Strange Days

2001年11月30日(金曜日)

今日は順路を

23時02分 自転車 天気:晴れ

 今日も今日とて帰宅後に1時間弱ほどTCR-2で走った。
 公園の周りをぐるぐる回っているばかりでは、いい加減飽きてくるなあと思った。必要に応じて、長駆境川辺りまで走るコースを開拓する必要ありか?
 それと、自転車を替えながらというのも良いかもしれない。今度は、久しぶりにMTBで走るか。

2001年11月29日(木曜日)

帰省時に持って帰る自転車は

22時00分 自転車 天気:晴れだが雨が降った形跡も?

 帰省する時に持って帰る自転車はどうしようと考えた。あんまり出歩かないだろうし、キワチャリでいいかなと思った。しかし、キワチャリは、現状では乗って気持ちよい感じではない。BD-1を持って帰ってもいいのだが、ちょっとしんどいな。いっそ、持って帰らないで、実家で母が買ったままほったらかしにしているママチャリを使おうかと思ったりして。
 あるいは、長駆輪行のための車両を購入するか。14インチでコンパクトに折りたためるものがいくつかある。しかし、来年にはもっと強力なのが出そうだし......。
 あるいは、ロードバイクを持って帰るか。重量はBD-1の場合よりむしろ有利だ。が、大きさが相当のものになるので、混雑が予想される年末年始の移動には気が引ける。やはり、輪行には折りたたみが向いているのはいうまでも無いことだ。
 結局、BD-1を持って帰って乗り回すことになるのか。
 今夜も10周コースを回ってきた。効率的に脂肪を燃やすには、もう少し距離を稼いだ方がいいのだが、寒すぎる。

2001年11月28日(水曜日)

今日は逆走

22時58分 自転車 天気:晴れ

 一日休んで、今日も10周コースをこなしてきた。この間の荒川オフで転倒したときに打った左ひざが、まだ時々痛むようなので軽くこなす。距離を伸ばすのは治った後だな。
 いつも同じように走っていたら飽きるので、今日は逆走してみた。いつもは左回りなのだが、今日は右回りに走ってみた。全てのコーナーを外から回るので、ある意味では楽だ。しかし、車との交差が辛いこともある。また地勢の関係で、短いが急な上りと、長い下りがある。上りは人気の無い公園の周回路だが、下りは街中なので飛ばせない。左回りの場合は逆の傾向になる。どっちがフィットネスに向いているのだろうか。
 さすがにぐるぐるコースだけでは飽きるので、一周10km程度の別のコースを開拓しようと思う。

2001年11月26日(月曜日)

健康のために走りましょ

22時48分 自転車 天気:晴れ

 さてさて、ようやくTCR-2を買った目的を果たすときが来た。帰宅後の夜中に、立場運動公園の周囲を走って、健康のために運動量を稼ぐのだ。
 TCR-2にお茶のボトルを載せて(二つのボトルケージが役に立った)、公園へと走り出した。
 公園の周囲をぐるぐる回る。1周1km程度なので(正確には960m位のようだ)、ペダルを踏み気味にすると、あっという間に周回してしまう。しかし運動するのが目的なので、飛ばさずに20km/hくらいで、ゆっくり走った。
 寒いなあ。ジャージの上下に、ウィンドブレーカを重ね着し、グローブは厚めのフルカバー型なのに、寒さが染みとおってくるようだ。たまらん寒気です。
 白い息を吐きながら、5周ほどすると、所要時間は20分くらい。よくフィットネス関連のページで目にする表現に拠れば、有酸素運動の効率が上がる、すなわち脂肪の燃焼が速まる頃合だ。一度止まって柔軟体操をして、また5周を走った。40分程度、この頃にはさすがに体がぽかぽかしてくる。しかしさっさと家に帰りたい。指がかじかんで、痺れたようになってきている。ドロップハンドル故、手首に負荷がかかっているせいもある。この点は、STI部に上から指を掛けるように握ることで、結構楽にはなった。
 帰宅して、ビールを飲みつつ食事したら、てきめんに眠くなって爆睡モードに移行。

2001年11月25日(日曜日)

