Strange Days

2009年03月29日(日曜日)

IKD新店にSatRDay調整に出かける

21時32分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 以前、SatRDay Mk.2のアイドラーが歪んでしまい、えらい音を立てるようになってしまった件は書いた。その修理の機会をうかがっていたのだが、ようやく暇が出来たので高崎までSatRDay Mk.2を担いで行くことにした。本当はアイドラー単体を見てもらえんかねという旨、IKDのman氏に相談したのだが、アイドラーだけじゃなくてガイド類や前後ギアも絡んでくるので、という尤もな指摘があり、結局担いでゆくことにした。戸塚からなら高崎直通の湘南新宿ラインで行けるから楽だ。楽だといいつつも、その高崎直通を乗り逃がしてしまい、籠原行きから各停を乗り継ぐことになった。たいした手間じゃないが。
 高崎では思わず東口に出てしまい、あれなんでヤマダが、などと呆けたことを申す展開になった。しかしイーモバイルが通じたので、EMONEでIKDの場所を再確認し、西側に回って難なくたどり着いた。
 IKDの新店舗は、床面積で旧店舗の倍以上になった雰囲気だ。man氏の他、テッキーの人が一人入っていた。
 先客が居て、ちょっと待たされたが、早速man氏に見てもらう。実はアイドラーからの異音は、ガイド位置を調整して自己解決していた。が、アイドラー自体の歪みが気になる。これ、よく考えたらSatRDay構成部品の中でももっとも特殊なものだし、どうやら一つずつ手作業で作った形跡が濃厚なのだ。そのくせ、中を通っているベアリングも含めて、これは明らかに消耗品だ。将来的に、これが逝ったときにはどうすればいいのだろう。メンテナンスはどうすればいいのだろう。このアイドラーを分解しようとしたが、恐らくはカセットベアリングの填め殺しで、抜くと再挿入しても精度が出ないのではないかと思え、結局は出来なかった。IKDからGGC社にメンテナンス方法を問い合わせていただくようにお願いした。
 ところで、先客の一人が先週のしまなみ縦走に参加していたという。失礼ながら顔に見覚えないのですが、と言った後、持ち込んでいた赤いTikitを見て思い出す。しぶやのツアーに参加してたな。
 とりあえず、出来る限りの調整をした上で、先ほどの件をお願いして、帰途についた。今度は高崎発小田原行きに乗れたが、乗車時間が長くてお腹が減りそうなので、駅で鶏弁当を買っておいた。
 今日はSatRDay運搬に疲れる一日だった。

2009年03月22日(日曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング3日目(雨中走行編)

