Strange Days

2002年02月27日(水曜日)

15kmくらいゆっくり走った

23時00分 自転車

 先週土曜日の激走(俺基準)以来、どうも疲労感が取れない。トシなのかなあ。
 しかし、やっと自転車乗りたい欲が復活したので、今日はTCR-2で運動公園の周りを周回した。北側の長いアップダウンを、1周置きに激走、チンタラと切り替えて走る。割と早く体が暖まり、なおかつ足の負荷にならない。今後はこれで行こう。
 走っている間、その北側のグラウンド脇で、近所の中学生らしき連中が10人くらい、集まって何かをしている。電灯の下でなにごとか相談していたり、遠くの方に来て妙にこそこそしていたり。ははあ、かくれんぼしてるんだ。いまどきの中学生も、こういうことをするのね。それにしても男女仲良く、うらやましい。

2002年02月24日(日曜日)

疲労回復のポタリング

20時00分 自転車 天気:晴れだか曇りだか

 昨日の坂責め(責められたのはこっちだが)で疲労困憊したのか、目覚めは悪かった。午前中早くに目覚めたのだが、起き上がる気になれず、昼過ぎまで眠り込んだりしていた。
 昼過ぎにようやく起き出した。ちょっとつらいが、体を動かさないと、かえって疲れは取れない。久しぶりに横浜を走ってくるか。
 あわただしく準備をし、BD-1で行こうかと考えた。が、気が変わってMobillyたんで出撃することにした。そのため、輪行用のベルトは忘れるは、いらないゴジラロックを持って来るは(Mobillyたんにはワイヤロックが既につけてある)で、相当の不手際をさらしてしまった(たいしたこっちゃないが)。
 伊勢佐木長者町で降りようかとも思ったが、結局関内まで行く。北口を出て、県警本部に向かって走り、途中のコンビニで水を買った。時間はなんやかやで15:00をまわっている。しかし、空はまだ明るい。冬至の頃のこの時刻に比べ、確実に春が迫っている。
 Mobillyたんで15~20Km/hくらいで走り、途中のマックでおやつを仕入れておく。ポリ袋の取っ手を左右のハンドルバーに掛けるといい感じ。小径車なので、ハンドルから車輪まで距離があるからだ。
 やや強い風を感じながら(南風かな?)シンボルタワーまで走ると、1km手前のゲートはもう閉まっていた。早すぎるぜ。でも大丈夫。軽いMobillyたんなら、柵を担いで越えられるから。
 やがてシンボルタワーが見えてきた。人影が少ない。まだ16:00前なのに。とりあえずおやつしようと思い、シンボルタワー中腹のベンチに腰掛けてポテトを口に運んだとたん、アナウンスが入った。いわく、「もうゲートを閉めるからさっさと失せろ」(意訳)。さすがに自動車用のゲートまで閉められたら出られないと思い、慌ててゲートまで走った。なんと1分くらいしかいられなかった。
 仕方ないので、他のおやつポイントを探しながら走った。しかし、これという場所は見つからず、結局山下公園でおやつするはめに。山下公園の北側は、謎の仏塔様式建造物を始めとする奇妙な建築が造営されつつあった。あれはなんだ。
 山下公園から臨海公園まで走る。臨海公園の岸壁には、強風に煽られた波が打ち寄せ、白波が立っている。そのせいか、手すりにもたれてるような人は居ない。釣り人だけだ。しかしこの風、真冬の、身を切るような凍える風ではない。寒いことは寒いが、春の予感を感じさせる、寒さの底に暖気を秘めたような風だ。春は近い。なんていってると、また3月に寒の戻りがあったりしてな。
 ワールドポーターズに寄る。いつもなら南西口に自転車を違法駐車するのだが、今日は裏手にある駐輪場を使ってみた。ここ、駐車場へのスパイラル車道の空きを使ったもので、監視があるわけでもなく、薄暗く、盗難天国という感じだ。多少のリスクはあるが、表の目立つところに止めた方がいいと思った。
 関内まで走り、輪行で帰宅した。

2002年02月23日(土曜日)

走れ、真鶴半島に!

