Strange Days

HOME > Strange Days > | タイトル一覧 |
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 18 | 19 | 20 || Next»

2008年11月22日(土曜日)

秋のしまなみ海道2008初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , 星見 , デジタルカメラ 23:55:00 天気:好天
 一年置いての秋のしまなみ行だ。今年は自転車初心者が参加する関係で、あまり旨みのない広島県側をすっ飛ばし、三原から瀬戸田に直接上陸する。初めてのルートなので、ちょっとドキドキしながら羽田に向かった。
[続きを読む]

2008年11月02日(日曜日)

北柏から佐原まで

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 22:50:00 天気:晴れ
 最初『サハラまで』と変換されて、おおっ、なんと気宇壮大なと感心しかけたのは秘密だ。
 さて、今日はお久しぶりの三井氏からのお誘いで、チバラギ界隈を巡航しましょうというツーリングに出かけた。
 最初はSatRDayかMR-4Fを考えていた。が、集合地点の北柏まで、自宅からは3回、ないし4回*1の乗換えをこなさねばならない。めげそう……。まあサイクリングロードを走るだけみたいだし、ということでBromptonの出撃が決定された。
 思った通り、乗換えでひぃひぃ言いながら北柏に到着。Bromptonで良かった。今日は他にKaz&Tomoがタンデムで、Kimrin姐さんがロード、なぜかいる親爺殿は当然リカンベント、三井氏は輪行重視の結果かFretta。三井氏と大学サイクリング部つながりというお二方は、それぞれMTBとロードだ。えー、Bromptonの戦闘力が低すぎです。
 まずは手賀沼サイクリングロードを走る。広々として、まるで舗装の行き届いた荒川のようだ。しかも眺めははるかにいい。
 しばらく走ってから道を外れ、房総のむらというテーマパークに入った。ここでちょっとアップダウンをこなさねばならなかったけどな。
 この公園は拡大型歴史資料館みたいなもので、博物館と共に、古い町並みを再現した小さな通りがある。最初に*2博物館に入り、こぐ氏垂涎であろう寿司オンパレード*3を見学する。それから町並みの方にテクテクと歩いていった。ちょっと前に靴をリーボックの軽登山靴に変えたのだが、これがすばらしい。底のエアバックが衝撃を完全に吸収してしまうので、サイクリング時には鬼門の歩きでも疲れないのだ。
 再現されている町並みは、それほど長くは無いのだが、今日は特別に人通りが多く、賑わっていたらしい。ここで弁当を買い、虚無僧の尺八をBGMに、車座になって食べた。意外に安くついた。
 再出発して、利根川沿いのサイクリングロードを走る。ここで微妙に向かい風になったり、追い風になったりで、それぞれのペースで走る。風除けにとタンデムについて走ったりしたのだが、さすがにBromptonでは30km/hのペースが維持できず、結構単独走行で消耗してしまったりした。
 利根川の河川敷には、数多くが放牧されている。
 Bromptonのトップを今までに無く多用した走りを続け、そろそろへこたれて来た頃に、ようやく佐原に到着した。ここには古い町並みが残されている。倉敷のように運河を中心にしており、倉敷ほど見栄えのする町並みではない。しかし、倉敷のような作り物くささが無いのはいい。
 ここも祭りをやっていて、川舟にお囃子が乗って移動しているのが珍しい。ちょうど観光舟と行き交う所をパチリ。
 少し外れた辺りを散策し、通称千本格子の家に立ち寄る。夕陽が透けて綺麗だった。普段は一般開放してないところが多いそうだ。
 一度、佐原駅近くの観光案内所に出向き、夕餉の店を探す。ちょっと駅から外れた辺りに、うなぎ屋があるらしい。そこに向かうと開店直前という好機だったので、難なく個室を占有できた。うな重と白焼きなぞを摘みつつ、ビールをあおる。ビールがうまい。うなぎも旨かったが、たれがちょっと辛かった気がする。
 腹を満たし、真っ暗な中、駅まで自転車を押してゆき、JRで三々五々別れつつ帰宅した。帰り着くと、むしろ輪行に疲れ果てて、しばらく腰が立たなかった始末だ。
 ともあれ、久しぶりのマスツーリングは楽しかったな。三井隊長、そして同行した方々にお礼申し上げます。

2008年8月12日(火曜日)

