Strange Days

2003年02月28日(金曜日)

雨の前に夜トレ

00時00分 自転車 天気:雲増量中

 今週、今日までは良い天気だったのだが、土日は雨になりそうな情勢だ。雨の前に少し走っておこうと思い、夜トレに出かけた。
 明け方には雨になるということで、既に不気味な雲が空にかかっている。少しだけ切れ目があるので、まだしばらくはもつだろう。
 今日は風が無いせいか、行きも帰りも快調に走ってゆける。しかし、少し暖かかったせいか、多少人通りが増えてもいる。春になると、また無灯火逆走野郎ズが増大するんだろうな。
 帰宅して、自転車を部屋に入れながら、汗の量が厳冬期より増えているのを実感した。春の足音は、ペタペタと近づいてきている。

2003年02月26日(水曜日)

久々の夜トレ

00時00分 自転車 天気:くもり

 今、仕掛かっている仕事が、4月末までびよ~んと延びてしまった。おかげでしまなみ海道行きの日程を見直さざるを得なくなったり、この先かなりの悪影響が見込まれる。はぁ、頭が痛い。
 しかし、当面の仕事が延び延びになったので、現状はかえって余裕が出来てしまった。今日も久しぶりに定時で帰宅し、21:00過ぎに夜トレに出かけた。
 今日は非常に暖かい一日で、駅から歩きながら『こりゃコートは要らないかも』などと考えていた。夜トレに出かけるときも、外気が暖かかったので、いつものウィンドブレークジャケットは着ないで、ウィンドブレークジャージだけで出かけることにした。もちろんタイツも履いてる。下も履かないでフリチンで走り出したらタダの変態だ!(いや別に怒らんでも)。
 今日は足が回るわけでもなく、重いわけでもなく、しかしなんとなく走るのが楽しくて、汗をかきながら俣野の登りを登っていった。風が暖かいと、走るのも楽しい。やっぱり、冬の間の夜トレは、苦行の意味合いが強かったみたい。
 帰宅して、ベランダから外を眺めると、曇っていた空に、いつの間にか星空が見え始めていた。今度の日曜日も晴れればいいんだが。

2003年02月23日(日曜日)

横浜まで、買出しに

00時00分 自転車 天気:まあまあ

 昨日の疲れも残ってないようなので、また三ツ境経由で横浜に行って来ようと思った。故障中の4号機を復活させるにあたり、故障原因と見られるメインボードを新調しなければならない。それなら、一足飛びにPentium4化しちゃおうと思ったのだ。メモリ価格は下がっているので、5万円でメモリ込みで買えそうだ。
 大き目のバックパックを背負い、TCR-2で出かけた。三ツ境に直接向かい、サガミサイクルセンターを冷やかす。さらに鶴ヶ峰経由で、横浜駅方面に向かった。ホイールサイズの違いゆえか、700Cロードには小径車には無い安心感がある。どんな状況でもガンガン踏めるという感じ。しかし、昨日の疲労が意外に残っていたのか、心拍数が上がりやすい状況だった。
 横浜駅西口に到着。DOS/Vパラダイスを襲撃した。ここでPC2700(DDR333)の512MBメモリ、Pentium4プロセッサ(2.4GHz)、適当なメインボードを買った。店員に確かめると、「この組み合わせに問題なし」との事。無難な組み合わせだろう。さらに、CF2だのメモリスティックだの7種類のメモリを読めるというUSB接続メモリスロットを購入した。
 再び、なんとなく重い体に鞭打ち、R1経由で帰宅した。

2003年02月22日(土曜日)

