュワルベにも、451は無い。がっくりだ。そういえば、このモンベルショップの自転車コーナには、シューズを置いてないみたい。前はあったと思ったが。
 帰路、海軍道路で夕日を撮ろうと思っていたが、今日は雲が厚くて太陽が見えない。涼しくて助かるかと思いきや、嫌な湿度があってかえって不快だ。帰ろう。
 ひなた山の珈琲工房に久しぶりに立ち寄る。デカフェしたのばかり飲むようになって、ふつうのコーヒーはなかなか消費できなくなってしまったため、足が遠のいていた。でも、朝はやはり旨いコーヒーを飲みたいではないか。店主の勧めでケニアを深煎りしてもらう。深入りするとカフェインが減るのだそうな。
 焙煎してもらっている間に、近所のケイヨーデイツーに立ち寄った。地下足袋を買いたかった。前から、クリートの突き出したシューズで観光地を闊歩するのは苦しいと思っていたので、小さく畳める地下足袋を持ち歩き、必要に応じて履き替えようと考えたのだ。観光地の施設にありがちな、床面が強化ガラス張りの階段を昇降する場合を考えて欲しい。クリートが当たって、それはそれは耳障りだ*1
 地下足袋は、先割タイプは論外で、普通の足型のものから選んだ。地下足袋は側部が柔らかめの布なので、平たく収容できる。これなら荷物に含めても嵩はあるまい。
 コーヒーを受け取り、帰宅。今回は豆のまま買ったので、早速ミルで挽いて喫した。うーん、炒りたてのコーヒーは、ガスの発生が凄いので、正直まだ違いが分からん(笑)。数日したら落ち着くだろう。とりあえず、今でも香りは素晴らしいし、深煎りで酸味が少ないのは僕好みだ。朝のコーヒーはこれに決まり。
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2010年8月21日(土曜日)