角島~仙崎

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:41:00 天気:快晴
 さてさて、旅行の最終日になった。今日は結構移動量が大きい。
 まず、朝一で角島に向かった。兄の希望で、この角島大橋を走りたいということだったのだ。この辺の海水が澄んでいるのには驚いた。どこの沖縄ですかと言いたくなるくらいだ。海流の影響なんだろうか。
 結局、角島大橋は僕一人で走ることにした。Bromptonでだが、まだ交通量が少ないこともあって楽勝だ。ただ、船を通すためだろうか、鳩島を通過した辺りで、かなりのアップダウンを強いられる。ま、勢いで突破だ。
 角島灯台までは、兄と僕とで自転車で走った。つのしま自然館に抜ける道が良く分からず、プチ山岳戦をこなしてしまった。
 角島灯台近辺のキャンプ地も、水が澄んでいることもあってたいそう魅力的だった。海水浴客も多数繰り出している。
 角島を後にし、ここも未踏地だった仙崎に入る。観光船で青海島の周りをぐるりと回った。奇観、絶景の連続で、大層濃厚な時間だった。途中、岩場で写真屋さんが待っているのが面白い。右舷、左舷それぞれの客を撮り、後で申し込んでおけば記念写真を送ってもらえるという寸法だ。
 仙崎を後にし、山口市で温泉に入ってから、兄宅に戻った。いやあ、楽しい旅行でした。
No comments

2008年8月11日(月曜日)

萩周遊

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:12:00 天気:晴れだな
 今日は萩で遊ぶ予定だ。僕は一日萩を走り回るつもりで、姪たちは昼から海水浴するつもりのようだが、兄はどうしようかなと考えているようだった。
 午前中は義姉、姪(下)もレンタルサイクルで走ることになる。萩旧市街を横断する道を、ゆっくり走った。
 まずは菊が浜と橋本川を結ぶ水路から出る観光船に乗る。これも4年前に乗ったなあ。ちょっと船着場が上流側に移動していた。
 今日は風が少しあって、波しぶきが上がる。そのため、操船も慎重だった。しかし天気よく、眺めも最高だ。
 次に萩博物館に寄った。なんてことの無い展示物だった。これだったら熊谷美術館のほうが良かったなあ。
 食事は萩しーまーとで取るつもりだったので、ホテルに戻り、車で移動した。鮮魚店で鯖を買い求め、半身を刺身に、半身を塩焼きにしてもらう。鯖の刺身は、脂がとろりと甘く、旨い。姪たちは鯖の骨しか残さなかった。鯖の骨が柔らかかったら、何も残さなかったろう。
 午後は、兄一家は菊が浜で泳ぐことにし、兄も気が向いたら僕と合流するということで別れた。さて、自由時間だ。
 まずは伊藤博文生家に寄ってみた。東京の文京区にあったという伊藤の旧宅も移設されていた。旧湯川家に行きたくて、阿武川に掛かった橋を上っていると、日差しに頭がくらくらするのを感じた。これはいかん。出来るだけ涼しい場所で休みながら走ることにしよう。
 湯川家は水場に外からのせせらぎが引き込まれているのだが、これが涼しそうでうらやましい限りだ。今、こういう家を作ろうにも、水を引き込むのが不可能だろうな。
 橋本川に沿って走り、旧田中義一別邸に向かった。案内のご婦人と『4年前にも来たんですよー』などと話す。二階に上り、涼しい風に当たりながら、しばし寝転がって過ごした。
 その後、萩の外周をほぼ1周して、新堀川に掛かっている平安橋という古い橋を訪れた。とても古い橋で、江戸初期には架かっていたそうな。さらに中心部に戻り、菊屋屋敷の前にある久保田家、桂小五郎生家などを訪ね歩くも、あまりの暑さに消耗し始めていた。夕方には合流しなければならないので、いったんホテルに戻った。
 ホテルで兄たちと合流し、今度は夕日を見に笠山に上った。やや早めに行ったのが正解。日没直前に水平線に雲がわいて、陽が飲み込まれてしまったのだ。だが、それまでの眺めはやはり絶景だった。
 日没を見るのを諦め、ホテルに戻ってから、昨日とは違った店に向かった。その途中で毒々しいまでの夕焼けに遭遇した。なにか、今日も一日が無事に終わったなという感じだった。