22時00分 自転車 天気:晴れ BGM:Survive(の終わりの方)/VAI

 前日、早々と寝入ったので、朝は8:00に目覚めた。ただし、気を抜いたら気絶していて、8:30近くになっていたが(滅)。
 今日はどこに行こうか前日まで迷っていた。三浦半島をMR-4Fで走ってみたい気分もあった。BD-1、TCR-2では走っていたので、同じ場所をなあという気持ちもあったが、乗り較べるという意味では好都合でもある。しかし、やはり未知の場所を走りたいという気分が勝り、未走だった真鶴半島を走ることにしたのだ。
 朝は、例によって段取りが悪く、出発は10:10にずれ込んだ。おまけに、後で携行ストーブを忘れているのにも気づいた。幸い、他に致命的な忘れ物はなかった。
 最初、大磯まで輪行しようかと思っていた。しかし、だんだん遠距離(俺的には)を走る自信がついてきたこともあり、自走で行くことにしたのだ。
 まずは長後街道を境川までゆっくり走る。無理しないで、のったりと歩道を走る。境川サイクリングロードに入ると、25km/hくらいで南下して行く。ここも無理しない。境川サイクリングロードが途切れると、R467に抜け、そこからR30に入る。高架なんかで、自転車はどうわたればいいねん、と聞きたくなるような場所があるので困る。
 R30はやがてR134に合流する。ここからはひたすら走って行くだけだ。が、今日はいろいろケチがつく日だった。あちこちで道路工事されていて、その度に歩道がどっちか片方しか使えないとか、車道の場合でも車線制限があるような状況だった。ずっと車道を進んでいければあまり影響なさそうだが、渋滞気味の、大型車がブンブン通っているような場所で、余裕のない路肩を走りたくはない。そのせいで、思いのほか道行きは捗らなかった。
 ようやく花水川橋を越え、R1に合流した辺りから、それ以上工事に悩まされることはなくなった。ただし、R1の海沿いのルートは高架になって、自転車の通行は不可能だ。困って下道をうろうろしていたら、その高架の内陸側を走るサイクリングロードがあることに気づいた。これが太平洋岸サイクリングロードらしい。
 この辺で、ふと「段差を越える度に前輪がガタガタ言うなあ」と思い、調べてみた。うわっ、クイックが上がってます。やべえ。まあ普通に走る分に外れることはないが、なんかの拍子でと考えるとやはり怖い。足が当たって上がってしまったのかもしれない。
 その先、車道、歩道を使い分けながら、ひたすら西に走ったが、ここまでのロスは大きく、二宮付近で昼時タイム(お腹グー警告)を迎えた。小田原までは行けると思っていたんだけど。道沿いのコンビニでお好み焼きを買い、恥も外聞もなく駐輪スペースで食らう。これで栄養補給は良し。
 再び走り始める。栄養補給が効いたのか、国府津、小田原と順調に走ることが出来た。
 小田原着は14:00前。市街を通り抜けながら、「ああ、ここでポタリングしてお終いにするか」という考えが頭に浮かんだが、やはり真鶴までは行くことにした。せめて真鶴駅から輪行で帰ろう。
 小田原~真鶴間は、海沿いの道をひたすら走って行く。湯河原街道というのだげな。なるほど、湯河原に続く道なのだ(いや当たり前だけど)。
 根府川から真鶴道路に入る。真鶴道路のうち旧道は自転車交通可という事前情報があったので、迷わず突入。実際、何人かの自転車乗りと行き会った。あまつさえ、徒歩で行く人さえも(あれはいいのか?) ちなみに、同じ方向には一人もいなかった。
 この真鶴道路、走るうちに次第に高度を上げて行く。つまり、結構アップダウンがあるのだ。三国一の坂弱男である僕に、この仕打ちは無い。泣きながらクランクを回し続ける。
 この辺で、なぜかVAI(Steve Vaiが一時組んでたバンド)の"Survive"という曲を思い出していた。この曲の最後に、全然別の短い曲がくっついている。その歌詞の"I'm a Zooroo!"というのが、なんだか"真鶴!"と聞こえるように思えてならないのだ。そういえば、空耳アワーでは"尼僧侶!"と聞こえることになっていたな。
 真鶴道路のクライマックスは、料金所(自転車は20円なり)を過ぎた真鶴隧道だ。ここがたぶん、真鶴道路の最高点ではないだろうか。ここまでいい加減上り基調で苦しめられて来たので、この隧道内は亀のようなとろさで通過するのが精一杯だった。隧道を抜けると、眼下に小さな漁港と、それを抱く入り江が展ける。いやあ、この眺めサイコー! 来た甲斐があったってもんだ。
 その後は大きく下り、少し走ると、ほら、真鶴駅だ。ほっと一息つきながら、ここで帰ろうかと思案した。しかし、ここまで来たんだし、真鶴半島は小さいし、やはり真鶴を周回して帰ろうと思った。ところが、これがきついのなんの......。
 真鶴駅から走り出すと、すぐに真鶴港への下りになる。これがもう、嫌になるような下りだ。なにがって、少なくともこの分は上らなけりゃならないわけだし。やけくそで「お母さーん!」と叫びながら下る。
 そこからは、予想通りの嫌になるようなアップダウンだ。大体、三浦半島並みの高度まで、その1/10で登り降りする感じだ。コンデンス三浦半島と呼ぼう!(呼ばなくていい) 特にきつかったのが、琴が浜を過ぎた辺りのヘアピン。なんでこんな上りを作ったんじゃ~! ええ、道路計画担当者を小一時間問い詰めたいですとも。
 午前中の道路工事による妨害、小田原からここまでのアップダウンのおかげで、完全にへばってしまった。上りは時速10km/hを切るのろさで、カタツムリのようにのろのろと上がる。一番軽いギアでもきついくらいだ。
 それでも、休み休み、血を吐く思いで上りきり、ついに半島の先端に到着した。
 半島の先端には、小田急が経営する真鶴ケーブルパレスという店がある。食事と買い物が出来る。さらに遊歩道を降りて行くと、小さなみやげ物屋兼軽食堂もある。その2階は画廊喫茶になっている。
 ここからは三ツ石が拝める。また三浦半島、伊豆半島、大島も見えるそうだ。確かに、大島らしき島影がおぼろに見えた。
 真鶴ケーブルパレスでみやげ物を買いあさった。めぼしいものはない。大体、真鶴の名産が何であるかも知らないうかつな俺様だ。結局、"お茶金つば"なるものを無難に買ったが、良く見りゃ静岡の土産じゃねえか!
 再び(今の状態では)吐血もののアップダウンを過ぎ、再び真鶴駅に。ここで輪行しようかと思っていたのだが、気が変わった。湯河原までは下り基調のような気がしたので、走ってみよう。
 湯河原までは、思ったとおり下り基調だった。ところが、湯河原市街から湯河原駅までは緩い登りなのだ。緩いとはいえ、今の状態ではきつい。しかし、もう急ぐ必要もないので、ゆっくりこいでいった。
 やがて湯河原駅に到着。ゴールだ。これで神奈川県の海岸を、三浦半島から西は走りきった。
 駅前でMR-4Fの輪行準備をする。切符を買おうとしたら、降り悪く団体客がバスで降りてきた。段取りが悪く、なかなか捌けてくれない。ようやく切符を買い、ホームの売店でビールとおにぎりを買った。その時、山陰に日が落ちた。そして東京行き東海道線鈍行便に乗り込み、暮れ行く海を肴に、ごきげんなひとときを過ごした。いやあ、幸せ。
 疲れもあり、大森を過ぎた辺りでうっかりうとうと。いつのまにか戸塚に着いていて、慌てて飛び降りた。そしてフラフラになりながらも、無事に帰宅した。今日も楽しかった。いや、辛かったのだけど、そのうちにまた行きたいと思うようになるだろう。

