Strange Days

2007年01月28日(日曜日)

TCR-2再就役

22時34分 自転車 天気:くもり

 今日は、天気が良ければ二宮は吾妻山公園に出向き、菜の花写真でも撮ってくるつもりだった。が、どうも天気がいまいち。たまに薄日が差すこともあるが、概ね曇天のどんよりした空模様だ。雨が降ることは無さそうだが、こんな日に菜の花を見ても面白く無いだろう。せっかくの吾妻山公園からの展望も、この天気では望めない。
 そこで、放りっ放しだったTCR-2のホイールを直すことにした。そろそろスポーク全交換かと思ったが、走行距離は3000kmに満たないし*1、予備スポークも有り余っているので、折れたスポークのみ交換した。ちゃちゃっと手早く、スポークの交換と振れ取りをやっておく。ついでにフロント側も振れ取りをしておいた。
 15:00頃、試走を兼ねて境川へと走り出した。走り出して、なんか妙な乗り味だなと感じた。全体的に硬い自転車なのだが、腰を落ち着けた瞬間にグニャリと腰砕けになる感じがある。はて、これはなんぞや? 尻の下を見て納得。これ、Dr.Airなるサドルカバーをつけているのだ。名前の通りエアバッグを使った柔らかいもので、これはこういう感覚になるのも当然だわ。久しぶりに乗ったので、忘れていた。しかしこのサドルカバー、表面がサラッとしているため、ジーンズで乗っても尻の辺りの生地を痛めないで済むのだ。
 境川を下ってゆく。通勤ロードのTCR-2は、さすがにロードという軽快な走行感なのだが、ハブダイナモだの泥除けだのが満載なため、MasterXLのような軽さは無い。取り回しは、もっとどっしりした感じになる。しかし便利な自転車だ。
 帰り道、花を撮りながら走った。途中、アパートの前辺り、きっと近隣の住民なのだろう、ポピーを丹念に世話している方が居るようだ。ポピーはあまり咲いてなかったが、こんな可憐な花が、冬の境川に咲いていた。近くには芝桜が群生している。まだ真冬なので茶色い芝が広がっているばかりだが、一部に狂い咲きしている奴も。こいつの時期は、まだ2ヶ月も先なのだが、今年の冬の暖かさに狂ったか。
 帰り道、立場食堂で飯を食って、帰宅。

2007年01月27日(土曜日)

コルナゴ様のフォークを交換しました

20時27分 自転車 天気:快晴(これは意外ナリ)

 昨夜の雨は何だったんだと問い詰めたくなるような晴れ。朝には、もう路面も乾いていた。また週末に雨かと思っていたら、いきなりのどんでん返しではないか。
 これでやっとコルナゴ様のフォーク交換に行ける。いやね、前にイトイサイクルにプレシサフォークを注文してあって、七福神オフの朝に電話で届いた旨聞いてたんだけど、先週の雨で行けなかったのさ。この天気なら文句無し、というわけで相模大野のイトイサイクルに向かった。
 環状4号、R16と乗り継ぎ、50分弱で相模大野に到着。3Fまで持ち込んで、早速取り付けを依頼した。2:45くらいだったが、16:00まで時間をくれとのこと。スタバで珈琲を流し込み、それから駅前をうろついて時間を潰した。
 店にとって返すと、既に換装は完了していた。をを、美しいぞ。リア三角がメッキメッキしてるんだから、やはりフォークもそうありたいものだよな。工賃込みで35000円だった。これだけ出したら中級のカーボンフォークを買えるが、いいんだよ、酔狂だから。クロモリフォークなんて、もうビルダーに頼まなければ手に入らないものだし。
 町田まで出て、境川を下っていった。もちろん、走行感をかみ締めながら。そういう面では全く期待しないで、見た目だけを追い求めるつもりだったのだが。なにこれ、全然違う。
 前のフラッシュフォークがえらい固くて、路面から突き上げをガンガン伝えてくるものだったのに対し、プレシサフォークはビンビンしなって衝撃をいなしてくれる。物凄く固いものを想像していたのだが、すこぶるしなやかだ。フラッシュだと、キミはレコード針ですかと言いたくなるほど忠実に衝撃を伝えてきたような荒れた路面でも、プレシサはウィンウィンうなってやり過ごしてくれる。そのくせ、撓んでしまう感触は皆無だ。調子に乗って、リア荷重で前輪をポンポン跳ねさせながら、急加速、急停止してみたりもしたのだが、フォークが撚れる感じはなかった。路面からの衝撃を、上手に発散させてくれているみたいだな。
 いやあ、素晴らしい。これなら200km走っても、拙者のガラスの手首も平気であろう。実際に走らなきゃ分からんけどな。それと、プロ2レースの高性能に助けられた分も割り引かねば。
 とはいうものの、今日の行きと帰りで、路面の感触がまるで変わってしまったのも事実。プレシサフォーク、僕などにはもったいないくらい高性能なのかもしれない。
 猫小屋ポイント*1で、MasterXLを撮影。うんうん、やはりコイツにはピカピカのフォークが似合っている。カラムまでピカピカのものにしようかと迷っているのだが、ここは黒で締めた方が好みだな。
 今日被って行った、これも新兵器のCatlike Kompact。確かに、あまりキノコってないシルエットになる。しかも風通しも非常に良くて、頭が冷えて困るくらいだった。
 闇に沈み行く境川サイクリングロードを走り、帰宅した。