自転車を整備する

20時35分 自転車 天気:晴れですな

 昨日の三浦半島サイクリングで疲れきった俺様は、昼頃までぐっすり眠り込む。寝ても寝ても眠気が取れない。完全に起き出したのは、14:00頃のことだった。
 この時刻にどこかにサイクリングに出かけても、あまり遠くへは行けない。それは諦めて、酷使していたMTBを含む自転車ズを整備し始めた。
 TCR-2のチェーン周りのオイルをクリーナーで落とし、それが乾く間に今度はハードロックのチェーンを洗い始めた。いやはや、嫌になるくらいに真っ黒なチェーンだこと。拭う手先が、あっという間に真っ黒になってゆく。チェーンクリーンツールを何度も通して汚れを落とすが、完全に落とすことは出来無さそうだ。程ほどのところで諦める。まあ、何度かクリーニング、ルブ塗りを繰り返せば、状況は改善されるだろう。
 ハードロックを乾かす間、TCR-2のチェーン周りにルブを塗布していった。こちらは届いたばかりなので、まだきれいなもんだ。さらにフレームにもワックスがけしておく。あ、グリスアップを忘れてた。まあ、それほど頻繁にやる必要も無いだろう。雨の日に走るわけじゃないんだから。
 ハードロックもルブをたっぷり塗布し、ワックスがけして乾かす。チェーン周りが、かなり軽くなった感じ。一番ハードなコースを走るのだから、こいつのルブ化が最優先のはずなのだが。どうしても価格順(TCR-2>BD-1>Hardrock A1-FS)に世話してしまう。
 まだ日があるうちに、と、TCR-2で漕ぎ出した。とりあえずライトは置いておく。やっぱりどう考えても40km/hは出てる状況で、表示は20M/H......ん、待て、これはマイル表示じゃないか。それで数値が小さく思えていたわけね。帰宅して、マニュアルを参照して、スピードメーターの表示を切り替えた。ライトを着けて疾走。今度はちゃんと40km/h以上を表示する。うん、体感と合っている。いい気になって走っていたら、ライトが電池切れ。あらら。
 帰宅して、3台の自転車をスタンドに吊るす。なにやら壮観である。ここにもう一台を加えるとしたら、モールトン・スポーツかCrusoeだろう。円安進行中の状況を鑑みれば、モールトンの方かな。10万円台前半で売りに出るなら、即座に買うのだけれど。
 吊り下げ状態のBD-1にもチェーン部にルブを塗布し、ワックスがけしてやる。さらに、ハードロックから外して放りっ放しだったフロントバッグを着けてみた。着けるとライトが使えなくなっていたのだが、スペースグリップを下に出すと、うまい具合にバッグの下から前方を照らすことが出来るようになった。ちょっと満足。
 その余波を駆って、BD-1にもフロントキャリアを復活させた。赤いアヘッドが見えなくなるが、致し方ない。こちらもスペースグリップのおかげで、ライトがバッグに隠されることは無い。これで前後ともバッグを着けられるようになった。リアキャリアバッグの方は、下はベルクロで止めてるだけなので、振動が多いとずれることが多かった。前の方はそういうことも無いのだが、ハンドリングがちょっと変わりすぎて好みじゃない。一長一短あるもんだ。これで、30lの容量を誇るドイターのバックパックと合わせ、ツーリングでうどんどころかカツオのたたきすら出来る容量を確保できたはずだ(するのか?)。
 TCR-2には、付け忘れていた前方用フラッシュライトを着けた。このライト、予想に反して黄色いLEDを使っているんだな。これで電池切れのときにも、自分の存在をアピールできるだろう。

2001年11月24日(土曜日)

三浦半島東岸を走る

22時29分 自転車 天気:快晴

 10:00前、目覚まし時計にたたき起こされた。前に北鎌倉から三崎口まで走った続きで、今日は三崎口から三浦半島東岸を走るつもりだった。
 なんやかんやで11:00に家を出て、BD-1を担いで地下鉄で上大岡まで、さらに京急で三崎口に向かった。京急の列車は、入り口辺りの座席が折り畳み式で、BD-1を置いてもあまり邪魔にならない(ラッシュアワーには顰蹙ものだろうが)。
 三崎口でBD-1を組み立て、まずは城ヶ島へと走った。しばらくのだらだらした上りを経て、道は下り基調になる。途中にいくらでもコンビニがあるので、干上がって死ぬことは無さそうだ。なんの気なしに途中のパン屋さんでおいしそうなパンを仕入れておいた。
 三崎港への下りはかなりのもので、思い切り踏むと60km/hを記録した。港周辺は観光客で賑わっている。いくつかあるまぐろ関係の料理屋には、驚いたことに行列が出来ている。しまった、まぐろ丼でも食えばよかった。まあ待つのは嫌だから、パンでもいいけど。
 ここから城ヶ島大橋に上るルートを探し、しばしさ迷う。昭文社のエリアマップを参照するに、どうもあの下りを行かず、途中で別れると城ヶ島大橋に到達できたらしい。ここからあの高さまで上らなければ復帰できないのか。愕然とする俺様だった。果たして、復帰ルートは凄まじい激坂だった。さっさと負けて、押し歩きモードに入った。
 橋の上からはこんな眺めが。灯台方面に走る途中、Pacific18とCoribriに乗った男女を見かけた。サイクリストは多くなさそうだ。灯台のあまりもの観光地然とした光景に興味を失った僕は、県立公園で昼食を取ることにした。県立公園は、橋から降りる途中で分岐する。この辺でも押し歩きモード。結構きつい坂だ。
 公園に入り、海が(立てば)見えるベンチで、パンと沸かしたコーヒーの貧しくも心豊かな昼食を取った。パンがおいしい。まぐろなんかメじゃ......いや、やっぱりまぐろ丼は惜しい(爆)。
 公園でしばしくつろいでいるうちに、時刻は3:00前になる。さっさと行かねば、日が暮れてしまう。BD-1に荷物を載せ、また城ヶ島大橋を渡った。
 橋を降り、進路を東に取る。途中で、城ヶ島からも見えた巨大風車の側を通った。実験用なのだろうか。
 この辺、坂が多くて結構厳しい。下りではかなりスピードを出せるので、上りで溜まった憤懣を、下りで一気に爆発させながら突っ走る。危ない走りである。
 やがて、三浦半島の東岸、三浦海岸に達した。ここからはほぼ平坦な海沿いの道を突っ走る。車道を快調に飛ばすと、右の海岸線がどんどん流れて行く。快適だ。しかし時間がない。あまり休憩せず、そのまま一気に野比辺りまで走った。
 野比からは"久里浜港"と"久里浜"に道が分岐している。なにも考えずに久里浜に向かったが、こっちは丘を越えるのでちょっと辛い。久里浜港に向かい、そこから久里浜に走った方が平坦で良かったかもしれない。
 16:30、暮れなずむ京急久里浜駅に到着。ちょっとビールで一杯と思ったが、早く帰宅して寝たかったので、さっくり輪行モードに移行、列車を乗り継いで帰宅した。心地よい疲労感がある。
 これで、久里浜から大磯、横浜周辺は走った。残りの海岸線も少しずつ埋めて、神奈川県の海岸線を走破してしまおうと思っている。いつまでかかることやら。

