Strange Days

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2010年3月20日(土曜日)

しまなみ縦走2010初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , , レジャー , 22:10:00 天気:概ね良好その後強風豪雨落雷
 さて、ついに許されざるおっさんたちによる許されざるしまなみ縦走の日がやってきた。だいたい、いつものコースを通るのだが、今日は寄り道をたっぷりしてゆく腹積もりだった。それが、あんな恐ろしい事態を招こうとは……。
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2010年1月15日(金曜日)

清水~静岡18切符の旅

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 21:34:00 天気:快晴
 なんとか朝早くに起きたので、勇躍清水へと向かうことにした。
 朝一の静岡行きには間に合わなかったので、熱海乗り換えとなった。持って行ったのは、走行強度を見てトレンクルだった。これならどこでも持ち込めるぜいと思ったものだ。が、平日朝の東海道線の混み具合を甘く見ていた。戸塚では結構空いていたのだが、大船で乗る乗る。藤沢で空いた隙に、慌てて座席をせしめた。乗った車両はムーンライト長良の返送車両だったのだが、足下にトレンクルなら問題なく収まった。
 戸塚を過ぎると空いてきて、後は長閑な電車旅となった。
 清水には10:30頃に到着。結構きれいに晴れて、富士山が出迎えてくれた。
 静岡駅のすぐ近くを、太平洋自転車道清水~静岡線が走っている。この三保までの部分には元々は国鉄清水港線が走っていたのだが、廃止されて跡地が自転車道として再利用されたものである。走って行くと、途中に遺構が残されている。これは美術館の館外展示場とのことだが、なぜか清水港線で使われていた車両が展示されている。
 途中、途中駅の跡地や、もしかして転車場の跡地と思しき円形の道を過ぎ、やがてかつての終端駅三保駅の跡地にたどり着いた。
 ここらで腹も空いたことだし、と、そば屋に入って桜エビの掻き揚げ入り蕎麦を食した。さらに半島の先に進むと、今日の主目標、東海大学海洋科学館が待ち受けていた。入館料は、隣接する自然史博物館と併せて1800円。結構お高い。まあ1時間ほど入れたらと思って入ったのだが、これがもう楽しいのなんの。平日なので人がいない。思いがけず見応えのある展示物の数々。すっかりはまって、3時間ほども居てしまった。大水槽の前でしばらくボーッとし、津波実験に見入り、クマノミたちに癒され、鯨の骨格標本に驚愕し、海洋生物ロボットの動きにぞわぞわさせられて、ずいぶん長居してしまった。これでもかなり駆け足で移動したつもりだ。
 ついでのつもりだった自然史博物館も意外におもしろく、特に恐竜化石を実際に触れるという展示にはまってしまった。参ったな、この両施設は、是非とも再訪しなければ。
 この先、静岡まで走るつもりだった。太平洋自転車道は、しばらくは海岸沿いの心許ない道になっている。しかし駿河湾越しに見える富士山は、ほとほとフォトジェニックだ。
 海辺の道なんだかなんだか分からないルートを過ぎると、いよいよ太平洋自転車道清水~静岡線が本格的に始まる。走りやすい、いい道だ。砂も湘南海岸のようには多くなく、トレンクルでも快適に走られた。
 途中、遊歩道*1につながって迷子になったりしたが、最終的には幅の広い、よく整備された自転車道につながる。これで静岡まで快適な道のりかと思いきや、最悪の敵が登場した。超強烈な西風だ。トレンクルだと進まねー! これでは日暮れまでに静岡駅にたどり着けないんじゃないかと思った。リアの赤い点滅灯は持ってきていたのだが、フロント側につけるライトがない。これはピンチだ。シングルギアのトレンクルで出せる限りの速度を出し、静岡までジリジリと走っていった。
 この辺、なぜかストロベリーロードなる愛称がつけられているのだが、その理由は国道沿いにずらっと並ぶイチゴ農園の列だ。
 日本平の海側を走る時には、もうこのまま討ち死にするしかないんじゃないかと思ったものだが、なんとか静岡まで走り通せた。登呂遺跡をチラッと見て、静岡駅で蕎麦を食ってから帰宅した。
 それにしても、水族館にはもう一度行きたいものだ。

2010年1月05日(火曜日)

