Strange Days

2007年04月21日(土曜日)

印旛沼チューリップ鑑賞ツアー

22時50分 自転車 天気:まあまあ晴れ

 さて、今日は三井氏が企画してくださったチューリップ鑑賞ツアーの日だ。昨日まではコルナゴ様にお出ましいただく気が満々だったのだが、今朝起きてみると『億劫だな……』というレベルにまで落ちていた。その他の輪行向き自転車となると、先週はMR-4Fで走ったから、BD-1か。
 BD-1に乗って戸塚まで行くと、まず東海道線で東京に出て、それから京葉線に乗り換えて海浜幕張に向かった。今週も東京駅での京葉線への乗換えがあるので、SatRDayは諦めざるを得なかったのだ。
 今日はEM-Oneを初めて持ち出し、電車の中で試していた。保土ヶ谷の坂辺りに大きな断絶があり、その西側の戸塚ではあまり繋がらないが、それ以降では快適に使用できた。一度繋がれば、デスクトップPCに引けを取らない速さで、データを受信できる。これは快適。東の方は、江戸川に断絶があるという感じ。その外ではスポット的に繋がる感じだ。
 海浜幕張に着き、すでに待っていた三井氏らと合流する。補給品を仕入れてから出発。この先は花見川のサイクリングロードを走ってゆくのだ。
 サイクリングロードは、ビルが立ち並び殺風景な幕張近辺と打って変わり、緑に溢れたのどかな道だった。途中には不整地もあったが、よほどタイヤの細いロードでなければ大丈夫だろう。
 途中、公園での休憩を挟み、道の駅八千代での大休止となった。ここで昼食を仕入れることも出来たので、カツサンドを買っておいた。またイチゴアイスで疲れを癒すことも。農産物が豊富で、かなり繁盛しているようだった。一部のメンバーがそのトラップにかかり、何がしか仕入れていたようだ。
 さらに先を進む。サイクリングロードには、自転車乗りが結構多かったように思う。自転車にとっては魅力的な道だ。
 コンビニに立ち寄ってから、目的地のチューリップ園に到着。遠くからでも目立つ風車が目印だ。チューリップは6本500円だったかで販売されていて、その収益でこの園地を拡げているのだとか。
 物凄い風と戦いながら、昼食を取り、各々散策する。風車の内部には立ち入り出来て、2階まで登ることも出来る。内部の仕組み。風車で得た動力を下方に伝えてゆき、最終的には水車を回して水を汲み上げているのだ。
 チューリップを存分に愛でた後は、再び車上の人となる。途中の公園で、なぜかナウマンゾウらしき像を見かけたが、印旛沼の干拓工事の際に見つかったという事例に基づくのだとか。
 印旛沼の中央部は干拓で欠けているが、東西の沼をつなぐ水路が設けられている。印旛捷水路は渓谷じみた眺めで、とても気持ち良い場所だ。
 やがて成田市に着き、成田山新勝寺を参詣した。ちょうど読経の時間らしく、ガラス張りの本堂でド派手な太鼓の鳴り響く中、読経が続けられていた。俺のパーカッショニスト魂を震わせるような太鼓だった*1。あまりに派手なので真宗か法華だろうと思っていたのだが、後で調べると真言宗だった。そういえば、堂のあちこちで真言を見かけたな。
 本堂を背にして記念撮影してから、門前町に繰り出した。印旛沼を控えているからか、鰻を扱う店が多い。そうした店の1つに入り、早い夕食を取る。鰻~。来週から始まる五月旅行に向けて、良い栄養補給になったと思う。
 帰路はエアポート成田に乗って、戸塚までは直通で戻れた。案外に来易い地なので、またふらりと行って来たいものだ。
 楽しい時間をありがとう。

2007年04月19日(木曜日)

