Strange Days

2012年03月26日(月曜日)

松山から帰還

22時00分 自転車 天気:くもり

 去年は前泊あり、後泊もありでゆったりのんびりしていたが、今年は今日帰らねばならない。いささか慌ただしい。
 大潮荘の朝食は、湯豆腐が登場するのが嬉しい。朝だからこそ温かいものを食べたいものだ。
 来島海峡大橋に別れを告げ、今治駅までひた走る。本当は駅にできたというジャイアントショップを見ておきたかったのだが、あまりに時間がなくて場所すらわからなかった。慌ただしくホームに登り、特急電車で松山入りした。
 松山では、乗る便の都合で山本氏が別行動を取り、更に女性陣も何かに懲りたのかおっさん共とは別行動を取ることに。しかしおっさんたちは、女性陣が最初に子規堂を訪うと聞き、先回りしてしまった。そのせいか、ちらりと現れてからどこぞに消えていった。悪いことした! 僕のせいじゃないから!
 道後温泉まで走り、いささかドタバタはあったものの、駅近くに駐輪し、腹ごしらえすることに。テキトーな喫茶店に入って頼んだのが、オムカレーというこれ。をを、懐かしめの優しい味わいのカレーと、オムライスとが調和しておる。悪くないぞ!
 温泉は、時間の関係で手早く済ますべく、椿の湯の方を利用。風情はないが、のんびり入るならこっちだなあ。
 空港まではリムジンバスで移動した。早めに空港入りしたので、時間が余る。食堂でホットケーキなぞ食して、時間を潰した。
 空路、羽田に戻り、ここで最終的に解散。各々家路についたのだった。今回も女性陣がめげてしまうなど、宿題事項は多い。もっと縛りのない、ゆるい旅にしなければならないのだろうか。ともあれ、皆無事に戻れて*1よかった。

2012年03月25日(日曜日)

しまなみ縦走2012 二日目

22時04分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:概ね良好

 いきなりだが、女性陣は今年もめげて、今日はバスで行動するという。おっさん4人でのゆる旅になってしまった。
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2012年03月24日(土曜日)

しまなみ縦走2012 初日

22時44分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:概ね晴れた

 例年、大久野島へのフェリーの関係で、時間縛りがきつかったしまなみ縦走。今年はその反省から、宿を大山祇神社界隈に取った。しかし、これで楽に走れたかというと……。
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2012年03月20日(火曜日)

Brompton夜戦装備試験で境川に

20時17分 自転車 天気:晴れ

 しかし、『野戦』と『夜戦』では聞こえでは差がないのに、同じ分野の言葉なのは困ったものだ。擬似漢語の欠点ではある。あるいは、これらが作られたであろう明治期の軍事の場では、『のせん』、『よるせん』などと言い分けていたのかも知れないが。
 さてさて、Bromptonの夜戦艤装なったこともあり、春分の日の夕方にBromptonを持ちだした。MR-4改装のために、白いアウターが欲しい。丁度いい位置にコギー藤沢店があるので、そこまで往復することにした。
 道すがら、ようやくの春到来をカメラに納めてゆく。いずみ野の菜の花は満開で、桜との共演を待つだけだ。問題は、桜の開花がいつになるかだが。
 いったん、境川を南下してゆく。なぜか、以前より走行感が軽い。フロントハブのベアリングは上質なものになったろうが、むしろ重量は増えているはず。しかし走行感は軽やか。謎だな。
 コギー藤沢店*1に立ち寄り、ちょうどお誂え向きの白いアウターがあったので、インナーと一緒に買う。ちょっと店構えが変わっていた。
 境川に戻り、夕景監視ポイントに。清水製餡所の直売所が開いてたので、てまり焼きを買ったのだが、残り2個で『白あんと黒あん1つずつ』とおばさんが宣うので、2つ買った。が、実は2つとも白あん。まあ悪くない。
 電装品の取り付け位置が目立たない部位なこともあり、Bromptonの面構えに大きな変化はない。LEDライト自体も、それほど大きなものではない。
 夕陽は、ちょうど観測点からすると、陽の落ちる辺りの丘に雲が集まってしまい、あまり楽しい眺めでも無くなった。が、諦めて走りだすと、鉄塔の向こうに沈む印象的な光景を目に出来た。
 桜に注意しながら帰宅する。桜の眷属*2は、もう花開き始めていたが、ソメイヨシノ自身は全くだ。こいつら、気が揃ってやがる。
 さて、日が落ちきったので、ライト全開で*3帰路をひた走った。これはいいぞ。非常に明るいのだが、散光パターンが考えられていて、上方への光をカットしているので、対向車(者)もこれなら安心だ。それでいて、それほどギアが重くならない。うん、素晴らしいぞ。
 これなら通勤に使える。いや、通勤にこそ使いたい。