境川~湘南食いしん坊ツーリング

自転車 ( 自転車旅行検討 , 自転車散歩 ) , デジタルギミック , 21:48:00 天気:晴れ(やや雲多し)
 今日は久しぶりに@nak家に招集を掛けられ、境川を走ることになった。もちろん、召集令状を受け取った明治の日本男児のごとく、唯々諾々と応集したともさ。
 集合場所は町田。時刻は昼前なので、余裕を見て9:30にはBromptonを境川に向けた。5段化しても、平地では基本的に3段目*1で間に合ってしまう。
 南口のマクドナルドに集合したのは7名。駐輪場に自転車を置いて、まずは仲見世商店街方面に向かう。方面というのがクセモノで、目的地はその並びの仲見世飲食通り*2にある。カレーの店、アサノがそう。有名店らしいのだが、初めて入った。しかし、後で思い出した。ここ、随分前に町田の食事処を調べていて、ぶつかった場所だ。空いていれば入ろうと思って、仲見世商店街を探したのだが、見つからない。仕方なく、別の店で飯を食ったのだった。それは、仲見世商店街にあると思い込んでいたからだったろう。
 さて、改めてアサノに入った。席が7つ切りの小さな店で、いい年した爺様と、その息子と思しきおっさんの二人で切り盛りしている。とにかく小さな店で、カウンターに座り、背後に荷物を置いたら、もう人の交通が難しいほどだ。ともかく、開店直後を狙ったこともあり、無事に全員が席をせしめた*3
 この店、注文を受けてくれるまでがまず長い。開店直後だったせいもあるのだろうが、店側が稼動状態になるまでが長いのである。そして注文を受けてからも長い。徐に豚肉をカットして、それから揚げ始めるのだ。もしも空腹で死ぬ5秒前の人が入店したとすると、間違いなく餓死するハメになるだろうな。店の外には並んで待っている人もいて、我々とすれば気が気じゃないのだが、店の方はまるきし我関せずで、明日地球が滅ぶとしてもかくあろうと思えるマイペースで、一つ一つ手順を踏んでゆく。
 ともあれ、我々はその間、久しぶりの雑談に花を咲かせる。(あ)氏がiPhone4Gを、こば氏も3GSを持ち出したので、吾輩も対抗上IS01を見せびらかす。さらに隣のもり氏もHT-03A(白)を持ち出したので、この店はあたかもiPhone対Androidの決戦場の如き修羅場と化した*4。出掛けに吾輩のHT-03A(黒)を忘れてきたのが悔やまれる。改めて見ると、iPhoneはメディアプレイヤー&コミューターとしてはよく出来ている。しかしAndroidのようなアナーキーさはない。
 さて、このようにして涙ぐましい時間稼ぎを続けるうちに、待望のカツカレーが出た。フツーだよなあ。じゃがいもも青いものも、後載せだし……。
 ところが、カレーを口に運ぶと、うまい。うん、うまいぞこれは! 辛さはスパイシーな、喉の奥で感じる辛さだった。カツの揚げ加減も絶妙で、スプーンで簡単に切れる。コメも柔らかすぎず、固すぎずで、これも絶妙としか言いようが無い。悔しいが、待たされただけのことはあったと思った。しかし、なんでも、以前は爺様の長広舌を拝聴してから出ないと、料理そのものに掛からないという、恐るべき店だったそうな。
 さて、いよいよ走りだす。先導を拝命していたので、『ブワナ、ブワナ、大変よ』などと現地人案内人らしく振る舞いつつ、先を走った。
 今日はさぞかし暑かろうと思いきや、意外にも雲がずっと掛かっている状況で、かなり涼しく感じた。いやまあ、涼しくはないか。しかし、思いのほか快適だったのは間違いない。
 境川の上流域は、あちこちで改修工事が進行中だ。そのため、ところどころ一団を迂回路に導かねばならない。その点、行きに下調べしておいたので、難なく誘導できた。