2002年02月22日(金曜日)

ハブダイナモはどうじゃいな

23時00分 自転車 天気:晴れ

 ハブダイナモに興味を持っている。この前、ご近所ポタで境川まで抜け、夜に走ると結構面白そうに思った。境川を真夜中に走るのも面白いかも。湘南台まで行くと、深夜営業の店舗もあるし。
 しかし、ナントランとなると、ライトの電池が心配だ。予備の電池を持ち歩けばいいだけのことだが、面倒だなあと思う。そこでハブダイナモだ。この間のアイスお代わりツアーでBD-1に軒並み着いていて、あれは確かに便利そうだと思ったのだ。僕はBD-1でナイトランするつもりはないが、MTB用にあれば便利そうに思う。
 調べてみると、実はサイクルベースあさひで、ハブダイナモの完組ホイールが1万円以下で買えるようなのだ。これは意外に安い。
 こうなると、買うしかないかな。夏の夜、適当なところまで走って星見したいとも思ってるし。そうなると、これはますます買いかな。

2002年02月20日(水曜日)

Mobillyたんブレーキ交換計画は......

23時00分 自転車

 Mobillyたんのブレーキを交換するために注文したTIAGRAブレーキだが、Mobillyたんにつけるにはアーチ長が不足していることが判明した。ううむ、ロングアーチのはULTGRAにしか用意されてないので、価格が一気に跳ね上がるのだ。どうしたものか。実は多段化も睨んで、タイヤを16インチに交換する算段をしている。エンド延長金具は作らなければならないが、走行性能は大幅にアップするだろう。その際に、TIAGRAを使えるように調整するか。
 重量増もあるだろうから、いろいろ悩ましいMobillyたん改造計画なのである。

2002年02月19日(火曜日)

ご近所フラフラポタリング

19時00分 自転車 天気:晴れ

 今日は朝のうちに水道工事が入ったので(蛇口の水が止まらなくなったのだ)、会社を休みにしていた。工事が案外に早く済んだので、また寝てしまう(笑)。と、昼過ぎに、水道局にも用があることを思い出した。水道料金の払込をうっかり忘れていて、水道局でしか払えない状況になってしまったのだ。BD-1の調子を見ることもかねて、水道局へと向かった。
 いつもなら長後街道を走るところだが、今日は趣向を変えて、裏道をつないで走ることにした。運動公園側に抜け、かまくら道から泉地区に入る。細々とした道が縫うように走っており、それに沿って公園や、テニスコート、小さな店が散見される。
 坂も多く、BD-1を試すにはいい状況だ。さすがに漕ぎが軽くなってる。BB+クランク交換でかなり軽くなり、タイヤ交換でさらに軽くなっている。もしかして、60Tから替えなくても、このまま山に登れるかも。そう思うくらいに軽く感じた。
 やがて目の前に低地と、そこに設けられたなんらかのグラウンドらしきものが見えてきた。どうやら遊水地らしい。そして南の方に、目印の泉区役所も見えた。あっさり突破できたな。
 区役所の並びにある水道局で用を済ませ、さてどうしようと考えた。まだ夕暮れ時には間があったので、飯田牧場まで走ってみようと思った。境川まで、さらに裏道を走る。相鉄の高架が走っているので、目印には事欠かない。西の方に走ってゆくと、やがて視界が開け、境川の側に出た。そこからはいつもの道を通って、飯田牧場まであっという間だ。
 ゆっくり、20km/h以上は出さないようにしていたのだが、軽く足が回るので、ついつい25km/hくらいまで出てしまったりする。いい自転車だ。後1kg軽ければ。
 飯田牧場でストロベリーのジェラードを食し、帰路もゆっくり走る。途中、ロードの人と行き会った。こんな平日の、こんな時間に走ってるなんて。学生かな。
 戻りも同じように裏道を抜けて、境川からアパートまで戻ろうとした。ところが、行きの道順を覚えてなかったので、迷う迷う。何度も長後街道に出てしまい、その度に新しい道を探る始末。迷走しながらも、なんとか帰着できた。
 裏道、いいなあ。長後街道みたいに暴走族は居ないだろうから、夜に走りに行くのもいいかもしれない。

2002年02月17日(日曜日)

BD-1タイヤ交換完了

22時00分 自転車

 買って帰った強力ペンチで、STELVIOのビード切断に成功。左右に4本ずつも入っている。こりゃ固いはずだ。
 代わりに、標準タイヤというべきMAXXIS Birdyタイヤを装着した。18*1.5で、STELVIOに比べるとやはりごつい。しかし、ちょっとしたダートも走るなら、これくらいのサイズがあった方がいい。90PSI入るので、6BARほど入れておいた。前のパナレーサーには2.5BAR程度だったので、走りがかなり軽くなるだろう。まあ、この天気では試せないが。
 このBD-1をカブトのバイクラックに吊ると、ようやく4台分のスペースが埋まった。BD-1、TCR-2、MR-4F、HARDROCKの順に並べる。さすがに威圧感があるが、この4台+Mobillyを並べると、キッチンは通行不可能になるだろう。
 疲れたのか、早々に仮眠モードに入った。

悲惨なご近所サイクリング

19時00分 自転車 天気:雨だ!