2012年03月17日(土曜日)

Bromptonの電装を完成する

23時55分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:雨時々くもり

 来週末はしまなみ縦走だが……天気が気になる。今のところ、湿っぽい天気の後、気温が急降下する予報が出されている。雨の日にリカンベントは切ない乗り物だ。しかも輪行準備に時間を要する。そうすると、雨中行動に備えて、やはりBromptonの準備をしておくか。
 そういうわけで、前だけ終えていた、Bromptonの電装の残り、後ろをやり切ることにした。
 Bromptonの電装は、Schmidtのハブダイナモを電源に、Supernova E3 Proをフロント、リアに同じくSupernova E3を使用する構成を取る。前側はスタンドライト機能を持っているのだが、ちゃんとリアへの電源ケーブルを持っていて、電源の共有はもとより、スタンドライト機能も共有できるのだ。これは最強。
 フロントは、金具を自作して、前側のブレーキと共締め、そのすぐ上のバッグとの隙間に出す形にした。一方で後ろはこうした。リアキャリアの丁度いい位置に平面があったので、ライト中央から出ているケーブルを通す穴を貫通させ、左右のボルト穴をダイスで切った。薄手のアルミだろうから、ネジを切れるか心配だったが、3周分くらいは確保できているので大丈夫だろう。真ん中の穿孔が大変だった。最初は手回しドリルで慎重に開け、それから適当なサイズのダイスを使って穴を広げてゆき、最後はネジをルーターで潰す形で拡げた。
 さて、試走だ。おっと、その前に、もう一点懸案を潰したい。なにかというと、外装2段の調整だ。内装5段の方は調整法が分かっていて、簡単に修正できるのだが、外装2段はまるきし謎だった。ローロで取り付けてもらった時には『特に要りません』と言われたのだが、実際には明らかにワイヤ伸びによると思われる、シフトミスが多発している。
 観察しても分からんので、グーグル先生にお聞きしてみた。すると、ズバリなページを発見したので、その通りにやってみた。
 簡単に解説。シフトワイヤのたるみ調整は、シフターの方を開けると、こっちに固定部があるので、ここのワイヤ固定位置をずらして調整する。一方で変速時のチェーントラベル量は、外装変速機を横から見て、2つ見える小さなボルトで調節する。前側がアウター、後ろ側がインナーだ。どうやら締めるとトラベリングが少なくなり、緩めると大きくなるらしい。試行錯誤はあったが、調節できた。しかし、これのワイヤ交換って、どうやるんだろう?
 早速、近所の中田中央公園周回コースで試走する。前側は強度が心配だったが、なんら問題なさそうだ。全光束275ルーメンのLEDライトは非常に明るく、頼りになる。雨上がりで、ライトには非常に辛い*1状況なのだが、路面状況がはっきり視認できた。このクラスになると、対向車(者)への幻惑が気になるが、散光パターンに工夫があって、上の方に飛び過ぎないようになっている。明るいことは明るいが、幻惑は抑えられそうだ。リアも意外なくらい明るい。そして一番意外だったのが、発光時にもScmidtハブダイナモの負荷が、それほど増えないことだ。手で回すとかなり重さがあるので、覚悟していたのだが、実走するとそれほどでもないのだ。またスタンドライトも、かなり長時間継続する。
 10速化とハブダイナモ化で、Bromptonが最も完全な旅行用自転車になった気がする。最大の懸念は、この先これ以外の自転車を持ち出さなくなるんじゃないかということだ。さすがにまあ、それはないと思うが……。

2012年03月16日(金曜日)