No comments

2008年8月10日(日曜日)

秋吉台~萩

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:43:00 天気:晴れだ
 朝早くに兄宅を出て、車で秋吉台に向かった。姪(上)はすっかり落ち着いたもんだが、姪(下)がものすごく甘えるので弱る。こんな甘える子だったかな。
小郡近辺の山口~秋吉台自転車道に程近いコインランドリーの駐車場に車を入れ、そこから兄、姪(上)とともに秋吉台を目指す。4年前の記憶では、たいしたアップダウンは無かったはず。まあ、大丈夫でしょう。
 途中までは車道を走り、サイクリングロードに分岐してからが本番だ。途中で二本木峠という緩い峠を越える以外、これというアップダウンは無い。
 少し走ったところで、ブルーベリー狩りの看板を見つけたので、ショップに寄ってみた。暑くて消耗し始めていたので、ちょうどいい。
 真長田辺りで迷ったが、その後は川沿いの道を順調に走り続ける。この辺は涼やかでいい景色だな。
 やがてサイクリングロード終端、秋芳洞南に到着。ここで車組の義姉、姪(下)と合流する。
 秋芳洞には寄らず、展望台に上ってみた。この日は晴れで、多少雲もある絶好の日だった。撮れた写真はWindowsの壁紙にしたいくらいだ
 食事はこの先でしようということで、次の目的地の景清洞を目指す。秋芳洞の次に人気がある洞窟だ。駐車場に車を入れ、土産物屋で飯を食う。前回は食わなかった禅師河童蕎麦を注文する。意外にもゲテモノ感は無く、つるりと喉を通ってゆく。
 景清洞は、秋芳洞のようには石筍の類が発達せず、単に侵食されていった洞窟のようだ。面白いのが後半に待っている探検コース*1で、照明が無いので予めライト付のヘルメットを貸与されるのだ。また洞窟もそんなに整備されてないので、腰をかがめたりしながら通らねばならない。姪たちには大受けだった。
 次にサファリパーク。暑いのかやる気無さそうな象ややる気無さそうなライオンを見て通過する。トラは結構やる気だ。
 宿は萩に取ったので、先にチェックインしてから食事に出かけた。店は4年前にこぐ氏らと入った海鮮の店。相変わらず烏賊が異常に旨くて参る。しかし値段もかなりのものだ。ホテルが安かったし、民宿に泊まればこのレベルの飯を含めると1万は取られるよ、と自分を慰めるわれわれ一行だった。
No comments

2008年7月22日(火曜日)