21時15分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりのち雨

 夜半、結構な雨量を予感させる雨音を聞いた。今日は雨にやられそうだと思っていた。
 朝、前日に朝食を取るとか取らないとかの話もあったが、宿からタクシーで出ることにし、きっちり取れることになった。
 今日の行程は以下の通りだった。まずはタクシーで今治港に向かい、高速船で大三島は宮浦に向かう。ここから走り出して、以降はしまなみ推奨ルートを尾道に向かうことにしていた。だが雨がどれくらいのものか、予想もつかない。
 起き抜け、外の状況を確認すると、既に一雨去って、まだ空は暗いという感じだ。ちょうど大きな船*1来島海峡大橋を通過中だった。
 今治港までタクシー輪行し、端の方にある桟橋から高速船に乗り込んだ。昨日も乗った船みたいだな。今日は自転車を畳んで輪行して行ったのだが、これは正解だった。他に3台の自転車が積まれ、我々の6台をそのまま乗せるのは不可能だったろうと思えたからだ。
 昨日と同じく宮浦に上陸し、今日は全員で参道を行く。雨上がりの参道は、ちょっと雰囲気が違う。こんな手すりの着いた家に気づいたりして。
 大山祇神社にもちょっとだけ立ち寄り、島の反対側へは車道を突っ切る。しかし途中で寄り道。東岸の住宅地に、こんな謎の店がある。店というか作業場だな。ここで買ったのは、昨日買い食いした苺どら焼き。以前におやぢ殿&kimrin姐さんが買ってたなあ。ゲテモノではなくて、普通においしい。
 少し走った辺りで、今から渡る多々羅大橋を撮る。今日はここから、従来とは逆に、尾道に向けて走ることになる。
 時々、雨がぱらつく天気だ。昨日に比べたら、さすがにサイクリストは少ない。多々羅大橋を渡りきり、生口島に入る。ここからは、さっきの苺どら焼きも含め、B級グルメツアーの様相を呈する。
 まずはしおかぜ商店街の岡哲でコロッケをつまみ食い。ほっこり甘いじゃが芋と、肉の甘みが良い。
 昼食は、いつもの万作。店構えが地味なせいか、食事は悪くないのに空いている穴場だ。今日はじゃこ天丼を頼む。じゃこ天*2がサクッとして旨い。
 しおまち商店街を後にし、今度はドルチェ本店を襲う。ちょっと空模様が怪しくなってきた。が、この店にも結構な自転車乗りが集まっていた。塩アイスのぜんざいをいただく。
 さて、だんだん暗くなってくる空におびえつつも、この先は追い風にも助けられて快調に走った。しかし快調すぎた。次の因島大橋への入り口を気にしながら走ったのだが、うっかり見落としてしまい、GPSの地図を見て首をひねりながら走るうちに、州江まで来ちゃったよ! 慌てて引き返す。そういえば、後続は二人しか来てない。笑われるかなと思いつつ引き換えしてゆく。案の定、上り口で待っていたのは嘲笑だった。そんなに悪意はないのだろうが、この時はなぜか応えた。僕もヘラヘラ笑っていればよかったのだろう。が、この瞬間ばかりは、なぜかそんな気になれなかった。
 なにかが切れた。そして萎えた。もう、マスツーリングはいいと思った。これなら、一人走った方が気楽だ。
 怒りに任せて橋への道を駆け上がり、いっそのこと後続を置き去りにして一人尾道まで走ろうとさえ考えたのだが、走り始めてすぐにポツポツと顔に当たるものが。ついに雨が降り始めたのだ。
 その後はこれっぽちも走る気も楽しむ気も起きず、淡々と尾道まで走って解散した。尾道のしまなみ観光案内所で最後のスタンプをもらい、完走証と記念品をもらえるはずだった。が、記念品が品切れということで、後で送ってもらえることになった。構内で輪行準備をしながら、どこぞのおっさんが連れてきていたわんこに、かなり癒された。
 最後の方ではかなり気を取り直していて、やはりたくさん助けてもらったのだから、まずは感謝しないとと思いもした。仲間と行く旅は、やはりいいもんだ。でも、もう自分で企画したり、引っ張って行くのはご免だ。もう、今回で卒業。しばらくは、気楽な一人旅を楽しみたい。

2009年03月21日(土曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング2日目(大三島~糸山編)