色々発注

22時51分 自転車 天気:晴れのちくもり

 さて、MR-4Rをお迎えした以上、この先も24インチWO(520)とお付き合いしてゆかねばならぬ。
 めぼしいタイヤはというと、国内ではめったに見かけなくなったSchwalbeのDurano24WO、パナのパセラくらいだ。純正扱いのKENDA Konceptもあるが、これは減りが早い割にもっさりした印象があって、あまりよろしくない。上部で長持ちなパセラか、走行感が軽いDuranoか。国内ではDuranoはめったに手に入らないし、あってもアホみたいに高いが、獄長Wiggleで扱っているのを発見した。なんとBMXタイヤのところにあったので、気づかなかったのだ。Duranoには24WOはETRTO520しかないので、間違いないと思う。とりあえず、4本購入する。
 実は、以前に定番だったテクノバ2も1セット在庫があるのだが、まあそのうちに使ってやろう。Konceptoが成仏するまでは使って、それからはDuranoだ。
 ついでに、なぜかこれだけは国内で手に入るSchwalbeの24*0.9サイズのチューブも。これで当面凌げる。

2012年03月11日(日曜日)

境川を愉快自転車で走る

22時59分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , 暮らし 天気:まあ晴れた

 後2週間弱でしまなみ縦走だ。ということで、久しぶり、今年初めて、SatRDayを引っ張り出した。境川を走ってこよう。その前に黙祷。あれから1年が経った。
 夫、もうひとつの宿題。昨日中断したBrompton用新ホイールへのタイヤ嵌め作業を続行。暖房を入れた室内に置いて、タイヤを温めてから挑んだ。が、やはり難航。昨日よりはいい線行ったが、やはり周長15cm程からが進まない。そこで頑張っても、手のひらに豆ができるほど気張っても、入らない。何度もビード部をこするので、近辺のゴムがぼろぼろ剥がれてくる。しかも、ぎりぎりまで伸ばされたビードが、リムエッジで傷めつけられてしまう。最後の手段として、タイヤレバーで、それこそ1mm単位で押し込んでいった。格闘1時間あまり。汗だくになり、手がしびれてきた頃に、遂にビードが降服した。すなわち、ようやくリムを越えた。とりあえず空気を入れて無事を確認したが、このタイヤの寿命は短いだろう。そして、ツーリング中にこのタイヤを修理するなんて、まっぴらだ。リム外周の切削研磨を真剣に考える。Sunのリムはきついと聞いていたが、これは実用したくなくなるレベルだなあ。個体差かもしれないが、他社のに替えたくなった。
 さてさて、ようやく境川に出かけられる。SatRDayを境川に走らせた。強い南風があるが、あまり苦にならないのがいいところ。空が広くて気持ちいい。やはりこいつをしまなみに連行したい。
 夕陽は雲が多くていまいちだったが、その代わりに夕焼けは色濃かった。今夜版、天気が崩れるという予感が漲っている。
 帰宅後、Bromptonにホイールを組み付け、とりあえず畳んでから、MR-4(新)をやはり畳んでおいた。うーん、SatRDayで行きたいが、Bromptonもいいし、MR-4で行くってのも手だなあ。さて、どうする。

2012年03月10日(土曜日)