松山経由で帰宅

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 20:48:00 天気:ちょっと曇ってきたぞ
 今日は水ガ峠を超えようと少し思っていたのだが、天気が夕刻には崩れそうな気配だ。それと、長い下りでは手足が悴む。脳内閣議により、輪行で松山に出ることに決定した。起きてまず、来島海峡大橋を眺め、今治駅に向かった。
 松山までの各駅停車でのんびり向かう。のんびりしすぎて、着いたらすぐに飯時だ。HT-03Aでグーグル先生にお聞きすると、道後温泉本館辺りに隠れ家的うどん屋があるとか。自転車を道後温泉に走らせる、前にやらねばならないことがある。昨日のどこかで落としたのか、ワイヤロックが見つからないのである。道後温泉に入るにせよ、代わりのワイヤロックを買わないと。やはりグーグル先生にお聞きして目星を着け、とりあえず道後温泉に向かっていく途中で自転車屋を発見。無事にワイヤロックをゲットした。
 市中を走っているとき、路面電車と準路面電車的なローカル私鉄の交点で、伊予鉄通過に遭遇。
 自転車を道後温泉本館裏の駐輪場に止め、まずはうどんを求めて先ほどの店に向かう。あれー、無いわよー! なんと、そこは空き地になっている。その店のウェブページは生きているのに。結局、商店街のいつものうどん屋に入って、かつとうどんのセットを頼んだ。
 昼食後は道後温泉本館に向かい、いつもの神の湯2階席に入った。思ったより客が少ない。のんびりと湯船に漬かり、出てからは茶菓子を食べながら寛いだ。
 さて、フェリーで帰ろう。と、その前に。ちょっと寄り道。道後温泉から海に向かう途中、ちょっと脇道を行くと小さな旧家が保存されている。戦前を代表するダメ人間種田山頭火の終の棲家、一草庵だ。庵という割りに普通の民家だが、周囲は泣けてくるくらい綺麗に整備されてしまっている。
 松山観光港に着くと、ほどなくフェリーが来たので、しばらくは船に揺られて過ごし、やがて呉港で下りて帰宅した。
 正月のしまなみも悪くないが、やはり行くならGWだなあ。今年のGWに行きたいな。
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2010年1月04日(月曜日)

新春しまなみ走り初め(激坂から)ポロリもあるよ

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 22:25:00 天気:晴れ
 一昨年の正月に走ったしまなみが、意外に明るい雰囲気で良かったので、今年も走ることにした。今年はポケロケで走るので、激坂の登坂性能も見てみたい。ということで、いずれかの展望台も走破するつもりだった。
 ポケロケはキャリアやバッグアタッチメントの類を着けてないので、荷物は全部背負う。最近出番が少なかったドイターのクエーサーを背負ってゆく。大きく湾曲した背板のせいで実容量が少ないのだが、風通しのよさは無双だ。
 いつものように尾道まで電車で出て、駅前渡船で向島に渡り、島の南側を走った。因島大橋の眺めといい、走りやすさといい、こっちを推奨ルートにしたいくらい気に入っている。今日は天気も良い。もっとも、遅くに天気が崩れそうという予報だったのだが。
 因島大橋を渡り、因島を淡々と通過して生口橋を渡って生口島に。ちょっと腹減り気味だったが、大山祇神社までがんばろうと思い、しおまち通りの岡哲でコロッケを2つ買い食いした。これで充分もつだろう。
 大山祇神社には、ちょうど昼時に到着した。まずは昼飯にと思い、周囲の食堂の類をのぞいて見たが、意外に客が多い。結局、キャパシティの大きいせとうち茶屋に入った。なんとなくメニューを見て、鯛めしと肉うどんのセットを注文する。来てからしまったと思ったのは、このセットは一昨年も注文してがっかりした組み合わせだったことだ。いささか至らない鯛めしにがっかりしたが、まずは別に炊いて載せてある鯛の身を解し、ご飯に混ぜた。おー、大分マシだ。しかし、やはりちゃんと炊き込んで欲しいところ。
 大山祇神社では、鳥居と本社の間の境内に、総門なるものが建設中だった。どんなのが出来るんだろう。
 参拝を済ませ、再び島の西に折り返した。多々羅しまなみ大橋を写真に撮り、大三島橋を渡って伯方島に渡る。さすがに寒すぎて、今日は塩アイスを食す気分にはなれない。
 大島大橋を渡って大島に渡ったところで、一思案だ。時間は15:00前。今から頑張れば亀老山展望台に日暮れ前には上れるだろう。しかし、まだポジション出しも慣らしも終わってないポケロケで登れるのか……。まあ、足の調子を見て決めよう。とりあえず、大島縦断ルートに進路を取った。
 縦走ルートをそろそろと登る。足の調子は悪くない。しかしポジションがいまいち合ってないのか、左足脹脛上部の筋がずっと自己主張し続けている。今にも爆発しそうだ。そこでサドルをわずかに*1さげ、10mmほど後ろに引いてみたら、ずいぶん踏みやすくなってきた。これなら行けそうだ。
 来島海峡大橋への最後の下り手前で南に向かい、山道を進み始めた。いやはや、すげえ傾斜だよ。このポケロケの構成でコンパクトクランクにすると決めたとき、man氏に『そんなに足回しますか』と揶揄されたのだが、着けてよかった、34Tじゃないとまわしきれない。インナー・ロー(34T/28T)を容赦無く使いながら、ゴリゴリ登って行った。
 登りの途中で『頂上まで2km。アイスが待ってるよ』などという看板を見かけたので、楽しみにしていたのだが、展望台に着くと売店は当たり前のように休み。まあ、俺の人生などこういうものだ。
 展望台はエライごつい造りだった。ちょうど日暮れ時を待つ頃で、僕が登った時には人っ子一人居なかったのに、帰る頃には結構な人出だった。展望はすばらしい。360°遮る物の無い眺望が開けている。中でも来島海峡大橋はその全貌を見下ろすことが出来る。
 このまま夕陽を待ちたかったが、橋の上でナイトランは嫌だし、寒いので、とにかく下りることにした。
 下り切り、来島海峡大橋を見渡す辺りで、素晴らしい夕景に出会う。
 橋を渡りきり、毎度の宿のサンライズ糸山にチェックイン。今日は4人部屋に1人だ。フロントのお姉さんに聞いてみたら、自転車をそのまま持ち込んでもかまわないという。早速部屋に持ち込み、ポケロケを愛でながら時間を過ごした。
 夕食はレストランでセットメニューを頼んでおいた。ここの飯も馬鹿に出来ない。特に鯛めしはうまい。少なくとも、今日の昼食ったもどきよりは。
 明日はどう走ろうかと悩みつつ就眠。
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2009年12月30日(水曜日)