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 天気:晴れ

 一夜明けた2日目。朝も早くに目覚めたものの、布団から出る気になかなかなれなかった。ずっと頭痛が続いていて、朝食もろくに喉を通らない。心配だ。
 今日の行程は以下の通りだった。まず大崎下島にある宿を出て、すぐ近くの大長*1港からフェリーで大崎上島南岸にある明石港に。そこから自走で東岸にある木江港に向かい、そこで高速船で大三島は宮浦に渡る。そしてそこからはしまなみ海道ルートに沿ってサンライズ糸山を目指すというものだった。
 しかし、頭痛が痛いのだ。こんなことで自転車サイクリングを愉快に楽しめるだろうか。これではまともに走って走行できず、自転車から落ちて落車してしまうかもしれない。
 なんてことを朝食時にこぼしていたら、ちゅんちゅん女史が自分のヤクを分けてくれた。こういう場合に人の処方薬をもらうのは禁物だが、そんなことを考えている余裕はなかったのでいただく。クールなのをキメて、カフェインを摂取しておいた。
 ともかく、近所の港まで移動し、そこでフェリーに乗った。船上、客室でしばらくぐったりしていた。
 フェリーは明石港に着いた。ここからプチ峠越えの雰囲気で木江に向かうのだ。途中、奇怪な建造物を発見。ふれあい郷土資料館だそうだ。えーっ、この浮きっぷりはなに?
 木江に着いて、高速船の切符を買う。自転車6台程度ならそのまま載るようだ。ここまでの間で、冷たいのが効いてきたのか、頭痛は嘘のように去っていた。いい傾向だ。
 高速船は湖のような凪の瀬戸内を進み、宮浦に到着した。さて、ここからがサイクリング本番だ。
 大山祇神社に立ち寄るべく、宮浦からすぐの神社を目指す。参道を行くつもりだったが、先行している人々がそのまま車道に行ってしまったので、僕とこば氏のみが参道をゆっくり抜けた。雰囲気のある店も多い。酒饅頭がえらい安い店があったので*2、ここで買っておいて後で配った。
 大山祇神社に立ち寄る。既に他の連中は参拝に向かったようだ。僕も用事があったので、ここで境内に入った。というのも、去年末のしまなみ行で買ったお守りを、うっかりその日の宿で捨ててしまっていたのだ。というわけで、祭神に非礼を詫びて、お守りを買いなおした。
 道の駅御島で最初のスタンプをもらう。この時に参加賞も一緒にもらえるのだが、既に足りなくなりそうな状況だった。こんなところから走り始める人が結構多いなんて、運営側も考えてなかったようだ。参加賞は謎のストラップとバッジ。バッジなんて今日この日にしか使いそうにない。
 大三島縦断はサイクリングロードを行く。雨の日は御免な道だが、晴れているなら気分がいい。
 大三島の反対側に抜け、多々羅大橋を望む道の駅で休憩。自転車の人が多い。ものすごく多い。去年の五月連休中よりも多いのでは。いい傾向だ。
 じゃこ天を補給し、ちょっと切なくなる道を南下、大三島橋を越える。料金箱の辺りにチェックポイントがあるのだが、この有様だ。それにしてもロードバイクの多いこと多いこと。
 この料金所の手前辺りで、なぜか長岡氏と遭遇してしまう。それも、何故だか何故かレンタサイクルでだ。このまま尾道まで走るらしい。
 昼食はさんわで取りたいという希望があったので、さんわまで走ることにした。とはいえ、去年のGWを鑑みるに、物凄く待っているのではないかと懸念していたのだ。ところが、着いてみると案外に人気がない。余裕で2階席をゲットできた。塩ラーメンとおにぎりのセット、さらにギョーザを頼んだ。今回、人のこく旨塩ラーメンを味見して、その違いが大蒜であることに気づいた。なら普通の塩がいいな。
 伯方島を周回する。途中、島の北岸で見かけた駐輪スタンド。小径車にはちょっと厳しい。また、島の北岸からは多々羅大橋が望める。
 島をぐるりと渡って大三島橋の下を潜り、今度こそ大島大橋を渡る。今回、久しぶりに大島南岸を行くことにした。5年前の旅の記憶が蘇り、さぞかし苦難の旅になるだろうと覚悟していた。まあ、それなりに乗る人が多いので大丈夫だよね。Bromptonでは不安ということで、こば氏はしまなみ正規ルートを行くと表明。
 その正規ルートと、南岸ルートとの分岐点に、大島のスタンプポイントがあった。そこで見かけた1輪車の人。結構なペースで走っているようだ。ちゅんちゅん女史に拠れば、去年も会ったとか。
 さて南岸ルート。最初のうちは家も多くて、普通の海岸道路なのだが、後半は人里離れたアップダウンの多い道になる。5年前の経験から、2時間以上は費やす覚悟をしていたのだが、案外にあっさりと走破してしまい、1時間半足らずで道の駅に到着してしまった。速かったなあ。ここでこば氏と再合流した。
 道の駅から、いよいよ最後の来島海峡大橋へと上り始める。今日は本当に自転車乗りが多い。来島海峡大橋をほぼ渡りきった料金所が、ここでのチェックポイントだった。
 途中、馬島に降りてみた。海岸に出て見上げると、橋脚のマッシヴな姿が。また少し翳ってきた夕陽に、長大な橋が迫力ある光景を作り出している。橋はいい被写体だ。
 さて上に戻り、なんとなく出発準備をしていると、またしても思わぬ出会いがあった。なぜか小径車の集団が続いたのだが、そこに伊能氏が混じっていたのだ。なんでもサイクルハウスしぶや主催のツーリングに参加しているのだとか。それで小径車が続いたわけね。
 伊能氏とはサンライズ糸山でも遭った。サンライズ糸山前のロータリーでは、多くの自転車乗り集団が集結中だった。今日一日で走りきった人が多いようだ。やたら目立つ集団は、今治の焼き鳥屋山鳥のジャージを着た集団と、鶴見辰吾主催の自転車クラブのそれだった。山鳥の人とは一昨々年の秋に遭遇したなあ。
 荷物を部屋に置いて、糸山展望台に登る。まだ日があったので、明るい写真を撮れた。巨大な橋を直近で見下ろせる場所は、他にはない。振り返ると、増えてきた雲から一瞬だけ顔を出した夕陽が見えた。
 夕食は大潮荘で取りたかったのだが、ここは予約を受け付けてない。そこで18:00開店直後を襲うと、難なく席を取れた。煮魚の膳を注文する。料理の演出が行き届いていて、高評価だ。でも後で思うに、味は浜勝と甲乙つけ難かった。瀬戸内の煮魚はおいしい。
 宿に戻り、簡単にミーティング。明日は雨なのでどうしようかという話題だった。僕は、ひどい雨なら松山まで出て、フェリーで呉に直帰しようかとさえ考えていたのだが。さすがに、雨の中を長時間走るのは気が重い。

