Strange Days

2010年03月29日(月曜日)

入れ替えの季節

23時53分 自転車 ( 自転車いじり ) , コンピュータ 天気:くもり

 寒っ! 帰宅してコタツ、ヒーターを入れても、なかなか暖かくならない。明日の朝は1℃にまで下がるのだげな。冬並み、というよりも真冬そのものの寒さだ。
 さて、春は衣替えとともに、各種入れ替えに絶好の季節だ*1。まあ寒い冬、暑い夏には動く気しないからな。秋も春と肩を並べるほどの入れ替え好機だ。
 そういうことで、『もう乗りたくない』と思っていたTCR-2だが、そのパーツの方はピンシャンしているので、なんとか生かせないものかと思い、フレーム入れ替えを妄想中だ。こいつのコンポは54系105主体で、前後ブレーキを65アルテに入れ替えたくらいで、買った時そのままに運用してきた。8年間の酷使にも、なんら不調を見せないのが凄い。シマノ、すげー。で、最近のコンポ改装ブームで65アルテを主体にパーツがたまったので、これらを投入して馬車馬ロードを仕立てようって寸法だ。獄長Wiggleだのヤフオクだので流れている、5万~10万程度の鉄フレームを見繕っている。今度はTCR-2みたいに泥除けをつけにくいブレードフォークじゃなくて、ちゃんとした取り付け穴の開いたのが欲しい。軽い自転車になりそうにないので、ロードと言うより実用車に近くなりそうだがな。とりあえずTCR-2供養の法要を執り行ってから*2、本格的に考えよう。
 もう一つ、小物ファイル置き場として常時運用している白箱*3と、毎週のWHS機*4バックアップに使用しているUbuntu機とを統合すべく、低消費電力機の購入を目論んでいる。白箱は小さくて、隙間サーバとして運用するのにうってつけなのだが、ヘッドレス機なのでトラブルシュートに困るのと、運用環境の再構築にも別マシンの手を借りねばならないのがネックなので、これを機に廃棄しようと思う。
 狙っているのは最近出始めのD510なATOMを載せたコンパクト機。ファイルサーバにするので、現用のSATA*2を収容するスペースが必須だが、その静音と冷却さえ考えれば、LANTANK以上の静音機に仕立てられそうだ。問題はLinuxがチップセットをお世話してくれるかだな。これも急ぎではないので、のんびり調査中。
 実は一番必要なのは、もっと高速なクライアント機だ。A列車シリーズが久々にPC用に出るのでやりたいのだが、必要スペックを見ると絶望感が募るほどだ。ここらで久しぶりにINTELプロセッサの最高スペックのを仕立てたい。ので勉強中。しかし、もっとも浦島太郎感が募るのが、グラフィックチップ。いつの間にかATIとnVidiaしか無くなってるなんて。他はチップセット内蔵に食われたのね。

2010年03月28日(日曜日)

TCR-2の運命は如何に

23時01分 自転車 天気:結局降らず

 寒くて、しかも雨の予報がずっと残っていたので、今日は結局外出しなかった。雨は降らなかったけどな。
 さて、来週水曜日を以て、僕のジテツー人生は一時中断する。駐輪場が無くなるという、実に不本意な終わり方だ。まあ、戸塚の駐輪場事情もやっと好転しつつあるので、どこかの時点でまた再開出来ると思うが。
 で、この一時終了を機に、TCR-2を廃棄しようと思う。溶接部に皺が寄り始めていたり、乗っていて漠然と劣化の兆候を覚えたりで、この先長生きさせられそうにない。またガチガチアルミのロードは、他の鉄ロード、あるいは何らかのアブソーバを持つ折り畳みに比して、距離を乗るとかなり体にくるのだ。スポルティーフっぽく乗れるロードバイクというのは非常に便利なのだが、TCR-2はもう乗りたくない。この辺でお役御免にしようと思う。かれこれ2万から3万キロは走っただろうか。間違いなく、手許の自転車の中では、最も酷使した自転車だ。ご苦労であった。
 しかし、さっきも書いたが、いざという時にスポルティーフ的に運用出来るロードバイクというのは、実に便利だ。次は安いカーボンフレームで、やはり馬車馬ロードを仕立ててみたいな。