 前日、STELVIOに悲惨な敗北を喫した僕は、その挽回のために強力なカッター類を入手しなければならなくなった。STELVIOがどうしてもホイールから外れないのだ。これはもう、破壊的に取り外すしかないのだが、ビードが硬くて硬くて、生半可な手段では切断できそうにない。ミニペンチでは刃こぼれするばかりだ。これに打ち勝つモノが必要だ。
 最初、横浜に出ようかと思っていたのだが、気が変わって町田まで自転車で出かけることにした。
 昼前にTCR-2で出撃。高鎌橋経由で境川沿いを北上してゆく。のたり走り、やがて町田に到着。ダイソーの前に自転車を止め(ゴジラロック出動)、ハンズに立ち寄った。上階のDIY用品売り場で、大型の鋼線を切れるペンチを購入した。この売り場、横浜店と同じくらい広い。
 ダイソーにも立ち寄り、ちょっと買い物。それらをリュックに詰め、再び境川沿いに南下した。
 適当な場所で東進し、三ツ境に向かう。途中で道を間違ったりしたが(地図の上では一本道なのに......)、やがてサガミに到着。自転車を1F階段にくくりつけ(ゴジラロック再出動)。店内を物色する。BD-1チェーンリングのサイズダウンのために、SUGINOの52T(赤)などを購入した。後、特売でタンゲ精機(あのタンゲの系列か?)の自動点灯型フラッシュライト(800円)も購入。
 店を出たのは15:00過ぎ。空はドヨドヨと曇っている。夕方には雨になるなと走り出した途端、雨がパラパラと顔に当たった。あ、もう降ってる。慌ててTCR-2を道路脇に止め、バックパック(ジャック・ウォルフスキンのVIPER)の内蔵レインカバーを引き出し、さらに携行レインコートを頭から被った。このレインコート、去年の5月だったか以来の出動だ。これで体に雨粒が当たることはあまりない。が、乗っているのはスリックを履いたロードバイクだ。飛ばすとスリップ→あの世行きという連想が頭をかすめる。極力ゆっくり走ることに。
 しかし、南下するかまくら道は、狭さの割に交通量が多い。バスなんかも通っているのだ。信号では車を先に通し、通行の少ないときに走るようにした。相鉄越えの陸橋では押す。この辺、拡幅してくれないだろうか。
 一見、悲惨な状況だ。が、当人はそれほどでもない。レインコートのおかげでさほど濡れず、寒くはない。その上、常にない状況なので、むしろ気分は昂進しているのだ。まあ、走ること自体はひやひやだけど。
 なんとか無事に帰宅した。

2002年02月16日(土曜日)

STELVIOに完敗

22時00分 自転車

 帰って、早速BD-1のタイヤ交換に取り掛かった。去年から半年履いていたパナレーサーのカラータイヤ(赤)は、乗り味が重かったものの、頑丈で、結構酷使したにも関わらず(ダートにもよく突入したし)あまり減ってない。しかし乗り味に変化が欲しかったので、買ってきたSTELVIOに履き替えることにした。
 例によって苦労しながらパナレーサー18インチ(赤)を外し、Stelvioをはめ込む。はめ込むのだが......か、固い。まったく、異常としかいえないくらい固い。今までのパナレーサー18インチ、センターリッジタイヤも固かったが、根気良く揉み込んでゆけばはまったものだ。が、こいつは、揉み込んでも揉み込んでも、いっこうに余裕がうまれない。パークツールのタイヤレバーでがんばったのだが、ビード部を痛めつけるばかりでいっこうにはまらない。あまつさえ、ビードが露出するほど痛んでしまった。やがて、パナレーサーのタイヤレバー(パークツールのものより薄い)を使えば難なくはまる(いややはり難はあるのだが)ことが判明し、なんとかはめることには成功した。
 チューブはやはり16インチ用だけに、ややきつい感じがする。伸ばしながらはめなければならない。はめて、慎重に空気を入れていった。このタイヤ、120PSIまで入る。9BAR近い。テストも兼ねて、8BARまで入れることにする。5、6、7BAR。TCR-2にもこれくらいまでしか入れてない。さらに8BARまで入れた、瞬間......バースト! アパートの前にある校庭に響き渡るような破裂音を響かせてしまった。オイオイ、ブッシュ君来日だって言うのに、これじゃあ隣近所にあらぬ噂が......。
 バーストで一時的な難聴になったが、それから回復し、ようやく気を取り直した頃、タイヤの取り外しにかかった。が、これがもう、地獄の固さ。はめる事は、まあ可能だと思った。が、外すのは不可能だ。まずタイヤレバーが入らない。パークツールのものはビードを引っ掛けることが出来ない。薄いパナレーサーのものは入ることは入るが、ビード部を引き上げるだけの強度がない。曲がってしまうのだ。ダメだこりゃ。握力が無くなって来たので、ビードを切断できるだけの強度があるカッターを購入してきて、それで破壊的に取り外すことにした。STELVIO導入計画は、もう一方的な完敗であった。

サイクルサービスオオヤマ再訪

19時00分 自転車 天気:晴れ!

