Strange Days

GX8がやってきた

2005年07月14日(木曜日) 23時08分 デジタルカメラ 天気:ずっとくもり

 朝、出社する準備をしていたら、固定電話が鳴った。こんな朝っぱらからなんぞやと思いつつ出てみると、郵便局からだった。なんでも、僕宛のものらしい荷物が来ているのだが、宛先書きの住所の一部が抜けているというのだ。今日来そうなものは、あれしかない。GX8だ。想像以上に早かったな。正しい住所を答えると、午前中いるかと聞く。夜しかいないと答えると、その頃うかがいますという答えが返ってきた。
 とりあえず、GX8が近くまで来ていると分かったので、残業を早めに切り上げて、帰宅した。
 家の近くに来ると、ちょうど郵便局のバンがやってきたところだった。やはり僕宛だったようで、部屋を空けようと鍵を出したところで、声を掛けられた。どうも朝に電話してきた人だったようだ。こんな時間まで仕事してるんだ。
 まあ、何はともあれ、GX8だ。開梱して、手に取ってみた。軽いなあ。PowerShot S1と変わらないんじゃないかと想像していたのだが、サイズも重さもかなり小さく、軽く感じる。
 電池を入れ、SDも差し、ストラップも着けて、試し撮りに中田中央公園に足を運んだ。もう盛りを過ぎた紫陽花をターゲットに、外付けフラッシュを使ったりもしながら、何枚か撮ってみた。作動感はどうもなあ。稼動部分が少ない代償か、シャッターが下りた瞬間を掴みにくい。擬似シャッター音を出すモードもあるが、なんだか画像を撮った瞬間とずれてる気がしてならない。まあ、気にしないでいいか。
 ファインダーが、本当のファインダーでしかないのには、ちょっとがっかり。本当に、単なる光学トンネルに過ぎないようで、付加情報がまったく無い。D70やS1の付加情報てんこ盛りのファインダー画面に慣れているので、かなり寂しく感じる。また沈胴式のレンズを延ばすと、ファインダーの左下隅がけられるのがなんとも。
 20枚ほど撮ったのだが、帰宅して見てみると、暗すぎたり、外付フラッシュを使った場合は明るすぎたりと、まともな写真が少なすぎる。また画像の粒度が、本当に800万画素かよと言いたくなるくらいに荒い。どうも、夜景で、感度自動調整にしていた結果、ノイズが激増したようだ。
 しかし、起動は早いし、明るい場所ならそれなりの絵になるしで、スナップ用には素晴らしい性能を発揮してくれそうだ。なんといってもワイドなのが嬉しい。同じ位置から、GX8S1を撮り較べてみると、こんなに違う。
 S1は、使っているうちに、対象から離れて撮ることが多いカメラだったのだが、このGX8は逆に寄って撮ることが多くなりそうだ。この三連休で、使い方を身に着けようと思う。


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