遠野周遊2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 23:38:00 天気:概ね雨
 昨日は養生に努めたおかげで、体調の方はかなり戻ってきた。多少、無茶をしてもいいだろう。空がもつならばだが。そう、天気予報では、この地に雨が降る可能性は低く無いそうなのだ。いやあ、リカンベントは雨の日には切ない乗り物になるからなあ。まあ、それは考えないで置こう。
 早めに出発すれば雨の前に人界に戻ってこれるかもしれない。午前中の登坂を決意し、8:00にはユースを後にした。
 今日のコースは、漠然とした考えでは、山岳ステージのつもりだった。ふるさと村方面に走ってゆくと、石上山の手前だか向こうだかを回り込む形で南下してゆくと、なんとなく遠野の西方に出られそうだった。確かそういう道があったはず。そういうあやふやな記憶を頼りに、山岳ステージに挑んでみた。
 今までの限界点だったふるさと村をいつの間にか越えて、さらに走ってゆく。GPSだけが頼りだ。数多い碑の類を背景に記念撮影。しかし、この頃には山の上の方は雲に隠れ始めていた。禍々しい雲が流れてゆく。あれより早く登りきれるだろうか。
 GPSと睨めっこしながら、幹線道路を外れて林道を登り始めた。かつて南禅寺という大刹があったという看板を眺め、山道に入ってゆく。多少はスキルを獲得できたのか、SatRDayでの登坂もさほどつらくは無い。ギアは十分に足りているので、問題は緊急時の姿勢制御くらいだ。体重移動が難しいリカンベントでは、実にとっさの軌道修正と、トルクアップが難しいのだ。
 なんてことを考えながら登り続けていると、ポツリと顔にあたるものがあった。来た来た、来たよ。樹下にSatRDayを停め、雨具を着込んで、リュックにカバーを掛けた。しかし手袋は防水のものが無いし、靴はシースルーの奴だ。まあ、体が濡れないだけましということで。
 雨はかなり激しい。あっという間に山道は川になり、雨が激しく流れ落ちてゆく。それだけならまだしも、雷鳴が近づいている。頭上に来る度に、『生きて帰れますように』と神様だか聖霊だかに祈った。とりあえず電線の真下に移動して、雷の直撃からは安全になったと思われたが、電柱に直撃した日には、側撃で即死かも、とか怯えて過ごした。なにせ、周囲は樹が密生しているので、安全距離というものを取れないのだ。
 しばらく見ていると、雨がやや弱まったように思えた。雷鳴も弱まっている。この隙に越えてしまおうと走り出した。幸い、道に沿って電線が走っており、その近くを走れば、恐らくは落雷に直撃されることはあるまい。とはいえ、時折雷鳴が響き渡り、肝を冷やしたりした。
 走り出してしばらく、雨はむしろ強まってきた。でも、もう止まるにも止まれない。この危険地帯を出来るだけ早く通過するだけだ。高度500m超が峠で、そこからは下りにかかる。下りに強いリカンベントとはいえ、この雨の中だ、慎重にならざるを得ない。大体、顔に雨粒が直撃しまくるので、前が良く見えない。片手で雨を防ぎつつ、下っていった。
 下るうちに、次第に雷鳴は遠ざかり、雨も弱まっていった。やがて出たのは綾織の郵便局。遠野駅の西隣だ。とりあえず、山の方を通ってくるという目的は果たせた、のかな。
 近くにうどん屋があったので、冷やしぶっかけとちくわ天を食しながら、ささやかな作戦会議を開催した。雨はまだ降るかもしれない。なら、また山岳戦というのは考えものだ。この辺の観光物件を荒らしつつ、遠野市街に戻ることにしよう。ここからだと、千葉家の曲り家、続石が近い。二つとも未訪なのでちょうどいい。
 店を出て、千葉家の曲り家に向かった。ちょっとした峠道を登る途中に見える。びっくりするくらい立派な駐車場が備えられている。
 千葉家の曲り家は、この辺りの大地主だった千葉家の持ち家だったという。曲り家は南向きの厩、東向きの母屋を繋いだもので、どの曲り家も同じ様式で建てられている。千葉家のものもサイズは大きいのだが、部屋の作りが大きいだけで構造は踏襲しているという。
 厩舎だった部屋は展示室になっており、そこに若き日のヒロノミー訪問時の写真などがあった。
 曲り家を後にし、続石まで走る。こっちの駐車場は未舗装の、簡素なものだった。それでも必ず手洗い完備なのは、なにかのポリシーがあるのだろうか。
 湿っぽい山道をしばし歩くと、弁慶が昼寝したとか言う広場が現れた。続石はその少し先、祠の近くにあった。なんとも絶妙なバランスで載っているもんだ。最近多発している地震で落ちないか心配だ。
 この先はどうしようか、と思いつつ、駐車場に戻ると、空が暗くなってきた。コレは来るな、と思いつつ待っていたら、やはり雨が降り始めた。また雨具を着るのも面倒なので、これはやり過ごそう。幸い、東屋があって、そこで雨を凌げそうだ。小1時間ほど待っていると、雨は去っていった。ちょっと昼寝も出来て、快適だったな。
 時間的に午後も遅くなっていたので、ユースに戻ることにしよう。南西方向からユースにアプローチするコースに沿って、いくつかの観光物件があるようだ。その前に、道の駅に立ち寄ってなにか口に入れようと思った。しかし、今日が平日ゆえか、結構店が少ない。まあ、距離的にはさほど残ってないから、ユースに向かおう。
 幹線を逸れて最初の物件が太郎淵。むかし河童が住んでいて、それに懸想している雌河童もいて、などと書かれているのだが、見ての通り水が張られてない。手抜きだよ太郎淵、太郎淵手抜きだよ。紫陽花は青かったけどな。
 この先、南部藩主としてこの地を治めた女藩主の墓やら、飢饉時の石碑やらがあったが、地味すぎて萌えない。
 ユースに一番近かったのが、松崎の観音堂だった。周囲を大樹に囲まれ、なかなか楽しい場所だ。
 そこから道なりに走ってゆくと、やがてユースに戻った。こっちのコースの方が、車が居なくて気楽でいい感じだ。
 夕食は今日も美味い。今日はイングランド産の旅人も居て、ちょっと違った雰囲気だった。ちょっと湿っぽい天気を心配しながら就眠。