2007年01月24日(水曜日)

BikeFriday tikit

23時32分 自転車 天気:くもり

 おー、出たね。BikeFridayの新型
 写真を見るに、確かに16インチWO*1っぽい。従来の20インチ系よりはずっと小さく出来る(かも知れない)のが売りになるんだろう。
 これで重量が10kgを切るなら、トレンクル多段化をやめてこいつに、といいたいところだが。折り畳まれたサイズを見ると、どう見てもBromptonより相当大きくなりそうだ。BD-1と変わらん位じゃないかな。
 こうなると、依然としてBromptonが魅力的だ。もしかして、もう1段変形するとか、なにか隠し球があれば別だが。
 とにかく、詳細を見てみたい。

2007年01月21日(日曜日)

1月の荒川サイクリング

19時24分 自転車 天気:くもり時々晴れのち雨

 昨日までの予報では、雨になったりくもりになったりしていた。昨日夕方の予報では、夕方から雨とのこと。大丈夫だろう。最近、誰も幹事を買って出なくって、それが余計に参加宣言を抑止しているように見えたので、今回は不肖我輩が幹事を名乗り出た。ってか、幹事やりますとでもいっておかないと、冬の寒さと雨の予感に負けてしまいそうな気がしていたのだ。
 朝、湘南新宿ラインで浮間舟渡に向かう。途中、川越線の事故で後れが出始めた*1。本当は池袋で乗り換えるつもりだったが、各駅停車が遅れる予感があったので、赤羽で乗り継いでいった。赤羽で乗り継ぎを待つ間、暖かな電車から寒い外に出たせいで、震えが止まらなかった。
 浮間舟渡公園の集合場所に着くと、既にそれなりの人数が揃っていた。しかし、寒い冬。空模様も不安ということで、それほどの人数ではなかった。聞くと、初参加の人が多かったようだ。去年の年末2回分は中止になったので、なかなか参加する機会が無かった人たちが、ようやく参加できた様子。
 最初の休憩場所までは、我輩が先頭を引く。少し巡航速度を上げ、25km/h程度で走り続けると、いつの間にか一人旅になっていた。まったり系の極にある荒川では、平均的な巡航速度は20km/h前後だ。
 最初の休憩場所、虹の広場と走りながら、拙者、BD-1の不調を感じ取っていた。例のヘッドパーツの固着だ。調整しても、どうも強い入力で動きが渋くなるようだ。ハンドリングが鈍い自転車を飛ばすほど、恐ろしいことは無い。勝手に蛇行してしまうのだ。自転車は微小に蛇行しながら進んでいるのだが、それは搭乗者が無意識のハンドリングで吸収しているのだ。その微小なハンドリングが難しい状況だと、その微小な蛇行の影響で自転車が不安定になってしまうのだ。まあ、荒川サイクリングはゆっくり走るので、それほど怖くは無いが。
 いつの間にか参加していた石川氏のケルビム製ミニロード。実は同じ仕様の自転車を狙っていた時期もあった。渋い選択だ。
 岡山氏が持ち込んできたトランジットカーボン。物凄くメカメカしい自転車なのだが、実はシングルギア。重さも結構あるんだとか。これを更生させるのは大変だと、皆で岡山氏をいじめる。
 昼食場所の葛西臨海公園に向かいつつ、平野氏、三井氏らとツーリング計画の情報を交換する。今年の鹿児島ツアーはこじんまりしたものになりそう。
 葛西臨海公園で得意げにJETBOILを取り出し、さっと着火、さっと湯沸しと行こうとするも、底面フィンを保護しているカップが非常に外れにくく、外すのに5分もかけてしまった。今まではそういうことも無かったんだけどな。外れ防止の爪は一つでいいと思ったので、帰宅後に一つ削っておいた。うっきー、まき氏もJETBOIL使用。まき氏は買ったばかりとかで、最新モデルでの改良点を観察できた。えーっと、着火ボタンが赤い。他にも、多分細かい部分で改良されているのだろう。
 解散を宣言後、僕は西葛西からさっと輪行するつもりだった。BD-1のヘッドがどうにもこうにもなので、普通に車道を走るのが不安だったのだ。東京方面隊を見送り、しかしふと気を取り直し、ヘッドの再調整を試みた。かなり固めに締め付けてみた。少し走ってみたが、これで行けそうな感触だったので、東京駅まで自走することにした。
 しかし、走行中、江戸川を越えた辺りで、もう固着が再発している。困ったなあ、これは調整とかじゃなくて、ばらして確認するしかないか。ともかく、慎重に東京駅まで走り、輪行で帰宅した。
 思うに、長大なステムを介し、大きな力が加わるBD-1では、意外にクリスキング級のヘッドパーツも無駄では無いのかもしれない。馬鹿にしてすまなかった。でも、僕はそこまでは金を掛ける気が無いけどな。ともあれ、ヘッドを交換してもらったサガミサイクルに持ち込まねば。