 先週のうちに、オオヤマさんから「BD-1、あがりました」というメールを受け取っていた。今日はそれを受け取りに、再び柏市に出向いた。
 朝、早めに出て、オオヤマ到着は1:00過ぎ。早速BD-1を受領する。整備とともに、クランクをオリジナル(170mm)から105の167.5mmに変更し、それに合わせてBBも105に変えるという依頼だった。「(半径)2.5mmじゃすぐに違いは分かりませんよね」というと、大山さんは「結構分かるはずですよ」といった。
 今日は天気も良いので、次に用事がある上野まで自走することにした。店の前を通る水戸街道を走ると、最後には浅草に着くはずだ。
 もっぱら歩道を走る。これ、もしかして、前よりかなり漕ぎやすくなってないか? 足が良く回るのだ。BBかクランクかのどっちか、あるいはその両方が効果をあげているのだろうか。嬉しくなるほど走りやすい。
 久しぶりに乗って、やはりBD-1はたいした自転車だと感じた。走行性能や折りたたみ機能に、それぞれ限界はあるのだが、僕の使い方では問題にならないくらいだ。その範囲内では、十二分な性能を発揮してくれる。あらためて惚れ直したぜ! 実はフロント60Tは過大だと思っていたのだが、クランク交換により意外に軽く漕げることが分かった。坂道も、あまり苦にならない。もっとも、まっ平らな関東平野の坂道なので、たいしたものではないのだが。それでも、平地主体なら、60Tは結構生かせそうだ。
 15:30くらいに押上に到着。寺田商会に顔を出した。ちょうど客が来ていて、結構忙しそうだ。試しに聞いてみると、話題のStelvioの在庫があるとのこと。このタイヤ、1 1/8インチ幅の、最高120PSIまで入る強力なタイヤで、あまり選択の余地がなかったBD-1には、待望のロードタイプといえる。このタイヤを装着した試乗車に乗ってみる。うぉぉ、なんちゅう軽さ。なんというか、今まで乗っていたのは何? などと、自分自身を小一時間問い詰めたくなる。60T化+クランク交換で最強に強まっているマイBD-1が、もはや至高とすら呼べる状態になるであろう。早速購入し、店で交換してもらおうとしたら、寺田(若)氏は「時間がかかるよ」とあまりいい顔をしない。実は、この時にあるサインが出ていたのだが、僕はそれに気づかなかったのだ。結局、Stelvioは自宅で交換することにし、バックパックにくくり付けて(トランス・アルパインはタイヤを運ぶには最適な代物だ)帰ることに。実は専用チューブの用意がなく、16インチ用のものを流用するのだとか。超高圧タイヤに使える現代のチューブには、少々の無理も問題無しということなのだろう。
 さらに、最後の目的地として、御徒町のオードビーに向かった。こちらでも、予め注文していた品を受け取る予定だった。前に一度いったので、楽勝だと思っていた。が、なぜか迷ってしまう俺様。御徒町界隈をぐるぐる回ってしまう。あれ、どこだったっけ。泣きたくなる。そういえば、と預り証を見ると、住所が書いてあった。電力柱の住所書きを見ながら探し、ようやく探り当てた。
 ここで買ったのは、サイクリング用のサングラスだ。ZEALのマイスターというもので、度の強い近視の僕が作れる度入りは、平面ガラスのこれくらいしかなかったのだ。早速かけてみる。カコイイ! かな? 傍目には三国一笑える物体だったかもしれない。
 そのまま皇居一周でもしようかと思ったのだが、もう日暮れ近いので東京駅に直通し、BD-1を畳んで帰った。やはり、輪行はMR-4Fより簡単だ。

2002年02月13日(水曜日)

10kmほどぐるぐる

22時00分 自転車 天気:晴れ

 今夜もTCR-2で走りに出かけた。体が重い。倦怠感が染み付いている。20kmの予定を10kmに変更して、のたのたと走った。それでも、走り終わる頃には体がぽかぽかして、ひときわ白い息を吐くようになっていた。
 早く暖かくならないかな。

2002年02月11日(月曜日)

真冬の湘南海岸へ

22時00分 自転車 天気:晴れ時々くもり時々雪!?