五月旅行にはMR-4Fを連行

23時15分 自転車 天気:晴れてきた

 最後まで迷ったが、やはりSatRDayではなくて、MR-4Fを連れてゆくことにした。トラベルケースの利用は出来なくなるが、荷物の方を宅急便で送受するようにすれば、MR-4F単体なら負担にはなるまい。それと、SatRDayで国東半島の山岳戦に挑むのは憂鬱だ。快楽志向を取り、MR-4Fに決定だ。
 問題は、どれくらいの荷物を持って行くかだな。着替えも雑貨も最低限に抑えるつもりだ。着替えは、上下のジャージの着替えは2着ずつ、ウィンドブレーカー、アーム&レッグカバーは1セットずつにするつもり。というのも、これらは洗濯すれば翌日には乾いているからだ。その代わりに、乾きにくい靴下などの厚みがある衣類は、3セットくらい持って行くかもしれない。
 電子機器は、Clieとシグマリオン3でいいな。カメラは軽さと広角さを取ってGX8。電源はeneloop中心に組む。これでClieもau携帯電話も、さらにはGX8の電源まで賄える。念のために3式持って行こう。1式買い足さなければ。しかし、シグマリオン3の電源が特殊なのは弱るな。
 考えどころは、サイドバッグを1つで済ませるか、2つにするかだ。去年は20lのバッグを1つ使ったが、強い風に遭うとハンドルを取られる傾向があった。なら小さい12.5lのもの2つが良さそうだが、これはこれで輪行時の移動が煩雑になってしまう。2つをまとめて運べたらいいんだけどね。
 ともかく、今年もMR-4Fで走ってくることになるだろう。

第9回東京・南会津サイクルトレイン募集開始

16時49分 自転車 天気:回復中

 とっくに募集開始されているのだが、迷っている。CかDだろうとは思うのだが、どっちも甲乙つけがたい。針生の星空をもう一度見たいし、大内宿での昼食にも惹かれる。でも塔のへつりにも、もう一度行きたいなあ。まあ、トロッコ電車まで含めてみると、Cコースかな。
 自転車は、まだ一度も持って行ってないBD-1か、同じくMasterXLになるだろう。
 4月末までには申し込んでおかなければだわ。

2007年04月14日(土曜日)

宇都宮ロングライド~完結編

23時55分 自転車 天気:快晴(驚異の回復)