2007年01月16日(火曜日)

ぐるっと浜名湖

23時55分 自転車 天気:くもり

 今年こそ、ぐるっと浜名湖に出なければだわ。去年は鹿児島ツアーで膝を痛めてしまい、断念したので、今年は膝をいたわらないとな。今回はそれほどの登りは無いとのことだが。
 申し込み受付が始まったので、とりあえず申込書を印刷して、いつでも出せるように書いておいた。参加費用も振り込まねば。
 宿はどうするかな。去年は湖西の方に取ったのだが、朝一で輪行する前提なら浜松駅周辺に取ってもいいや。
 しかし、続く月火と休んだら、ここは5連休にも出来る。どうせ浜松まで出るのなら、浜松御前崎自転車道を走ってみたい。その先も、静岡県の海岸沿いには、結構な長さの自転車道が設置されている。2日かけて走りきるのはどうか。まあ、3月のこの時期に休むのは難しいかもしれないが。
 とりあえず、どうやって浜松まで出るか考えるか。去年考えたように、在来線で浜松まで出るか、東名ハイウェイバスを使ってみるか。

BikeEのパーツ

13時01分 自転車 天気:晴れ

 なにせ、外装化してやろうなどと目論んでいるくらいなので、BikeEはまだまだ乗ってやる予定だ。SatRDayよりもアップライトなポジションは、リカンベントらしさは薄い代わり、構えることなく乗れる手軽さに通じている。荷物だって簡単に、たくさん乗るしな。
 問題は特殊なパーツが手に入らないこと。特にBikeE社末期にリコールがあったシートスライダーは、そうじゃなくても消耗品なので心配だ。その上、僕のBikeEにはリコール前のものが付いている。
 他にも、本当はハンドルバーを替えたい*1とか、シートそのものもなんとかしたいといった欲求があるのだが、なにせ製造元が消えたのでどうしようもなかった。
 ところで、前からリカンベント関係の部品で注目していたBicycle Manのページをなんとなくうろついていたら、いつの間にかBikeE用のアフターパーツが揃っていた。どうやら自製で賄ったようだ。やるな、漢だぜ。
 スィートシート用のスライダーはあるし、ハンドル周りのパーツも揃っている。問題は、どれを買えばいいのか分からないことだ。単体パーツのスライダーはともかく、ハンドル周りはどれを買えばいいのだ。handlebar riser "top loader"っつうのを買えば、ピラーからハンドルバー自身まで揃うのかな。bar & riser steel custom, less reachってのも気になる。我が旧モデルATのハンドルバーは、長い太いでもてあまし気味なのだが、こいつはそれが短いタイプを意味しているのだろうか。
 気分的には、えーい、発注しちゃえという気分です。でも、もう少し下調べしてからな。

2007年01月14日(日曜日)