西伊豆ツーリング二日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 21:03:00 天気:晴れ
 今日も元気に走るぞ。とはいえ、ちょっと足に来ているので、どこで日和るか考えてもいた。
 松崎からしばらくは海沿いに進んだが、途中からはR136を突っ走り、結果的にはあまり海を見ないで進んでいった。昼食はどこで取ろうか、どの入江に寄ろうかと考えつつ走る。
 いくつかの坂道を越え、200m超級の峠を超えて走った。昨日は同好の士を殆ど見なかったが、今日は結構見かけた。
 途中の峠でコーヒー休憩がてら、公園猫を観察する。この猫は足を怪我していて、びっこを引いていた。おとなしい猫だった。ここから海を見下ろすと、はるか眼下まで落ち込んでいる。
 R136が石廊崎に南下する辺りに到達した。時間は昼を過ぎている。石廊崎に寄っていると、結構遅くなるな。今日は早めに帰りたいので、ここは東進することにした。と、道端に蕎麦屋の旗を発見。鴨南蛮を腹に収めた。
 この先、下田までは半分山岳戦、半分平地戦という感じで、快調に突っ走っていく。
 下田駅に着いたところで、帰る前にシーパラダイスを見てゆこうと思った。入場したところで、ちょうどイルカのショーが始まっている。なかなかこなれたショーで、テンポよく進んでゆく。イルカのジャンプ力には驚かされた。最後は全身を見せて愛嬌を振りまく。
 次に迎えてくれたのは大水槽だった。マンボウって、いつ見ても奇天烈な生き物だな。
 外にはゴマフアザラシコウテイペンギンのゾーンがあるが、寒いので長く見ている気にはなれない。
 この水族館は撮影自由だが、当然ながらフラッシュは禁止なので撮影には苦労する。被写体が動きを止めた瞬間を狙わないとブレの嵐だ。
 ネコザメのアルビノらしい。こいつは身動ぎもしなかったので、撮りやすかった。
 シーパラを後にして、下田駅から座席が海に向いて付いた奇天烈な車両で海を眺めつつ熱海に出、後は東海道線で帰宅した。
 全体的に良い道だったが、西伊豆のトンネルだけは許せない。あそこはエスケープルートを探して再挑戦だな。
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2009年12月29日(火曜日)

