Strange Days

2004年10月26日(火曜日)

花粉症いえーい

13時18分 思考 天気:雨だぜ

 朝から目の痒みと喉の痛みに悩まされている今日この頃。もしや花粉症ではという懸念が強まってきたので、顔を頻繁に洗ってアレルゲンとの接触を減らすという処置を行ったところ、かなり改善された。やっぱ花粉症かな。もういや~んってカンジ!
 ここ数年、甜茶を飲むことで状況が改善されてきたのだが、この時期にはヨークマートには甜茶の在庫が無いのだ。参ったな。ウーロン茶じゃ効果ないし。
 ところで、こうした健康食品信仰を悪用した商法に関して、国立健康・栄養研究所が警告を発しているって。7番辺りが、この甜茶での効果宣伝のパターンに当たっていると思うな。だが、例えプラシーボ効果でも効けばいいのだ、俺的には。それに甜茶の味は好きだしな。ということで、甜茶療法は継続決定。
 それにしても、血液型信仰の復活といい、最近はまたオカルトが蔓延って来ているような気がする。それも、科学の衣を纏っていたり*1、娯楽の衣*2をまとっているから始末が悪い。こういうのはト学会みたいな連中がいくら笑い飛ばそうとしても無駄で、学校教育の中で堅実な科学的思考を育てなければならないのだろう。
 極論すれば、英語、国語、歴史の授業を削減、いや廃止し、数学、科学、科学史の時間を倍増するべきなのだ。前者の魅力的なテキストなんて、両目を開けていればその辺にいくらでも転がっているから、はまる奴は勝手にはまる。英語だってNOVAがあるじゃん。人の書いた物をたくさん読んで、必要に迫られて自分も書く。そうしていれば英語だって日本語だって身に着くさ。昔の人間はそうやって”教養”を身に着けたんだ。
 しかし後者に目を向ける人は、物凄い変わり者だけじゃないだろうかね。科学的思考というのは要するに手続きの集合体なので*3、獲得するためには訓練が必要だ。個人では難しく、どうしたって教育機関で教育を受ける必要がある。今の風潮の根本原因は、要するにその訓練が足りてないって事だろう。それを増やすにはゆとり教育とやらを止めるか、ハードな科学にはつながらない分野の授業を削るかしかない。最初の極論は、そうして出てくるわけだ。
 こんなことを、花粉に効くじゃん*4などとほざきつつ甜茶をせっせと飲んでいる俺様のような者が主張するから、世の中はよくならないんだ。キエーッ!
 どうした、俺。テンション高いな。なにかつらい事でもあったか。ああ、花粉症かい。