 途中でおやつは当然でしょう。ということで、まずは中原街道沿いの和菓子屋、松埜で休憩。冷やしたわらび餅が美味しそうだったので振舞うと、好評だった。他に、補給食として栗どらも買っておいた。
 さらに下流。湘南台南方の果樹園で、みんなで梨を買い求める。今日はじめて知ったのだが、ここにはちゃんと冷やした梨も置いてあり、ナイフも借用できるのだ。僕は自宅に買い置きの梨が在庫されているので、ここでは買わなかった。が、おすそ分けをもらってかぶりつく。うまい。喉の渇きが癒される。真夏には水気の多い、梨やスイカだよなあ。
 さて、この次は順当に飯田牧場、埜庵でしょう。しかし埜庵は先日、そしてつい今朝方にテレビで取り上げられたらしく、かなり客が多そうに思う。この時期は難しいか。ということで、まずは飯田牧場に向かい、時間を見ながら埜庵、最終目的地と経路を考えよう。
 ところが、飯田牧場に着いたところで、(た)女史のBromptonがパンク。しかも、Inter8化されたリア側だ。これはややこしそうだ。ということで、この手のツーリングには欠かせない、パンク修理大会が開催された。執刀者は夫君の(あ)氏。あれあれ、ベンチでサボっているのは誰かな?*5
 Inter8のリアを外すのは結構難物らしく、手こずっていた。しかしこのツーリングに参加した7台中、5台までがBrompton。しかもInter8化したのが2台もある。もう一台を参照しながら、いささか発見的に後輪脱着を実施し、見事修理が完了した。わしにやれと言われても途方に暮れそうだ。後で5段化Bromptonの後輪脱着手順をおさらいしよう。
 皆、やっとアイスにありつく。しかし、海岸まで出て、それから最終目的地に向かうのは時間切れになりそうな気がしてきた。最終目的地は、かの熊澤酒造だった。
 ともかく、ちょっとでも時間を節約しようと、引地川に出ることにする。藤沢市街で県道44号を西進していたら、(た)女史がこのまま熊澤方面に行けるのではと思いついた。Gmap様を参照すると、確かにこのまま行けそうだ。ということで、概ね県道44号を進み、最後にR1のバイパスをくぐって、北上、熊澤酒造にアプローチするルートを取った。多少のアップダウンはあったが、概ね平坦で、意外に走りやすい道だった。これは、アプローチにはいいかもしれない。
 熊澤酒造には、予約時間のかなり前にたどり着いた。こうしてBromptonが並ぶのは壮観だ。
 入店して、早速料理を多量に発注する。そりゃもう、'80年代のソ連海軍が米空母機動部隊を攻撃するがごとく、多量に。もちろんビールも頼む。乾杯! 乾いた体に、ビールがやばいほどに浸透してゆく。しかし僕は、最初の一杯でセーブし、後はノンアルコールに走る。アルコールを摂り過ぎると、ワシの場合覿面に体調不良に陥るからな。しかし、人が頼むカクテルを、横からチビチビやる*6と、これも呑みやすさに思わず頼みそうになってしまう。いろいろ危険な店だ。
 料理ももちろんうまい。今日は冷製パスタが好評だった。揚げたてのオニオンフライも、サラダもうまい。これらは、確か地元の農家が育てたものだったと思う。
 さて、会食の間、9月の遠野、11月の出雲ツアーの勧誘を実施する。意外に高反応が帰ってきて、まず遠野は7名確定かというところ。しかし、宿と交通手段の手配が億劫だという声が強い。ええい、やってやんよ。ということで、改めて宿と交通の手配はこっちでやることに方針転換。後で改めて告知せねば。幸い、宿の方はまだまだ余裕ありそうだし。
 ということで、(た)さんをしまなみに連行しようとプロジェクトが設置されたので、関係者はご参集願います*7
 店を出て、香川駅まで自転車を押し歩き、三々五々流れ解散した。僕は酔いがすっかり醒め、なんとなく走りたりなかったので、藤沢で下車して自走で帰宅した。今日は73kmくらい。意外に走ったな。