2001年11月23日(金曜日)

TCR-2とうとう/やっと到来

22時26分 自転車 天気:晴れっ

 午前中に目覚め、しかしいまひとつ意気が挙がらず、夏休み夕刻のゆかり先生のような顔で過ごす(つまり寝ぼけてた)。が、そんな眠気もあきれるほど青い空の前に、徐々に消散して行く。
 昼過ぎ、外にトラックが止まる音がして、やがてドアのチャイムが鳴った。来た! 黒猫のおじさんだ!(さくらの黒猫バトルスーツを着た気色悪いおじさんを想像してはならない) ドアを開けると、しかしどう見ても運送屋には見えないお兄さんが立っていた。なに? すると、すぐに黒猫の人もやってきた。先のお兄さんは新聞の勧誘らしい。どうやら、凄い偶然の一致だった模様。新聞屋さんにはお引き取りいただき、黒猫の人からでっかいダンボールを受け取った。間違いない。TCR-2だ。ティセはまだ買ってないので(まだ、か)TCR-2以外には考えられない。
 ダンボールを外で開封すると、そこには確かにTCR-2が鎮座していた。箱から取り出してみる。軽い! MTBとはもちろん、BD-1に較べてもかなり軽い。8.8kgしかないのだから、当然か。ハンドルバーが90度回転して取り付けられているので、六角レンチで調整する。
 さて、色々取り付けてみよう。あらかじめ買っておいた物がある。というか、TCR-2と同時にC.B.あさひに頼んでおいた物なんだけど。
 まずバック用フラッシュライト。取り付け部のネジ長が足りずに着かず。キャットアイの充電式ヘッドライト。これは問題無し。ボトルケージ。予めペットボトル用のを着けるように依頼していたので、あるいは無駄になるかと思っていたのだが、ちゃんと取り付け穴が2か所あったのでどっちも無駄にならなかった。BD-1で使っていたスペシャライズドの無線式スピードメータ。センサー部を取り付けるのにインシュロックの長さが足りず不可能。色々買い足さないといけないなあ。さらに、TCR-2の付属品であるベルが、なんとハンドルバーに着かなかった。明らかに太さが違うのだ。ロードバイクにベルをつける人などいないと思っているのだろうか。しかし、見通しの利かないカーブなどで、警告に一発鳴らすのに必要なのだが。
 ひとまず、TCR-2を持ちだしてみた。漕ぎ出す。軽い。漕ぎが軽くて、どんどんスピードが乗って行く感じだ。これは気持ちよい。クラウチングポジションがシビアで、手首に負担がかかる。手首に爆弾を抱えた僕には、これはかなり厳しい。
 パイプカッターも必要だったので、夕方にハンズに出かけた。今日も人通りが多い。
 ハンズでは地下でベル、サドルバッグ(リクセン・カウルのもの。MTBに着けている物と共通性がある)、チェーンウォッシャーを買った。さらに上階で8*50のボルト、パイプカッター、長いインシュロックを購入、速攻で帰宅した。
 まず、BD-1のステム切断に取りかかった。このアジャスタブルステムは、標準状態だとかなり長く、上側がすぐに底を突いてしまう。後、5cmは下げたいので、カットすることにしたのだ。パイプカッターを使えば、安全かつ簡単かつきれいに切断できた。バリを取り、ステムをはめて一番下まで下げ、ポジションを見る。うん、良さげ。
 次にTCR-2の取り付け再挑戦。後ろのフラッシュライトもスピードメーターも問題なく着く。ベルも問題無し。しかしハンドルバーに取り付ける位置が狭いので、ミノウラの取り付けバーを使ってライト、メーターを着けた。良さそうだ。(現時点でのTCR-2の姿)。早速、走りに出た。
 10Wの出力を誇るライトは十分に明るく、高速を出すのにも問題無さそうだ。いつもの運動公園周回コースを走った。下りで思い切り踏み、スピードメーターに目をやると、20km/h......えっ? スピードメーターがおかしいなあ。電波を拾えてないのか。手首が厳しい。負担がかかりすぎる感じだ。おかげで強い向かい風にも対抗できるのだが。しかし、手首の負荷が高すぎて、ツーリングには使いたくは無い。速く走るには楽しいので、フィットネスには良さそうだが。
 一度帰宅して、今度はハンドル位置を下げたBD-1で出走した。をを、低い、しかし高い。今までのBD-1からするとかなり下がったのだが、直前に乗ったTCR-2の印象が残っているので、高いやら低いやらなんだかわからん感じだ。しかし、ポジション的にかなりスポーツライドっぽくなったので、ツーリングにはこいつがよさげだ。明日、三浦半島を走ってこようと思う。

2001年11月22日(木曜日)

TCR-2の所在確認

23時55分 自転車 天気:晴れ

 今日は遅くまで仕事をして、帰宅したのは23:00頃だった。仕事してる俺様は男だぜ~(そうか?) ともかく、疲れ果てた身をアパートまで運ぶと、そこには黒猫からの(いや、道を歩いている小動物ではなく運送屋だ)不在通知が入っていた。いわく、『一日遅れちゃったけど明日荷物届けるからね』。オマエが遅らせたんかい! しかも『朝はきついので再送は昼以降にして』とまでぬかす。ちょっと、客をなめてないか? しかし、そんなことも気にならない俺様だった。明日、明日こそ届く! ちょうど3連休に間に合って良かった。なんていって、また来なかったりしてな......(疑心暗鬼)。

2001年11月18日(日曜日)