 ひさしぶりに湘南海岸を走った。今日はMR-4Fの耐砂性能も見るつもりだ。
 昼過ぎにMR-4Fを南に走らせた。曇っているが、時々薄日も差す穏やかな天気。風がややある。境川サイクリングロードを南下、藤沢駅近辺から江ノ島へと走り、そこから東進した。やがて、辻堂からサイクリングロードが始まった。
 今日は、かなりの風を感じる。砂嵐を警戒したが、案外にそれは無かった。しかし、遊歩道のあちこちに砂だまりが出来ている。幅1インチしかないMR-4Fのタイヤで突入してみるが、意外に楽に通り抜け出来た。BD-1よりよほど楽だ。とはいえ、砂が深いと、足を取られてしまうのだが。
 キャンプ場で折り返し、適当に進んだ地点でお茶にした。携行ガスストーブを出し、湯を沸かして、インスタントコーヒーを作る。淹れる、というよりは、やはり作るという感じだな。それを飲みながら、海で波を待つサーファーたちを眺めていた。
 空を見ると、海の向こうから濃い雲が現れ、頭上を過ぎってゆく不気味な状況だった。幸い、晴れ間もあり、天気が崩れることは無かった。が、実はこの頃、内陸では雪が舞っていたらしいのだ。厚い雲は、それを運んできた雨雲だったわけだ。
 ボーっと眺めていると、雲の切れ目から日の光が現れ、しかし遥か彼方の海面を照らすばかりで、僕の上には注がれてこない。なかなか印象的な光景だった。光を見る前におまえは死ぬのだ。
 しばらくのんびりして、家路についた。帰路は遊歩道ではなく、一歩内陸に入った国道を通った。もっぱら歩道を走っていたが、人通りが全く無く、快適に飛ばせる。また、MR-4Fは路面からの突き上げを(お尻方向に限っては)かなり軽減してくれるので、かなり楽に走ることが出来た。
 引地川、藤沢市街、境川と走り、飯田牧場に寄る。なんとなく、ハンガーノックの予兆が現れていたので、牛乳とシュークリームを食す。美味。牛乳は、水っぽさがまるでなくて良かった。
 糖分も確保できたので、快適に飛ばして帰宅した。

2002年02月09日(土曜日)

ある意味ハードなアイスお代わりツアー2決行

22時00分 自転車 天気:晴れ(午前中:暖、午後:寒)

 7:00起床。しばらく天井を眺めていたらなぜか時間が素っ飛び、7:30。慌てて飛び起きる。
 朝食を取り、持って行く荷物をまとめていたら、もう8:00を過ぎてしまう。ああ、7:45には出ようと思っていたのに。もたもたしているうちに8:30になりそうだったので、8:15頃に飛び出す。
 地下鉄で湘南台へ。小田急で町田、JR町田駅まで歩き、相原には9:25分。ぎりぎりだ。トイレを済ませて東口から出ると、駅前のコンビニに他のメンバーは集まっていた。メンバーは隊長(ガイドを神奈川支部ではこう呼ぶ)にたか氏、@nak夫妻、にち氏、こぐ氏、まき氏、そして僕の7人編成だ。面白いことに、たか氏、@nak(た)女史、まき氏の3方は、アイボリーのUK Bromptonという、あまり他に見ない自転車ばかりだ。@nak(た)女史の車両は、通常内装3速の後ろハブをShimanoの7速に替えてある。坂道で楽そう。残る4台のうち、こぐ、にち両氏のBD-1W、@nak(あ)氏のBD-3にはいわゆるセキサイダーが装着されている。お揃いなのである。なにか、僕のMR-4Fだけ、仲間外れ(;_;)?
 大慌てでMR-4Fを組み上げる。その時に、自転車用のチェーンロックを忘れてきたことに気づいた。というか、Godzilla-Lockを持ってきたのに、その鍵を忘れたというていたらく。無用の長物もいいところだ!(大空への雄叫び)
 時間が押してきたので、大慌てで出走する。と、俺様すぐ停止。サドルから吊った輪行バッグが、後輪に触れてしまうのだ。この間、運動公園を試走したときには平気だったのに。後でわかったのだが、この時はエアサスの空気圧が低くて、サドルが沈み込みすぎていたのだ。だがその場ではすぐに解決できそうにないので、輪行バッグはバックパックにしまい込むことにした。
 再び走り出した一団は、しばらく平地を進み、やがて緩やかな坂道をいくつか越えた。これが「神奈川サイクリングコースガイド50」に記載されていた"小さな峠"らしい。そこを越えてすぐ、T字路傍にある神奈中のバス停車場の向かいに、町田アイス工房ラッテはあった。
 いそいそと自転車を止め(僕は当然鍵無し)、たか氏を先頭にラッテに突入だ! おっと、入り口が開いてないぜ(爆)。もしかして、まだ開店前? 焦るたか氏だった。が、他のメンバーが、その横にある本当の入り口に気づいた。一瞬にして和む我々であった。
 ラッテでは、@nak夫妻よりアイスをおごっていただいた。というのも、40000アクセス踏んだ記念に、アイスをおごっていただくことにしていたからだ。ここでミルク味を賞味する。心なしか、飯田牧場のものよりも甘味が強かったように思う。他のメンバーのものも試食させてもらったが、僕はストロベリーが気に入った。
 ラッテを出ると、一路南下して行く。途中から境川に合流するが、この辺はまだサイクリングロードが断続的だ。
 途中の公園で休憩に入る。ここでそれぞれの自転車の試乗タイムだ。Bromptonに乗せてもらったところ、ハンドリングが非常にクイックなことが気になった。これはフロントバッグか何かをつけて、荷重を掛けておかないと怖いな。3人とも素のまま平気で乗っているので、慣れれば平気なのだろうが。
 MR-4Fの方も試乗に提供したが、おおむね好評だったように思う。Bromptonと乗り較べて、『全然違う乗り物』という感想もあった。確かにそう思う。
 再び走り出す。ここまで27km/h前後で結構飛ばしている。MR-4Fでは全然平気だが、Bromptonに乗る@nak(た)女史はチト辛かったのではないかと思う。実は、休憩の時にたか氏のサイクロコンピュータに誤差があり、表示は25km/hだったという事実が判明していたのだが、だからといってその後もペースは落ちないのである。時間が押しているのである。
 やがて40号線へと折れ、サガミサイクルセンターに到着した。ここの1Fにある店で昼食だ。前回、かわいいと評判になった眼鏡っ子のウェイトレスさんは不在だった。ああ、残念(今日のウェイトレスさん、ごめんなさい)。今日はミートソースのスパゲティを食す。ゆで具合最高。ソース良し、おいしい。さらに食後のデザートを取る。が、これがかなり待たされる。その間に話に花が咲くが、スケジュールはさらに押す結果になった。
 店を出て、上階のサガミサイクルセンターでお買い物。ここでスギノの52Tが2500円で売られているのを発見。Mobillyたん用にCBあさひで買ったときは、3000円台だったんだが。ここで「BD-1に赤い52Tを着けるのはどうよ?」という考えがムクムクと湧き上がる。見栄で着けた60Tだが、さすがに横浜で平地専用仕様は無謀すぎた。今、オオヤマさんでクランクを短いのに替えてもらっているので、回転重視の小チェーンホイール仕様に転換してみるのも吉だろうか。60Tは未来のフロント2枚化に向けて、温存するのだ。
 サガミを出て、再び走り出した。しばらく交通量の多い一般道を進む。大型車が側を通るので、やや危険だ。同じ一般道でも、境川沿いの方が良かったのではないかと思った。
 高鎌橋付近で境川と再び合流し、高倉中近辺の休憩ポイントでトイレ休憩となった。そこでBromptonBD-xそれぞれ三兄妹揃い踏みの撮影会となった。我がMR-4Fはとってもロンリーである。
 やがて、おなじみの飯田牧場に到達した。めぼしいものはかなり食べていたので、今日は色物、抹茶に走った。抹茶の苦みがミルクの甘みに良くマッチして、意外に秀逸だった。
 飯田牧場からさらに南下し、境川沿いを突っ走る。ぐわぁ、またしてもダートだ(X_X) たか隊長の回にロードで参加するのは考えものだ......。
 藤沢駅付近で一般道に出て、雑踏を抜け(ここもかなり危険だった)、東海道線にしばし突っ走ると、やがて最後のアイス、長谷川牧場リコッタに到達した。ここでは牛乳の味を見ると称し、普通のミルク味を試す。うむ......わからん(爆)。飯田やラッテとの違いがわからん。朝からのアイス尽し、さらに昼からの低気温で、感覚が麻痺しがちなのだ。しいて言えば、やや濃厚って感じ。
 一行は暮れきった藤沢市街から、江ノ島、腰越へと走る。やっぱりダートです(身も世も無く泣き崩れ中)。Brompt3台はダイナモ標準装備、にち氏、こぐ氏のBD-1Wにはハブダイナモが装備してある。なかなか明るい。対抗上、次には充電式ライト10Wを持ち込まねばなるまい(対抗してどうする)。
腰越にあるたか氏お勧めの店、しらすやで晩餐なのである。ここで黄金色の発泡する液体(笑)で喉を癒し、はばのりしらす丼に舌鼓を打った。しらすの食感がいわく言い難い。生しらすは3月以降だそうだが、また来たいものだ。
 最後に、僕の希望で、藤沢のスタバでお茶にする。途中、片瀬江ノ島駅前で記念写真を撮り、またしてもダートを抜ける。スタバでは、みんな疲れきったのか、沈黙が多かったようだ。70km今日も走り、胃腸をこれだけ痛めつけたのだからねえ。
 ここで解散。輪行するメンバーとそれを見送るたか氏と分かれ、僕は一路サイクリングロードを北上した。これが向かい風で、辛いのなんの。くたびれて帰宅したのは、もう22:00過ぎだった。
 今日も力いっぱい遊んだなあ。

