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Strange Days
2014年06月29日(日曜日)
夕方からの雨予報が出ていた。午前中には、その前触れとでも言うのか、暗い雲が時折頭上を流れてゆく、不穏な天気だった。県央の古墳公園を訪ねるか、横浜港に寄港中のダイヤモンドプリンセスを撮りにゆくか、と悩む。しかし、踏ん切りがつかないまま、昼を過ごす。
午後、日暮れにはまだ遠いが、夕方からいよいよ雨になりそうだったので、その前に外出する。ちょっとお久しぶりの、ピナレロくんを境川に向けた。雨予報に関わらず、空は快晴。だが、北の方には、暗い雲が流れ始めていた。
出掛けに、コンタクトレンズを入れてきた。もう慣れたもので、付け外しにそれぞれ30sも要さない。老眼対応サングラスは便利だ。
今日はLumix GH2に14-140をつけてきた。使いやすいカメラだが、やはりなにかと上面にインジケータが欲しくなる。ここがD7100との、使い勝手の上での大きな差だな。
陽光の下、
カルガモが川で遊んでいる。涼しそうだ。そして、いつの間にか、境川もずいぶん水が澄んできた。飲めそうなどとは、とても思わないが、足を浸しても、それほど不潔には思わない。
空を見上げると、
北方に積乱雲が、ぐんぐん盛り上がっている。あれが、この後の雨をもたらすのだろうか。
清流学園対岸の休憩所に着いた頃には、まだまだ好天だった。明るい陽の下で、
ピナレロくん。夏が似合う、明るいTeam Skyカラーが絶妙だ。まあ、真夏には乗らないと思うが。
日差しに誘われたのか、周囲を
雀がちょこまかとうろついている。紫陽花は、もう終わりだが、それでも
遅れてきた一輪は、瑞々しくて美しい。
しかし、この頃から、空に暗雲がかかり始めた。とうとう来たか。急いで、帰路につく。暗雲の間から、
最後の陽光が覗き、直後に消えた。
帰宅してしばらくして、何度か雨雲が通り過ぎていった。これくらいなら、別に凌げそうと思わなくもないが、濡れないに越したことはない。
2014年06月21日(土曜日)
どうやら、今日は雨の心配が少なそうだ。紫陽花にせよ花菖蒲にせよ、花の時期はもうじき過ぎそうなので、撮りに行きたい。調べてみると、去年紫陽花を撮りに行った、相模原中央公園/麻溝公園に、菖蒲園があるとのこと。MR-4にD7100+16-85mmを積んで、家を出た。
ルートとしては、境川沿いに北上し、R16旧道に乗り換えてから、県道50号を走ってゆくルート。車が意外に多かったが、それほど悩まされずに、相模原中央公園に着いた。
公園の案内図を見て、こっちの方かと西の方、女子美大との境辺りに向かった。外周道路を歩いたのだが、公園内への入り口がずいぶん少なくて、結構苦労した。
緑の多い辺りを進むと、あった。花菖蒲の並んだ田が、森の中にぽつんとあった。時期を外したかと思った。花をつけているものが少なかったからだ。
さすがに、これは少ない。これは徒労だったかと思い、がっかりしつつ駐輪場方向に引き揚げていたら、ふと拓けた方を見ると
菖蒲田があるじゃないか。しかも、広いぞ。こっちの方は、まだ盛りの感じ。喜んで、撮り歩いた。
今日はコンタクトレンズを入れて、Premierの老眼対応(悲哀)サングラスをかけて行ったのだが、これは良好だ。コンタクトレンズだと、カメラを扱いやすい。特に、日差しの下では、接眼部との間にメガネレンズが入ると、反射で見づらくなる。それが無くなるので、非常に楽だった。また、コンタクトレンズ使用時最大の問題点、すなわち老眼も、サングラスをかければ解決。カメラの細かい表示も、難なく読み取れる。
一頻り撮り歩いて、中央公園の
イタリア式庭園を眺めてから、駐輪場に向かった。公園を突っ切っている、横浜水道みち沿いに、
紫陽花が瑞々しく咲き誇っている。
そうだ、と思いたち、帰りはその水道みちを辿った。以前に走った時には、物凄いアップダウンやぬかるみと遭遇した記憶があるのだが、地図を辿りながら走った所、キャンプ座間では大迂回を強いられたものの、概ね平穏に走り通すことが出来た。
海軍道路に向かい、夕陽を待つ。しかし、空に雲が多く、日の姿は見えない。
MR-4を撮って、帰宅した。
2014年06月20日(金曜日)
23時15分
自転車
天気:いいよ
久しぶりにC.B.あさひに発注した、自転車関係物件が届いた。
ものは
老眼対応2焦点サイクリンググラス。自転車界のしまむらこと、Premierのブツだ。
普通のサングラスなのだが、レンズ下部がプラスの度入りで、老眼でも手許が見やすくなっている。安物だけあって、値の張る2焦点レンズのように、継ぎ目もわからないくらい滑らかの処理されているのではなくて、凸部がはっきり分かるくらいにレリーフ加工されているのだ。ただ、濃度別に3組着いてくるレンズのうち、一番薄いものにしか加工はされていない。
