Strange Days

2007年05月27日(日曜日)

湘南台辺りでバーベQ~

23時55分 自転車 天気:よし

 今日は湘南台でバーベキューをやろうという話になっていた。なので、朝は7:00に起きるつもりだった。これでも8時間くらいは眠れるはずだったのだが。
 7:00に起きる。うーん、体が重い。もう少し寝よう。うーん、8:00過ぎか。もうちょっと居ても良いな。うーん、9:25……えっ!
 慌てて飛び起きて、TCR-2を放り出す勢いで引っ張り出し、湘南台へと向かった。長後街道ルートをひた走り、湘南台の集合場所に、定刻10:00ちょうどに到着した。
 まずは材料の買出しに、湘南台西方のイトーヨーカドーに向かう。食品売り場をうろつき、肉やら野菜やらを買い漁る。前回の失敗を鑑み、随所で『買いすぎチェック』が入るのが笑える。
 僕は通勤用のメッセンジャーバッグを背負っていたので、かさばるペットボトルを引き受ける。みんなで荷物を分け合い、すぐ近くのバーベキュー会場*1に向かう。坂道では息が続かなくなって、ダンシングで一気に駆け上がらなければならなかった。なんか呼吸器系が変だな。重い花粉症の観あり。
 会場はビニールハウスだ。火を入れてもらい、それが行き渡るまでの間に下準備
 鉄板、鉄網に食材を敷き延べると、それに火が通るまでの間に乾杯。黄金色の発砲する液体ウマー!*2
(この間、肉や野菜がジャンジャン焼かれては、胃袋に消えてゆくと思いねえ)。
 ずっと火の近くで焼いては食ってしていたので、段々疲れてくる。昨日の疲労もぶり返してきた。いや、本格的になってきたのか。ともあれ、段々椅子に座っている時間が長くなってきた。それは皆も同じだった。
 焼き蕎麦調理辺りで打ち止め観が漂い始める。実際、食材もほぼ片付いて、去年のように『誰がお持ち帰りする?』という心配も無いくらいだ。
 ちょっと食いすぎ観もある程度の、バーベキュー基準では適正と思われる満腹感を得て、バーベキューは完了した。とどめはhai氏が調達してくれた湘南ロールケーキ。ふつうロールケーキというと、皮は甘さ控えめで、クリームで甘味を稼ぐという感じだが、これは逆。皮の甘さが印象的で、クリームは比較的甘さ控えめ。これ、湘南台の科学館近くの店なんだそうだ。知らなかった。ひいきにしてやろう。
 これから埜庵に行くという話もあったが、呼吸器系の不調が募っていたのでパスし、引地川で皆と別れた。帰ってからやりたいこともあったし。これで素直に帰宅するのかというと、そうじゃないのが俺様風であります。境川サイクリングロード南端まで往復することにした。大清水高校前の休憩所辺りでびっくり。なんと、もう紫陽花が咲き始めている。気が早すぎだ。
 帰路、団地近くの花畑で和みながら、帰宅。やはり体調が悪く、頭が重い。でもやるべき事はやらねば。
 やりたかったことというのが、自転車3台の整備だ。来週の南会津にMasterXLを連行するつもりだったので、これの整備のついでにBD-1、通勤ロードTCR-2も綺麗にした。チェーンを洗い、ギア類を取り外して洗い、フレームも清掃する。
 終わった頃には少しふらついていた。とにかく布団にダイブしてしまい、夜まで起きたり寝たりしていた。どうも体調が低下している。

2007年05月26日(土曜日)