キワチャリのホイールテープ処理

22時10分 自転車

 前回、リムテープの処理が杜撰で、スポークネジが露出していることに気づいて愕然としたキワチャリだが、ガムテープで処理してみた。なんと杜撰な修理だこと。しかしキワチャリ如きにはお似合いかも。
 BD-1のフロントバッグをつけ、シートサスとスリングで武装したキワチャリは、をを、なんだかかっこいい。調子に乗って輪行袋(材料:透明ゴミ袋*1、ガムテープ少々)も作ってみました。こんな物持ち歩いたら、さぞかしいい笑い者になるだろう(^o^)(って持ち歩く気かっ)。
 少し近所を走ってみたが、結構乗れる。しかし、歩くのとどっちが楽だろう......。

荒川オフ

19時08分 自転車 天気:晴れのようなくもりのような

 今日はBD-1 MLの荒川サイクリングオフがある日なので、朝は6:00起きだった。普段でもこんなに早くは起きないぜ。しかし5時間以上は寝たせいか、そんなに不調ではない。さっさと身支度を済ませ、BD-1を駅まで走らせた。
 前回参加したのは7月の終わりだったか。葛西橋を渡るときにかなり危険な思いをしたので、その後は不参加が続いていた。しかし、どうやら新ルートが開拓された模様。また参加者も少なめに思えたので、いろいろ話が出来るかと思い参加することにしたのだ。
 前回、渋谷駅での東急とJRの乗り換えに懲りたので(外に出て自転車を走らせた方がマシ)、今回は戸塚-品川-新宿-浮間舟渡と、素直にJRを乗り継ぐことにした。しかし、今度は乗り継ぎが順調すぎて、集合時間の30分も前に到着してしまう。うむ、遅れるよりはいいのだが。
 駅前でBD-1を組み立て、コンビニで飲み物を買っておいた。ポップアップ式飲み口が合わないので、最近はVolvicを避けていた。ところが、今日買ったお茶の飲み口も、微妙に合わない。なんてこった。
 公園内に乗り込むと、既に何人かが集まっているところだった。挨拶しながら合流し、しばらく雑談する。今日は前に参加したときと異なり、いろいろバラエティに富んだ種類の自転車が参加している。前はほとんどBD-1特集だったからな。
 人様の自転車をいろいろ試させていただく。まずはBridgestone BSM-179。モールトンの血が流れる小径車だ。ハンドルが狭くてクイックだが、石畳の段差をうまく吸収してくれるので、走るのが楽だ。前後のサスペンションが良く効く。これはBD-1よりいいかも。輪行をあまり考慮しない、純粋な小径車として見ても良いかもしれない。そういう意味では、間もなく発売される分割不可フレームのドロップハンドルモデルはそそる。
 もう一台、これも前から関心があったBikefriday AirLlamaにも乗ってみた。これはヤバイ。BSM-179よりさらにサスペンションが効き、ほとんどMTB的な乗り心地だ(というかMTBなんだけど)。全体的なバランスの良さ、高度さが印象的だ。やばいなあ、凄く欲しくなっちゃった。どこにでも持っていって、どこでも乗れるバイクだ。
 やがて14、5人ほど集まり、9:30に公園を出発した。出発して最初の坂で、いきなりステムの固定部が回転してしまうトラブルに見舞われた。このステム、止めてるクイックをスクリューに換えちゃいたいな。そうそう調整するものでもないし。
 その後は順調に走り、いくつかの休憩点を経由して荒川の中洲に移った。この辺の道を走っているとき、僕が段差に引っかかって転倒。またやっちゃったよ。鉄板が敷いてあって、埋没していたので段差があるようには見えなかったのだが。この時、左膝を打っていて、後でだんだん痛み始める。しかし、このオフが終わるまでは平気だった。
 やがて葛西橋を渡る。前回はここで転んだんだっけ。上流側の狭い歩道を走ったので、とても危険だった。しかし、今回は下流側の広めの歩道に中州から乗り入れたので、前回ほどの危険は感じなかった。
 川を渡りきり、コンビニで昼食を確保。今回は火器を持っている人が多いらしく、アルミホイル鍋のうどんを買う人までいた。
 臨海公園に入り、ベンチがある東屋を確保する。そして昼時タイムだ。火器が幾つか並ぶ。ガスバーナーを持ち込む人もいた。またアルコールバーナーを広げる人も。最大勢力はエスビットの携行ストーブで、僕を含め三つ並んだ。季節柄、次回はさらに増えるんじゃないかしらん。しかし最大の驚きは、昼食中にやってきた。途中参加の人(SHIGさんだっけ)が、Pacific18でトレーラーを引いてきたのだが、こいつで土鍋だのカセット式ガスコンロ(一般家庭で鍋する奴)だのを運んできたのだ。湯豆腐からだんだん本格的な鶏鍋に発展するのをみて、これは既にサイクリングという範疇を超えていると思えた。
 昼食が済んだ人が増えてきたところで、再び試乗会となり、さらには折りたたみ方法の披露会にまで発展する。AirLlamaがBB近辺で水平に折りたためるというのは初めて知った。分解してしまえば本当にスーツケースに収まるし、簡単に折りたたむことも出来る。乗り味はまさにMTBという感じらしい。うう、まずいなあ、日本円で40万ほどするのだが......。
 BSM-179はまさに分割式という感じ。しかし、前後のホイールを抜くだけでも、フルサイズのバイクよりかなり小さくなりそうだし、その場合でも輪行も楽そうだ。
 しばし歓談し、この後でメンバーは逆走組と和田サイクル行き組に別れた。僕はここで輪行モードに入り、帰宅した。

2001年11月17日(土曜日)