2009年03月20日(金曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング初日(とびしま海道編)

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりのち晴れ

 さて、いよいよしまなみサイクリングの始まりだ。荷物は、サイドバッグは置いて、Freepack Sportだけ背負った。
 僕は呉駅からの出走だが、他のメンバーは、こば氏を除いて仁方集合となっている。というわけで、結局は仁方駅を目指さねばならない。その前にモリス。
 モリスで軽く中華そばを腹に入れ、広トンネルを越えて、仁方へと向かった。
 仁方駅の正確な場所を憶えてなかったので、ちょっと手前から曲がってしまい、多少のロスをする。が、すぐ近所だったので、鉄路と道路標識を頼りに、難なくたどり着いた。
 駅には横尾氏、ちゅんちゅん女史、そして石川氏が待っていた。つっしーは飛行場で荷物が出るのが遅れたそうで、少し後に無事到着。これで、先行しているはずのこば氏を除いて、全員が集合した。早速、とびしま海道に走り出した。
 最初の橋、安芸灘大橋。ここだけは有料橋で、しかも普通車\700という値段。しかしとびしま海道全体で有料橋はここだけなので、実質とびしま海道全体の入域料みたいなものだ。自転車と歩行者は無料。最初に立ち入った下蒲刈は、次の下蒲刈との間に架かる蒲刈大橋までの最短距離を走った。途中、昼食に良さそうな店を発見したが、生憎満席。後のことを考えると、少し待ってでもここで食べればよかったか。
 先を急ぐ。蒲刈大橋を渡ると上蒲刈。ここは南方を回り込むように走った。昼食が気になっていたので、少し急ぎ気味に走った。昼食は県民の浜というリゾート地の奥にある、恵みの丘のレストランだった。が、これが大失敗。首尾よく席を占めたものの、丼ものも冷たい麺もやってないという。丼ものをやってないとはどういうことか。稼ぐ気ないのかなあ。お高いなんたら膳を頼む気にもなれず、とってもスパイシービーフなカレーでお茶を濁した。あまりにも奥まっているので、あまり栄えている店では無さそうだったな。もっと手前のレストランで食べればよかった。
 ともかく腹は満たした。この先はこば氏を連絡を取り合いながら走る。新設の豊島大橋への道を登っていると、晴れてきた空の下広がる、内海の小漁港の風景を一望できる。
 上りきって、トンネルを抜けると、豊島大橋。こんな辺鄙なルートなのに、今日はずいぶんたくさんのサイクリストとすれ違った。
 豊島大橋から見える豊島は、こんもり盛り上がった、実に屋久島のような島影だった。豊島大橋は新しいだけあり、均整の取れた近代的な橋だ。豊島はぐるりと回って、反対側の豊浜大橋を渡った。蒲刈大橋と同時代の橋らしく、やや古めかしいトラス橋だ。が、湖のような瀬戸内には、なぜかこの姿が映える。
 この辺で、こば氏をとうとう捕捉した。これでようやく全メンバーが揃った。
 少し走ると、不思議なものに出会う。巨大なジャングルジムだ。約2名が童心に返って、この頂点を制覇していた。
 やがて、2006年のツアーでも足を延ばした御手洗に到着する。三々五々散り、散策の時間を過ごす。今日は観光客が多い。これは乙女座という、確か古い小劇場を資料館の類としたもの。古い町並みを歩くのはいいもんだ。
 海岸にある小屋に目が止まった。この小屋、3年半前には凄い状況だったんだよな。後一発、台風が来れば無くなると心配していたもんだが。
 御手洗のすぐ傍、大長*1の宿、オレンジハウスに到着した。ここは、3年半前にも昼食を取ろうと覗いた店だった。荷物を置いて、この先の岡村島まで走ることにする。
 次第に低くなる夕陽と競争しながら、岡村島を目指す。は、間の小島をまたいで三つ架かっている。日暮れが近かったので高速化し、サバイバルツアーの観を呈してきた。が、なんとか岡村島先端を目指していたところでタイムアップ。日は沈んだ
 宿に戻り、ビールを供に夕食*2を終えた頃から、頭痛が募り始める。ミーティングを遠くに聞きながら、早々に沈没してしまった。