2002年02月08日(金曜日)

輪行準備

23時55分 自転車 天気:晴れてるようだが

 明日はいよいよアイスお代わりツアー第2弾の日。この天気なら、確実に決行されるだろう。
 明日に備えて、MR-4Fを輪行袋に詰めておく。やるのは2回目だが、今回もかなりてこずった。サドルを抜き、前輪を外すのはいいとして、それをどこに固定するのか? 前輪は後輪に添えるようにして固定したが、サドルは適当な場所に突っ込むしかない。なんか、いまいちきれいにゆかないものだ。
 輪行袋を壁に立てかけておいて、就寝。もう2時近いぜ。

2002年02月04日(月曜日)

まだまだMR-4Fのセッティングをいぢる

23時00分 自転車 天気:晴れ時々くもり

 今日も今日とてMR-4Fのベストセッティングを探るのだった。
 夜、運動公園にMR-4Fを持ち出し、サドル高、エアサスのセッティングを変えて、乗り比べてみた。サドル高は、だいたい分かってきたかとも思うのだが、エアサスのセッティング次第で沈み込む量が変わってくるのが困る。そのエアサスは、昨日エアの調整をしてみたのだが、ポンプを外す瞬間の気圧低下量が見極めにくくて参った。そのせいか、今日はややふわふわした感じになっている。リバウンド量もバルブで切り替えられるのだが、これは最速にすると具合良く感じた。が、長く走るとどうだか。
 今週末には、神奈川支部(だからなんの支部だ)のアイスお代わりツアーがある。しかし、予報は雨っぽい。翌日が雨なら構わんのだがな(おやぢオフで、屋内にとどまっているわけだし)。

2002年02月03日(日曜日)