新年吉例三浦七福神巡り

19時19分 自転車 天気:快晴

 ここ数年、正月が明けたら東京バイカーズの七福神オフに参加するのが通例だ。今年も三浦半島でやるとのことなので、参加することにした。自転車は、あそこは坂ばかりだからなと思い、MR-4F改を。
 三崎口に9:45くらいに到着すると、既に参加者の多くが揃っている。自走組がいくらか来てないようだが。
 MR-4Fを組み立てていると、TSUNAMIに乗ったガニメアン氏らが到着。早速、出発。
 最初は妙音寺の福禄寿。三崎口駅脇の、どえらい急坂を下り、細い道を入っていった先だ。一昨年は階段を登って福禄寿本尊に会いに行ったのだが、今回はパス。
 次が円福寺の恵比寿さん。この日、ちょうど歩け歩け会の人々が、同じように七福神巡りをしているようだったが*1、この寺にも境内から溢れそうなくらいに集まっていた。
 この先、剣崎方面のきつい上りを越えて、白浜の毘沙門天を参詣した。ここにも歩け歩け会の人々が。ちょうど集合写真を撮ろうとしていたところだったので、お願いしたりする。
 三浦半島の先端に来たら、風車に立ち寄らねばなるまい。この日、風が強いおかげで、風車は元気よく回っていた。
 さて、三崎へ通り、昼食前に海南神社の弁財天をゲットしておいた。
 昼食はちりとてちんの予定だったのだが、この日は満席で断られ、バス停に近い辺りの店に入った。ここでガニメアン氏から東京グリーンマップというものをもらう。朝日新聞が配ったものだとか。東京周辺の見所を、要領よくまとめてある。参考に出来そうだわ。
 昼食後は、まず見桃寺で布袋様をゲットした。寺というより公民館という感じの構えだ。さらに、小網代湾に沿って入った白髪神社で、寿老人をゲット。小さなお社で、さすがの歩け歩け会も、影も形も無かった。ふと脇を見ると、小さな小屋があって、その前になにやら菓子箱風のものが置いてある。手にとって見ると、七福神サブレとやらだった。なんとなく買いたかったのだが、荷物を運ぶ余裕が無かったのでパス。
 激坂を越え、最後に立ち寄ったのは延寿寺の大黒天。猫の多い寺で、一昨年は階段を猫がうろついていて、参加者の人気を集めたものだ。が、今年は屋内でぬくぬくしているようだった。
 ここで解散だが、この後はどうしよう。僕自身は輪行する気満々だったが、ここは三崎口から坂を下りた場所。あれを登り返すのも嫌だなあ。自走で帰還することに決定。
 逗子方面に向かう一隊にくっついて、車で充満しているR134を走っていった。今回、ちょっとだけサドルを前に出し、かつ上げた影響で、上りが非常に楽になった。その代わり、左足のハムストリングに負担が掛かっている感じがある。最適な場所を求めて、もう少し試行錯誤せねば。
 境川は一人で上っていった。まだ日は落ちてないが、そろそろ空が橙色に染まり始めた。今日は暗くなる前に戻れそうだ。

2007年01月13日(土曜日)

リカンベント初めと和食補給地点

21時32分 自転車 天気:快晴

 今日は早く起床できたら鎌倉にでも、などと思っていたら目覚めは13:00だった。なんか12時間くらい寝てないか?
 ともかく、今年はまだリカンベントに乗ってなかったのを思い出したので、SatRDayで境川を走ってきた。
 夕刻の境川は肌寒く、風も強い。でもリカンベントだと、風に関してはそれほど辛くは感じないのだ。
 日が沈みつつある方を見ていると、もう蒼穹とはいえない、暖色に変わってきた夕空に、飛行機雲が延びてゆく。
 SatRDayそのものは、相変わらず絶好調だ。また少しシートを後ろに下げると、ペダルを踏み込みきれるようになって、平均時速が2,3km/hは上がった。でも、ハムストリングに負担が掛かっている感じはする。ここから少しだけ前に出すと、あるいはベストなのかもしれない。
 しかし、荷物の積み方には、相変わらず悩まされる。大き目のバックパックの場合、コンプレッションベルトを総動員して弛みを無くさないと、すぐにタイヤにこすれてしまうのだ。バイク用の荷物ネットを見繕っているのだが、これというものが無い。
 帰り道、いつもなら小さな信号でかまくらみちを横切るのだが、今日はちょっと北に向かっていった。ほんの少し走ったところに、最近出来た立場食堂という店がある。そこに立ち寄ってみようと思った。
 店はファミレス風の店構えで、入ったところにトレーがあり、後はセルフで一品料理を取って行く形式だ。ご飯と味噌汁はレジの近くで装ってもらえる。玉子焼きだけは別扱いで、これは注文するとその場で焼いて、焼き立てを持ってゆけるのだ。通常は待ち順に番号札を渡されるようだが、今日はちょうど焼きあがったのがあったので、それをせしめた。
 ご飯、味噌汁、玉子焼き、焼鯖、おろしじゃこで、670円くらい(円単位の細かい値段が付く)。電子レンジがあって、これで焼鯖を暖めることが出来た。特にスイッチも無く、また作動音もしない電子レンジだったので、果たして作動しているのかどうか戸惑ったが。
 電子レンジで暖めた焼鯖は、ちょっとゴムっぽい食感になってしまう。これはまあ、家でもそうだから仕方ないか。
 食費はハナマサで一括買いすれば減らせるが、和食の確保が難しいところだった。ここだと、例えば玉子焼きを落とせば500円前後になるので*1、手軽に和食を取るにはいい店だと思った。会社からの帰り道、ちょっと寄り道するだけで行けるし。
 これはいい場所にいい店が出来てくれた。わしのような一人身には助かります。