 4:00に目覚めた。目覚まし掛けてるんだから当然だがな。
 起きてすぐ、かなり激しい雨音に気づいた。耳を澄ますと、随分な雨が降り続けているようだ。一瞬、DNSという文字が頭を過った。ぶっちゃけ、『行くの止めようかな……』と思ったのだ。
 それでも、外の様子は見ておこうと思い、とりあえず寝床を抜け出して、外に出てみた。やはりかなりの雨。うーん、どうしようかな。この時点では『やっぱり止めるか……』『いやいや、とりあえず様子を見て、途中合流も考えよう』などと逡巡していた。それでも、とりあえず朝食はとっておいた。
 天気予報をチェックする。気象庁の予報では、明け方は雨だが、その後はくもり時々雨。雨雲の動きを見ていると、ちょうど南西から北東へ、関東地方南部を過っており、この先は上がりそうに思えた。しかし、駅までは雨の中を走って行かねばならない。それが憂鬱だ。
 ともかく身支度をしているうちに、いつの間にか雨音は止んでいた。身支度を終えて外に出ると、なんと雨はきっぱり上がっている。5:00過ぎの空は、雲の切れ間が見る見るうちに大きくなり、晴れ間が広がり始めていた。
 地下鉄の駅まで走り、自転車を畳むも、目的の便を1分差で乗り逃がしてしまう。っていうか、明らかに定刻前に通過してる。時計の時刻が遅れていた模様。とほほ。次は15分後で、そこから連鎖的に乗り継ぎに時間が掛かってしまうので、葛西臨海公園着は予定よりも40分ほども遅くなってしまうのだ。ともあれ、本日の隊長のにち氏にメールを入れて、東京駅で自転車を再展開したくなるほど長い京葉線への乗り換え通路を急ぎ、7:15頃に葛西臨海公園に到着した。その頃には全員が揃っていた。
 MR-4Fを展開し、物資を買い込んでから、にち氏の号令の下、発進した。めざせ宇都宮。
 去年は走りきったのだから、今年は気楽なものである。最初、旧江戸川沿いのサイクリングロードは狭く、また不条理な接続になっているので嫌だったが、新江戸川に入ってからは快調だった。
 寅さん記念館の手前だったか。ふと道端に、途中合流予定のマモル氏が居たような気がした。同行していたにち氏に声を掛けてから引き返すと、果たしてその通りだった。チェーントラブルに対処中だった。やっとこいつを働かせることが出来るのか、とばかりに拙者が取り出したのは、CBあさひのマルチツールだった。これのチェーン切りは、未だに使ったことが無いのだ。しかし、こいつがなんとも使い難い。苦労して、曲げてしまったチェーンを取り除き、再接続すると、走れるようにはなった。まあ、今日は坂無いし、マモル氏の脚力なら問題ないでしょ。
 先を急ぐ。27km/h前後で巡航してゆく。この先、数箇所の休憩があるはずなので、30分の遅れぐらいならなんとかなるはずだ。
 と、道端で止まっている、リカンベントとアップライトのコンビを発見した。RAY&うっきーの新婚コンビだった。後で聞くと、ちょうどパンク修理をした後だったのだとか。
 健脚のRAY女史の先導で、先を急ぐ。巡航速度は30km/hにまで上がる。追い風気味なので、なんとか付いてゆけた。それと、リカンベントであっても、ハイレーサーは風除けになるものだ*1。途中、練習帰りらしいリトルリーグの連中が道一杯を占拠していたので、蹴散らしてゆく。非難囂々だったが、そもそもオマエらが横に並んで走っているのが悪いのだよ。それにしてもだ、荒川での惨状も見るにつけ、少年野球の監督どもは、どういう教育をしているのだろう*2
 RAY女史の恐るべし働きにより、我々は2番目の休憩ポイント、コンビニの手前で追いついた。いやあ、今日は昼まで追いつけないかと思ったが。しかし、なんだか今日のクライマックスを、いきなり乗り越えた気分だった。
 だが、この日、最初の想定外が我々を襲った。お目当てのコンビニが閉店されていたのだ! なんてこと。補給&トイレポイントを失い、我々はしばし呆然としていた。が、先に進むしかない。次なる休憩ポイント、龍Q館までには、なにかあるだろう。
 アクシデントは続いたものの、この日のこの時点では追い風気味。空は予想以上に晴れ、雨の心配は無さそうだった。目を道端にやると菜の花畑。今日の山を越えきってしまった気分の僕は、このまま気楽な漫遊が続くものと、漠然と信じ始めていた。しかし、我々は忘れていた。与えた分だけ奪ってゆくのが、自然という存在なのだということを。