西伊豆ツーリング初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:17:00 天気:快晴だ
 突発的に決めた西伊豆ツーリングに出かけた。
 朝早い東海道線に乗るべく、戸塚まで自走する。途中、意外な場所で朝日に遭遇する。ここ、初日の出観測点に良さそう。
 戸塚から小田原、熱海と乗り継ぎ、沼津で降りる。ポケロケを展開し、まずは大瀬崎を目指す。道はまあまあ良かったが、ここですでに結構な上りに遭遇する。しかし、ポケロケだといいペースで上がって行ける。
 次第にコツをつかみながら、しかし強い西風に圧倒されつつ進む。大瀬崎は遠望するだけで通り過ぎた。
 想像したより辛いのは、200m超級の上りが散見されるからだろう。伊豆は峠と入江しか無い感じだ。しかし高所に登る結果、井田戸田と眺めのいい場所に到達できる。
 土肥港に到着したのは昼過ぎ。食事は次の宇久須でのつもりだったが、そろそろガス切れだ。予め目星をつけておいたさくら食堂に向かう。その前に土肥にある世界最大の花時計をカメラに収めた。
 さくら食堂では天ぷら定食を頼む。流石に港街だけあって、魚介類のレベルは高い。海老天のプリプリぶりが嬉しい。またそんなに高くもなかった。
 ここまで走って、まだ半分くらいかと見積もっていた。果たして今夜の宿まで辿りつけるだろうかと心配していたのだが、よく地図を見直すと既に7割方走り終わっているのが分かり、焦眉を開いた。この時期にナイトランは嫌だもんな。
 その後は時間に急かされたこともあり、幹線道路を突っ走ったのだが、この辺が今まで走った中では髄一の嫌な道だった。車道はいいのだが、トンネルが怖い。狭くて自転車が逃げるスペースが無く、歩道も狭くて下手すると転落しかねない。また所々に泥が固まっているのだ。おかげで自転車が結構汚れてしまった。迂回路があればそうしたかったが、我慢して、短いトンネルは一気に走りぬけ、長い場所は歩道を慎重に進んだ。時期柄か、交通量が結構あったのも嫌だった。
 しかし、トンネルを除けばいい感じだ。坂道も、ペダルに足を載せるととにかく前に進んでくれるくらいの軽さで、手持ちの自転車の中では坂道に強い自転車と言える。大いに助かった。
 ふと振り向くと、富士山が背中を押してくれるようにしてそびえ立っていた。
 宿を取った松崎には、16:00には入った。宿に荷物を置き、港を探索する。この街はなまこ壁が売りで、古い商家がそのまま保存されていた。
 今にも日が暮れそうで、いい塩梅の夕日を拝めそうだが、港では南西の断崖が邪魔になって拝めない。自転車を走らせると、北東のホテル街の岸壁が絶好のポイントだった。しばし、カメラを働かせる。いい夕日だ。カメラに撮るより、目で見て心に収めて置きたい夕日だった。
 それから夕食に出かけたが、目を付けていた店がいずれも正月休みで閉まっていて、開いている店も超満員。諦めて、コンビニで買った弁当を食って、酒を飲んでふて寝した。
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2009年11月24日(火曜日)

秋の出雲路ツーリング帰還日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , 22:40:00 天気:晴れ(米子)のちくもり(横浜)
 帰りはANA12:30くらい発の便だ。米子空港までは輪行も考えたが、乗換えを考えると自走した方が結局は楽だ。というわけで、空港まで走ることにした。
 ホテルを出て、昨日走った道を進んでゆく。朝の松江は凄い霧の世界で、交通量の少ない脇道を行かないと危険に思えた。何かが道をやって来そう、というか、霧笛を慕って太古の生物がやってきそうだ。
 大根島が見える頃から霧は晴れた。大根島の気になるポイント。打ち捨てられた廃船の背景に、風光明媚な中海の風景があるのが凄い。
 空港に着き、コンビニで簡単な昼食を買って、待合室でもそもそやったら、もう出発時間だ。チェックインして、一っ飛びして羽田に戻り、自宅までは輪行で戻った。それから荷物の始末をしていると、さすがに夜になってしまった。
 なんだかんだで、全員無事に戻れ、目的もまあまあ達成できたので、このツーリングも良しとしようではないか。また行く機会は有りそうだぞ。

2009年11月23日(月曜日)