2010年8月10日(火曜日)

真夏のしまなみ行2010初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:02:00 天気:晴れだかくもりだか雨だか
 さてさて、今年も物好きにも真夏にしまなみを走っちゃうのだ。
 朝一で起きて、駅までポケロケを走らせる。輪行状態にして、電車を待った。ただし、いつものように安浦竹原方面ではなくて、逆の広島方面だ。長雨の影響で地盤が弛み、宮浦から先が不通になっている影響で、この経路を取るしか無い。
 呉線広島行で海田市に、ここで山陽本線に乗り換えて尾道に出る。乗客は多い。そういえば、世間はまだ平常運転なのだった。おかげで、呉で買った弁当を片付けることが出来ない。
 沿線の風景がなぜか新鮮なので思い出したが、海田市~三原間の山陽本線に乗るのは、恐らくは生まれて初めてだ。
 尾道につき、まずは弁当を片付ける。こんなことなら、駅で尾道ラーメンを食えばよかった。
 駅前でポケロケを展開する。駅前には、やはり同じようにしまなみを走るつもりなのだろう、自転車を携えた一団が集結中だった。こんな暑いのに、もの好きなことだ。
 そのもの好きの一員として、まずは駅前渡船で向島に渡る。今回、ちょっと腹積もりがあった。いつものルートではなく、できるだけ高いところをゲットするのだ。しかし、なにか殺意を感じるような日差しが、その決意を揺るがせる。ううむ、とりあえず向島の峠をゲットして考えよう。
 暑いので、まずは喉を潤そうと後藤鉱泉に寄ったが、忙しいのか呼び鈴押しても出てきてくれない。うるさく連打して呼び出しても、買うのがラムネ一本では……とひよって、そのまま後にした。
 さて、いつものように島東部を南下する道を通り、途中に見える"吉原家住宅"の看板を目印に、適当な場所で西に折れた。島の内部に向かう道だ。
 ちょっと迷走したが、吉原家住宅にたどり着いた。が、ここは現住者がいるからか、土日しか公開してないとか。今日は外から眺めるのみ。
 気を取りなおして、向島の峠を目指す。しかし内陸部の家並みもいい。
 途中、洋ランセンターの前を通過し、さらに上ってゆく。暑くて頭が煮えそうだったので、ボトルの水を被って冷却した。夏場は水が命だ。
 登り切ると、山の上への登り道との分岐点があり、その辺が峠だった。そんなにきつい登りではないが、夏場は滝汗だ。
 立花方面に下ってからは、因島までいつものルートをたどる。いつもの橋見ポイント
 さて、因島に渡った。ここからは3つのルートを取ることが出来る。一つはいつもの島北岸推奨ルート、もう一つは南岸の裏しまなみルート、そして最後が因島北部山岳地帯を突っ切る通称フラワーライン。最後のは結構な高所に登りそうだ。橋から降りてくると、すぐ目の前に、山肌をうねうねと這うような道が見える。あそこを登るのか。この真夏に。わざわざ夏に。汗だらけになるならいいが、下手すると熱中症でやられるぞ。そしてそんな思いをして上っても、特に見所もなく下ってゆくだけだ。阿呆らしすぎる。
 よし、フラワーラインだ。勇躍、フラワーラインに取り付いた。幸い、水と飲料の備蓄は十分だ。も今のポジションのポケロケなら辛くない。ジリジリと炙られながら、ジリジリと上ってゆく。
 かなり上って、頂上と思しき電波塔が立ち並んでいる辺りを望見できるようになったところで、道端に展望台があるのに行き当たった。ここからの眺めも悪くない。
 峠の頂上は、案の定何も無い場所だった。看板くらいあって欲しかった。
 さて、爽快な下りだ。というところで、大問題に直面する。ヘアピンの続く、しかもずっと10%以上の坂が続く道では、ブレーキをほとんど引きっぱなしだ。この高気温にブレーキングの熱を加えると、リムの温度も下がる暇が無い。すると、多くのサイクリストの命を奪った*1下りでのバーストという恐怖の事態がもたらされるのではないか。
 やむを得ない。ある程度走ってから、しばらく冷めるのを待つか。しかし、待っているだけではなかなか冷めないのだ。だって、タイヤが路面に満遍なく触れて放熱する機会がないから。つまり、自転車を降りて押してゆくしか無い。下りで自転車を押し歩く。なんという恥辱プレイ。しかし命に替えることは出来ないので、あえてこの屈辱に甘んじた拙者であった。くそっ、この馬鹿暑が無ければっ。