2008年7月21日(月曜日)

遠野周遊初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:44:00 天気:くもりやら晴れやら
 朝食は7:00からだった。ちょっと不調だなあと思いつつ朝食を取り、すぐに出かければいいのにぐずぐずしていた。結局、、自分の出立は9:00前になってしまう。その間、遠野YHの周りをうろうろしたり、出立する人々をぼけーっと見送る
 とりあえずSatRDayを漕ぎ出す。昨夜の観光案内を聞いて、荒川高原だの早池峰山だのといった高所に登りたいと思っていたのだが、体調が悪すぎてその気になれない。とりあえず、YH周辺散策に目標を変更した。
 とりあえず、山崎のコンセイサマ*1を見に行こうと、北に向かう。途中で伝承園の近くを通ると、まだ早いので人影がない。人気のないカッパ淵も良さそうだったので、急遽立ち寄る。
 常堅寺の裏手に回るとカッパ淵。ご覧の通り、今は淵でもなんでもない小川で、河童が潜む場所などなさそうだが、かつては深い淵だったそうだ。そこで浚渫する計画もあるとか。そこまでやるかな。
 山崎のコンセイサマは、その名の通り山崎部落にある。そこまでは結構な上りだ。途中、道端に思わせぶりに珍々型岩が設置されているが、本命は登りきって祠の中に収められている。高さ1.4mの自然石だとか。すぐ裏手に東北大学理学部の地震観測装置が設置されており、この珍妙な取り合わせに感じ入った。珍々岩の背後に地震観測器か。なんか丸いものが2つ並んでブーラブラしている様を思い浮かべてしまったではないか。
 コンセイサマの祠への上り口には、休憩所とトイレが設置されている。そこの自販機でコーヒーを買い、気力を奮い起こす。体調はますます悪化中。まあ、この辺をノタノタ回るべ。休憩所から南を見下ろすと、濃淡様々な緑に象られた遠野の村落を見下ろせる。なんともフォトジェニックな盆地だ。雲は低く、やや陰鬱な暗さがあってあはれなり。そんな時の彼方に霞んでいるような遠野だが、花の季節ということもあって、方々に彩を添えている。路傍の石と花を撮る。柳田は『路傍の塔石多きこと他国に比類なし』なんてことを書いていたと思うが、確かに凄く多い。これでも随分減ったのだそうだ。
 次は山口の水車小屋に行こう。ここも多少の上りがある。時期的なものなのだろうか。郊外に出るとどの家の周りにも、道端にも、花が丹精されている
 山口の水車小屋は、相も変わらずギッチョンバッシャンとばかりに回り続けていた。緑濃い遠野の水田で、黙ってかつての役目を果たし続けている。
 デンデラ野に向かう途中、道端に古参道と思われる鳥居を見つけた。
 デンデラ野では、実は去年立った草地の背後に、杭となんぞの藁葺き小屋があるのを発見した。小屋の中は泊まれそうな感じだ。虫どもに責め苛まれそうだがな。
 昼食時が近いので、ちょっと離れたふるさと村に向かった。ちょうど昼時で、食堂のほとんどを予約席が占めていたが、他に客が居なかったので助かった。今回は蕎麦を。ここも案外に美味しい蕎麦を出してくれる店だ。
 ふるさと村を散策する。ちょっと歩き回る気になれなかったので、こびるの店で団子など頂く。こびるとは、小昼と書いておやつを意味する言葉だ。
 ふるさと村を後にする。とりあえず市街地で休憩しながら見て回ろうと思い、駅方面に走る。こっちに来て驚いたのが、涼しいことと紫陽花。30℃を超えることは無く、紫陽花は盛りだといわんばかりに青々としている。
 遠野駅周辺では、遠野城下町資料館と博物館で時間を潰す。城下町資料館は遠野南部家の遺産などを展示している場所。大名行列道具の中に、鞘ごと刀を入れて運ぶ筒というものがあった。すると鞘の役割ってなんぞやという疑問が湧くが、これは鞘そのものに美術的価値が生じた故と解くべきだろう。
 早めにユースに帰り、ベッドでゴロゴロしていたら、夕食の時間になった。このユースの夕食は初めてだが、コレは美味しい。『XXの名産はYYでしょ、だからたっぷり使ったよ』という方向ではなくて、素材を吟味して普通の料理にしましたという方向性を感じた。野菜の多くは自家栽培の、しかも無農薬のものだという。コレだけ不調だから喉を通らないだろうと思いきや、完食してしまった。
 夕餉の際、このユースの裏手で蛍を拝めると聞いてびっくりした。裏手も裏手、駐輪場のすぐ裏だという。そこに排水溝があり、ちょっと藪が覆っている。そこに数十匹の蛍が群れているのだ。今年は横浜で見たが、あれよりずっと多くて、しかも体に止まりそうなくらい近くで見物できた。時期的にヘイケボタルだろうと思いきや、ゲンジボタルだとのことだった。かなり気温が低い*2なので、狂い咲きならぬ狂い孵化だろうか。
 21:00からのお茶会でおしゃべりして、すぐに就眠した。
No comments