2009年03月14日(土曜日)

久しぶりのMR-4F&Powershot S3IS

22時10分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 さて、FH20を手放してどうするか。それはちょっと考えるとして、とりあえずはPowershot S3ISでしのごう。これは広角を使えない他には、古い世代のデジカメなりに弱点が少ないカメラだ。
 夕刻、来週のしまなみ行に備え、MR-4Fを持ち出す。試走というよりは乗り慣れるためだ。今年になってまだ2回目だよ。
 湘南台の桜並木では、花芽からつぼみが顔を出し始めていた。シルエットでは分からないが、それでもかなり膨らんできているのが見て取れる。後10日くらいかな。
 MR-4Fの乗り味を楽しみながら、境川を下っていった。俣野の辺りで日没直前の夕陽を撮ろうと目論むも、沸いてきた雲に阻まれる。無闇に広角で撮るよりも悩まなくていいみたいだぞ。
 さらに下った下水処理場の対岸辺り、土手になにやら桜の眷属っぽい花が咲いていた。ちょうど散歩してたおばさんとしげしげと眺めながら『桜ですかね、早いですね』などと話す。去年は上流の方で杏らしき花に出会ったが。
 道を挟んだ農地の脇に小さな菜の花畑が広がっている。間もなく盛りというところか。ここは農地なので菜種油を取るのだろうね。菜の花そのものを採るのかもしれない。この写真を撮るのにバリアブルモニタが大活躍だ。うむ、やはり便利だ。
 南端で折り返し、高鎌橋を超えた辺りで、富士山のシルエットを目撃。今日はすっきり晴れてくれたな。
 夜、konozamaから荷物を受け取る。中身はシグマのAPO70-300mmだ。以前からこのクラスの望遠レンズが安すぎて、1本欲しいなと思っていた。ニコンのVR付も、逆にさらに安いAPOじゃない方も考えた。でも、それほど多用するとも思えないし、APO付とて十分安くて、アポクロマートなら色収差も小さいんじゃないかいと思い*1、これを買った。
 広角端だとほぼファインダー等倍に見える。望遠端では450mm相当なので、かなりの迫力。200mm以上ではスライドスイッチを使うとマクロモードを切り替えでき、最短撮影距離をさらに短縮できる。望遠端でも95cmで撮影可能なので、どえらい迫力になる。これは面白そうだ。

2009年03月07日(土曜日)

相変わらず境川に

19時48分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:晴れ

 起床は9:00過ぎとまあまあ早かったし、十分に寝たはずなのに、なぜか寝足りない感が強い。ちょっと花粉を強く感じる。
 夕方に、自分としては久しぶりに境川に。藤沢経由での帰宅時にはよく通るのではあるが、あれは夜間だし登り方向だけなので、下って上るフルコースは久しぶり。
 湘南台の桜並木で、桜の花芽の観察。芽はすでに大きくなり、綻び始めているようにも見える。今年は開花がやや早いという予想だが、今後の気候しだいではかなり早い展開になりそうな気がする。
 さらに下り、果樹園のところの。採果用の品種なので、やや開花が遅いのか、まだ半分くらいは花が残っている。
 EPIC号の安楽な乗り味に頼り、ダラーッと南下。いつも夕陽を撮っている下水処理場対岸で夕景を撮る。今日は雲が多くて、夕陽そのものは拝めなかった。しかし、太陽高度は17:00を超えてもまだ余裕がある。まもなく春分の日だしな。
 花粉を満喫しつつ帰宅。

2009年03月04日(水曜日)

スポーク折れた

21時35分 自転車 天気:くもり時々雨

 今朝方、駐輪場のラックにTCR-2を載せた時だった。なんの気無しに振れた後輪スポークの一本がぐらついてるではないか。なんとニップル側で折れていた。ちょうどねじ部の真ん中辺りだ。部位は、またしても反フリー側だった。去年にやったときもそうだったな。
 このところは反フリー側の、しかもニップル部でばかりだ。これはテンションが低いからだろうか。高すぎるならフリー側の、恐らくは首から逝くだろうし。また、通勤経路ではどうしても歩道を行かねばならない事が多く、段差で負荷が掛かっていたことも影響しているのだろう。
 なんにせよ、こうバキバキ逝くようでは不安なので、今度は全スポークを交換しなければならないだろう。気分的には、いっそのこと14番で組みたいくらいだ。