秋の出雲路ツーリング単独行動日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 22:26:00 天気:いい天気
 出雲路三日目*1は、いまだ到達できていない美保関を襲うつもりだ。本当は世界遺産たる石見銀山まで足を伸ばすつもりだった。が、こんな好天に自転車に乗らないインドアな行動も寂しい。石見にはまた訪れる機会もあるだろう。だが美保関にはそう行くと思えない。ということで、進路を変更した。
 朝、ホテルで朝食を取る。書いてなかったが、ここのホテルはありがちなバイキング形式ではあるのだが、出雲そばが用意されている点が心憎い。もっとも、作り置きだが。
 MR-4Fを北に向かわせる。一応、東松江から対岸に渡るルートがあるのだが、そこまで交通量の多い道を行くのが嫌だったので、松江駅の北方で渡るルートを取った。橋を渡ると、交通量は激減して、走りやすい道になる。途中、建設中のバイパスの真下を通過する。道中、矢田の渡しという看板を見かけた。
 しばし細い1車線の道を走り続ける。のどかでいい感じだ。やがて対向2車線の綺麗に舗装された道になった。
 大根島への堰を渡ってゆく。ダンプが多いのがちょっと嫌だが、見ての通り左手にスペースがあるので、自転車にとっては走りやすい道だ。
 中海の眺めは、同じ内海ということで瀬戸内のそれと似ている。が、やはりもっと近いのは琵琶湖だろうか。波のある湖という雰囲気が濃厚だ。
 昨日は登頂しただけだった江島大橋を渡る。実は、ここは歩道に関しては自転車通行禁止なのだが、車道の方は車の横を自転車が通行するには十分に広いとは言えず、かといって占有すれば渋滞するほどの交通量なので、やむなく歩道を取ったのだ。ちょうど退避エリアに入ったところで、車道をローディーが登っていったが、さすがに這うようなスピードであり、車の方は飛ばすので、見ていて冷や冷やした。もっと明確に2輪車ゾーンを区別するとかしないと、そのうちに事故が起きるんじゃないかな。一方で、歩道の方は歩行者そのものがいない。
 江島大橋から、今日走るつもりの中海北岸を見る。大きな箱型建造物は、中規模の造船所だ。
 境港に入り、港を走ってから北岸に渡ろうとする。しかし、見えている境港大橋への進入経路がわからん。あれ、夏はどう入ったんだっけ。結局、一旦数ブロック南下し、南西方向からのランプに入ることができた。車は少ないし、登坂力はSatRDayよりあるMR-4Fだったが、それでもこれは恐怖の道のりだった。特に斜面では路肩に盛り上がりがあって、そこをうっかり踏むと転倒しそうだった。その上、緊急避難先の歩道も狭く、かつ段差が大きい旧式のものだ。実質、自転車、歩行者ともに通行困難な橋だった。他にエスケープルートがあるならそっちを取りたいが、江島北方の堰しかなさそうだ。ここにこそ渡し舟があればいいのに。
 橋を渡ると、一旦は西に大きく走った辺りで、ようやく下ろされる。そこから東に、美保関方面に走る。美保関はこの半島の突端手前にある小さな入り江にある。そこまでは、比較的新しい道が続く。まだ旧道が併走している部分も多い。
 美保関に到着する。ここには全国の事代主系*2恵比寿様の総社、美保神社がある。ここも大修繕を準備中らしく、募金10億とか20億とか景気のいい話が掲示されていた。境内には秋の名残があった。手入れの行き届いた神社の佇まいは、清清しくて良い。秋晴れの空に良く映える。(出雲)大社だけでは片詣りという話もあり、念入りに参拝して、お守りも購入した。自転車に貼れそうなサイズの交通安全祈願のお守りだ。
 細い路地をうろついていると、なにやら謂れのありそうな寺が見えた。後醍醐天皇らが隠岐に島流しになる際、この寺に滞在したという。重文の仏像を5体持つそうだが、開陳されている気配は無かった。
 ここで昼食にしたかったが、イカ焼きの屋台は多いものの、ちゃんと食事できる場所は目に入らない。美保関灯台にあるというビュッフェを当てにすることにした。
 美保関灯台まではちょっとした上りをこなした先にある。結構立派な駐車場があり、半分くらいは埋まっていただろうか。予想より栄えていた。
 ここは島根半島の先端にあり、三方を海に接していることもあり、また高台にあることもあり、大層風光明媚な場所だ。晴れていて良かった。
 ビュッフェは先の写真で灯台足元にある赤い屋根の建物だ。食堂に入るとちょうど昼飯時だったこともあって混んでいる様子。だが席はというと海に面したカウンター席だけ埋まっている状況だ。給仕の人が一人だけなので、回しきれてない様子。人の食事を見ると刺身定食が美味しそうだったので、食券を買い求めてからテーブル席*3に陣取った。程なく、カウンター席が空いたので、移動しておいた。定食はこの手の食堂にしては存外にまともな物であった。刺身はさすがに港町で鮮度が良く、揚げ物も作り置きじゃなくて揚げたてだった。美味しく頂いた。
 食後は灯台の周りを散策する。この灯台、山陰最古の現役灯台だという。明治期に建てられ、今も現役で使用されている。
 この灯台近くに、ちょっと異様な説明版がある。美保関事件という、大正期の海軍で発生した多重衝突事件の顛末を記したものだ。後に調べてみると、最終的に自決した軽巡神通艦長のご子息が、戦後に奔走して詳細を明らかにしたものだという。事件は危険を看過し、過酷な訓練を課した連合艦隊司令部の責任*4は問われず、現場責任者のうちただ一人、神通艦長の責を問うことに終始したという。
 散策中見かけた鳥居。隠岐を遥拝しているのか?
 美保関を後にし、松江に取って返す。宍道湖の夕日を見送らなければだわ。帰路で見かけた夫婦岩。島根は、つくづく神の国だ。
 帰路は、あの境大橋を渡り返したりしたくなかったので、江島北方の堰から渡ることにした。その手前で見かけた温泉スタンド。水温が30℃未満と低いせいか、いくら待っても温水は出てこなかった。
 江島を通過し、大根島も真ん中を突っ切っていった。このルートは最近出来たものらしいが、プチヒルクライムの色を帯びている。既に太陽と競争する状態だった。
 道端で見かけた巨大パラボラアンテナ。どう見ても民家の庭先にあるのだが、自前の電波天文台か?
 松江に戻り、来た道を帰り、大至急で宍道湖大橋南の公園を目指した。なんとか間に合った。宍道湖の夕陽を見送ることが出来た。百万言を費やしても形容しきれない美しさ。今日が晴れでよかった。言葉も無く見送った。
 それをTwitterにポストすると、直前にあさこ女史のポストが。写真を解析すると、ここから北方でのそれと見た。とりあえず、日が没しきるまで待ち、電話を入れてみた。程なく連絡が取れ、やはり夫君のまき氏とともに宍道湖大橋の上で夕陽を見ていたという。小十郎氏もなぜか一緒。夕食の宛があったので誘うと、了承が下りた。松江駅南方の鯛やという店は、17:30開店のはずだ。現地で集合し、やや開店が遅れたこともあり、少し慌しかったが、鯛茶漬けを中心としたメニューを堪能できた。
 今夜のサンライズ出雲で帰京する3人を駅まで見送り、一人ホテルに進路を取ったところでやはり買い物がしたいと思って駅北に出たところで、タイミング悪くまき&あさこに出くわしてしまい、生暖かい時間を過ごすことになったが、程なく本当にお別れ。僕は明日、最後に松江を発つ。
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2009年11月22日(日曜日)