 龍Q館のかなり手前で、道端にコンビニっぽい店を発見した僕らは、ちょっと苦労しつつ車道に降り、その店に向かった。ヤマザキ系のふつうのコンビニに見えるが、ちょっと不思議なものがあった。店の前に、なぜだかなぜか『ラーメン』の幟が翻っているのだ。一同、「?」。
 店に入って、理由が分かった。この店、小さな飲食店を併設しているのだ。インスタントではない、ちゃんとしたラーメンを出すようだ。そういえば、今日の方針の一つに、『決められた昼食時間は設けない』というのがあった。適宜、補給食で凌げということだ。なら、ここでラーメンを食べるのも悪くないな。5分で出せますということだったので、食料を買ってから注文することにする。
 おにぎりをゲットして、店内を歩き回っていると、気になるものを発見。かのアラビヤン・焼きソバだ! 日本でも千葉でしか売ってない、謎の袋焼きソバだ。さすがに買ってゆく気にはなれなかったが、なんか惹かれる一品だ。
 ラーメンを注文し、店内の喫食スペースでいただいた。ガラス張りの場所だったので、まるで動物園で餌付けされる猿の気分だったがな。ラーメンは、一言で表せば学食のラーメンだ。値段も400円。猛々しい横浜家系ラーメンに慣れた身には、ほのぼのとしたものを感じさせられた。なんとなく贔屓にしたい気分。
 ラーメンで補給は十分だ。走り出して最初のうちは、鼻の穴から麺が出そうな感じだったが、それが落ち着いてからは快調だった。
 龍Q館、関宿の休憩を挟み、利根川に入った頃から、風に向かってゆく形になってきた。今までとは打って変わり、風に苦しめられる展開になってきた。やはり、与えられた分だけ奪ってゆくのね。しかし、まさかこの後、奪われ放題になろうとは。
 渡良瀬遊水地に到着したのは、去年よりも1時間ほども早い時刻だった。一同、これまでの快調を喜びつつ、少しまったりする*3記念撮影したりしてな。
 それにしても、この先は風に苦しめられた。渡良瀬遊水地近辺の土手道を走っていると、激しい横風にしばしば飛ばされそうになった。トレンクルに凧をつないだら飛んだのとちゃうか。
 しかし、その先の北上する道は、市街地で風が遮られたり、追い風になったりで、あまり風に苦労することが無かった。R4を進むうち、『宇都宮xxkm』の表示が、ついに目に付くようになって来た。ここまで来れば楽勝だ。そう、みんな信じきっていた。だがもちろん、大自然のお仕置きが、いまや餃子のこと以外念頭に無い腑抜けた自転車集団を待っていたのだった。
 残り17km辺りで、田川サイクリングロードに入った。そもそも、この企画はサイクルスポーツ誌の記事を基にして立案されたものだ。そして記事中、宇都宮までの道は、この田川サイクリングロードを通ることになっていたのだ。なら、行こうじゃないかというわけだ。
 ところが、田川に出てからの風が強いこと強いこと。正面からの風に挫けそうになる。これまで、なんとか20km/h平均以上を保っていた一団の進行速度は、ここで遂に17km/h以下にまで落ちてしまった。そして、残距離の減らないこと減らないこと。気分的には、今朝の貸付分を高利で取り立てられているようだった。大自然のお仕置きはきついものだ。
 途中の小休止でみんなの顔を見ると、さすがに疲労の色が濃い。でもまあ、あとわずかだ。
 残り7kmになった辺りで、みなさんを引っ張って差し上げようと、アタックを掛ける。しばらく走っても着いてこないので、結局は延々と逃げる破目になった。そこでふと気づいた。『ここで待っていても、後続は別の道にそれるかも知れんぞ』と。やや悩みつつ、結局はその後ずっと単独行で、宇都宮駅に先着した。後続も無事に到着。
 宴会は、全員無事に完走ということもあり、それはそれは盛り上がった。色々、目線を入れたい気もするのだが、面倒なので勘弁しろ。
 その後、この時刻は湘南新宿ラインでの直帰便が無いため、上野行きで上野まで出て、山手線、東海道線と乗り継いで帰宅した。戸塚からの地下鉄は、なんと終電。帰宅は当然のことながら午前様だった。
 これで宇都宮ロングライド企画も締めかなという雰囲気。また別の企画が出てきそうな気配だ。それは楽しみとして、とにかく寝たい。