自転車いぢり

21時00分 自転車 天気:雨

 今日も雨になった。先週の週末に引き続き、雨に降られる週末だ。平日に降ればいいものを。
 仕方ないので、自転車の整備とパーツの取り付けを行った。おっと、その前に取り付けるパーツを買ってこないと。
 14:00くらいに家を出て、横浜で銀行に寄り、相鉄で三ツ境に。自転車だと30分くらいのところなのに、電車だと大回りに1時間弱はかかるのだ。
 サガミサイクルセンターでスピードメータ(キャットアイ的にはサイクロコンピュータ)を見繕う。最初はキャットアイのCC-CL200Lを買おうと思っていたのだが、スペシャライズドの新型スピードメータがあるのを見て気が変わった。これ、ロードバイクにつけている奴の後継機で、丸くて大きな表示面がしゃもじのように突き出した、ちょっと変わった形をしている。これに決めた。
 帰って、自転車の整備。出かける前に、MobillyたんとMR-4Fのチェーンをクリーナで洗い、オイルを落としておいた。その上で、それぞれにホワイトライトニング・レースデイを塗布しておく。やはり、ふつうのチェーンオイルに比較して、汚れがつきにくいのだ。さらに、MR-4Fにサイクルコンピュータを取り付ける。フロントフォークがふつうの円断面のものなので、計測分の取り付けにはあまり苦労しない。表示分はハンドルバーに直接取り付ける。信号は、ちゃんと拾っているようだ。さらに、サドル直下に取り付けていたリアフラッシュライトを、シートステー部に移した。こうすることで、サドルの後ろに輪行袋を吊り下げられるようになる。
 MR-4F用に、というか、汎用品として、TOPEAKのクイック式リアキャリアを買っていたので、これを取り付けてみた。クイック式ということで、クイックを開ければすっぽり外れるようになっているのかと思っていたのだが、単に締め付けネジがクイックに取って代わっただけで、外すにはクイックを抜き取らなければならない。しかし、ヘキサゴン・レンチが不要なのは、多少便利か。これには専用のリアキャリアバッグ、ローラー付買い物篭も取り付けることが出来る。これでツーリングに出かける準備は万端だ。
 このキャリアは、Mobillyたんにも取り付けることが出来る(たぶん、TCR-2にも)。全長がリアホイールよりも突き出すので物々しい感じだが、これに籠を載せると買い物に便利そうだ。

2002年02月02日(土曜日)

東京フラフラポタリング

20時00分 自転車 天気:晴れのちくもり

 昨夜までは、MR-4Fで三浦半島を走るつもりだった。ところが、ふと起きてみるともう11:00過ぎ。当然、目覚し時計は止まっている。二度寝しちゃったみたい。ふう。
 天気予報によれば、明日の雲行きは少々怪しい。しかし、今日も時間的に遠くに出かけるのは難しそうだ。で、予定を変更して、東京近辺を走ってこようと思った。持って行くのはMobillyたんだ。
 Mobillyたんを立場駅まで走らせ、吊り下げ用のベルトをつけ、透明ごみ袋製輪行袋をかぶせる。いつもながら、貧乏臭さ爆発の外見だ。中も安いけどな。袋をかぶせて、ふと腰をあげると、後ろにいつの間に立っていたご老人から「そんなに小さくなるんですな」と声を掛けられた。
 やけに人出の多い東海道線で東京まで出て、八重洲北口でMobillyたんを組み立てる。水澄ましみたいに小回りのきくMobillyたんは、所々狭い都心の道路を走るには似合っている。今日はサドルバッグの他に、シートポストにベルクロ固定のボトルケージ、ハンドルバーに元々BD-1用だったフロントバッグをつけている。なんとなく、一丁前の面構えだ。
 首都高沿いに昭和通を走り、御徒町に向かった。ここにサングラス専門店のオードビーがある。品揃えはここがよさげだ。店員さんと相談する。念頭にあったのは、アディダスのEvilEyeだったが、これは近視の場合、後ろに別のレンズアダプタをはめ込む方式で、試しに掛けてみると睫毛が当たってしまう。他の球面系のものは、度数が大きいと歪みが大きくなってしまうようだ。平面系のほうが、度を入れるのなら有利だとのこと。結局、最初に作るものだからということで、ZEALの平面系のものを買った。これ、街中でもあまり違和感がなさそう......いや、あるか。
 オードビーを出て、秋葉界隈をふらふらする。逝ってしまったOS/2機のG200に代わる、G450くらいまでのボードが欲しかった。久しぶりにTwoTopに入ると、G450DHがけっこう激安。ここでゲットする。OverTopではもう少し高かったので、ここが底値かもしれない。
 万世橋で信号待ちしていたら、またしても初老の男性から「それ(Mobillyたん)どこで売ってた?」と聞かれた。通販か、みなとみらいのジャックモールにあるよと答えておいた。どうも、この手の小さい折りたたみは、高年齢層の関心をひいているようだ。
 御茶ノ水から南進し、皇居の堀に出た。また日没までには間があるので、ちょっと皇居一周サイクリングだ。Mobillyたんのスピードメーターは、15km/hから20km/hをさし、快調に突っ走る。皇居の北西に向かって地勢は上り気味になる。千鳥が淵墓苑では、戦没者に敬意を表して押して歩き(というだけでなく、車道は一方通行、墓苑内はおそらく走行禁止なはずなので)、ここを抜けたあたりから、桜田門くらいまでは、結構爽快なダウンヒルになる。道は比較的広く、人通りが少ないので、ぜんぜん漕がないまま30km/hくらいは出るのだ。Mobillyたんでこれは爽快。
 皇居の東側に出ると、再びビルの谷間に。東京駅まで走り、駅前で再び貧乏な輪行体勢を整え、東海道線で帰宅した。