奥湯河原ツアー決行

00時00分 自転車 天気:くもり稀に雨ぱらつく

 いよいよ奥湯河原ツアー決行の日が来た。生憎、神奈川支部フルメンバーではなかったが、にち氏、こぐ氏に加え、hai氏、あゆこ女史、そしてはるだぁ氏の参加もあり、6名とまずまずの人数となった。これくらいが、色んな意味でハンドリングしやすい。
 10:00小田原駅東口集合というゆっくりしたスケジュールもあり、朝は7:30起床で余裕の出発であった。
 地下鉄で戸塚に出て、東海道線で小田原に向かう。平塚で扉脇の席が空いたので、座って仮眠しながら小田原着を待った。
 小田原駅東口を出たのは9:45くらいだったろうか。既にこぐ夫妻、にち氏、hai氏が到着していた。はるだぁ氏は未だだった。自転車は久しぶりというはるだぁ氏、大丈夫だろうか。しかし、ほどなくはるだぁ氏も姿を現した。
 はるだぁ氏と会うのは、去年のビールただ酒オフ以来か。氏が持ち込んできたのが、ルイガノのJEDI-R。20インチのカコイイ自転車だ。しかし、リア側を折り畳めないので、持ち運びサイズは少し大きめだ。
 全員が準備を終えたところで、湯河原に向けて出発だ。
 今日は前回と同じく、真鶴道路を湯河原まで走り、さらに奥湯河原の深部にある紅葉亭まで一気に駆け上がる。休みは短くするつもりだ。あまり長く休憩すると、かえって辛くなることが、経験則で分かっているからだ。
 小田原市街を抜け、いつも自転車での通り抜けに苦労する早川の海岸を通って、真鶴道路に入る。そこからは、湯河原まで一気に走った。坂道では後続を待ち、下りでは引き離す(気持ちいいので)。後で考えるに、殿を引き受けてくれたにち氏は、あまり休む余裕が無かったのではないだろうか。でも、これくらいの距離は余裕だよな。一番気がかりだったあゆこ女史、はるだぁ氏も、危なげなくついてくる。
 やがて、また進入が難しい新旧真鶴道路の合流点を経由して、湯河原に到着した。いよいよ登りが始まる。
 最初のうち、湯河原温泉街までは、あまり辛い傾斜に出くわさない。この辺、MR-4Fならフロントミドルでも余裕の道行きだ。後続も危なげない。ゆっくりと距離を稼いで行く。この辺は、まだ辛くない。
 街並みが途絶え、川沿いに出た。不動滝を過ぎた辺りから、いよいよ傾斜が増し始める。それでも、この辺りまでなら、まだミドルでも登れた。
 奥湯河原の温泉街に突入した辺りから、遂に最大の登りに差し掛かる。この辺り、15%オーバーくらいの、しかも直線の登りが、何度も目の前に現れてくる。さすがにフロントをインナーに落とし、リアもローまで後一枚残すだけだ。ここの場合、最後にこの登りがあるので、余計に辛く感じるのだろう。しかし、何度かの小休止を挟みながら、遂に紅葉亭に到達した。全員が到着する。はるだぁ氏は最後には押しに入ったが、久しぶりのツーリングにしては立派なものではないか。あゆこ女史が、一度も押しに入ることが無かったのは凄い。さすが、川崎山岳地帯で鍛えただけのことはある。
 噴出す汗を拭きながら、紅葉亭で6人席を確保し、少し遅めの昼食となった。今日も天ざる、食後に蕎麦掻ぜんざいを注文した。発泡する黄金色の液体は無し。下りでは危険すぎる。スケジュール的に、冷め切るまで待てないとも思った。アルコールは2時間経っても抜けきらないものなので(自覚症状は無くても運動能力には悪影響が残っている)、よほどのことが無い限りもう飲むことは無いだろう。よほどのこと=食後に昼寝できるくらい余裕あり、だ。
 登りの間、時々晴れ間も見えるくらいだった天気だが、食後にふと外を見ると、雨がぱらついている。下り、それもこれほど急なそれで、濡れた路面は危険すぎる。早々に坂を下りることに決定した。
 急傾斜を下って行く。下りではMR-4Fの効きにくいブレーキが恐怖を煽る。この点が最大の課題として残っている。まだワイヤの取りまわしに無理があるのだろうか。せめて、TCR-2位には効いて欲しいのだが。それでも、実用上はそれほどの困難を感じない。70km/hまで出して、そこから急減速、などという無理をしなければ良い。
 不動滝まで一気に下り、立ち寄った。前回は、滝の正面にかかる橋を渡り、対岸の祠まで登れたのだが、今日は『崩落の危険あり』とかで、橋を渡ったところで通行止めになっていた。それでも、端正な滝の全景は、きっちり拝める。でも、洒水の滝を見た後では、いささか迫力に欠けるきらいもあるなあ。
 さらに万葉公園まで下り、前回楽しめた足湯、『独歩の湯』に立ち寄った。低料金、気軽(着替える必要なし)、混浴(爆)と、自転車ツーリングにはなかなか適したこの湯、やはり好評だった。怪しい風水系能書きも笑いを誘った。公園の入り口までは、前回同様に川沿いの散策コースを行ったが、これは予想外に好評だった模様。
 時刻は既に16:00。意外に時間をつぶせたようだ。後は湯河原駅まで下り、各自輪行態勢を整えて、車上の人となった。
 今日のツアーは辛いところもあったが、それなりに好評だった模様。また、紅葉の季節にでも催行しようと思った。