なにかと哀愁ただようグッズだが、コンタクトレンズとの組み合わせで、威力を発揮してくれることだろう。
2014年06月19日(木曜日)
22時55分
自転車 , 思考
天気:降りそうで降らぬ
しまなみ海道が、世界最高のサイクリングコースの一つに選ばれた、という海外のニュースが落ちてきた。
それは嬉しいな。しかし、直して欲しい点もいくつかある。
一つは、肝心のレンタサイクル。スポーツタイプをもう少し増やして欲しいのと、整備状態を改善してもらいたい。ファミリーサイクルタイプが主力なのだが、3段変速程度では、橋への自転車道が辛いのと、下りではブレーキが貧弱で危険だ。ジャイアントのように、プロショップがレンタルサイクルをやってくれればいいと思うのだ。スポーツサイクルで走りたがる向きは、しまなみをせいぜい1泊で走る向きばかりだろうし、尾道と今治に拠点があればいいんじゃないかな。
もう一つ、推奨ルートのうち、大島のルートは見直すべきなんじゃなかろうか。尾道から今治へと走る場合、最後に待っている山場が、この島だ。観光客的には、生口島くらいとは言わないまでも、大三島くらいに見どころがあるのを望んでいるはず。ところが、推奨ルートは大島の真ん中を突っ切ってゆくコースで、ファミリーサイクルだとチト厳しい上、見どころがまるで無い。しいて言えば、亀老山展望公園やバラ公園にアクセスできるくらいだが、大多数のサイクリストは、目前の来島海峡大橋へと一直線だろうから、あまり寄り付かなそうではないか。そもそも、亀老山なんて、ファミリーサイクルじゃ無理だ。
むしろ、北岸ルートを充実させるべきじゃないだろうか。北岸だと、海に近いので、ずっと風光明媚だし、途中田浦峠という坂はあるが、中央を突っ切ってゆくよりも、ずっと楽だ。それに、古くから拓けていた道はこっちの方なので、ちょっと気になる場所も多い。そもそも、バラ公園に近いのは、こっちのルートだ。
交通量も多くなさそうだったので、自転車に向いているのは北ルートだと思う。風光明媚な北ルート、単刀直入な中央ルート、そしてワイルドな南ルートと整備してはどうだろう。と、こんなところで提言してどうする。
2014年06月15日(日曜日)
今日は、伊勢原はあやめの里で、あやめを撮りたい。実際には花菖蒲らしいいが、そもそもあやめ菖蒲燕子花の見分け方は難しそうだ。そもそも、あやめは”菖蒲”とも書くし。
ともかく、伊勢原の方、何度も走った長後街道の末端近くにあるという。そんな遠くではない。片道20km弱かな。
今日は、コンタクトレンズの装着感も試したい。今日は間違えずに装着。よく見える。左の乱視も、両目で見る限りは問題にはならなそう。だが、老眼が結構厳しいぞ。手許が微妙に見難いのだ。
長後街道を西に、今日もMR-4を走らせる。ハブダイナモ完備に、リクセンカウルアダプタで荷物も運べるため、こういう状況では使い勝手が良い。
膝の痛みは、懸念したほどではなく、快調に走って行ける。戸沢橋を渡り、伊勢原市に入ってリサイクルセンターが近づいた辺りで南に折れると、そこがあやめの里だ。
駐車場と案内された場所が、
柏木牧場という小さな牧場のそれだった。肉牛主体の経営で、肉物が充実しているようだが、都会は牧場の嗜みとして、
アイスも当然ある。今回は逃したが、テイクアウトの飯物もあるので、次は試してみたいな。
あやめの里は、ここから200mくらいの場所、小川の対岸にある。頭上に送電線がそびえており、なかなかセセコマシイやら雄大やらな眺めだ。
時期的なものだろうか、淡い紫の品種が多かった。撮り歩いたよ。
菖蒲を一通り撮り終わった頃、スピーカーから閉会が宣言された。あれ、16:00までなのか。出店もみんな閉まって、警備のおっちゃんたちも撤収する。まあ、あやめは逃げないけど。
しかし、腹具合が微妙だったので、来た道を引き返し、帰宅した。
今度は、この近所に古墳があるらしいので、そこも絡めて遊びに行きたいな。
2014年06月08日(日曜日)
23時39分
自転車
天気:だいたい湿っぽい
夜中に、パラパラと雨が当たる音が聞こえた。しかし、起きてみると、案外にいい天気。これは、かなり走れそうだな。
朝食後に、
宿を後にする。皆様、元気いっぱいである。が、Bromptonでロードについて行かねばならないとなると、これは相当の苦行になりそうだ。まあ、なんとかなるでしょう。
まずは、只見の駅や、周辺を散策する。田植えの終わったばかりの水田に、
空が映る。雨続きだったので、どうだろうと思われた
名水にも立ち寄った。
只見から、昼食場所の布沢まで抜けてゆく。川沿いに走ってゆくのだが、案外にアップダウンが多いので、疲弊する。特に、左膝の状況が、刻々と悪化してゆくのがイヤン。