 道はフラワーセンターに通じている。ここで小休止。リムもだが、乗っている僕の頭も熱くなっている。自販機で冷水を買い、頭にぶっかけた。快感だ! 首筋にも冷水をかけてやると、のぼせかけた脳みそが冷やされるのを感じた。気持ちイイな。保温ボトルを持ってこなかったことを悔やみつつ、とりあえずボトルに冷水を注ぎ足した。
 この先は、推奨ルートを淡々と走る。生口橋を渡る際には、既に昼前になっていた。思ったより時間を食っている。やはり暑くて休止が多いからだろう。
 瀬戸田まで淡々と走り、昼食は万作でたこ飯定食を。ガラスケースにキリン・フリーが冷えていたので、一本付ける。昼間からビール飲んだ気になれるのは幸せなことだ。特に、こんな暑い日には。
 近くのドルチェ支店でデコポンのシャーベットをデザートに。さらにしおまち商店街で、コロッケを一つ。
 多々羅しまなみ大橋も淡々と渡り、しかし何かの義務であるかのように記念写真も撮る。ほんまに、見栄えのええ橋じゃ。
 伯方島に渡る前に、ちょっとだけルートから外れる。以前から気になっていた"横殿宮"の看板を辿ってみた。すると鳥居と小さな祠がぽつんとあった。話によれば、ここは大山祇神社が元々あった場所だという。ここから今の場所へと遷宮されたらしい。賑やかな大山祇神社と違って、時間に取り残されたように静かに緑に埋れている。
 大三島橋を当たる時、ちょうど干潮時だったのだが、まるで川のように海が沸き立っていた。流れの早い瀬戸とはいえ、これは凄い。まるで大河だ。
 マリオンオアシス伯方島での休憩を挟み、後は淡々と走ってゆくだけだ。しかし、大島に渡った辺りで、どうも空模様が怪しくなってきた。ちょっくら先を急ごう。
 大島は淡々と超えてゆく。やはり今のポジションがベストに近い。坂で足を回しにくい感覚があったのだが、ポジションを変えると相当回しやすくなった。
 一気に下り、道の駅でポケロケと橋を入れた記念写真を撮っていたら、嫌な雲がどんどん増えてくる。たまにパラッと顔に当たるものさえある。早くサンライズ糸山まで走ってしまおう。
 来島海峡大橋の登り口に、こんな警告が出されているのに気づいた。ってことは、裏を読むとタンデム解禁ということか。
 さて、最後の展望台で一息つき、走り始めた途端だった。結構本格的に降り始めた。タイミングが悪いな。元の展望台に引き返すと、雨が止むのを待った。同じように模様眺めのサイクリストが、何人か固まった。
 ふと気づいたのが、この展望台にひっそりとあった一等水準点。大切にしましょうと書いてある。イタズラする奴が居るんだろうな。
 雨がやんだのを見届けて、来島海峡大橋を渡り出した。雨のせいか、心持ち気温が下がって快適だ。
 途中、馬島で島の半分を走ってみた。トンネルを潜ると、単に橋の袂にループするだけのルート。しかし日差しが戻りつつある。なんか暑くねと思ったら、路面から湯気が立ち上り始めている。湿度高すぎで不快なり。
 そういえば、馬島に降りるエレベータにもタンデムに関する警告があった。しかし、今時のビッグスクーターの方が、タンデムより長いんじゃないかいな。
 最後に、糸山展望台*2から橋を眺め、サンライズ糸山にチェックインした。今日は随分と絞られたな。
 さて、サンライズ糸山では懸念があった。どうもレストランがガラリと模様替えしたようなのだ。見た目、随分小洒落た感じになっている。以前は朝のバイキングが好評だったし、飯もうまかったので満足していたのだが、なんでか経営母体が変わったようだ。なんとなくアルコールを置いてない予感があった。しかも、客室1Fにあったビールの自販機が撤去されていると来ている。どうなることやら。
 19:00。レストランに行ってみた。嬉しいことに、メニューにはちゃんとアルコールも載っている。やはりビールくらいは欲しい。
 注文したのは、地鶏をソテーしたのを中心に、サラダ、スープ、パンを付けたもの。うん、うまいぞ。上等上等。パンも*3ちゃんと暖かい。とにかく量という向きには向かないかも知れないが、一人で止まって一人静に食すにはいいね。問題は朝食だが。
 風呂に入り、IS01でTwitterを眺めていたら、眠気が襲ってきた。さっさと就眠。