2003年02月21日(金曜日)

登坂力考察

00時00分 自転車 天気:良いのか?

 さてさて、明日の奥湯河原ツアーはどの自転車で出動しようか。
 単純に実績で考えるならMR-4F改なのだが(なにせ、一度登っているので)、気分的にはそろそろBD-1を持ち出したいところ。こいつも意外に坂道に強い印象がある。
 自転車で坂道を登る際、どういう要素が登りやすさに関係してくるのだろうか。まずギア比が浮かぶが、ホイール径がまちまちな場合は、あまり直感的にピンとこない。むしろ、ギア比にホイール径を掛けた、クランク一回転辺りの走行距離の方が、より指標にふさわしいと思われる。
 算出式は(最小)チェーンホイール歯数/(最大)スプロケット歯数*タイヤ周長だから、MR-4F改の場合は、
30/25*1.35=2.1(m)
BD-1改の場合、前が52/42のダブル、後は12-27のロード用スプロケなので、
42/27*1.35=2.1(m)
 なんだ、同じではないか。BD-1には元々11-34Tが着いていたので、これに戻せばさらに軽く出来るが、実はMR-4Fにも11-34Tを適用することは可能なので(ディレイラ交換も必要にはなるが)、そうなるとMR-4Fの方がさらに軽く出来る。もっとも、BD-1のフロントインナーを38Tに戻せば、MR-4Fよりもさらに軽くは出来るのだが。
 現状、手元の自転車の中で、もっともクランク走行距離比を小さく出来るのが、EPIC号などのMTBだ。これの場合、
22/34*1.95=1.26(m)
と、飛びぬけて小さくなる。なるほど、激坂に強いはずだ。しかし、この値では、全然進まなくてイライラすることだろう。
 ともあれ、MR-4FもBD-1も数値的には変わらないようだ。
 それでも、印象的にはMR-4Fの方が登りに強い感じがある。この点、数値化が難しいポジションなどの影響が大である印象がある。MR-4Fはドロップハンドルで、しかもステムの都合でかなり低いポジションなのだが、これとBB位置の関係から踏みやすく、回しやすい印象がある。BD-1の場合、どうしても前に蹴倒すようなポジションしか取れないのだが、MR-4Fでは蹴倒すことも、踏み下ろすことも自由だ。そういうポジションの自由度、姿勢の低さが、坂道で勇気の出るバイクになっている理由だろうと思うのだ。なるほど、こういうことを『坂道で勇気が出る』と表現しているのだな。
 明日は、やっぱりMR-4Fかな。

2003年02月15日(土曜日)