なんとなく三浦半島周回の旅に出る

23時15分 自転車 天気:晴れ

 夜通し、BTに関わるあれこれを試したおかげで、睡眠時間は3時間程度だ。寝なおすか、といっても、外は嫌味なくらい晴れている。昨夜の雨も、この様子ではあっという間に乾くだろう。
 どうしましょ、などとコーヒーを飲みながらぼんやり考える。来週には春の南会津サイクルトレインがある。自転車は、やはり俺様の美しいMasterXLだろう。しかし、これで峠を越えられるのか。恥ずかしながら、拙者、生粋のロードで峠越えしたことが無いのだ。まあ、それは問題無いでしょう。たぶん、越えられるはずだ。問題は、美しく走られるかだ! それを試してみましょう。
 というわけで、久しぶりに三浦半島周回に出かけた。今日は縛りを1つ設ける。フロントギアはアウターだけ使って、決してインナーには落とさないのだ。これで観音崎近辺の厭らしいアップダウンを乗り切れるかが問題だ。美しく走るのは、やはりアウター主体で使うべきなのだ*1
 家を出て、境川に向かう。境川を下りながら、向かい風の中を江ノ島へと向かってゆく。今日は天気も良く、多くのサイクリストとすれ違った。
 さて、第一の試練は、伊勢山トンネルだ。内陸部へとエスケープするかとも考えたのだが、マグロを食べたかったので、時間短縮を優先する。やはりこのトンネルは嫌だなあ。トンネルが狭いので、危険を感じる。早そうな車はやり過ごし、ゆっくり走ってくるトラックを後に確認してから、一気に駆け抜けてしまった。
 逗子から葉山へと抜け、更に立石、武山と走ってゆく。車道に車が詰まっているが、いい感じに走り抜けられる。やはりMasterXLは戦闘機だな。30km/hからの加速感が違う。
 通しで25km/h平均、ということはほとんど30km/h以上で走りつづけ、荒崎から続く厭らしいアップダウンに入った。道が狭いので、嫌な区画だ。この辺で、背後にロードの男性が着いてくる。こっちを抜くでなく、かといって振り切れるでもなく、ペースメーカー代わりにしているようだ。このプレッシャーは少し嫌だが、まあ気にしないことに。
 途中で油壷に向かい、そこから三崎へと回り込んだ。三崎着は11:00前。まあ2時間強で到着。ということは、やはり25km/h平均だった。頑張ったけど、LSDペースでした。
 三崎ではちりとてちんに寄る積もりだったが、まだ開店してない。開店の11:30まで、港でのんびりしていた。空が青い
 ちりとてちんでは、ちりとてちん丼の大盛りというのを頼んだ。微妙に増量されてる気もしたが、ほとんど分からない程度だ。
 うらりまで行き、しばらくのんびりしよう。うらりには、やけにサイクリング集団が群れていた。多くは中高生から大学生辺りの連中だった。いい傾向だ。自転車も、きちんと駐輪場に固めておいてある。
 2Fのテラスでと思いきや、会議とやらで使用不可。デッキに出て、しばらくごろ寝していた。
 いい加減、腹具合もよくなってきたので、帰路に着く。このままUターンしてもいいのだが、足に余裕アリアリなので、周回コース、すなわち横浜方面に抜けることにした。しかし、多少の変調も感じてはいた。なんというか、目と喉が痛くて、鼻水がやたら出るのだ。花粉症?
 剣崎方面には行かず、三浦海岸へと直接抜ける。それからは海沿いにずっと走っていった。三浦海岸は観光地なので、人も車も多い。
 野比海岸経由で久里浜、久里浜から浦賀、浦賀からはかもめ団地ルートで観音崎に抜けた。この辺のいやんなアップダウンも、アウターのままでなんとか抜ける。この辺から、消耗感に悩まされ始める。意外に疲れているようだ。アウターで頑張りすぎたか。
 防衛大を掠めて馬堀海岸へ。この道は好きだ。後はR16を突っ走ってゆくだけ。田浦~八景間の微妙なアップダウン加減が、少し嫌な感じ。
 なんとか磯子に抜け、途中でR16から本牧通りへと分かれた。この辺で事件が発生した。
 車道を走っている(27km/hで)僕と、たまたまか故意か、MTBの男性が歩道を並走するようになったのだ。この辺の歩道は立派だが、その速度はどうよ。
 とか思いつつ走っていると、直前の車が速度を落とすと、鼻先を歩道に突っ込み、そのままぐいとガレージに進んだのだ。一瞬後、ブレーキの軋み音がして、さっきのMTBが車のフロントに横から突っ込み、そのまま半回転してフロントに乗り上げるのが見えた。
「――」
 まあ、それは見なかったことにして、そのまま走りつづけた。実際、歩道には歩行者が多数居たので、僕の出る余地は無かった。
 本牧の気持ちいい通りを走りながら、今の事故を振り返った。9:1で車の責任だな。あの車、左右には全く目を配ってなかった。しかし自転車の責任でもある。あんな歩行者の多い道を27km/hで走るなんて論外だ。それと、ブレーキ音がぶつかる寸前にしか聞こえなかったので、前を見てなかったか、あんな強引に突っ込んできた車を避けきれると踏んだかだろう。もちろん、車が車道で停止したのを確認するなり、減速しなければならなかったのだ。
 やがて山下公園。でっかい風車を遠望できた。ここで休憩するつもりで、北西端にあるレストハウスに向かった。な、なんと、自販機が全て撤去されている。補給できんやんけ。これはちょっと辛いですな。まあ、更に走るか。
 馬車道辺りで桜木町側に抜けなければならないのを、間違えてみなとみらい大通りに入ってしまった。まあ、ここまで来ると、余計な距離ゲットだぜの気分だった。高島でR1に乗り換え、途中で自販機での補給を挟みつつ、帰還した。距離は130km強と、予定より少し伸びてしまった。23km/h平均。最後の方で少し落ちてしまった。
 しかし、アウターのみという目標は、完全に達成できた。これなら、インナーを使えば峠も大丈夫だろう。大丈夫だよね。
 これで証明できた。人間はアウターギアのみで生きてゆけます。横浜くらいならば。