2007年01月09日(火曜日)

今年の自転車情勢

08時58分 自転車 天気:晴れ(しだいに雲量増大)

 つまり、なにか買うのかという件について。
 結論から書くと、大物は買わないだろう。カーボンロードがどうのとか、Fujin SLに萌えだとかあるにせよ、すぐに買う気は無いのだ。手許の自転車たちに手を入れるのが先だな。ということは、10速の世界への突入はまだ先だわ。
 BikeEの外装化はパーツが揃っているから良いとしても*1、問題はSatRDayの軽量化か。さすがにキャリア込みで15kgに届こうかという自転車を、頻繁に輪行する気にはなれないのだ。トラベルケースを使う長駆輪行*2なら問題にならないとはいえ、軽いに越したことは無い。
 コンポ変更で軽くしていっても、1kg減らすのさえ難しい。根本的に、折りたたみ式のハンドルが重すぎるのだ。ここはMk.1みたいに取り外し式でいいんじゃないかな。他社のリカンベントに用意されている軽いハンドルに替えられないかな。国内6台目*3のSatRDay Mk.2がやってきたようなので、その成り行きにも注視しているところだ。しかし、まだ6台目かよ。根源的には高い*4のがネックなのだろう。とはいえ、レアだし、ちゃんと折り畳めてちゃんと走ってちゃんと旅できるリカンベントという、希少な存在だ。もう少し注目されてもいいと思うんだけどね。
 MasterXLにもちょっと手を入れよう。昨日、イトイに確認依頼したプレシサフォークの件で電話をもらい*5、2月か3月には入るとのことだった。36k\程度。入れてもらうようにお願いした。これでリア三角とフォークがピカピカになるので、シートピラーとステムをなんとかしたくなってきた。ピラーはチタンかアルミの無地に、ステムは車体色に合わせて白か青にしたいところだ。するとチェーンホイールもなんとかしたいな。こいつはむやみにピカピカして、綺麗なバイクに仕上げたい。
 他の自転車に手を入れたいところは無い。MR-4F改は完成してしまっているし、BD-1も余地が無い*6。EPICもTCR-2も現状のまま乗り続けるつもりだ。
 一点、迷っているのがトレンクル。多段化するかどうかで迷っているのだ。去年の年末、和田サイで和田さんに聞いたところ、多段化は3週間待ちくらいだという。それくらいなら待てる。迷っている要素というのが、A-Bikeの存在だ。これを買った場合、トレンクルは多段化してしまってもいいかと思い始めたのだ。シングルギアのままシンプルに乗ってやるつもりだったが、A-Bikeがあれば、そういう乗り方は任せてしまってもいいかもしれない。ただ、関連掲示板での毀誉褒貶ぶりを見るに、A-Bikeって明らかに地雷な自転車なんだろう。一部に熱狂的なファンが付いているということは、特殊なシチュエーションにだけはまる自転車である可能性を示唆している。だいたい、たかが3万円程度の自転車だぜ。過大な期待は禁物だわ。とはいえ、たかが3万円なので、地雷を踏んでいいと思い始めている。和田さん情報によれば、アキ・コーポレーションが今年から扱うかもしれないとのこと。噂だがな。
 トレンクル多段化に目が行っているもう一つの理由が、バス輪行の可能性だ。高速バスにBD-1を持ち込もうとして断られたなんて話を聞くこともあるが、トレンクルでは聞いたことが無い。中型トラベルケースよりも小さいのだから、そもそも断られる理由が無いのだ*7。トレンクルなら、高速バスのみならず、路線バスでも運搬可能だろう。鉄路と比べ、バス路線は全国津々浦々に広がっているので、バス輪行に無理が無ければ、行動範囲が大きく広がる。それで、ふらりと遠出して、一泊くらいで帰る旅も良いんじゃないか。ただトレンクルの走行性能には限界があるので、ブロンプトンにも目が行ってしまうのだ。重さに目をつぶれば、折り畳み性能は高いし、荷物も載るからなあ。誰か、ブロンプトンを譲ってもいいという人はいないだろうかね。BD-1と違い、それほど耳にしない。
 まあこれだけ書いても、年末にはロードが増えてましたなんて落ちかも知れんが。実際、フレームくらいは変わっていそうな気もする。自分の欲望への忠実ぶりは、戦慄に値するわ。

