Strange Days

'05キャンプ二日目

2005年07月10日(日曜日) 17時57分 レジャー 天気:ずっとくもり

 昨日の雨も上がり、水浸しの中で朝を迎えた。とりあえず撤収し、昨日行けなかった温泉で汗を流す。
 異常事態には見舞われたものの、それ自身も楽しめたキャンプだった。


 朝、4:30くらいに目覚めた。既ににち氏は起き出しているようだ。きさ家も起きているのか、話し声が聞こえる。まだ眠かったので、5:00過ぎまで寝てから、ようやくテントを出た。外は霧がかかっているものの、雨は止んでいた。水は引ききってない。まだ芝には水が浮いている。
 タープは既に建て直されて、朝餉の準備が始まっていた。昨日の残り物主体なので、あまり人手は要さない。手持ち無沙汰になった我輩は、昨日あまり稼動させられなかったカメラを、この朝霧煙る世界に向けた。箱根の方面だろうか、雲の切れ目からのぞく山影が美しい。
 昨日作ったナンや、余った食材とカレーを組み合わせ、結構ヘビーな朝食になった。まあ、昨日の試練を越えた身には、食えるうちに食えという言葉が身に染みている。
 食事の後は設営した設備を撤去する。意外に被害は少なかったようだ。風が続かなかった点が大きかったかも。
 本来ならば、昨日のうちに近くの温泉に入り、その後で寝床に入る手はずになっていた。だが、昨夜の雨ではそれも果たせず、この後は温泉に入ることにした。
 車で移動し、開館時間を待つ。まだ1時間もある。駐車場の紫陽花は、さすがに高地だからか、今が盛りという塩梅だった。
 裏手に足湯があるというので、しばし浸かる。どうでもいいが、すこぶる温い。まあタダみたいだし、こういうものか。
 温泉の玄関に戻ると、開館前なのに列が出来ている。開館を待って、受付に雪崩れ込んだ。
 温泉に浸かり、やっと汗と垢を流した。昨日の体験が凄すぎて、今一現実味を感じなかったのだが、こうしてホッとしていると、やっと色々と振り返ることも出来るようになった。なんにせよ、誰も怪我しないでよかった。整備されたキャンプ場だったので、玄倉川の様な事態にはならないと読んではいたのだが。
 風呂上りに、休憩所でうだうだしながら、時間を潰す。後はどうするかという話になったのだが、きさ家が昨日の昼に行った蕎麦屋がウマーという話だったので、こぐ家、我々3名はそこに向かうことにする。きさ家とはここでお別れ。また来年。いや、その前に再会できるか。
 その蕎麦屋、麺の腰が強く、喉越しも良くて堪能した。こぐ氏がとった蕎麦掻も分けてもらう。もちもちして美味だった。
 ここでこぐ家とも別れ、にち氏と共にマモル氏の車で家まで送ってもらった。今回は車主体だったので、楽だったな。でも、次回は完全自走にしたい。
 R246はかなりのアップダウンが続くので、ここを行くのは辛そうに思えた。僕の前回の帰還経路、R1で国府津、国府津から酒匂川を遡り、山北でR246と合流し、御殿場に出るという道はどうだろうかと思った。一度、ロードで走ってみて、実施可能か決めたいところだ。

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