2008年7月20日(日曜日)

荒川経由で遠野に

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:18:00 天気:晴れ(荒川)/くもり(遠野)
 さて、今日は荒川サイクリングの日。今日から4日間、フリーきっぷの有効期間なので、今日は荒川に途中まで参加してから、遠野に向かうことにした。
 朝、いつもの通りにSatRDayを戸塚まで走らせ、湘南新宿ラインで池袋に、各停で浮間舟渡に向かった。
 今日の参加者は20名くらいか。途中合流、離脱も多かったので、延べでは30名弱程度と思われた。
 今日の大物は、Scorpion FX。ドイツ製の畳めるトライクだ。畳めるって言っても、中折れになるだけなので、幅は変わらないのだが。
 とりあえず殿*1を勤めながら、のんびり走った。好天に恵まれ、両手両足ともにじりじりと焼けてゆくのを感じる。日焼け止めは顔にしか塗ってなかったので、慌てて塗りなおした。
 虹の広場で、岡山氏が久しぶりにというので、SatRDayを試乗に供する。そういえば、岡山ズSatRDay Mk.1はどうした。
 荒川サイクリングは最後の休憩地で離脱し、そこから少し下流にある橋を渡り、東京方面に向かった。意外にも、まっすぐ東京方面に出られるのだな。
 東京駅でSatRDayを畳み、盛岡行きの東北新幹線で新花巻、新花巻で釜石線に乗り換えて遠野に向かう。乗った車両がピカチューの描かれた恥ずべき車両で、俺は乗車中を写真に撮られて世界中の笑いものにならないかと気が気でなかった。ANAとタイアップしての企画らしいぞ。車中も背もたれカバーが紙製のコレ。ピカチューって、客観的にはキモイな。
 遠野に着いたのは日暮れ時だった。駅前でキモイ自転車を組み立て、とりあえず目に付いた食堂で夕食をとる。YHの夕食が19:00からだったので、間に合いそうに無かった。
 飯もそこそこに外に出た頃には、外は真っ暗だ。SatRDayはハブダイナモ装備だが、街灯すら乏しい遠野の郊外で役に立つかな。ともかく、この道でいいのかと不安を抱きつつ、一度通ったはずの道を伝承園方面に急ぐ。YHの近くで少し迷ったが、狐に化かされることも無くYHにたどり着いた。
 ユースの前で涼んでいた人々に、早速自転車を不思議がられる。キモイ自転車は、こういう場合にお得だ。早速試乗してもらったりする。関東圏ではそれなりに目にすることも多いリカンベントだが、遠野では存在自体が稀だ。話のネタになる。
 ユースは、ペアレントさんたちがいいノリで、21:00からのお茶会でも、その後の観光案内も、楽しい時間を過ごせた。いいね、後は料理だけが問題だ。
 かなり疲労していたので、早々に布団に入って寝てしまった。
No comments

2008年6月01日(日曜日)

第11回東京・南会津サイクルトレイン2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:14:00
 昨日の雨から一転して、好天に恵まれた2日目。只見から取って返し、布沢の分校跡で食事をし、軽く峠越えなどしながら走っていったのだった。しかし、内実少々しんどかった。
[続きを読む]
No comments

2008年5月31日(土曜日)