秋の出雲路ツーリング二日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 23:46:00 天気:くもり時々晴れ
 二日目の今日は、中海南岸を走り、境港へ、そして美保関へと考えていた。
 とりあえず、朝は昨日より少し早い9:30に、同じ場所に集合する。昨日より少しだけしか早くできなかったのは、出雲市や東松江に宿を取らざるを得なかった人が出たためだ。それくらいに松江の宿が埋まっていたのだ。なんでだろうね。
 ともあれ、松江駅から東に向かい、出来るだけ中海に沿って走ってみた。一昨日走ったコースを取った他、とにかく海沿いに挑戦という心構えで走った結果、概ね77%程度海を見ながら走れた気がする。
 途中、行きでも見た風車を遠望しながら走り続け、最終的にはその足下を通過する
 行き止まりやら大冒険コースやらを楽しみつつ、安来の埋め立て地までやってきた。沖合に浮かぶ小島がラブリー。
 とうとう米子市内に至る。昼食にしようと思い、駅前まで出たが、商店街は見事なシャッター街になっているではないか。その一角で見た、日本に現存する最古の客車。製造は明治20年代だげな。
 飯をどうするべと鳩首会談を開催しているところに、ジモティと思しきおっさんが話しかけてきた。どっから来たのなどという他愛ない会話に続き、飯場所を聞くと、アーケード街入り口のラーメン屋か、その近くにあるカレー屋がいいという。カレー屋を目指す。確かにおいしそうな匂いだったが、意外に回転が悪く、ジリジリしてきた。そこで、近くのパスタ屋に手っ取り早く入る組と、カレー屋で待つ組に分かれる。僕はパスタ組を取った。
 パスタは生麺で、ベーコンとクリーミートマトソースで仕上げた、意外にボリュームがあるものだった。
 さらに北上してゆく。この辺で時間切れを意識し始め、幹線道路を突っ走ることが多くなってきた。ダメツーリングの気配が濃厚になってきた。目的達成できず、疲労もため込むという奴だ。ダメ幹事でごめん。
 ともあれ、境港に近づいたところで、いったん西に向かい、かの江島大橋に上ってみた。見晴らしポイントだ。
 境港に到達し、しばし散策する。時間的に、美保関到達は不可能だったので、ここで折り返すより他はない。輪行で帰ろうと考えた。
 夕暮れまでうろつく。水木しげるの素敵語録を顕彰した碑*1。実は前半があって、『若い時はがむしゃらに働きなさい』とある。そして歳を食ったらかくあれと申しておられるのだ。俺のように若い時から筋金入りの怠け者だった人間は、どうすればいいのだ。
 この水岸ゲル、いや水木しげるストリートには、各種妖怪像が揃っている。しょきしょき。
 さて、松江に戻らねばだわ。ここで石川氏が侠気を発揮し、『自走で帰ります』と別れていった。暗くなるなかを走るのは嫌だったので、他のみんなは輪行で戻ることに。するとまだ米子で乗り換えた辺りで、石川氏から『まだ着かんのかね』と電話が。速すぎです。
 松江に戻り、再集合して、駅近くの魚料理主体の店で夕食を取る。考えてみると、このツーリング中、全員集合しての会食はこの日だけだった。
 魚料理がおいしく、さすが松江は海産物の町と思った。が、意外に好評だったのが、ゴボウのチップだった。お代わりの希望が出て、自作出来んかと言う話題になったくらいだ。
 皆と別れ、ホテルに戻る。とりあえず全員率いてのツーリングは終わり、明日は自分の宿題を残すだけだ。
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2009年11月21日(土曜日)