湘南海岸を走る

20時06分 自転車 天気:晴れだかくもりだか

 明日はBD-1 MLの荒川オフ、夜にはしし座流星群極大期と、ほとんどお祭り騒ぎが連続してやってくる。その前に、一人で湘南海岸を走ってこようと思った。
 昼頃、馬車馬MTB HardRock A1-FSで走り出す。ろくに整備しないで乗ってるので、本当に馬車馬扱い。重いけど、丈夫な奴だ。ヒップバックにウィンドブレーカ等を詰め、出発。
 境川サイクリングロードを南下し、途中で飯田牧場に寄る。今日は立っていると肌寒いほどの気温だったので、寄るかどうか迷ったが、走っているうちに汗をかくほどになったので、ソフトクリームに惹かれた。今日はコーヒー味を試してみた。これでソフトクリームは制覇だ。次は種類の豊富なジェラルドだな。
 藤沢の市街地で引地川まで走り、その脇のサイクリングロードをさらに南下。最終的に鵠沼海岸に到達した。
 鵠沼から西走してゆく。夏場の悲惨さが嘘のように走りやすい。砂があまり溜まってないのと、人出が少ないのが嬉しい。それでも、元気なサーファーたちが波と戯れていた。散歩している人も多い。
 前のように大磯まで走ろうかと思っていたのだが、明日もあるしキャンプ場で折り返した。そしてここらでお茶しようと思った。
 下が固くて平らな場所を求め、少し走った。テトラポットと護岸壁で編まれた海岸線にMTBを止め、護岸の上でエスビットのポケットストーブを取り出し、コーヒーを淹れる。チョコパイをかじりながらコーヒーをすすると、なんだか豊かな気分になるな。客観的には明らかに貧乏くさいのだが。このエスビット、コンパクトで便利なのだが、なんだか貧乏くさく見えるのが欠点だ。でもいいのだ、合理的なものはなんだか貧乏くさく見えるものと決まっているのだから(決まっているのか?)。
 ここから往路を正確に逆走し、次第に暮れてゆくなかをダイクマに立ち寄った。本格的な雨具が必要かなと思ったのだが、雨のときはそもそも走らんからな。
 ダイクマを出た時点で、既に日は暮れきっている。ライトを着けて走り出すも、すぐに明かりが暗くなってしまう。こんなタイミングで電池切れか。しかも、今日に限って予備のライトも電池も持ち合わせてない。やばいなあ、これじゃ普段怒りをもって指弾しまくっている無灯火逆走ズとなんら変わるところの無い危険人物だ。こわごわ走って、アパートまでたどり着いた。
 やっぱり予備のライト、せめて電池は必要だな。キャットアイのLEDライトは電池切れの危険が少ないだけ、こういう場合に有利なのかもしれない。

2001年11月16日(金曜日)

晩秋でんなあ

20時58分 自転車 天気:くもり時々晴

 ふと気づいたら、11月も半ばなのである。今年も後2カ月を切ったのである。しかし、意外に長く感じた一年だった。特に自転車を買ってからは、なんだか新しい世界が展けたようなのであった。うん、来年はなにを始めようか。
 ところで、せっかくデジカメを買ったんだから、今のBD-1の姿を記録にとどめておこうと思う。買った当時の姿も併せて載せておこう。かなり激変しているのが分かるだろうか。

2001年11月14日(水曜日)

TCR-2発送予定だって

23時55分 自転車

 C.B.あさひから『金曜日にTCR-2が入るので、発送したらまたメールします』というメールが来た。やっと来るのか。この一月は長かったぜ。オオヤマさんところにBD-1を予約したときは4カ月待ったが、あれはあくまで予約であって、金は実際に発送する前に入れたからな。今度の場合は金を振り込んで待たされたわけだから、長く感じた。ともあれ、これで代表的な自転車のタイプが揃うわけだ......。ん、ママチャリは?

2001年11月11日(日曜日)

キワチャリのパンク修理

23時49分 自転車

 風呂に入り、気力が回復してきたので、キワチャリの後輪外しに取り掛かった。こういうフィクスの車輪を外すのは大変そうだ。そう思っていたら、確かに大変だった。
 まず左右のボルトを外す。次にチェーンのテンションを決めているギア側エンド後部のボルトも外す。しかしこれでもチェーンのせいで外れないので、最終的にはクランクも緩めてやらねばならなかった。おかげでBBのボールベアリングがでろんと露出する破目に。
 これでようやく外れたので、後輪からタイヤを外した。小径なので覚悟していたのだが、いともあっさりと外れてくれた。タイヤレバーなんて要らなかったくらいだ。さらにチューブを外し、風呂場でパンクを調べた。最初は良く分からなかったのだが、空気を多めに入れて様子を見ると、一箇所にピンホールが見つかった。なるほど、これなら一晩がかりで空気が抜けるはずだ。そこを昨日買ったパンク修理キットで修理する。
 十分にパッチをなじませ、後輪に付け直した。そこでギョッとしたのだが、このホイール、リムテープが凄くいい加減に張られている。幅が2インチ強あるのだが、それよりぜんぜん狭いテープを張っているので、片側のスポーク穴がもろに見えているのだ。もしかして、ピンホールもこれで出来たのか......。
 ともあれ、今はリムテープも無いから(つうかふつう手元に用意なんかしないよな)、そのまま取り付ける。
 取り付け終わり、外をちょっと走ってみた。うん? なんだかちょっと漕ぎが重い。チェーンにテンションがかかりすぎでした。テンショナーを緩めると、かなり楽になった。もう少し詰める必要はある。後はリムテープとBBをなんとかするくらいか。ああ、フロント側のエンドもかさ上げしないと(やはり、少し接触している)。
 いろいろ課題が残って気色悪いなあ。でも大体実用的な段階には至った。