第11回東京・南会津サイクルトレイン初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:55:00
 確か第1回、業平橋集合だった回以来の雨の中の集合となった。いささか憂鬱な気分で浅草橋に向かったのだった。
[続きを読む]
No comments

2008年5月30日(金曜日)

南会津準備

暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:55:00 天気:雨に向かう
 明日は南会津だ! しかし雨の南会津になりそうだ。これでも雨に徹底的に降られまくったことは無いのだが、どうなることやら。
 ということで、自転車は自動的にBD-1に最終決定。SatRDayにも泥除けはあるが、雨の中の輪行解除、準備は憂鬱だ。
 仕事の状況が悪化して、土日の休みも風前の灯と思われたが、悪化しすぎてかえって土日は堂々と休めるようになった。その代わり、月曜日に休もうと思っていたのは不可になった。
 帰宅して、明日の準備をしようと思っていたのに、雑用を片付けていたら、23:00を過ぎてしまう。睡眠時間確保のためには、もう寝なければ。ざっと荷物を積んでおいて、とりあえず布団に入ることにする。
 明日は確実に雨か。憂鬱だ。
No comments

2008年5月04日(日曜日)

兄一家としまなみ自転車行2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:38:00 天気:好天だよ
 今回のしまなみ行では、いまだかつて無かったほどの人出に直面している。おかげでレンタルサイクルの借用にも、昼食場所の確保にも苦労している。とはいえ、人出が多くて活気あるしまなみ海道は、やはりいいものだ。
 朝、食事前に、非常に気になっていたものを撮る。同じ宿に、なにやら多数の自転車が滞在しているようだった。夜だったのであまり詳しくは見てなかったので、明るくなってから拝んで回った。すると、こんなものが。なんと、Tikitのトラベルケース付だ。奥手はBrompton2台。いやいや、こんなところでTikitに会おうとは。早くも旅姿のTikitを目撃してしまった。これは、かなり売れているのだな。残念ながら、これらの自転車は朝食中に出発してしまい、オーナーと会うことは出来なかった。
 帰路は、大山祇神社に立ち寄り、伯方島のさんわで昼食をとることにしていた。大山祇神社までは兄と走る。このアップダウンは、姪(上)にはちょっと厳しいと思ったからだ。
 車隊と合流して、宝物館、海事博物館を見学する。姪(上)は鉱物が好きなのか、海事博物館が意外に好評だった。
 ここから先は、姪(上)も自転車で走る。サイクリングロードを走っていると、途中からゆっくり走るお姉さんたちが痞えてしまい、のろのろ運転になる。まあ、それでよしだ。
 多々羅しまなみ公園でむらさきソフトを買おうと思いきや、なんと無い。アレは季節ものだったのか。バラと塩はあるのにな。大三島の和菓子屋で買ってきたいちごどら焼きを頂く。これはこれは、意外にもジューシーな苺が餡子とまあまあマッチしているではないか。期間限定品だが、実は方々の道の駅で売られていた。
 大三島橋を渡り、道の駅伯方に。ここからさんわまで走るのは面倒だと、自転車はここに置いて、車で移動することにした。さんわに接近するも、これが13組待ちとか言う恐ろしい状態だ。さんわが客で埋まる日が来るなんて。こんな辺鄙なところなのにね。まあ待つさ。ウェイティングリストに記入して、呼ばれるまで辺りをうろついていた。海を見ると、なぜかクサフグが群れている。産卵時期なのか。とにかく、どこの岸壁を回っても、クサフグがうろついていた。
 ようやく店内に通される。メニューが増えているな。ふつうの塩ラーメンの他、塩ラーメンこくウマ、とんこつ塩ラーメンってのもある。こくウマを頼んでみた。従来の塩よりも濃厚な味わいで、しばらく舌に残りそうな感じだ。
 店を出た時点で15:00。これから、大島を縦断しなければならない。大島縦断は、いつもながら退屈な道行だ。しかし、下りは爽快。
 道の駅で再集合して、最後の来島海峡大橋に挑む。途中で馬島に降りてみたところ、同じく降りたらしい原付の群れがエレベータに溜まり、上に戻るのにえらい時間を食ってしまった。
 無事にサンライズ糸山に到着。兄はここでレンタサイクルを乗り捨て、そのまま兄嫁の実家に向かうと言う。こんな長距離を走ったのは、兄も姪(上)も初めてだったので、大層楽しんでくれたようだ。次は兄嫁も姪(下)も一緒に走れたらいいね。
 さて、一人別れた僕は、ここから少し走った波方からフェリーで竹原に渡り、呉線で帰るつもりだ。フェリーが出るのは19:20。やはりオートバイが多くて、自転車は僕ともう一人くらいだ。竹原に渡り、これまた本数の少ない呉線を乗り継いで、帰宅した。
 毎度しまなみを走ってはいるが、活気のあるしまなみはいいもんだな。