2007年01月08日(月曜日)

イトイサイクルまで行ってきた

20時33分 自転車 天気:晴れ

 やはり、BD-1のクランクセットはワンキーリリースにしておきたい。9速用上位グレードのフィキシングボルトが、市場から枯渇しているのが困りもの。ロード用9速コンポは品数が希少になっているのだが、10速への乗換えを促したいシマノの思惑が透けて見える。
 それはともかく、フィキシングボルトだ。他の自転車から外して流用すればいいのだが、基本的に消耗品であるこいつは、やはり新品の方がいいだろう。というわけで、ここにならあるのではと思えた、相模大野のイトイサイクルへと足を伸ばした。
 珍しく、午後まだ早い時刻の出発だったので、自転車はMasterXLをチョイス。ミシュランのプロ2レースに替えたところ、走行感は軽いのに、乗り味はしなやかだ。さすがに高いだけあるよなあ。
 イトイの3Fでフィキシングボルトの在庫を訪ねてみたが、やはりここにも無いそうな。まだまだ9速コンポは多いはずなのに、消耗品が無いなんて問題だよなあ。特に僕にとってな。取り寄せてもらうにも時間が要るので、気長に探そう。BD-1にはBikeEのを外してつけよう。
 ふと、MasterXLのフレーム*1が吊るされているのを見て、クロモリのフォーク*2をゲットできないか聞いてみた。我がMasterXLの真っ黒なカーボンが気になっていたので、機会があれば替えたいと思っているのだ。商社に聞いてくれることになった。
 境川を南下してゆく。ロードバイクというとスパルタンなイメージがあるが、実際には平坦な道では一番楽な自転車の一つだ。走行に要する労力が小さくて済むからだ。リカンベントとは別種の楽さがある。RoadbikeとRecumbent、二つのRは快楽思考の自転車だ。
 今日の空は、風が強めのためか、変な雲が湧いている。ふと写してみた雲。光条がなんともめでたい感じだ。
 青空とMasterXL。青いバイクには青空が似合う。
 それにしても、日が暮れると急に寒くなる。いよいよ厳冬期だ。

2007年01月07日(日曜日)

走り初めといえば走り初め

21時02分 自転車 天気:快晴かつ強風

 今日は多摩川でリカンベントなオフが開催されるという。早くに目覚めたら参加しようと思っていたのだが、ふと目覚めると時刻は昼前。おかしいな、9:00に目覚ましを止めた記憶はあるのだが。
 近所の吉牛で牛丼をかっ食らい、暖かな部屋の中でゴロゴロしていた。空は晴れ渡っているが、風が凄い。が、さすがに外の好天に誘われ、走ってくることに。自転車は、そういえばこのところ乗ってなかったMR-4F。
 夕刻の境川へと繰り出し、とろとろと南下してゆく。とろとろといいながらも、すげえ北風に追われて、全然漕がないのに30km/hとか出てしまう。これは、三浦半島を回ってくるとか考えなくて良かったな。帰りは、きっと地獄だろう。
 南端で折り返し、北上してゆく。案の定、地獄のような向かい風だった。それでも、整備の行き届いているMR-4Fなので、まあまあ軽く走ってゆけるのだが。速度は行きの2/3くらいだったか。
 こうして乗ってみると、MR-4Fってのは十分ロード的に軽く走れるし、乗り心地も実にいいものだな。去年後半はリカンベントづいていたけれど、このところはロードづいている。今年は、ロードバイクでのミニマムツーリングを追及してみようと思う。