町田まで出かけた

00時00分 自転車 天気:いい感じ

 今日はいい天気だが、明日は崩れるようだ。荒川オフに参加する予定なのだが、これではどうなることやら。まあ、走れるうちに走っておこうかと、町田まで買い物に出かけた。
 自転車は、久々のEPIC号。この自転車、なんだか大島ダウンヒル専用バイクという感じ。だが、サスペンションによる安楽ライドは、ロードバイクとは違った楽しさがある。少々のオフロードも問題無しだし。って、コレ、MTBなんですけど。
 まずは長後のCoCo壱番屋で腹ごしらえ。別に何でもいいといえばいいのだが、カレーを食った後は足が良く回って調子いいのだ。インドの神秘か。
 まずはサガミに立ち寄る。先週も寄ったばかりなので、特に買い物は無い。
 そこからは瀬谷駅から海軍道路に入って、北進した。このひたすらまっすぐな道は、今日みたいな青空の下が映える。もうすぐ桜の季節になるから、そうしたらさぞかし見事な眺めになるだろう。
 今日はR16に乗らないで、境川経由で町田まで北上していった。R246を迂回できるので、このルートは気が楽だ。
 暖かい日だからだろう、今日はここ数カ月のうちではサイクリストが多い日だった。一人、黙々と北へ、あるいは南に下って行く姿が目に付いた。
 やがて町田東急ハンズの看板が眼に入ってきた。町田には立ち寄らず、相模大野に向かう。用事があるのはイトイサイクルだったのだが、どうせなら本店に立ち寄る方がよい。
 町田と相模大野の間には、結構吐血モノの坂が待ってたりする。相模大野の方がやや高度があるのと、途中で相模線をまたぐから、盛り土した丘を道路が通っているのだ。
 特にこれという買い物はしなかった。ルイガノブランドで発表されたライト内蔵アヘッドがあったら欲しかったんだけど。
 境川を下り、南町田のモンベルショップに立ち寄った。漠然と店内をうろついていたら、ドイターのボトルが刺さるサドルバッグを発見。これだ、これが欲しかったんだ。BD-1、トレンクルなどの、ボトルケージ取り付けが難しい車体に着けたかったのだ。早速、購入した。
 その後も、境川沿いにトロトロ走って帰宅した。

2003年02月12日(水曜日)

深夜トレ

00時00分 自転車 天気:くもり

 今日も帰宅は23:00前だった。午前様にならないだけましか。
 こんな時間だが、それでも少しは体を動かしておきたいので、いつものコースを走りに出かけた。
 行きは妙に足が軽く、30km/h以上で走りつづける。しかも、全然疲労を感じない。いつもなら俣野橋で足を止めるのだが、そのままのぼりに突入してしまったくらいだ。が、帰路はかなり辛く感じて、20km/hくらいまでペースが落ちる。かなり強い北風に吹かれていたようだ。
 今夜は中田湘南台線との交差点でなぜかパトカーが張り込んでおり、いつもなら車の列が切れるか、よほど親切なドライバーが止まってくれるかまで待たなければならないのだが、笑えるくらいお行儀良く止まって渡らせてくれた。要するに、通常は横断したそうな者がいても無視していたようだ。いつもこうならいいのだが。
 帰着したのは日付が変わった頃だった。

2003年02月09日(日曜日)

トレンクルで散歩

19時00分 自転車 天気:晴れ

 ゲームの合間に、トレンクルでちょっと散歩に出かけた。トレンクルは、そのうちに大改造しちゃうので、まだ全く手を加えてない、素のままだ。しかし、この状態の方が、トレンクルのよさを味わえるんじゃないだろうか。
 先日、ステムの緩みを直したので、ハンドルがぐらつくことは無い。が、走っているとどこかからかピキピキという音がする。ホイールではなく、なんとなくリアスプロケット辺りから出ているような気がする。受け取ったときには、こういう音はしなかったんだが。
 境川まで走り、そこから飯田牧場を目指す。この好天ゆえか、多くのサイクリストと行き会う。その中を、概ね17km/h前後かなという速度で走った。サイクルコンピュータは未装着なので、正確にはわからない。が、かえってリラックスして走れる気もする。
 こんな、汗ばむくらいの天気ゆえ、飯田牧場は大繁盛していた。牛乳小瓶、シュークリーム、ジェラードシングルを楽しんだ。いい天気だ。
 帰路ものんびりと足を回しながら、早いうちに戻った。そういえば、ライトも着けてないから、夜は走れないんだな。これは早いうちに手配しよう。