 まあ、コンパクトクランク(48T)だったけどな。

2007年05月20日(日曜日)

BD-1も再儀装して試走

19時46分 自転車 天気:晴れた

 今日は荒川サイクリングに参加するつもりで、参加宣言も出しておいた。朝も6:00に起きたのだが、体が重い……。昨日のお好みパンチが効いたか。あるいは体を冷やしてしまったか。
 赤羽から合流の期限、7:00になっても起きる気になれないので、自動的に不参加が決定した。6、7月は梅雨時で、実施されるかどうかも分からないから、今日は出ておきたかったのだが。
 もう一眠りしたら、昼前まで寝てしまい、今度は寝疲れする始末。いかんな、なんか体を動かそう。
 MR-4Fの片が付いたので、BD-1に手をつけよう。ハンドルが左右にずれている気がしているので、これを直したいのだ。またリアディレイラーのプーリーがかなり磨耗しているので、BBBの11Tプーリーに替える。
 BD-1につけたプロファイルのカーボンハンドル*1が難物で、センタープリントと左右のスリーブ長とセンターが全て不一致だったりする。5年も使ってきたので、そろそろ替えるかな。って、またBD-1に手を入れるつもりですか。とりあえず、センタープリントを無視して、左右の長さを合わせておいた。そもそも、このプリントはパイプの絞込みのRとも合ってない。
 プーリーも変更。前のプーリーは、もちろんシマノXTのものだが、かなりちびてきたのと*2、分解清掃の時にベアリング代わりのセラミック部を割ってしまったので、変えたかった。BBBのものはベアリング入りで、悪く無さそうだ。たぶん、悪くともワシには分からんじゃろうがの。
 さらに泥除けも復活させる。これからの時期を睨んでというより、全天候型輪行車というBD-1の本道に戻るためだ*3。フロントは純正のものを復活させるが、リアはセキサイダーが邪魔で着かない。MTBのダウンチューブ取り付け用のぺらぺらしたものを、インシュロックでセキサイダー下面に縛り付けておいた。実用的には問題ないだろう。
 駆動系の清掃もしたかったが、その前に試走で境川に出掛けた。また境川か。荒川が境川に化けたな。
 昨日と同じような時間帯だったので、やはりかなりの盛況。昨日と似たようなシチュエーションで、BD-1も撮っておいた。BD-1は既に定常状態だな。強いて言えばハンドルバーとフロントのスプリングくらいか。後はフロントのチェーンリングをもう少し大径のもの、54Tくらいにしたいが、赤いのが無いので替えようが無い。BD-1はこれでいい。
 明るいうちに帰宅し、駆動系も清掃しようと思ったが、とりあえずチェーンを洗浄液に漬け込んだ時点で後回し。

2007年05月19日(土曜日)