MR-4Fのハブダイナモを分解清掃してみる

19時43分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 MR-4Fでの桜偵察行で、以前から気になっていたことが、またぞろ気になり始めた。MR-4Fのフロントはハブダイナモ*1が、たまに『ゴリゴリ』という感じで抵抗を感じるのだ。まっすぐ走っている時ではなくて、むしろ自転車を斜めにして押している時に感じる。もしかして、ベアリングに異常があるのかも知れない。そこで分解清掃してみることにした。
 3N70の場合、左右端をまず17mmのハブスパナで外し、右側の電源端子小物を外してから、その下に現れる15mmのハブスパナで外せる小物を取らなければ、ベアリングを拝むことが出来ない。
 この端子を外すのが結構大変で、パーツを順番に取って行く際、軸から出ているケーブルがじゃまをするのだ。そこをクリアすると、やっとベアリングが現れる。軸は発電素子が嵌っているので、この状態では抜けない。抜くためにはハウジングを外さねばならない。右側の40mm弱ありそうなヘキサゴン部を正ネジに回せば取れるらしいが、そこまでする必要も今回はないので、省略した。
 ベアリングは汚れていたが、まだまだ十分潤滑される程度のグリスが残っている。左右とも、必要十分なシーリングがされており、雨中を含む過酷な運用だったにもかかわらず、浸水した形跡はない。しかしグリスがかなり汚れていたのは事実なので、念のためにボールを取って清掃し、グリスを詰め直した。
 とりあえず組みなおしてみたが、回転が重すぎ、かつ電灯が点灯しない。しかし時間切れで、再調整する時間はなかった。ポケロケがあればMR-4Fの必要性は低いので、また時間を取って調整してみようと思う。

2010年03月27日(土曜日)

引地川千本桜観測

20時11分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりたまに晴れ間

 今日も寒い日だったが、雨の心配は無さそう。昼過ぎ、MR-4Fで引地川方面に向かった。
 長後駅の西で引地川に合流する。上流方向に走るのは久しぶりだが、あちこちで遊歩道の整備が進んでおり、一部開通していた
 その上流の分岐でうっかり西に進んでしまい、泉の森方面に進んでしまったが、今日行きたい千本桜は東北に向かう支流に沿っている。リカバリし、支流に沿って北上して行くと、やがて桜並木が始まった。
 桜はまだまだ一分咲き程度というところだが、日当たりの良い孤木の中には、かなり咲き揃い始めているものもあった。また水面に差し伸べられている枝先は、日当たりがいいからだろうか、そろそろと開花が進んでいるものも多かった
 さて、花より団子というわけではないが、忘れてはならないみどり屋の桜餅を買い求めた。ついでに柏餅も。塩漬けした桜のほの辛さが、甘い餡によく合う。
 千本桜は、実際には800本くらいなのだそうな。この辺では花見所として有名なので、まだまだ咲き始め程度だが、花見している人々も散見された。水面に垂れる花枝を見ながら、中原街道で引地川と別れを告げる。
 次に向かったのは海軍道路。ここも桜並木で有名で、3kmにも渡って続く桜並木が見事だ。もっとも、南側は拡幅にともなって、片側がばっさりと伐採されてしまったのだが。
 海軍道路の桜も、まだまだ咲き始めてもいない状況で、この分では来週末にやっと見頃という辺りではないか。最近の寒さで、開花が一時抑止されたのだろうか。
 帰路、いずみ野の区役所辺りにもある桜も観測したが、ここもまだ蕾のまま。しかし足元の菜の花は元気に咲き続けているので、この分ならば来週末には桜と菜の花のコラボレーションを拝めるのではなかろうか。

2010年03月22日(月曜日)

呉まで戻る

23時53分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れ(強風)