2007年04月13日(金曜日)

宇都宮ロングライド準備

23時05分 自転車 天気:くもり

 久しぶりに定時でサクッと退け、明日の準備をする。自転車は、やはりMR-4Fにした。明日の天気が心配だし、雨が残ると泥除けのつかないSatRDayは持って行けない。盛大に水しぶきを上げるので、単独行ならともかく、隊列を組んでいると後ろの人に迷惑が掛かるのだ。
 それと、最近頓に横剛性が低下中のMR-4Fは、もうそんなに長く乗ってやれないかもしれない。フレームの破断という恐るべき事象が、類例が無いほど発生している自転車だからな。元気なうちに乗ってやらないと。ってなわけで、五月旅行はこいつを連行することとし、その予行演習的な意味もある宇都宮行もMR-4Fでということになった。
 まあそろそろ寝るべいやと、いつもよりよほど早く寝る準備をしたのだが、起床時間が明日4:00なので、5時間程度しか寝れそうに無い。とほほ。
 問題は明日の天気だ。晴れて、いや、せめて雨が上がっていますように。

2007年04月11日(水曜日)

宇都宮ロングライド/自転車どうする?(その2)

22時49分 自転車 天気:雨だったり晴れだったり

 されば、土曜日の天気予報を気にしているわけでござるが、どうも思わしくない。雨という予報だが、前後がくもりなのでビンゴってことになるだろう。晴れ続きの中の雨予報なら、いきなり好転することも多いのだが。
 まあ、多少なりとも雨の覚悟をしなければならないかもしれない。するとSatRDayはいきなり不利になる。なんてったって泥除けがつかないし、リカンベントは雨だととても切ない乗り物だ*1
 するとBD-1かMR-4Fだな。BD-1は前後とも泥除けを装着可能だ*2。MR-4Fの前側は無理だが、肝心要の後ろ側に折り畳み泥除けがつく。これ、シーツチューブに着ける形になっているので、SatRDayには着かないのだ。
 まあ、雨なら行かないということも考えている。だって、去年は完走したからね。ヘヘ。しかし、この時期の江戸川沿いは菜の花が綺麗だったから、晴れて欲しいものだ。

2007年04月09日(月曜日)

宇都宮ロングライド/自転車どうする?

23時55分 自転車 天気:雨(だが濡れずに済む)

 はてさて、宇都宮ロングライドが週末に迫っているのだ。自転車はどれにしよう?
 本命はSatRDay Mk.2。やはり五月連休の時にはこいつを持って行きたいし、風の強いこの時期にはリカンベントでしょ? でも、輪行の時に重さが響くんだよなあ。まあMR-4F+2kgではあるけれど。
 対抗1がMR-4Fか。去年走ったときにはこいつだったので、実績がある。ある程度軽い。走行感はSatRDayよりも軽い。でも去年と同じではつまらんよなあ。
 対抗2はBD-1。シートピラーを替えてから、長距離でも疲労が少なくなってきた。セキサイダーのおかげで長い乗換えでも問題なし。しかし、最近は多用しているので、優先順位は低め。
 大穴がCOLNAGO MasterX Light。走行性能は最強だし、軽いので輪行もそうは苦にならない。とはいえ荷物をどう持つかが課題。
 というわけで、今のところはSatRDayでという気持ちだが、東京駅での京葉線への乗換えをどれほど厭うかに拠るだろう。転がせたら良いんだがな。

2007年04月07日(土曜日)

IKDにSatRDay調整にお出かけ

22時56分 自転車 天気:くもり時々雨

 今日も湘南新宿ラインで出掛ける。IKDに用事があったので、今日は高崎線直通の方だが。18切符使い尽くし週間の締め日だ。
 SatRDayを戸塚駅まで走らせ、輪行状態にしてからホームに向かった。慣れたもので、最初は重くてやりきれなくなるのではと思っていたSatRDayでの輪行も、手順が確立したからか、まあまあ早く、楽になってきた。オストリッチの便利ベルトが決め手だったな。
 ともかく、ホームに向かう。なにやらメッセージが出ている。またしても湘南新宿ラインに遅れが出ているようだ。今日は人身事故だとか。毎日のようにこれでは、通勤の人は大変だな。
 予定時刻より大幅に遅れた湘南新宿ラインで、高崎へと向かう。やたら客が多くて、大宮を過ぎてやっと座れたくらいだった。
 高崎駅で降り、IKDまでSatRDayを走らせる。到着は14:30くらいだった。ちょうどリカンベントに興味があるという客がいたので、SatRDayに乗せてあげる。その他にも、ポケロケに興味を持っている客も来ていた。
 彼らが帰った頃にやっと本題に掛かれた。まずは泥除け。他の自転車のものが着くだろうという見込みだったが、リアフレームの構造が違うので、リア側には着きそうに無い。フロントは共通みたいだったが、問題はリアなんだよな。そういうことで、やはりSatRDay専用品の入荷を待つことにした。
 アイドラーは、出来るだけ調整しておくしか無さそうだ。改善の要望は上げてくれそうだ。トップギアで負荷を掛ける、ガタガタ道を走るなどしなければ快調なので、我慢できなくは無い。
 最大の懸案だったBBの取り外しは、結局は片岡、man両氏の手を煩わせた上、フロントブームを取り外して*1、万力に掛けて取り外す破目になった。なんでこんなに締めるかな。ともあれ、無事に取り外して確認すると、ES50が着いていた。DXグレードくらいのものだった。まあ、悪くは無かった。
 その他、四方山話に話を咲かせていた。外はいつの間にか雨が降り始めていた。そんなにひどく無かったので、合間を見計らってTikitの試乗なども試みる。ギミックは凄いし、走りもしっかりしていて好印象だ。が、こんなに手早く折り畳む必要は無いんだから、もう少しコンパクトに出来なかったものかね。やはりアメリカ人には、サイズよりも手早さやギミックを重視する傾向があるのかもしれない。
 いつの間にか遅くなっていたので、慌てて暇を乞い、帰宅した。色々と濃い話を出来るのが嬉しいね。