再儀装MR-4F試走とお好み家

23時28分 自転車 天気:ちょっと不安

 雨が降るかと思いきや、少し不安げな空ではあったが、ずっと雨を免れる1日となった。
 例によって、だらだらと午前中を過ごし、午後にようやくMR-4Fの試走に出掛ける始末。夕方までに葉山の近代美術館を見に行くつもりだったのだが、気分がダウン気味で出かける気になれなかったのだ。
 さて、アウターのルートを変えたおかげか、MR-4Fのシフト系、ブレーキ系はすこぶる快調だ。特に引っ掛かり気味だったリアブレーキが、スコスコと好印象になったのが素晴らしい。
 しかし、走りながらしばしば違和感に苛まれる。どうにも、右のSTIが遠い気がしていたのだ。止めて観察する。うーん、確かに多少寝すぎな気がする。左と合わせ、少し起こし気味にするも、やはり違和感が残る。
 途中であっと気づいた。ステムの軸がホイールからずれてるやんけ。合わせると、違和感はやっと解消された。5°ほどもずれていたのだが、それでも気づかないとは。
 時間的に早めのせいか、サイクリングロードにはサイクリストが多い。数年前に較べると、本当に自転車が増えたよなあ。MR-4Fを撮っておく。ファンシーだな。
 家に戻り、夕方に徒歩で家を出た。今日は久しぶりにお好みハウス研究会が実施されるのだ。お好みハウスに着くと、まだ早すぎて30分ほど席を暖める破目になった。先に生中で渇きを癒す。
 19:00ににち、hai、こぐ各氏が集合したので、早速おっぱじめる。ここの特徴は、体に良さそうなメニューが無い点だな(笑)。お任せコースで適当に料理をつつきながら、最初の一杯の後は、もっぱらお茶で渇きを癒す。
 ここで、来年のGWに4年ぶりにしまなみに行くかという話が出た。憶えておこう。
 店を出たのは21:00過ぎだったかな。相変わらず楽しい店で、こんだけ飲んで食って、それでも一人2900円で収まるというのがよろしいですな。しかし、久しぶりにお好みハウスのパンチの効いた*1メニューを食らって、ややおなかが落ち着かなくなってきた僕は、その後のスタバでのお茶でもボーっとしていた。
 帰宅したのは23:00過ぎ。とにかく眠いので、布団にダイブだ。また夏までにお好みハウス行きたいねえ。

2007年05月18日(金曜日)

カブトの輪行函あげます

23時55分 自転車 天気:いいみたい

 ところで、家捜しついでに、邪魔だったのでカブト 輪行函を外においやった。ロードを輪行するときに使うだろうと思い、安売りしていたのを買ったのだ。が、輪行スペシャル自転車揃いの現状では、無用の長物だ。
 でまあ、未使用だし、フルサイズのロードを送るには最適だしで*1、捨てるのはもったいない。誰か引き取ってくれないかな。取りに来ていただけるなら無料です。サイズ的に宅急便では扱ってくれないので、発送は無しです。
 来週末(5/25)まで待って引き合いが無かったら、土曜日の資源ごみ集団回収に出しちゃいます。

足りないので適当にやっつける

23時51分 自転車 天気:いい感じ

あらすじ:昨日どこぞにやったマイクロアジャスター(のパーツ)を捜し求める竹本だったが……。

 夜、周辺の家捜しを実施するも、見つからない。ええっ、あんなものが消えてしまうものか。しかし、現実に消えてしまったのである。ミステリーだなホラーだな。
 まあ、無ければ無いで。単にSTIのアウターソケットへのつなぎに過ぎないので、ケーブルを適当な長さに切ってやっつけてみた。アジャスターとしての動きに問題は無い。そもそも、フロント側のアジャスターをいじることなんて無いけどな。
 昨日の懸案が片付いたので、残るはバーテープ巻き巻きのみ。MR-4F改がマットブラック、そこにイエローのアウター、サドル、その他スモールパーツを組み合わせてあるので、本当は黒黄色のツートンにしたいのだが、手持ちに無い。CBあさひに発注中だが、まあ気分転換にもなるだろうとカラフルな3色のものにした。ドロップハンドルは目立つので、バーテープの色変えは目立つのだ。
 明日は夕方から用事が出来たので、それまでに試走でもしておこう。

2007年05月17日(木曜日)

部屋を片付け(疾風怒濤編)