2003年02月08日(土曜日)

横浜周回

00時00分 自転車 天気:晴れ

 自分で定めた三浦半島周回走行の日だが、前日ゲームをやりすぎて早起きできず、昼前の起床とあいなった。さて、これから100km走行は、正直ちょっとつらい。
 そういうわけで、今日はルートを変え、三ツ境経由でR16に向かい、そこから横浜都心部を経由することにした。このルートなら、朝9:00前に出れば、昼頃に三崎につく。
 環状4号線まで出て、そこから北上し、中原街道、厚木街道を経由して、サガミに立ち寄る。ここまでだいたい30分程度か。
 サガミでは三ヶ島のトークリップ(アルミ製)と、ゼファールのストラップを買った。これはトレンクルに着けるつもり。手持ちのサイクリングシューズでも歩くのに不自由は無いので、本当は小型両面ビンディングで十分なのだが、一度も使ったことが無いトークリップの特徴を確認したいと思ったのだ。よく考えると、いくら三ヶ島の取り外し式ペダルだからとはいえ、トークリップを着けるとかさばりそうだ。
 サガミを出て、鶴ヶ峰まで走り、R16に合流した。出かける前に、なんだかサドルが下がっている気がしたので、また少し上げ直した。どうしても下がり癖が抜けないようだ。何度も脱脂したんだが。これはもう、お気楽に扱える金属製の物に替えちゃおうか。あるいは、こういうもんだと諦めて、200kmくらい毎に上げ直すか。
 サドル高が適正になると、脚の回転がずっとスムースになる。これだ、この軽快さが病みつきになるのだ。ただ走ることが快感で、少々の坂道も苦にならない。横浜辺りまでザーっと走っていった。
 横浜で小休止がてら、ハンズなどを覗いて行く。足元がSPD-SLなロード用シューズなので、さすがに歩きにくい。
 今日は早めに帰りたかったので、そのままR1に入って、立場のヨークマートに立ち寄って帰宅した。

2003年02月05日(水曜日)

天気はやばかったが、夜トレ行きました

23時00分 自転車 天気:曇り

 今日は帰宅が早く、夜トレに行く余裕があった。しかし、なんだか雲が濃い。今にも降りだしそうな雰囲気だ。どうしたものか。
 天気予報を見ると、降雨確率は高くない。もう一度、外に出て、空をよく観察すると、都市光を受けてぼんやり光る雲の海に、ところどころ黒い部分がある。切れ目があるようだ。なら、すぐ降りだすと言う訳でもないだろう。まあ、雨が降り出したら戻ればいいんだし、と、今夜もTCR-2で夜トレに出かけた。
 今夜はなぜか風が辛く、行きも帰りも足が重かった。25km/hくらいでトロトロと走る。風はないようなので、純粋に脚が回らないということなのだろう。なんでだろう。そんな疲れることをした憶えはないが。
 境川沿いにナイトランする時、最大のご馳走は、頭上に広がる星空だ。境川を挟んで、比較的人口が少ない地点が続くので、光害の影響が軽減されるのだ。しかし、今夜、この空ではそれも拝めない。静々と走り、そのまま帰った。

2003年02月02日(日曜日)