途中で立ち寄った、木工所裏手の眺めが、
鄙びていて素晴らしかった。
この辺りで、遂に膝が限界に達した。坂道で踏むと、強い痛みが走る。最初から無理する機なんて無かったんで、ここでリタイヤ。後は呑気に、マイクロバスのお荷物となって並走した。バスで先行して、
待ち受けての写真を撮ったりもした。みんな楽しそうだ。
空のあちこちには、黒い雲が流れているのだが、幸いにして、パラパラ以上には降らない。しかし、一尾根超えると、ガラリと別の天気になるのが、山というところ。
昼前に、山の分校布沢に到着。元校庭に咲く、
花菖蒲が美しい。
昼食は、毎度の
お餅尽くし。一度、なぜかカレーが出たという情報に慄いていた一団も、これで焦眉を開いた。地物の野菜を炒め合わせた付け合せがあまりに美味しく、けんちん餅の美味しさもあって、たらふくお代わりしてしまった。2桁食べた人もちらほらいたそうな。はあ、幸せ。
昼食後は、きららまで自走する。のだが、僕はもちろんマイクロバスのお荷物だ。
名所旧跡を尋ねながらの道行は安楽だ。いや本当に。しかし、
自転車の車列を後方から追うのは、目新しい。
どよどよした暗雲が、檜枝岐方面に掛かっていたが、それ以上降られることもなく、無事にきららに到着。ここで一風呂浴び、黄金色の発泡する謎液体を喫飲し、自転車をトラックに、人員はマイクロバスに分譲して、田島駅に向かった。そして、田島駅から、
たびじに乗車して帰還した。ご覧のとおり、頭上には暗雲が立ち込めていたのだが、多くのコースは、それほど降られないで済んだようだ。
帰路は、お久しぶりな方とも談笑しつつ、いつもの宴会列車を満喫する。この雰囲気がいいんだよ。
しかし、関東に近づくに連れ、雨が降り始め、浅草に到着した頃には、結構な雨脚だった。うっかりと東武浅草駅の地下から、都営浅草の駅へと地下通路を使ったら、これが階段地獄で往生する。特に、重いBromptonを担がなければならないのだし。
というわけで、半死半生で帰宅した。楽しかったけど、今回はちゃんとポケロケを担いでゆくべきだったな。
2014年06月07日(土曜日)
23時01分
自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:概ね雨で、少しくもり
早朝に起床。出発準備をしながら、天気予報をチェックする。南会津は湿っぽそうだ。関東は、そもそもかなりの雨。気が重い。しかし、行くか。
ポンチョを着込んで、駅まで走り、そこからは地下鉄、京急を乗り継いで、浅草に出た。途中、京急も乱れまくりであったが、結果的には問題なしだった。なにせ、この後で……。
浅草でも、雨脚は結構強かった。
サイクルトレインご一行様は、まるで戦火を逃れてきた難民のような体であった。ここまではまあ、雨のサイクルトレインではいつものこと。
従来に無かったのが、『電車が出ないかも』というところ。なんと、東武の架線故障により、ダイヤが乱れまくり、我らが臨時団体列車たびじ号は、発車できないどころか、そもそも入線すら出来てないのだとか。見通しが立たない。
仕方ないので、旧知の人々と雑談したり、
雨霧にくすむスカイツリーを撮ったりしながら、その辺を彷徨く。
待ちくたびれた10:00頃。やっと入線。駅に移動し、ようやく
車中の一団となった。野田さんも、今回ばかりは胃が痛い思いだったろう。
今回の大物。
タンデムが2台参加している。ただし、福島県では、条例の解釈によっては純然たるタンデムが条例違反となるとかで、子供乗せ自転車としての参加だ。
車中、多少鬱々しつつ、南会津に入った。その頃には、雨脚は止まっていた。が、時間がない。やむなく、
マイクロバス1台に、運転手を覗いて15人分の自転車と人を詰め込むことになった。ギリだったが、
Bromptonの大活躍もあり、なんと収まった。
恐るべき稠密さ。
雨は上がっているので、峠は回避するとして、途中からなら走れる状況ではある。しかし、本来のスケジュールからの、3時間の遅れは致命的だ。只見の宿まで直行することになった。
宿に荷物を置き、しかし走りたいだろうと、
只見湖へと向かう。今回、Bromptonで来たのは僕だけ。残りはほぼロードバイクなので、追いつくのに苦労する。まあ、明日も雨だろうしなあ。
只見湖の奥に見える、田子倉ダムへも上る。結構厳しい傾斜の坂を登り切ると、
なかなかのご馳走だ。しかし、Bromptonでロードについて行くのは大変だ……いやいや、明日はきっと雨だ。
宿に戻り、再建された町湯に向かう。川沿いにあり、先年の大雨で流されたものを再建したのだ。入ってびっくりしたのが、湯に入浴剤が投入され、緑色だったことだ。まだ温泉が回復してなく、単なるお湯で凌いでいるのだとか。
宿に戻り、大宴会で気持ちよく酔ってから、爆睡。明日は、きっと、単なるバス移動になるよ、ね。