23時31分 自転車 天気:雨のち晴れ

 というわけで、夜中(あるいは早朝)に起き出して、倉庫部屋の無駄荷物を片付け始めた。積みあがっている段ボール箱を解体して、とりあえずごみ集積場にどんどん運んでゆく。大物を片付け、小箱も片っ端からゴミ出ししてしまうと、倉庫部屋が半分くらい空きスペースになった。以前は進入すら気を使った位だが、この空き方だと室内で自転車の儀装も出来る。
 朝まで、物音を立てないように気遣いながら片付け、いったん終了。この部屋の半分がまだ残っている。これは土曜日にでもやるか。
 しかし、全てのダンボールが空では無いので、当然中身の移し変えが発生するのだ。発見多数。特に自転車パーツが多かった。なぜだかロード用ブレーキワイヤが呆れるほど*1あった。逆にシフトケーブルは1式しか無かった。MR-4F用の黄色いアウターケーブルもある。適当なバーテープを使えば、MR-4Fの再儀装が出来るな。必要な消耗品をCBあさひに発注したばかりだったんだが……。
 一眠りして、昼からMR-4Fに取り掛かる。部屋の中に整備スペースがあるって便利だな*2。ギア類を洗いに外に出ると*3、今まであれだけ降っていた雨は形も無く、濡れた路面を陽光が照らしていた。
 ギア類を洗い、乾くまでの間、境川に一っ走りしてこよう。路面は濡れているだろうから、泥除け付じゃないと。泥除けが付いた自転車は、通勤ロードTCR-2と、SatRDayしかない。SatRDayは濡らしたくないので、自動的にTCR-2に決定。
 雨上がりの境川は、羽虫が多量に群れている世界だった。これさえなければいいのだが。
 最近は、これくらいの距離なら30km/h巡航が出来るようになって来た。ちょっと向かい風なのでツライが、アウターでもガンガン回して行ける。真夏になると厳しいが、今はまだ風が涼しくて心地よい。
 帰宅して、MR-4Fの再儀装を進める。レバーをちょっとだけ前傾させ、アウター類を取り替える。輪行時の取り回しを考え、以前よりも長めに切っておいた。ブレーキ系を完了し、難問の後変速系も完了。後は比較的楽なフロントだけというところで。あっ、フロントのマイクロアジャスターのパーツがどこか行っちゃった。まだ未開地の、部屋の奥の方に飛んだか。これが無いとアジャスターが使えない。フロントだけ付けないという手もある。確かにフロントでアジャスターを使いたくなることは無かった。が、これをつけないと、左右の視覚的なバランスが取れないのだよな。時間切れなので、明日探してみて、無かったらCBあさひからパーツが届くのを待とう。

2007年05月13日(日曜日)