2007年04月01日(日曜日)

今日も花見だが

23時14分 自転車 天気:くもり時折雨粒

 昨日、帰宅してしばらくして、ちょっと横になったまま眠り続けてしまう。目覚めると、なんと10:00過ぎ。12時間くらい寝ていたかな。目覚めたのは、かなり暑かったからだ。室温は25度を越えていた。
 起きて、つい最近C.B.あさひで買ったパーツを、我が美しいMasterXLに取り付けた。なんのことは無い、チェーンステーガードとコラムスペーサーだ。チェーンステーガードは、今まで使っていたシマノの薄い金属板のものがベコベコになってしまい、替えたかった。同じような金属製のものが欲しかったのだが、世の中には既に出回ってないようだ。取り扱いの簡単さも考慮して、ネオプレーンのものを購入。コラムスペーサーは、フォークに合わせてアルミ製のシルバーのものを買った。とりあえず、両面テープのはがし跡を苦労して落とし、チェーンステーガードをつける。コラムスペーサーは、ハンドルポジションを上げてみたかったので、ステムを裏返して取り付けた。
 恐らく、今日が最後の機会だと思われたので、海軍道路まで行ってみることにした。MasterXLのペダルを、久しぶりにSPD-SLなR600に戻す。今年初SPD-SLだ。
 外は暖かく、風通しのいいロード用サイクリングシューズでも、カバーが要らないくらいだった。
 海軍道路は、やはり凄い混雑だった。これで瀬谷桜祭がどんぴしゃの時期だったらどうなっていたことか。混雑する車道を余所に、歩道に進入して、カメラを使いながら歩いた。
 花は盛りだろう。あちらでもこちらでも、桜のトンネルが見事だ。
 海軍道路の北端で折り返さず、八王子街道を境川に抜け、後は下って行った。東名の猫小屋跡で、ステムを再び裏返した。結局、ポジションが高すぎる気がしたのだ。背筋もそれなりに養生できてきたので、もっと下げても良さそうに思えた。ふと見ると、猫小屋の辺りで配水管の工事が進んでいるようだった。これで撤去されたのかもしれない。
 ハンドルを下げたMasterXLで、境川を下ってゆく。うむ、先ほどとは雲泥の差のこぎやすさ。30km/hでもほとんど負荷を感じないくらいだ。いや、これは、追い風か……。
 大和東小前の桜とMasterXLとをカメラに収める。天気が冴えないので、桜も映えない。
 さらにずっと下ってゆく。高鎌橋の手前で、雨がぱらつき始めたが、もう行く機会が無さそうなので、湘南台の桜を見に行く。雨にも負けず、桜はまさに盛りだった。明日には散り始めるだろう。
 帰路、雨粒が大きくなってきたので、高鎌橋のトンネルで少し様子を見る。しかし、空模様はほとんど変化しない。やむなく、家へと走った。幸い、雨は強くはならなかった。立場食堂で食事してから帰宅した。
 MasterXLをラックに返し、それから気になったので、今日の汚れをフィニッシュラインのワックスを掛けながら落としておいた。MasterXLは、拙者の清掃の結果、素材が細って折れることだろう。
 しかしまあ、今年はいい天気の下で桜を愛でることが出来なかったな。