Strange Days

2011年09月26日(月曜日)

ジテツー再開してました

23時34分 自転車 , 暮らし 天気:くもり時々雨

 実は、先週土曜日からジテツーを再開していた。
 先週、あの嵐の日、前に申し込んであった職場眼の前の駐輪場から、『あんたの番が来たよ』という手紙を受け取ったのだ。2年待ちだったぜ。
 早速、土曜日からジテツーを再開した。今日は2回目。
 この駐輪場は、バス停の真上に作った関係で、結構長いスロープを登らされる。中は一時と長期契約とで分けられ、さらに2段重ねのラックスペースと、特殊自転車用のコンクリート打ちのスペースとに別れている。特殊自転車というのは、子供乗せ自転車や、電動アシストなどの重量車、ブロックタイヤを履いたラック不適合車両を指すらしい。まあ、リカンベントでも構わんだろう(にやり)。
 とりあえずはEPIC号を使っているが、以前と違ってSPDペダルを使って、駐輪場でわざわざ靴を履き替える運用にしている。うちの自転車の最大勢力はSPDなので、こうすると自由度が高まるわけだ。もちろん、ロードシューズを履けば、ロードバイク隊をも使用可能だ。
 今は忙しすぎて機会を作れないが、また藤沢周りで帰るようにして、走行距離の伸長に気を配るようにしようと思う。
 問題は、来年に職場が移転してしまうことだがなあ……。

2011年09月25日(日曜日)

Pinarrelo FP Quattro試走

20時15分 自転車 天気:晴れ

 実は先週の夜に短い試走をしていたのだが、本格的にそこそこの距離を走るのは初めてだ。しかし、昨日も夜遅くの帰宅で、午前中はものにならない。昼に起きて、それからやっと、調整と試走に乗り出した。ちょうど日没の頃だったので、なかなかいい日没の光景を目にできた。夕暮れ時は、秋冬に限る。春は霞が多くて、冬はあまりにきっぱり雲がないことが多いので、意外に絵にならないのだ。そして、忍び寄る肌寒さが、物寂しさをも演出してくれているのではなかろうか。
 そもそも、これを買ったのは、Wiggleでロードバイクの価格がグッと下がったからだ。これだけ取れば円高バンザイだが、反面、これでは日本の物は売れなくなるなと思う。
 ともあれ、8月の終わりに発注したのが、このPinarrelo FP Quattroだった。Pinarreloには前から色気を出していて、そも最初にTCR-2を買った時、比較検討したのが、当時のPinarrelo社のボトムエンドだった、Angril。C/PでTCR-2を選んだが、イタリアンバイクにはずっと憧れがあった。それがかなったのは、中古のコルナゴMasterX Lightを譲ってもらった時だったが。
 ともあれ、そうしてくすぶっていたPinarreloへの興味と、カーボンバイク欲しい欲が、円高によって遂に臨界点を突破してしまったのだった。つまり、円高が全て悪い*1
 確か8/27くらいに発注したのだが、受理は9/5付け。在庫がすぐに入らなかったみたいだ。その後、9/11に日本郵便から『あんたの荷物が届いたけど、どうしまっか?』というお手紙が来る。自力で通関するか、日本郵便に委託するか、それ以外に委託するかの3択だ。お任せしますと返事を出したのが9/12。
 今度は9/16に『お前様の荷物は高価で怪しいんだけど、個人で使うだけだよね』という確認が来たので、念書を返送。その後音沙汰なかったが、9/21に突然届いたのだった。
 さて、モノの仕様は、カラリングがチームSkyの青っぽいの。すっきりしてて気に入ったのだが、キャラがコルナゴと被るので、もっとあざといカラーリングのほうが良かったかもしれないな。サイズは500。
 コンポは67アルテグラだ。50/34のコンパクトクランクが付いているのはいいが、クランク長が170mmと、常用してきたものよりやや長い。ここが気になっているところ。
 その他のパーツは、ハンドルはMostというPinarrelo系のアルミ、シートピラーは同じくMostのカーボン、サドルも同じく。しかし、それぞれにどこかのOEMだと思う。もっともあからさまにOEMなのがホイールで、Mostブランドではあるが、カンパのカムシンのOEM。そんなふうに、ドライブコンポをシマノで固めつつ、主要パーツは自前のOEMで安上がりにしているというわけらしい。カラーリングが見事に統一されているのだが、おかげでパーツ交換の際には悩むことになりそうだ。
 一昨日の試乗で、ハンドルが高すぎて、サドルもちょっと低い気がしていた。なので、まずはハンドルをコラム1つ分(5mm)下げ、サドルを10mm前進させ、なおかつ2mm上げた。ボトルケージがないので、余っていた可変サイズのものを一つ付け、ライト、サドルバッグ、ペダルもMasterXLから借用。とりあえず、境川に向かった。
 ホイールがやや重いものであるため、実走状態では8kgを切っていない。当面はこのままでゆくが、その内により軽量なコンポとホイールを奢りたい気分もある。
 境川を下る。おお、いいねえ。カーボンバイクには何度か試乗したが、こんなに長時間、好き勝手に*2乗ったのは初めてだ。
 従来乗ってきたアルミ*3、鉄*4に比べ、路面からの振動の消えっぷりが異次元だ。アルミがガツンと直接的に来るのに対し、鉄はバインとばかりに振動をそらす感じの乗り味だった。それに対して、カーボンモノコックは、振動がどこかに消えてゆく感じ。完全に消えるはずもないのだが、非常に不快な振動のエッジや、微小な振動が根こそぎ消えている感じ。うん、いいな。カーボンいいな。実にいいな。
 ちょっと尻の位置が、サドルの上でさまよってしまうので、5mm後方に下げてから折り返した。まあ、いい感じ。だが、なんとは無しにだが、脚の回しにくさが残った。やはり、僕には170mmは長いようだ。とはいえ、前のようにがむしゃらに回すことはなくなったので、しばらくこれで過ごしてみようと思う。
 近いうちに、今年まだ全然やってない、100km超のツーリングに持ち出したい。