秋の出雲路ツーリング初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 23:46:00 天気:くもり時々晴れ
 さて、初日は一畑電車で出雲大社方面に出て、その辺をうろうろする予定だ。
 朝は10:00に松江駅北口観光案内所に集合する。出がけに、MR-4Fのヘッドを増し締めしていた。実は昨日の朝、立場駅で輪行準備をしている時に、ちょっとした問題が起きたのだ。
 いつものようにハンドルを抜こうとカラムのヘッドキャップを取り、ハンドルバーをステムごと抜いて、さて固定しようと足元を見ると、何かがパラパラと落ちた。ん、と思って見ると、小さな金属製のボールだった。これはなんぞやと思って、MR-4Fをふと見てみると、なんとフォークが抜け掛かり、そこから見えているヘッドの下碗から、ベアリングがポロポロと落ちていたのだ。いやもう、びっくりだ。いやいや、実はヘッドが抜け掛かることは知っていたのだが、ヘッドがカセット式と信じ切っていたので、まさかこのような事態になるなんて夢にも思わなかったのだ。すぐに散らばったボールを拾い、碗に戻してから、ヘッドキャップで締め直した。もしかして玉がいくつか足りなくなったかもしれないが、昨日走った感じでは問題はなさそうだ。それにしてもびっくりした。ともあれ、昨日走っていて少しステアリングが軽すぎると思ったので、増し締めしたのだ。
 集合場所に揃ったところで、一畑電車松江しんじ湖温泉駅まで走る。ここから自転車をそのまま載せ、途中の川跡駅で降りた。この後で島根ワイナリーに寄るので、終点まで行かずに、乗換駅のここで降りることにしたのだ。
 島根ワイナリーまで淡々と走り、まずは試飲を。といってもアルコールは御法度であり、ブドウジュースをやってみた。
 昼食はここの喫茶室で取ることにした。頼んだのは和牛丼。まあ、値段相応ではないか。
 さらに西走し、出雲大社を素通りして、日御碕へと向かった。結構なアップダウンがあったが、車影は意外に薄く、楽しい道行きだった。
 日御碕の見物はこの灯台だが、複雑な海岸線のそこここに地学萌の人々を萌え立たせるものもある。やけに細い柱状節理だな。
 この風光明媚な岬をしばし散策し、出雲大社へと取って返した。
 出雲大社を参詣しようと、駐輪場所を聞きに観光案内所を訪ねると、なんと15:00で終了していた。やむなく、その辺のスペースに駐輪する。
 仮本殿を参拝し、隣の神楽殿にも足を伸ばす。しめ縄に賽銭を叩き込むとなにやら玄妙な効果ありとのことで、何人かが挑んでいた。
 この後、ぜんざいを食べたいねということで、門前町を散策したが、既に閉めていたりピンとこなかったりで空振りに終わる。結局、観光案内所近くの喫茶店に入った。団らんしつつぜんざいを……と思いきや、なんでみんな自分の世界に突入しますか。現代っ子はこれだから、などと嘆きつつ、自分もHT-03Aと睨めっこしている拙者。*1
 最後に旧JR出雲大社駅を見て、本日宿の都合で出雲市駅まで向かう人々を見送り、残りはまた一畑電車で松江に戻った。小十郎氏が危うく乗り遅れるところだった*2
 松江では、kimrin姉さんお勧めの店に入った。焼き物主体だが、謎の創作料理も散見された。これは肉うどん*3。うどんを肉で巻いて、串焼きしたものだ。変わった食べ方だ。
 ホテルに戻り、コインランドリーで昨日、本日分の洗濯をして、就眠。
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2009年11月20日(金曜日)