 昨夜の結論は、とびしま海道を走って帰ろうというものだった。松山経由で帰ると少なくともフェリー代はかかるし、今日の体調では松山まで輪行する切符代も必要だ。そう、ここ二日ののほほんとしたツーリングが、実は体に来ていたのである。時間に追われての激走が、実は相当にヘビーだったのだ。また黄砂のせいか、ずっと微熱が出ていて気持ち悪い。なら、とびしま経由でのんびり帰ろうというわけだ。
 そこまでは、今治~川尻の高速船を使う。9:00の第2便だけ、別料金で自転車を積むことが出来るのだ。他の時間帯でも、折りたためば問題ないと思うが。ともあれ、その便に乗り込んだ。
 船はまさに海上のバスと言う位のサイズで、10名くらいの客が乗っていた。自転車は後部デッキに積まれた。来島海峡大橋を激写するうちに、船は大崎下島の御手洗に到着した。船を見送って、まずは御手洗を散策する。以前も入った旧家で手洗いを借りる。中には、まだ立派な雛壇が飾り付けられている。
 大崎下島は南岸を走ったが、強い向かい風に早速めげそうになる。体は、想像以上にヘタれていた。だましだまし走り続ける。豊島からは北岸を走った。ほんの少しマシだった。
 途中の神社で、桜が咲き始めているのを観測する。
 上蒲刈に入ったところで、本当に足が回らなくなる。たまらず、蒲刈大橋のたもとの観光センターで、じゃこ天を2枚貪り食った。この辺まで、初日よりもよほど多い自転車乗りと出会っている。
 補給にもかかわらず、足はちっとも回らない。が、それでもそれなりの登坂能力と速度を維持出来るのが、ポケロケのいいところだ。とにかく、昼には呉市街に戻りたかった。なぜならば、モリスで昼飯を食いたかったからだ。
 安芸灘大橋を渡って本土に上陸し、仁方、広市街を突っ走って、13:00に呉市街に到達した。最近の状況から言って、モリスは望み薄だなと思っていたが、まだやっている。大盛りにありつけた。残念ながら、いなりも茹で卵も品切れだったし、スープは朝のそれに比べればやや濁っていた。しかしうまいぞ。
 帰宅し、早速ポケロケをトラベルケースに収め、サイクリング用具も尽く収納した。そしてクロネコの人を読んで、引きとってもらった。これで手ぶら同様に楽々帰宅出来る。

2010年03月20日(土曜日)

しまなみ縦走2010初日

22時10分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , , レジャー , 天気:概ね良好その後強風豪雨落雷

 さて、ついに許されざるおっさんたちによる許されざるしまなみ縦走の日がやってきた。だいたい、いつものコースを通るのだが、今日は寄り道をたっぷりしてゆく腹積もりだった。それが、あんな恐ろしい事態を招こうとは……。
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2010年03月17日(水曜日)

しまなみ縦走直前

23時00分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 既にサイクリング用具は、一切合切*1トラベルケースに詰めて送ってしまったので、後はなにを追加で持って行くかという事になる。
 土日とかなり暖かいと見て、サイクリングジャージは普通の上下を2セット、加えてウィンドブレーカーとアーム&レッグウォーマーを持って行く。手袋も指切り、指ありをそれぞれ持って行く。どうしても寒くてやりきれないとなったら、レインスーツを着ればいいと考えている。追加すべきものは無さそうだな。
 バッグはドイターのQuaserを背負って行く。レインカバーを内蔵しているので、雨でも大丈夫だろう。問題は背板が強靭すぎて物を入れにくい*2点だが。
 桜の開花が進んでいるようなので、現地の状況が楽しみだ。

2010年03月13日(土曜日)

海軍道路で春の夕陽を見送る

22時14分 自転車 ( 自転車いじり ) , 暮らし , デジタルカメラ , 天気:晴れ

 今週が多忙だった反動で、今日は二度寝をきっちり決めてしまい、午前も遅くに目覚めた。はぁ、時間に追われない幸せ。
 暖かな日だったが、そんな風に午後まで無駄に過ごし、夕刻になって出かけることにした。ホームセンターで買い物をしたかった。
 ポケロケで北に向かう。出掛け、ポケロケのステムをさらに5mm上げた。これくらいまで上げると背筋への負担がさらに軽減される。いい感じだ。これで行こう。
 ポケロケは来週のしまなみ縦走に連行するつもりだが、問題は荷物をどうするかだ。背負うしか無い。それなりの容量があって、使い勝手がいいとなると、Quaser27lを背負っていくくらいしか無い。が、こいつはポケロケとの相性はいいものの、絶対的な容量が足りない。トランスアルパインなら30lあり、Quaserとのカタログ値以上の容量差を感じるが、これ自体が重い。なら35l入るオルトリーブのメッセンジャーバッグなら完全防水だしいいんじゃねえの? しかしこれは外に何もつけられないし、中仕切が無いので使い勝手がいまいち。なんでも放り込んでおくにはいいのだが。じゃあTinbuk2のメッセンジャーバッグにするかというと、これは使い勝手は最高なのだが*1、一本ベルトなので、いくら幅広とはいえ疲れる。うーむ、参った。まあQuaserの容量の少なさは背面に入っている背板の湾曲ぶりに由来しているので、これをなんとかするか。これを曲げ直すと実質容量が増えると聞いたことがある。
 さて、ポケロケを海軍道路まで走らせ、夕陽を観測した。今日は陽が稜線にかかる直前まで、なんだかボケたような太陽だったのだが、この直前辺りから急にキリッと丸い陽の姿が見え始めた。位置的に、もうほとんど真西だ。
 帰路、日向山のコーヒ屋に立ち寄った。なんとなく店主の人とお話したのだが、熱い人だった。なんでも土井コーヒーという有名店*2の味を目指しているのだとか。飲み口すっきり、後味の引かないコーヒーが理想ということだ。実は僕の嗜好と一致している。贔屓にしたいな。今日はトラジャを仕入れた。
 さらにホームセンターに立ち寄り、SatRDay輪行用のストラップを見繕った。今はオストリッチの便利ベルトという、掛け紐と担ぎ紐が一体化しているものを使っているのだが、耐久性が低くて弱っていた。もう3代目だ。そこでもっと耐久性の高いものを自作しようと考えたのだ。
 いろんな組み合わせを考えたが、結局は細引きと30mm幅のベルトを組み合わせてみることにした。細引き2組をフレームに付け、それにベルトを通す形だ。一度、試してみたい。
 帰宅して、ポケロケを整備する。チェーンが汚れていたが、ペットボトルにクリーナーと入れて振り、さらに超音波洗浄機に掛けるとぴかぴかになった。SRAMのチェーンは、シマノのデュラチェーンよりもピカピカなのがいいね。