横浜でポタ

19時46分 自転車 天気:快晴

 昼前に目覚める。久しぶりに横浜港周辺を走ろうと思った。BD-1改(シャア専用)の初披露だ。
 ちょっと経って、13:00過ぎに駅に向かった。地下鉄で関内まで出て、地下鉄からの出口でBD-1を組み立てる。今日はリアキャリアバッグだけで出動。これが一番バランスよく走れる感じがする。
 県警本部前からまっすぐ南東に走り、延々とシンボルタワーに向かった。途中でマックに寄り、おやつをゲット。
 シンボルタワー辺りは、今日も家族連れが多かった。場所を探し、見晴台に上って、おやつをぱくついた。空は呆れるほど晴れているが、水蒸気が多いのか霞も出ている。冬になって深みを増した海の上を、港に出入りする貨物船が行き交う。目を北に転じると、つばさ橋がすっくと立ち上がっている。
 さっきから何度もアナウンスしているので、耳を澄ませて聞いてみると、『展望台への階段は16:30に閉鎖される』という旨だ。冬時間にシフトした模様。
 まだ暗くならないうちにと思い、シンボルタワーを後にした。ちょうど海釣り公園への出口が、なんと閉鎖されている(バス停がある場所)。
 山下公園に達し、BD-1を押して入った。なにかの催しがあったのか、ちょうどテント類を撤収しているところだった。その他の場所は通常営業で、今日も人出が凄かった。特に遊覧観光船乗り場は、今まで見たことがなかったくらいの行列ができていた。
 山下公園からランドマーク方面に走り、臨海公園に達した。
 日が暮れてゆく。それを見ながら、僕の人生も折り返し地点を過ぎたなと、ふと思った。人生70年としても、ついにその半ばを過ぎようとしている。これまで大したことはできなかった。まだ日は高いと思っているうちに、朝は過ぎ、日の盛りも過ぎようとしている。やがて日は傾き、夕暮れ時を迎えるだろう。それまで、もうたいした時間はない。なんらかの科学的なブレークスルーで寿命が一気に延びる可能性はあるが、そうした期待はほとんどの場合裏切られるものだ。僕もまもなく、残りの時をどう過ごしてゆくか決めなければならなくなる。なんてことを、さして暗くなるでもなく、しみじみと考えた。誰にだって夕暮れ時はやってくる。静かに暮れてゆく時が......。
 ......ちょっと待て、なんでこんなに騒がしいんだ? 国際展示場を背に座り込んでいた僕が振り返ると、屋内から高校生くらいの連中が、なぜか管楽器を手にぞろぞろ出てくる。姦しいという言葉がどういう状況を指しているか、良くわかる(男も混ざっているが)。思い思いにポーズをとり、記念写真を撮っているようだ。察するに、高校生クラスの吹奏楽全国大会でもあったのだろう。皆一様に若々しい。地下鉄で見かける高校生たちのような無気力さはない。なにか、興味の対象を持っている強みだろうか。
 そういえば、僕だってここ数年、急に興味の及ぶ範囲を広げてきたような気がする。まあ決して寂しい生活ではないということだ。僕の死んでゆく世界は、しかし新たな命が次々と生まれる、馬鹿騒ぎと命に満ち溢れた世界に違いない。

2001年11月09日(金曜日)

小物買い

23時42分 自転車

 帰りに横浜に出て、目覚し時計用の電池、パンクの修理道具を買って帰った。キワチャリにパナのパッチはもったいないと思ったので、安い、通常のゴム糊式の物を買った。これ、虫ゴムもついているので、もしも虫ゴムが傷んでいても、これ一つで直せそう。
 雨がしょぼしょぼと降り続いていて、星を見るのは無理だ。

2001年11月07日(水曜日)

BD-1改装完了.......か?

22時38分 自転車 天気:晴れ

 会社を定時で退けて、早速横浜に出た。ハンズではシマノのチェーンカッターをもう一度買いなおし(ホーザンのでも良かったけど)、さらにシマダサイクルでおばちゃんにチェーンを売ってもらう。「シマノの9速用のちょうだい」と聞くと、おばちゃんはテックの人に聞いてHG92を出してくれた。うむ、これだ、これが欲しかったのだ。
 帰宅して替えようと思ったが、そういえば今日、C.B.あさひに注文してあったアウター(赤)が届くのだと思い出し、それを待つことにした。
 20:00過ぎに黒猫の人(だから黒猫のコスプレをした奇矯な人のことじゃないんだってば)がやってきて、細長いダンボール箱を置いていった。来たな、と安心した僕は、この後すぐ寝てしまった(爆)。
 2:00過ぎに起きだす。結構きれいな星空だ。しかし、雲が次々にかかってくる。木枯らしの季節の運命だ。
 さて、早速改装の詰めにかかった。まずシフトケーブルのアウターを赤いのに変える。これは結構苦労した。BD-1のアウターは2分割され、後半は後部フレームを貫通しているからだ。
 なんとかこなし、次にいまいち決まってないような気がするリアディレイラーを再度詰めた。その上で、昨日届いたチェーンルブを塗りこんだHG92をかける。やはり一コマ足りない気がするが、気にせずそのまま回す。この状態で変速すると、小気味良くカチカチ決まってゆく。大きな問題はなさそう。
 さらに、やはり昨日届いたベルクロ締めのボトルケージを、BD-1のトップチューブ(っつうか他にはないが)に着けてみた。問題なし。これで、ステムに着けたものと合わせてボトルケージ2本体制だ。ロングツーリングも大丈夫。
 このまま外を走ってみたかったが、もう深夜なのでヤメ。
 次にほっぽってあったキワチャリに手を着けた。といっても、空気の抜けていた後輪に空気を入れただけだが。一応、前輪にも空気を入れられるか、届いたばかりのTopeak RoadMorphを使ってみた。思ったとおり、入れ口がパナのフロアポンプより細いので、なんとか入れられるようだ。しかし、ゲージがちゃんと表示できてないような気が......。
 これで、久しぶりにキワチャリを外に出し、アパートの前をちょっと走らせた。買ったときの状態に比較すると、飛躍的に良くなっている。ようやく自転車だなと思えるレベルだ。しかし、後輪がパンクしているような気がするんだよな。

2001年11月06日(火曜日)

チェーン固着の原因は、もしや......