2011年09月11日(日曜日)

春の南会津サイクルトレイン2011二日目

23時18分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:まあいいかな

 さわやかな目覚め。久しぶりに、長時間の安眠と、朝といえる時間帯での起床を勝ち取った(別になんの努力もしていないが)。
 さて、朝めし前に、只見湖を周回しようという事になっている。この時刻は山から朝霧が降りてくるのだ。細長い只見湖は、まさにその通り道だ。
 只見湖でも大雨の傷跡を方々で見ることができた。橋さえも流されている。フクイチの影で目立たないが、より深刻な被害をもたらしているように見えた。
 朝食をとりに宿に戻り、今度は蒲生岳方面に向かう。この辺の被害は深刻だ。蒲生岳を望む辺りは、かつては観光スポットとして整備されていたのだが、回復していないようだ。
 ここから、本来ならば峠を超えて、布沢へと入ることになっていた。が、山の被害が深刻で、道路が寸断されているため、来た道をほぼ戻るコースに変更された。途中、いい塩梅に神寂びた神社に立ち寄ったり、なぜかプリンの配給があったりした。
 布沢に向かう緩い登りにかかる。この辺で、半年以上も続く不摂生が堪え、足が回らくなってくる。それでも、旧布沢分校まではついた。しかし、この先の猫渕沢の清水までがつらい。何も考えないで、先行について登っていった。そうしたら、この有様だ。コースをロストして茫然とする一同に追いついた。こっちに清水はない。そういえば、前に走ったときは、こんなに登った覚えがなかったなあ、と不思議に思っていたのだ。すごすごと分校まで帰る。後でリベンジした人々もいたようだ。
 さて、分校での昼食が楽しみ。ここでまた、なぜか昨日のナイスなオヤジ殿がパンクし、その修理に付き合う。どうやらタイヤが原因と判明。
 お楽しみの昼食は、もちろん餅主体。それに地物の野菜などがつく。あっという間に腹一杯だ。この分校は雰囲気がいいので、いつか泊まりたい。
 昼食後は温泉まで走り、一風呂浴びてからビール。そして後はバスで田島まで戻り、南会津を後にするだけだった。
 やっぱり南会津の山はいいなあ。人も温かいし。来年はフルで開催できるといいな。そして、その他にも足をのばす機会がありますように。

2011年09月10日(土曜日)