境川でもオデッセイ

21時58分 自転車 天気:晴れ

 またしても10:00まで寝て、だらだらと昼まで過ごす。しかし、もはや習慣と化しているサイクリング欲は抑えがたい。どこに出かけようか。今日は境川の下流域に行こう。それで埜庵だとか江ノ島だとかが欠片も出てこないのが俺の偉いところです*1。藤沢まで行って、まだ一度も訪問してないビックカメラに行こう。
 自転車は、MR-4Fは再整備が必要だし、BD-1もハンドル周りをなんとかしたい。MasterXLは昨日乗った。通勤ロードには乗りたくない。EPICとリカンベント隊ということになるが、今日はリカンベント欲が高かったので、一番状態のいいSatRDayに決定。そうそう、昨日届いたSatRDay Mk.2用泥除けを着けなければ。わざわざ専用品を作ったってのに、Mk.2生産中止とはなあ。Mk.3は身の丈に合った、多少は分割があっても軽くて簡略な構造のものにして欲しいもんだ。しかし、これで超レア車オーナーでありつづけるわけだがな。
 この泥除け、リアはいいのだが、フロントが少し長すぎないだろうか。フラップが明らかに邪魔で、地面に擦ってしまう。とはいえ、取り外し方が分からない。大小のパイプをあわせ、中から鉛球でカシメてあるみたいだ。このフラップのせいで、フラップがホイールに巻き込まれたり、地面を擦ったりで、アルミ製の支持部が歪む歪む。フロントはそんなに長くなくていいので、本当に切ってしまおうかと思っている。
 ともあれ、割と軽い、*2良く出来た泥除けで、走行中に振動でこすってしまうことも無かった。
 サイクリングロードを通り、ビックカメラに至る。1Fの自転車売り場は、閉店したハンズのそれに毛が生えたくらいだ。ただ、剛毛ではあるがな*3。本体の扱いも豊富だし、デュラエース級のパーツも、一応は扱っている。なんといっても補修パーツが豊富なのが助かる。サガミが近所にあるので、あまり利用はしないと思うが、サガミの次くらいにはここに来ていいかもしれないと思った。
 サイクリングロードに戻り、大清水高校前の休憩所で和む。まだ15:00台だ。こんな日の高い時間にここに来るのは久しぶりだな。明るいうちに、SatRDay Mk.2ディスコン記念写真を撮る*4。休憩所には、サイクリング中らしい一団も立ち寄っていた。この陽気と、まだ高い日に誘われて、久しぶりに飯田牧場に立ち寄る気になった。それが、思わぬ出会いを生んだ。
 飯田牧場も、結構な人出があって、警備員も誘導に大忙しだった。ジェラードの陳列棚を見ると、桜というのがあったので買ってみる。仄かな桜の香りが確かにしたが、本当に桜の花の塩漬けでも入れてるのかな。
 などと考えつつSatRDayの方に戻って行くと、そこにどえらいホイールの小さな自転車に乗った男性が、スーっと入ってきた。あれ、これは――なんだっけ(爆)。去年から今年にかけて、結構気にしていた自転車だ。だが国内での販社が売り出した価格が6万円弱と聞いて、すっかり買う気が失せてしまい、情報収集の網から外していたものだ。すっかり、名前すら忘れてしまっている。
 やがて帰ってきた持ち主の男性に話し掛けて、話をうかがうことが出来た。そうそう、これはA-Bikeでしたね。
 持ち主の話によると、これはA-Bikeそのものじゃなくて、コピー品の方だとか。しかも、コピー品でもマシなクラスのものらしいというからややこしい。正規品には多分劣るのだろうが、実用できるレベルだという。
 畳んだところはこう。大の大人がちゃんと乗車できる自転車が、このサイズにまで畳めるというのは、確かにインパクトがある。
 展開するとこうだ。やはりホイールベースもハンドル~サドル間も短いのだが、それでも案外ふつうに走るらしい。どれくらいかというと、ハンディバイク8よりはずっとマシだとか。乗せていただいたが、フニャッとした剛性感の無い乗り心地で、他に較べ様が無いものだった。しかし、案外に直進安定性はある。ハンドルを取られて即横転という事態は無さそうだ。また、案外に坂道での下りも恐くは無いとか。バンドブレーキで、無理してキャリパーブレーキを使っているわけでもないので、効きはまあまあなのだそうだ。ただ、短いホイールベースゆえ、漕ぎ出し即ウィリーが怖いとか。
 どこから来られましたかと聞くと、なんと町田から来たのだとか。しかもこれから埜庵まで行かれるという。幸運をお祈りします。
 しかし、この小ささ、軽さは凄いインパクトがあった。コピー品じゃない正規品がもっと安かったら、なかなか魅力的に思えるのだが。駅~駅のポタリングを繰り返すような場合、これに勝る自転車を思いつかない。逆に、それ以外のシチュエーションで、これの出番は無さそうだが。
 思わぬ時に、ずっと見たかったA-Bikeと出会え、満足した気分で帰っていった。
 途中、団地前の花壇を愛でる。好事家たちがしきりに植え替えているようで、パンジーの類が常に花を着けている。季節柄、芝桜も精一杯自己主張している。目の保養でした。
 そろそろ地平線に近づいてきた太陽と競争しつつ、しかしのんびりと家路を走っていった。そして高鎌橋の地下道を潜ったところで、見覚えあるBD-1の紳士が。こりゃまた、かいちの旦那じゃこざんせんか。かいち氏、宮ガ瀬の知人宅に寄り、野菜をたっぷりいただいての帰りなんだとか。少し立ち話をして、小田原にある素敵坂道*5の話などをうかがう。
 かいち氏と別れ、帰宅した。今日は短距離だった割に、えらい充実したサイクリングだった。サイクリングは、人が走っている時間帯にしなきゃなりません。