2010年03月09日(火曜日)

バスに折り畳み自転車積載公認の動き

22時05分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) , 暮らし 天気:くもりのち雪(寒い)

 雪国*1から帰ってくるや、また雪に見舞われる。行きは帰りが雨になりそうだったので、徒歩で出社。そしてやや遅くに帰宅しようと外に出るや、雪に迎えられた。ちらほら降っているのは見ていたが、いざ出てみると意外に勢いがあり、場所によっては積もり始めているほどだった。帰宅して、コタツと電熱暖房機の強度をいつもより上げた。
 さて、Twitterで『新宿~小諸の高速バス路線では予約制で自転車積載OKになった』という情報をキャッチし、その確認の中で知ったのだが、JRバスの一部路線で大型手荷物の予約制での積載受付が試行されているようだ。その手荷物として、折り畳み自転車が正式に認められたということだ。つまり自転車用のラックを設けてとかいった話ではなくて、床下荷物室に予約分を見込んでいるということなのだろう。そうなるとフルサイズの自転車を分解しての輪行は難しいだろう。だから折り畳み自転車を、と謳っているのだ。注意書きに『いずれも専用のケースに収納されているもの』とあるが、ハードケースの事じゃあるまいから、常識的な輪行袋への収納で問題ないのではないかと思う。
 こうなると、Brompton、Tikitといった輪行に特化した折り畳みが非常に美味しくなる。路線がまだまだ少ないが、バスだと鉄道の行ってない場所までカバーできるので、この動きがもっと広がってくれないものかと思う。
 うむ、Brompton11段化が非常に魅力的になってきた。

2010年03月02日(火曜日)

Alfine内装11速で妄想中

22時10分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもりのちくもり(あれっ)

 シマノが秋に出すというAlfine内装11速ハブで妄想中。これのギアレシオは409%に達するという。
 ロードで前2枚の構成を考えると、コンパクトクランクでも50/34+11/28という構成が最大で*1、この場合のギアレシオは374%。前3枚では52/42/30+11/28を考えると441%だから、ちょうどこの中間くらいのレシオを得られる。重量はハブ単体で1.6kgと重いので、軽い自転車は作れない。だが内装ギアの活かせる輪行車としては、実に魅力的ではないか。
 手持ちの自転車の中で、いまだに大改装を受けてないのは、いじりようの無いトレンクルの他に、BikeEがある。これは外装ギア化を考えてパーツも揃えてあるのだが、長大なチェーンをどう処理するかで迷って、ラックに据えるたびに悩んで見送ってしまうのを繰り返している。FDだけで支えるにも変速性能が悪化するし、チェーンが跳ねて脱落するかもしれない。中間にプーリーが要るかなと考えてしまうのだ。内装ギアの美点は、こういう気張らないで乗る自転車にこそ適合するのではないか。内装ギアなら、今の構成とほぼ同じだ。
 11速モデルが8速モデル同様に中間ギアでダイレクト(1:1)になる構成かは不明だが、多分そうだろう。なら、8速モデルと同じようにBromptonにも適用できるはずだ。8速版はBromptonに適用すると、折りたたみ性能の劣化と重量増を招いたが、11速にまで出来るならそれらの損失にも目をつぶれるんじゃないか。
 とまあ、いろいろ妄想できるコンポだ。