春の南会津サイクルトレイン2011初日

23時52分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:やや湿っぽい

 1年半ぶりの南会津だ。その間にも機会はあったが、ここ数年は仕事が多忙なので、機会を活かすことが出来なかった。実は今回も、例の輪番停電対応の休日シフトが、土日をバッサリ潰してしまう関係で、危うくいけなくなる所だったのだ。いろんな予定が狂うから、イヤン。
 ともあれ、ポケロケを担いで浅草に参集。今回はEコースだが、従来のように旧やまみちアドベンチャー(丹羽サイクリングツアーズ)主催のコースでは無くなった。
 浅草駅に集まった参加者は、スタッフを除いて100人弱。急遽開催だったこと、東北地方への忌避感がやや影響したのだろうか。今回の開催は、そういった忌避感を吹き飛ばそうという趣旨だ。
 例によって階段での苦行*1を経て、車上の人となる。同ボックスの人は、ナイスなオヤジ殿*2と、割と寡黙な若人。車中、人様の自転車を観て回る。最大の物はこれだろうか。ICEの、多分デモンタブルなトライク
 我々は会津田島駅からのスタートだった。コースは、おおまかに言って、駒止トンネルを超えてから、只見まで突っ走るものだった。途中、南泉寺に立ち寄る
 駒止トンネルまでは登り。今年、数えるほどしか、本格的な登攀をこなしていない僕には、結構な試練だ。ポケロケを軽いギア優先で組んでよかった。ヘコヘコ登っていく。
 駒止トンネルは長大なトンネルだが、田島からだと下りになるのが救いだ。
 この先、只見までは、ほぼ川沿いに走る。途中で、農協の直販所に立ち寄る。トマトが美味そう。
 只見に入ると、やや様相が変わる。川にやたら多量の漂着物が溜まっていたり、護岸のあちこちが補修中だったりするのだ。7月末にあった大雨の傷跡らしい。
 さて、なんとなく湿っぽい天気を気にしながら走っていると、かのナイスなオヤジ殿の自転車がパンク。修理に付き合ってから、宿までの高速走行に必死に追尾した。
 宿は只見での定宿、ますやさん。ここも1Fが大水にやられ、修復したばかりなんだそうだ。
 部屋に入り、早速内職。今日、早速実戦配備した、INOUのデータをアップロードしようとしたのだ。ところが、INOU Syncが『データがもう登録できないんだよ』なんていいやがる。おかしいなあ、まだサーバには余裕があるし、自宅ではVAIO XでのSyncがうまく行ったのに。ともあれ、今日は諦めるしかない。
 夕食はいつもにもまして豪勢だった。どぶろく特区だとかで、地物のどぶろくが振舞われ、また非常にやばいにごり酒も登場。にごり酒の何がやばいって、口当たりが甘くて飲みやすいのに、アルコール度数が清酒と変わらない点だろう。お陰で、早速出来上がった僕は、例のごとく自室で爆睡したのだった。

2011年09月07日(水曜日)

さらなるテスト

23時37分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , コンピュータ , デジタルギミック 天気:晴れ

 今日も境川に出かける。今日は自動撮影間隔を、2分間から1分間に変更。南会津にはポケロケを連行する予定なので、その試走も兼ねている。
 帰宅して、トリップをINOU Atlasに登録する。行き帰りとで、別々のトリップとなった。というのも、南端での休憩中に、一度記録を止めたからだ。後で一つのトリップに結合できるといいのだが。
 データ自身が敢えて小さいサイズで有ることも含め、自転車での運用をよく考えてあると思った。南会津に実戦投入しよう。

2011年09月06日(火曜日)

INOU着けて試走

22時56分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , コンピュータ , デジタルギミック 天気:晴れ

 さて、ようやくINOUのテストが出来る。
 夕方、ポケロケにINOUを搭載して、境川に向かった。意外に大きくて、ハンドルバーに場所を取るのに苦労がある。なにせ、GarminのVista HCxよりでかいのだ。ディスプレイを持たない機械なのに。中身は小さなカメラユニット、同じくGPSユニットと、記録部と電源だけなのに。
 INOUのインタフェースは簡潔で、ボタン、LEDがそれぞれ3つずつしかない。電源ボタンを長押しすると電源のON/OFFとなり、電源ON状態で押すとGPSロギングの開始/終了となる。静止画ボタンはチョン押しで1枚撮影、長押しで自動撮影のON/OFFとなる。動画ボタンは動画撮影の開始/終了だ。LEDは、電源ボタンは電源を投入すると点灯、GPSを補足した時点で点滅する。GPSを補足後にGPSロギングを開始すると、ロギング中ランプが点灯する。カメラランプは1枚撮影時には瞬間点灯。自動撮影モードでは永続点灯する。動画撮影中は点滅する。その他、ブザー音でもなんらかの動作を知らせてくれる。かなり整理されたインタフェースだ。わしのような情弱には心強い。
 自動撮影や動画撮影を試しつつ、境川を往復する。まだ夏らしい雲も浮かんでいるが、だんだんと秋の足音が聞こえてきた。
 帰宅して、INOUのデータをINOU Syncで吸い出す。動画を除いたデータは小さなものなので、動画を使わなければ、ついてきた1GBのMicroSDで十二分だろう。逆に動画を使い出したら、もっと大きい物が必要かもしれない。
 GPSのデータは、INOU Syncに吸い出した上で、ウェブサイトのINOU Atlasに登録できる。INOU Atlasに会員登録しておけば、ほぼワンボタンで簡単にアップロードできる。わしのような情弱には心強い。アップロードしたデータは、名称や属性を追記した上で、一般公開できる。今日の記録を公開しておいた。病みつきになりそう。