新車受け取り&Bromptonの電照取り付け

23時17分 自転車 ( 自転車いじり ) , 暮らし 天気:雨のちくもり

 午前中は雨。昼前には上がったが、冷たい雨で嫌な一日だ。しかし、今日は用事がある。
 夕方、路面がぎりぎり乾いてきたのを見計らって、外出。駅前のモスで腹ごしらえをしてから、地下鉄で湘南台、相鉄を二俣川経由で乗り継いで、三ツ境に向かった。なにかというと、新車の受け取りに来たのだ。それで、路面がある程度乾くのを待ったのだ。
 サガミNo.3で受け取ったのは、新車MR-4R。って、持ってるじゃん! そう、またなんだ(以下コピペ略)。しかし、現用のMR-4F改は、長年の酷使にリンクがガタガタで、リンク小物を交換してもグラつきは解消できない。これは結構怖い情況だ。BD-1といい、MR-4といい、リンクの多い折りたたみ自転車の宿命なのか。しかし、MR-4は僕の身の丈にあった自転車というべきか、非常に便利に使っているのだ。リンクを多用する折りたたみ方式を除けば、後三角をそのまま折りたたむ方式といい、無理のない設計なのが優れた乗車感につながっているのだろう。そこで、ガタガタのフレームを更新するつもりで、新車を発注していたのだ。\10万チョットと、今やBD-1だのBromptonだのを買うより安上がりだ。
 SPDクリーツの付いた靴を履いていったのに、肝心のSPDペダルを持ってき忘れたうっかりさんだったが、保守部品は元々ついていて、さらにライト類を追加したので問題なし。MR-4系には、なぜかおまけがたくさんついてくる。環4まで出てから帰宅した。走行感はいい。何がいいって、MR-4Fで感じていた横剛性の無さが、最新モデルでは見事に改善されている。リンク部の大径化が物を言ったように思う。また、コンポはTiagraなのだが、予想外に良かった。特に変速系は、9速世代のアルテグラより上で、フロントのショックの無さに至っては77デュラをも凌いでいるのではなかろうか。反面、ブレーキの効かなさは恐怖そのもので、早々に旧フレームから、66アルテを移植したい。
 届くまでは、現用MR-4F改*1から、一気に総移植と目論んでいた。しかし、10速Tiagraもなかなかいい感じなので、まずはクランクセットとFD、リアカセット位を変えて、運用してみようと思う。
 さて、MR-4Fを持ち帰った後、せこせこと室内作業する。なにかというと、Bromptonに電装を施したのだ。
 ちょっと前に、英国はsjsサイクルというショップから、Brompton用のシュミットハブダイナモホイール+超明るいLEDライト(SuperNova E3 Pro)をセットで購入した。のだが、届いたSuperNovaのマウンターが、注文したハンドルバーマウントじゃなくて、マルチマウンターという長い2リンクタイプの物が来てしまったのだ。それでちょっと困っていたのだが、返品する手間も大変なので、金具を自作して取り付けた。前方にえらい長く付き出るが、このおかげでバッグと干渉しないで済む。これでも取り付けは非常にしっかりしているのだが、負荷分散の観点から、泥よけ上面から、ライトの重量を支持する小物を作ろうかと思っている。あるいは、ナイロンテグスでヘッドパーツ方向に引くほうがいいかな。ともあれ、これで実用になるかは、実走してみないとわからない。
 早速、タイヤを取り付けようとした。しかし、このSunのリムと、Brompton用緑ラベルタイヤの相性が最悪で、填めるのがものすごく難しい。こんなにきついのは、かつてBD-1用のStelvio初期型を手にしたとき以来だ。しばらく頑張ってビードが伸びるのを待ってもダメ。しまいにゃあ、リムとこすれすぎて、タイヤのビード近辺のゴムが剥離しまくる始末。握力がなくなった時点で、今日の解決を諦めた。ダメだ。明日まで室内において温めてから、再戦する。
 Bromptonの電装の方は、リアに分電するLEDが残っている。こちらは折りたたみ部を通るので、慎重に配線を考えねばならない。

2012年03月09日(金曜日)

宮田の超軽量鉄フレーム

22時55分 自転車 天気:雨だ

 んほぉぉぉ、軽いですなあ。しかし、値段の方も、フレームだけでならMasterXLと同クラス。完成車は視界に入りそうにないクラス。買うならフレームで、超軽量パーツをちまちま組み付けてゆくパターンだなあ。こういう車種が宮田から出てきたってことは、国内市場でも超高級車がそこそこ出まわる状況になってきたってことだろうか。ミヤタには頑張ってほしいものだ。

2012年03月04日(日曜日)

境川で気分転換

20時31分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもりのち雨

 来週のことを考えると、頭が痛い。ということで、朝から気分はダウン傾向。あーあ、3年くらい寝たい。
 しかし、習慣とは恐ろしいもの。夕刻、外に出かけたくてウズウズしてきた。朝からこうなら申し分ないのだが。ともあれ、コルナゴ様で境川に向かうことにした。
 今日はきっぱり曇り空だったので、あまり気が晴れるような風景には恵まれなかった。しかし、自転車というのは素晴らしいものだ。ともかく走っていると、どこからともなく力が湧いてきて、おのれなんとか来週を切り抜けてやるぞという気分になってきた。
 コルナゴ様の美しさを出したいが、しかし日差しが無いので光を入れるのは難しい。シルエット、そしてメッキメッキした銀ピカっぷりが美しいと思うのだが。
 夜には雨なので、さっさと帰宅して、と思いきや、なんとまだ明るいうちに降り出す。幸い、本降りになる前に帰宅できたが、少し濡れたのでワックスを掛けておいた。そういえば、フレーム内部にも、そろそろ防錆剤を吹かないと。以前はCRC-556を使ったが、あれはすぐに揮発するので、もしかして油膜を作るメンテルブのほうがいいのかな。