横浜を周回してきた

00時00分 自転車 天気:くもり

 横浜駅近辺に用事があったので、ついでに環2をグルっと回って行こうと考えた。今日はMR-4Fにキャリアを着けて走る。TOPEAKのこのキャリア、専用のバッグを載せることが出来て非常に具合がいい。一応、MR-4Fに着くことは確認していたのだが、実際に走って確かめたことはない。夏場はこれで行くつもりなので、振動試験のつもりで着けてゆくことにした。一応、合羽と予備のバックパックを入れておいた。
 戸塚へと続く長後街道(なんだかんだいいながら、ここが今日一番辛い)を越えて、戸塚からR1へ、平戸陸橋で環状2号線に入った。環状2号線は走りやすい。片側3車線の広い道だが、1車線が路駐で潰れているので、車から見ると実質2車線だ。しかし自転車で抜けられるだけのスペースはあるので、こっちとしてはかえって好都合だ。
 結構アップダウンのある2号線を磯子まで走りきり、今度はR16に乗って本牧を抜けて行く。途中でクレイジーダボに立ち寄った。小径のチェーンリング(特に36Tくらいのインナー)が無いものかと期待していたのだが、それっぽいものはない。PCD130を諦めれば、MTB用にいくらでも見つかるのだが。店を出た途端、空から白いものが落ちてきているのに気づいた。わあ、雪まで降り出したか。しかし、耐えがたいほど寒いというわけでもない。
 一度、山下公園に立ち寄ろうかと、県警本部近辺まで出たのだが、気が変わってそのまま横浜駅西口方面に直行した。
 MR-4Fをハンズの近くで標識に貼り付け、ハンズの1FとB1Fを見て回った。ボトルが刺さる小型のウェストバッグを探しているのだが、気に入ったものは無かった。
 次に同人ショップに寄ってみた。前に秋葉のGAMERSととらのあなに行ったことはあるが、それを凝縮したような世界だ。あの時は同人誌フロアはわざと避けたからなあ。げまズは秋葉の店舗の印象に近いが、その上にあるメロンブックスは、もう行くとこまで行ってます。ほとんどピンク、ピンク、ピンク、それ系の同人誌、同人ソフトが山積みだ。比喩でなく、あまりのピンクぶりにめまいがして、ついフラフラしてしまったほどだ。2ch関係のものや先行者系のゲームがあったりするのが笑える。ここにバリバリのレーシングジャージ+スポーツサングラスで突入した僕は、もう残りの人生で怖いものなんかなんにも無いという気分だ。
 用を済ませ、再びMR-4Fに戻った。ちょっとお腹がすいている。が、グリコのグリコーゲン飲料のお陰か、ハンガーノックの兆候までは出てない。これは効いてます。
 MR-4Fにバッグを載せていると、トレンクルを引いて歩く男性が側を通り過ぎていった。
 ここからR16に出ようと思って、トップカメラ~ハンズの通りを直進し、少し細い道を走っていった。やがて行き当たった幹線を北上すると、浅間下に出た。あれ、違う気がする。裏道に戻ってしばしぐるぐる回ってみたが、どうもR16に近づいている気がしない。悩みつつ走り回るうちに、なんとなく見覚えのある道に、ようやくたどり着いた。ここだ! さらに北上する。ここ......かな? ちょっと揺らぐ確信。が、標識に『国道16号線』、『鶴ヶ峰』という文字を見つけ、ようやく焦眉を開いた。
 途中、適当に飯にしちゃおうと思い始めた。サイクルショー2002の時、この辺の吉野家で待ち合わせたんだったか。そこにしようと思い、しばし走って道路の対岸に発見。横断歩道で自転車を停めた。............な、長い。信号待ち時間が本当に長い。3分経っても、5分経っても、変わる気配はない。雪の降り方が、また少し強まったような気がした。これは、さっさと帰った方が身のためか。と、結論を出し、鶴ヶ峰方面から厚木街道へと入った。
 途中、サガミに立ち寄った。ここでまた、さっきのトレンクルの男性と遭遇。相鉄で輪行してきたようだ。軽々輪行+シャカリキ自走という構図か(意味不明)。
 サガミではカステリ製品のディスカウントが目を引いた。そろそろ冬物の時期も終わるしなあ。さらに3Fでは前から気になっているエミネンザというブランドのカーボンフレームを眺める。少し重そうではあるが、フレーム単体で80000円強だって。なんでこんな安いの? しかし、デザイン、実績から、買うならLOOKだなと思った。
 帰路、ユニクロにちょっと寄ってから帰宅した。これでも60km弱程度のサイクリングだった。あー、腹減った。