2010年6月09日(水曜日)

揚げないドーナツ

暮らし , 21:54:00 天気:意外に降られず
 近所の中田の辺り、長後街道から白百合公園へと向かう道に、密かにドーナツ屋が出来ていた。natas natasというチェーン展開している店で、素材にも豆乳や茶葉などヘルシーと称するものを使っているようだ。気になっていたので、買ってみた。
 買ったのはまずはこれという意味でプレーン、変化球としてブラウンコーヒー。一個一個個装されていて、ミスドよりちょっと高めだ。買って帰る道すがら、既に甘い匂いをプンプンさせている。
 帰宅して、早速コーヒーを入れて包装を解く。食感は、ドーナツ状のマドレーヌという感じか。ミスドの基本メニューのようにやや甘みを抑えたものではなく、甘さ全開という感じ。苦いコーヒーに合いそう。食感も揚げドーナツよりしっとり柔らかで、まさにリングケーキというものだった。
 美味しかったのだが、これはこれで腹にたっぷり脂肪と化して残りそうだ。
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2010年4月11日(日曜日)

横浜港でのゲリラ的酒盛集会に参加

暮らし , 20:58:00 天気:晴れ
 こば氏のお誘いで地ビールのゲリラ的酒盛集会に参加してきた。本当にゲリラ的なのか、ちゃんと許可を得ているのかは不明だが、場所が新港パークの丘の上なので難民キャンプに見えなくも無い、素敵なシチュエーションであることは間違いない。
 催事要項のメールを読み違えて、エライ早くに会場入りしてしまったりしたが、無事にこば氏と落ち合え、なんだか濃そうな催しに無事潜り込めた。
 この催しは、横浜の地ビール屋が中心になって続けられているもので*1、\2000なりを払うとカップ一つもらえ、それで50品目くらいの地ビールを堪能出来るというもの。もっとも、サーバー5台で樽を1つずつ捌いてゆくので、タイミングが合わないとお目当てのビールをせしめることは出来ない。それでも、ぼちぼち飲んでいた*2僕でも9品目くらい飲んだので、ちょっと頑張れば20、テイスティング目当てで一口ずつ回してゆくなら全品種制覇も不可能ではない。
 こば師*3とともにワールドポーターズで買い物して戻ってくると、既に400名を超えているというビール馬鹿で大賑わいであった。今日の催しは自転車関係と微妙に重なっていて、面白い自転車がいくつか集まっていた。全蛍光色のピスト。これはこういうカスタマイズをして売る店があるのだろう。そして非常に気になったのが、この貨物用自転車だ。今月か先月のモノ・マガジン*4を立ち読みしていたら、この自転車が乗っていた。確かベルギー製だったはず。搬送荷重100kgらしいので、家庭にあるものならなんでも運べそうだ。もっとも、あまりに背が高いものだと視界を遮られそうだ。でも米一俵くらいなら問題ないだろう。ギアは3*9で、坂への備えもそれなりにある。が、乗っている人の話だと、ハンドリングがやや不安定なんだそうだ。
 しかし、催事の性格からして、乗り物での往来はご法度だろう。そのせいか、酒盛りのさなかでもノンアルコールの飲み物を手にしている人が、結構多かった。スタッフの中にも。これは辛そう。
 酒に弱い僕が200mlくらいずつ6杯行った時点で、遂にグロッキー。眠気を誘う陽気をいいことに、しばらくグデーッと眠り込んでしまった。3時間ほど寝て復活したが、その頃には冷凍マグロと思しき物体が会場のあちこちに転がっている状況だった。
 催事は日がビル群にかかり始める頃、最後のサーバーまで空にして終了。僕らも片付けをして帰った。帰路、まだまだ元気なこの辺のを撮ってみた。こば師にお貸ししていたμ6000で撮ったのだが、すぐに感度を上げる癖があり、粒度の粗い画像になりやすい。しかし、防水デジカメは、こういう催しでは非常に便利だ。
 楽しい催事だった。また参加させてください。

2010年3月27日(土曜日)

引地川千本桜観測

自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 20:11:00 天気:くもりたまに晴れ間
 今日も寒い日だったが、雨の心配は無さそう。昼過ぎ、MR-4Fで引地川方面に向かった。
 長後駅の西で引地川に合流する。上流方向に走るのは久しぶりだが、あちこちで遊歩道の整備が進んでおり、一部開通していた
 その上流の分岐でうっかり西に進んでしまい、泉の森方面に進んでしまったが、今日行きたい千本桜は東北に向かう支流に沿っている。リカバリし、支流に沿って北上して行くと、やがて桜並木が始まった。
 桜はまだまだ一分咲き程度というところだが、日当たりの良い孤木の中には、かなり咲き揃い始めているものもあった。また水面に差し伸べられている枝先は、日当たりがいいからだろうか、そろそろと開花が進んでいるものも多かった
 さて、花より団子というわけではないが、忘れてはならないみどり屋の桜餅を買い求めた。ついでに柏餅も。塩漬けした桜のほの辛さが、甘い餡によく合う。
 千本桜は、実際には800本くらいなのだそうな。この辺では花見所として有名なので、まだまだ咲き始め程度だが、花見している人々も散見された。水面に垂れる花枝を見ながら、中原街道で引地川と別れを告げる。
 次に向かったのは海軍道路。ここも桜並木で有名で、3kmにも渡って続く桜並木が見事だ。もっとも、南側は拡幅にともなって、片側がばっさりと伐採されてしまったのだが。
 海軍道路の桜も、まだまだ咲き始めてもいない状況で、この分では来週末にやっと見頃という辺りではないか。最近の寒さで、開花が一時抑止されたのだろうか。
 帰路、いずみ野の区役所辺りにもある桜も観測したが、ここもまだ蕾のまま。しかし足元の菜の花は元気に咲き続けているので、この分ならば来週末には桜と菜の花のコラボレーションを拝めるのではなかろうか。
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2010年3月21日(日曜日)

しまなみ縦走2010二日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 23:59:00 天気:晴れ(猛風)
 今日は昨日のような時間に追われる展開はあるまいと、のほほんとウサギと遊びつつの出立だった。しかし時間の神は、この許されざるおっさんたちを、本当に絶対に許さないのだった。
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