20時37分 自転車 天気:晴れ

 BD-1のギアとびは、実はあんまり解消されてなかった。今日、BD-1を運動公園の周りに走らせてみたところ、やはり激しくギア飛びしてしまうのだ。もう、チェーンをごっそり変えるしかないかも。
 そもそもの直接原因は、チェーンの一部に間接部の固着があるためだ。手で持つとそんなに固くはないのだが、走行中の駆動系ではこれが大きく影響する模様。しかし、そもそもどうして固着なんてしちゃったのか。
 思い当たることはいろいろあるのだが(2種類のグレードのチェーンが混ざってるとか)、今日はっと思い出したのは、シマノのチェーンカッターの事だ。実はこのチェーンカッター、買ってはじめて使ったときに使い方がわからず、チェーンの真中に入って固定する板(2分割されている)を破損していたのだ。破損したのは片方だけなので、実用は問題ないと思っていたのだが。しかし、実際にはあの板がチェーン(の片側)を支持し、チェーンが歪むのを防いでいたのではないか......。これが原因に思えてきた。
 明日は定時退勤日なので、新しいチェーンとチェーンカッターを買って試してみようと思う。

2001年11月03日(土曜日)

BD-1の擬装完了する.....が

21時18分 自転車 天気:雨

 雨の日。今日はBD-1の調整をしようと思っていたのだが、この雨では試走することは難しい。ディレイラーをチョコチョコいじる。どうもチャラチャラ音が減らないのだ。なんでだろうなあ。新品スプロケットに新品チェーンの組み合わせなのに......。チェーンもHGチェーンで問題ないはずだけど。短いのか。実は、新品HGチェーンをフルに着ける時、チェーンの長さが1コマ分足りない気がしたのだが、そのまま着けてしまった経緯がある。前後の最大スプロケットに直接回し、2コマあまるくらいが目安だというのだが、1コマしか余らなかったのだ。もう一式、チェーンを買い足す必要がありそうだ。
 そういうわけで、またしてもハンズに出撃。いや、自転車店ならどこでもよさげだが、それなりの品揃えがあって、自転車以外にも楽しめるというと、ここくらいしかない。気軽に出られるのもいいのだ。どういうわけか、ここ1年の僕はハンズ激ラブ状態だ。
 ハンズでは、HGチェーン(DX用グレードのものしか無かった)、ハンド式のボトルケージ、キャットアイの新型LEDヘッドライトを買った。さらに上階で、8mmの穴が空いた物を物色。そのココロは、キワチャリのフロントタイヤのフォーク当たりを解消するためだ。タイヤとフォークの隙間をチェックすると、ぎりぎりクリアランスを解消できそうではある。しかし、フォークがゆがんでいるのか、タイヤが片側のフォークにちょっと当たってしまっている。これはワッシャーなどを噛ませて、タイヤを反対に寄せるのが良いように思えた。
 しばし金物コーナーを放浪する。8mmのワッシャーのほか、四角い金物も買った。四角いのでタイヤのズレを止めるつもりだ。
 帰宅して、キワチャリ復興に取り掛かった。ワッシャーと四角いのとをいろいろ組み合わせて、ようやくそれなりのパターンを発見した。一応、通常はタイヤのこすれは無い。が、ちょっと斜めに力をかけたりすると、またこすれてしまう。エンドをかさ上げするか、フォークを削るかだが......。この状態で乗ってみる。前輪は空気入れがはまらないので(問題満載なタイヤだな)、チューブに空気を入れてリムをはめるという手を使った。いつの間にか後輪の空気が抜けているので、こちらも入れておいた。またがって見ると、前輪が擦れてない限りは問題無さそうだ。しかし、一度擦れ始めると、ほとんど漕げないくらいになる。まあ、あと一息って所かな。その一息がえらく長かったりするのだが。
 次にBD-1。チェーンを買ってきたのはいいのだが、気が変わってこのままで行ってみることにした。今のところ、チェーンが外れるとかいったトラブルは出てないし、下手にいじるとどうなるか不安だ。
 チェーンはおいといて、ボトルケージをステムに装着した。アジャスタブルステムの右側面に着けると、折りたたんでも支障が無くてよい感じ。
 さらに、ライトをHL-1500からHL-EL100に換えた。HL-1500の方が光量が大きくて見やすいようだが、非常用と考えるとHL-EL100の持続時間30hは頼もしい。ツーリングの時には滅多にナイトランはやらないし。フィットネスの一環として(といっても他に何をしているわけでもないか)近所の公園をぐるぐる回るときだけで、しかもその時にはMTBに乗る。
 これで、BD-1の改装は大体終わりか。昨日乗った感じでは、なぜか漕ぎが凄く軽くなっていた。他方、アジャスタブルステムの最低高が高すぎて、ちょっと前傾姿勢を取り難い。これは、パイプカッターで一部切断するしか無さそうだ。

2001年11月02日(金曜日)