秋の出雲路ツーリング移動日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:51:00 天気:晴れのち曇り
 大体、会社に出勤する時刻に起床。荷物をまとめ、羽田空港にレッツゴーだ。
 羽田空港から米子空港までは1時間強。羽田空港では果ての果てにあるようなゲートまで延々と歩く。乗機は737でも最新の800シリーズ。天井からLCDが展開されてくる、面白い機内装備だ。とはいえ、窓は狭くて通路のレイアウトも良くないので、乗り降りにえらい時間が掛かった。
 米子空港に降り立ち、さてどうしようと考える。体の休息的にはさっさと松江に移動して投宿したいのだが、今後のことを考えると中海南岸のルートを見ておきたい。走ろう。
 ターミナル前でMR-4F改を組み立て、弓ヶ浜に沿って南下していった。弓ヶ浜は日本最大の砂州だそうだが、この辺にこんな膨大に砂を堆積させるような川があったっけ。
 弓ヶ浜のそこここに自転車を止め、記念写真と決め込む。R431は走りやすいのだが、防砂林のせいで海がちっとも見えない。
 米子市内で西に進路を取り、そこからは出来るだけ海沿いを走った。R9を避けるつもりだった。この辺は干拓と埋め立てが進行しており、そこここに工業団地が広がる。その一角に立つ、震災復興記念碑
 途中で大きな風車を見た。この辺の工場群に対し、たった一基の風車がどれほどの意味を持つことだろうか。
 安来から東出雲に入ると、途端に風景が荒涼としてくる。これで冷たい雨でも降っていれば、気分は盛り上がったのだが。いや、やっぱりイヤん。
 東松江の南方に国分寺跡と国府跡があるのを思い出し、探してうろつく。国分寺跡はその前の道路が工事中で近づけず。ずっと、回り込めば行けそうだが。国分寺跡は神社の裏手に柵で仕切ってあるのが見えた。たぶん、碑が一つ立っているくらいだろう。
 松江駅を目指して国府跡近くの田園風景を移動しているとき、日が山に掛かった。それに見とれつつ、田んぼのなかに走るあぜ道とも遊歩道とも言いかねる道を走っていたら、その田園風景の向こうで、素晴らしい夕焼けが始まった。今日は、拾いものをした気分だ。
 この辺で、同日に松江入りしていたまき&あさこ夫妻より、別々の経路で夕食の誘いをいただいた。この時は疲労を感じていたので、先にチェックインして考える旨返答し、松江駅へと急いだ。
 投宿したのはアルファーワン駅南。チェックインして荷物を部屋に置くと、途端に空腹が募ってきた。そこであさこ女史に電話し、夕食を共にしたい旨伝えると、京町という界隈に来るよう指示された。自転車で合流し、さらに同日松江入りしている小十郎氏、つっしーを呼び寄せ、蜆丼などを食した。早速、海鮮ゲットだぜ。
 ホテルに戻り、LOOX U+イーモバイルで快適アクセスしながら、明日の行程を考えた。結論:行き当たりばったりでいーじゃん。まあ、明日みんなの顔を見て決めよう。
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2009年9月13日(日曜日)

第13回南会津サイクルトレイン2日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:36:00 天気:くもりたまに好天
 今日は大きな登りも一つきりで、雨の心配も少ない、安楽なサイクリングを望めそうだった。が、このコースは地味に上り。風向きによっては足に来そうだが。
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2009年9月12日(土曜日)

第13回南会津サイクルトレイン1日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:55:00 天気:くもり主体で湿っぽい
 直前まで自転車の選択に迷っていたが、結局MR-4Fを連れてゆく事にした。坂では、この自転車が最強だ。
 残る問題は天気。さてさて、南会津の空はもってくれるか……。
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2009年8月18日(火曜日)

出雲の国ツーリング二日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 22:48:00 天気:快晴変わらず
 今日は比較的距離を走りそうだ。宍道湖を反時計回りに回り、境港でゲゲゲってから松江に引き返し、観光して帰るつもりだった。しかしこの道行き、かなり険しいものだった。
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2009年8月17日(月曜日)

出雲の国ツーリング初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 23:52:00 天気:快晴
 半日ほどもサンライズ出雲に揺られた末に、ついに出雲市駅に到着した。
 宿で荷物を受け取り、難なくSatRDayを組み立てて出発、と思いきや……。
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