2003年02月01日(土曜日)

今年最初のBikeEで、海へ

19時00分 自転車 天気:快晴

 さて、改装待ちのBikeEも、たまには乗ってやらないと。そう思って、今日はBikeE ATで出かけることにした。この自転車、凄くイイのだけど、重くてでかいので2Fから降ろすのが大変なのだ。適当な駐輪場を探そうかな。
 昼過ぎ、BikeEを湘南台へと走らせた。昼食に、@nakさんちで話題に上っていた讃岐うどん屋、はなまるうどんに立ち寄ることにした。店はイトーヨーカドー湘南台店の1F。
 駐輪場に自転車を停め、1Fに入ると、まず目に入ったのが、カウンターにずらっと20人ばかり並ぶ行列......。幸い、比較的良くさばけたので、10分ほどでうどんにありつけた。物珍しさもあって、けっこう並んでいるようだ。
 注文したのは冬季限定メニューらしきゆずねぎうどんの中。かけ+ゆず(+ねぎ)という構成。これにかき揚げを乗せ、サブメニューに梅干しのおにぎり、最後に自由にトッピング出来る天かすと鰹節を載せる。これで700円弱。これはコストパフォーマンス的にどうかなあ。牛鮭だって500円弱で食えるんだが。
 とりあえず適当な席を見つけ、うどんをすすり込む。意外に腰があって、食感は良好。出汁は軽すぎる。薄味というより出汁が効いてない感じだ。しかしこの値段で文句は言うまい。なかなか好印象だった。少し時間を置いて、もう少し空くようになったら、通ってもいいかも。
 BikeEをトロトロと境川まで走らせた。ここからどこに向かおう。出かける前は、なんとなく北に向かうつもりだったが、気が変わった。冬の湘南海岸を見に行こう。BikeEを川下に走らせた。
 風を背負っていることもあって、快調に走る。家を出た直後に、サイクルコンピュータの速度表示が、実態より明らかに速いことに気づいていたが、修正のやり方がすぐには分からないのでそのまま走っていた。おそらく、周長設定が間違っているのだろう。サイクルコンピュータはあてに出来ない。しかし、おかげで速さに追われるようなこともなく、ゆっくり走っていけた。
 境川サイクリングロードの終点に到着し、そこからは藤沢市街を横切り、引地川まで抜け、その右岸を走って下った。こっちは一般道っぽい道だが、幅があるので走りやすい。
 やがて、海沿いの、太平洋岸サイクリングロードに出た。100mほど走ったところで、名物の砂の堆積にぶつかり、それ以上の走行をあきらめた。
 黙って海を見ていた。雲が増え、日がなかなか差さない。鉛色の海面に、これだけは白い波が躍っていた。それもごく低く、穏やかだ。波を待つサーファーたちが、ひどく手持ちぶさたそうだった。雲の切れ目から日の光が、ずっと遠い烏帽子岩に降り注いでいた。ふと、烏帽子岩が地震とか台風とかで倒壊してしまったらどうなるのだろう、そう思った。烏帽子岩はこの湘南海岸のシンボルのようなものだ。事実、サイクリングロードの車止めも、烏帽子岩をモチーフにしている。観光資源としても重要なはずだ。秘かに鉄筋かなんかで補強工事してたりして。いや、実は倒壊する度に、秘かに復活させているのかもしれない。
 鉛色の空の隙間から、鉛色の海面に光が降り注ぎ、しかしすぐに弱って消えてしまう。それはなぜか遠い烏帽子岩近辺ばかりに起こる現象だった。少しは温もりをくれといいたい。
 体が十分に冷えきったので、来た道を戻って帰宅した。帰り道は北風をまともに受けるので意外に難儀して、家に帰る頃にはライトを着けていたくらいだった。