BD-1赤化計画(いちおう)完了

22時16分 自転車 天気:晴れだか曇りだか

 昼過ぎまでぐっすり寝て、もそもそと起きだした。今日こそBD-1赤化計画にけりをつけるのだ!
 今日残された作業は、駆動系のXT化、ハンドル周りの詰め、その他残作業だ。
 まずは駆動系。最初にスプロケットの交換をやってしまおう。前日買ってきたロックリング外しをセットし、スプロケット回しとモンキーレンチで回して外す。専用工具があったせいか、あっさり外れてくれる。半年間の酷使(でもないか)に耐えてきたAceraの8段スプロケットは、もう真っ黒だ。一度、完全に洗ってやらなければと思いつつ、今日まで来たのだが。
 真新しいXTの9段スプロケットをセットする。そうだ、この最小の11tには欠陥があって、シマノからリコール(自転車に正式なリコールはないが)がかかっているというニュースをC.B.あさひで見たので、早速「どうしたらええねん」とあさひにメールしておいたのだ。ところが、一向に返信がない。まあ後で正式な11tと取り替えればよいだろうと思い、今日はその不良がある11tを組みつけようと思っていたのだ。ところが、いざ組みつけしようとアパートの部屋を出ると、なにやらクロネコのメール便が置いてある。開くと、例の11tでした(爆)。まあ結果的には間に合ったわけだが。メールくらいよこせよ。しかし対応が早かったのにはびっくり。○です。
 さて、スプロケットをあっさり組みつけ、今度は問題のディレイラーだ。ここは今までに買った整備本を参照しながら、慎重に取り替えた。前のAceraはもう真っ黒だ。そこに真新しいXTを組みつけてやる。当然、チェーンも真新しいものだ。このチェーンの長さ、ディレイラーの調節が、一番時間を要した部分だ。整備本は、チェーンの取り替えの場合はディレイラーが、ディレイラーの場合はチェーンが、それぞれまともな状態であることを仮定している。同時に取り替えることは想定してない(というか、実はディレイラーの取り替え自体を想定してなくて、調整のみ取り上げているのだが)。そこで、ディレイラーの可動部分をあれこれ動かし、チェーンの張りを見て、フルに使う必要があると読んだので、1コマも切らずにピンでつないだ。むしろ、後1コマくらいあった方が良さそうなのだが。
 チェーン長が出たので、今度はディレイラーの調節。まずディレイラーの可動範囲をハイ、ローとも調整し、シフトグリップからのワイヤーを調節する。これは試行錯誤が必要だった。最終的に、ほぼ問題なくシフトできるようになった。
 駆動系の作業をしながら、まだ固定してなかったハンドル回りのレバー類を固定した。左右ブレーキレバー、SRAMのシフトグリップを固定する。シフトグリップとブレーキの関係がいまいちなせいで、やはりグリップとブレーキの間が開いてしまう。実用上は問題無さそうだ。しかし、前よりハンドルバーの空きが少なくなった。スピードメーターやライトを固定するスペースに乏しくなる。そこで、ミノウラのスペースグリップが登場する。これはグリップ程度の丸棒を長い固定具でハンドルに止めるもので、この丸棒に色々固定することが出来る。今回からサイクロコンピュータとして、キャットアイの200Nを使用することにしたので、これとライトとを固定した。
 さらに前後の車軸、シートステイを止めているクイックを、おそろいの赤い(というかワインレッド)のものに替えた。これで完成だ。
 渋いグラファイトのフレームに、赤いパーツ類が映える。カコイイ! 早速試走するぞ。
 今回からBD-1もビンディングペダルになった。これをちょいと調節する。
 夜道を、ライトを着けて走り出す。にゅ? ハンドルが高すぎる。それにちょっと横に回っているようだ。止まって再調整して走り出すと、ハンドルがふらついた。危ない危ない。どうやら、ハンドルの高さ調整用クイックが緩くて、ステムが左右に回ってしまうようだ。きつめに締める。他には、駆動系から擦れるような音がするのが気になった。
 まあ概ねいいだろう。細かい調整は、明日やろうと思う。日曜日はデビュー戦だ。

2001年11月01日(木曜日)

ブレーキ着く

23時14分 自転車

 BD-1赤化計画だが、遂に前後ブレーキ、ブレーキレバーが赤化した。今着いているテクトロのブレーキとそう変わらない能力の物だが、色が濃い赤なのでフレームのグレーに映えてカコイイ。既にハンドル回りの赤化は完了しているが、予想通りのカコヨサだ。すげえぜ俺様のセンス、カコイイぜ俺様! 早く、一刻も早く、世の愚民どもに俺様の素晴らしいスーパーBD-1を拝謁させてやらねばな。おっと、そういえば、このブレーキブースターって、どうやって取り付けるんだ?(爆) 早くも無駄なパーツになりそうな気配が濃厚である。

うなる旋盤!

21時14分 自転車

 帰路、ハンズに寄って(というか横浜までわざわざ出たのだが)、旋盤用のドリルチャック、8mmのドリルを買った。今日こそ、旋盤を駆使してのキワチャリ復活計画を成就させる時なのだ。
 帰宅して、早速KS-200にかじりついた(本当にかじりついたら歯が欠けると思うね)。既に外周17mmに仕上げてある丸棒を、8mmドリルで貫通するまで掘削する。これは簡単だった。ドリルが比較的長いし、精度も出ているようだ。仮にタイヤにはめてみると、いい感じにはまり込んだ。もう一方も仕上げ、タイヤの軸とともにはめ込んだ。そしてキワチャリのフォークにはめてみた。むむ、きつい。タイヤの幅が、というより軸に通っているベアリングが飛び出ている分だけ、前のタイヤよりも幅があるようだ。そこで、ナットを少し削ってみた。幅は良し。しかし、それでも滑りがよくない。どうやらこのタイヤは、幅だけでなく高さも少し大きいようだ。今度はエンドかさ上げパーツを製作しなければならないのかっ。僕とキワチャリとの戦いはいつまで続くのだっ!(激しく吐血中)