2008年5月03日(土曜日)

兄一家としまなみ自転車行初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:18:00 天気:とてもよい
 今日明日と、兄一家としまなみを自転車で走る。兄嫁が車で併走する予定で、気楽な旅になるだろう。そう思っていた。
 8:00過ぎに兄が迎えに来ると言うことだったので、その頃に実家から少し通りに出た辺りで待った。首尾よく合流し、中国自動車道経由で尾道に向かう。向かうのだが、高速道路に乗るまでの道が渋滞し、尾道着は昼前になってしまった。人出が多いのだな。
 尾道到着が遅れたので、昼食は早めだが尾道で取ることにした。車を停めたスーパーの近くにあるお好み焼き屋でお好み焼きを食す。お好み焼きは、やはり広島のそれがうまいのである。
 食後は尾道駅から走り出す。走るのは兄と姪(上)だ。兄嫁と姪(下)は車で移動する。兄にはHardrock号を譲渡していたのだが、車に載りきらないので置いてきたと言う。兄はレンタルサイクルで走る気だ。姪(上)は自分用の子供用折り畳みを持ってきている。
 尾道駅で降り、レンタルサイクルを借りようとした時点出、恐るべき事実が発覚する。な、なんと、レンタルサイクルが全て出払っていると言うのだ。そんなの初めてだ。このGWは短い人が多かったので、常に無く人が集中したようだ。ずっと先、瀬戸田で借りられるか。
 ともあれ、兄は車で先まで移動し、僕と姪(上)だけが走ることになった。ルートはいつも通り、向島は南方を回り、因島は北を突っ切る。姪(上)は頑張って着いてくる。
 生口橋を渡り、瀬戸田手前のドルチェでアイス。なんだかドルチェの外観が変わっている気がする。また今まで見た事が無いくらいの人出だった。駐車場が満杯だ。ここまで、自転車も物凄く多かった。こんなに人に溢れたしまなみ海道は久しぶりだった。
 ドルチェで兄たちと落ち合う。なんでも、瀬戸田のレンタサイクルも全て出払っているとか。なんか凄いことになってるな。夕方までには戻ってくる自転車もあるだろう、などと話す。ここではデコポンを食す。
 少し先、瀬戸田の門前町で再合流し、商店街をうろついた。耕三寺の無料区画を徘徊し、商店街でコロッケを買い食いした。
 さらに姪(上)を引いて走り、大三島の道の駅で車隊と再合流。ここでようやく、兄用のレンタサイクルをゲットできた。一方、先行きの厳しさから、姪(上)は車隊となる。
 兄と二人で道の駅御島を目指す。到着したのが17:00過ぎだったので、店は閉まっていた。ってか、道の駅なのに閉店ありですか。
 大山祇神社は明日立ち寄るので、今日はスルー。大三島南西のアップダウンを越え、宿のふるさと憩いの家に到着した。
 その後、食事まで海辺を散策し、食後はビールなんぞ飲んで喋っていたが、物凄く眠かったので自室で寝てしまった。足を回した後のビールは、物凄く回るな。
No comments

2008年5月01日(木曜日)

四国南部ツーリング最終日:雨の中を帰還する

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:50:00 天気:くもり時々雨
 好天に恵まれ続けた今次ツーリングだが、最後の最後に雨につかまってしまった。とはいえ、もう帰るだけの気楽な道行。むしろ雨の四万十川を楽しみながら、実家に向かった。
[続きを読む]
No comments

2008年4月30日(水曜日)

四国南部ツーリング4日目:足摺岬周遊

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:31:00 天気:まだまだ好天
 四国南部を走る旅も、今日で実質最後だ。ホテルに荷物を置いて、足摺岬を走る。どう回るかは、足と相談しながら決めようと、適当に走り出したのだが。
[続きを読む]
No comments
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 18 | 19 | 20 || Next»