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Strange Days
2002年02月19日(火曜日)
23時00分
星見
今夜もベランダにMIZAR20*80を出す。雲がない夜だが、相変わらず水蒸気が多く、かつまた月が昨日より太っている。それでも、今夜はオリオン座の全景がちゃんと見えている。
ワイドビノで冬の大三角形を愛でる。明るい恒星がこれだけ集まり、なおかつ散開星団、散光星雲と楽しい見ものもある。もうすぐ星見にはつらい春だから、今のうちに見ておこう。
20*80のほうにM42を入れる。よく、鳥が羽を広げたような、と形容されるM42だが、20倍程度だと鳥の頭みたいにも見える。その中に潜むトラペジウムは、今夜は三つまで見えた。これ以上は、より高倍率でないと無理だろう。
M41は、しかし昨夜とあまり変わらない眺めだ。
双眼鏡では、大三ツ星辺りの眺めが圧巻だ。よくもこれだけ星が群れていること。なんとなく、夜空に開いた窓のようにも思える。
2002年02月18日(月曜日)
22時00分
星見
天気:晴れのちくもり
夕方、早々と南中するようになった冬の大三角形を見ようと、ベランダにMIZAR20*80を出した。おやおや、雲が結構多い。しかし、待っていたら雲が切れたので、現れたおおいぬ座に双眼鏡を向けた。
青く燃えるシリウスでピントを出し、M41に向ける。微光星が12、3個群れているのが見える程度だ。どうも水蒸気が多いのか、次第に太りながら近づきつつある月が、視界を白くしてしまうようだ。
次にM42を見ようと待っていたら、雲が濃くなって隠れてしまった。あぅ。こういう日もあるさ。というか、今年はこういうことが多い。すっきり晴れた夜は疲れて寝てたりしてな。ああ、それはサイクリングで疲れてるからだ。こうして二つの趣味は干渉し合っているのである。
2002年02月14日(木曜日)
22時00分
星見
天気:晴れかな?
夜、ベランダに双眼鏡でも出して星を見ようと思ったのだが、あいにく雲が増えていて、星が見えなくなっていた。なんか、今期はあまりタイミングが合わず、ろくな星見が出来てないな。
だいたい、去年CANON 18*50ISを買ってから、これがほとんど究極の星見道具になってしまい、望遠鏡を出すことも稀になった。この手軽さは何物にも替えがたい。
とはいえ、望遠鏡でなければ見えない天体も多数あるのだ。系外銀河、惑星状天体などは、どうしても高倍率の望遠鏡のほうが有利だ。原理的には大口径の望遠鏡でもいいはずだが、値段がなあ。最低30万円というのは、ちょっとすぐには出せない。
しかし、限られた時間の中で、星図を参照し、基準星から目的の天体を見つける、という作業はまどろっこしい。それ自体を楽しむことも可能だが、いい加減辛くなってきたのも確かだ。
そんな俺様にうってつけなのが自動導入だ。望遠鏡を買った当初から考えてはいたのだが、ある程度手動導入を経てからと思っていた。そろそろいいんじゃないかな。
GP赤道儀を持っているので、同じビクセンの自動導入が無難だろう。しかし、これ10万近くするのだ。
どうせ金を出すなら、30万近くするセレストロンやミードの自動導入付8インチに目が行く。しかし、8インチはもうC8EXがあるしなあ。
他に面白そうなものに、ミザールの電動式経緯台がある。ところで、これに自動導入を組み合わせたら......。きっと、どこかの廃人な人々が試みているだろう。これがいけるならまずビクセンの自動導入+GP赤道儀で運用し、後でより手軽なミザールの電動経緯台も入れるというのが良いかもな。しかし、あまり金を使えないのが問題だ。