Strange Days

真夏のしまなみ海道を行く(2日目)

2005年08月12日(金曜日) 21時23分 天気:良好

大三島~伯方島~大島~糸山~今治市街


 朝、朝食後に少しゴロゴロしてから、適当な時間に出立した。料金が6000円になっているのにはびっくり。まあ3500円が安すぎたとも思うけど。まだこの値段でも値ごろ感はあるな。
 今日は大三島の北岸、伯方島の全周を回ってから、大島北岸を経由して四国に渡る。きつそうな場所は無い。でも吹き続く風がなんとも。今日も楽はさせてもらえそうに無い。
 まずは西岸を北上してゆく。去年も走った道だ。それなりにアップダウンがあるので、荷物が多いときつい場所だ。
 大山祇神社との分岐を通過し、さらに北上する。この辺からは立派なサイクリングロードが併走している。気楽に行かせてくれそうじゃないか、などと考えていたら、北部に入った辺りで山岳戦へと突入してゆく。なかなか、一筋縄では行かない。しかし真夏の山間部は木陰が嬉しくて、マイペースでゆっくり上って行けるものだ。
 サイクリングロードは、東岸に回り込む辺りで唐突に終わる。後は車道を走るだけだ。やがて多々羅大橋を仰ぎ見る位置に。
 さらに南下してゆくと、昨日は通り過ぎた大三島橋へのアプローチに入った。登り始めて気づいたのだが、前より登りやすくないか? どうも新しいルートが作られたようで、新旧2本が併走している。そういえば、入り口も前とは違っているように思えた。
 そうこうするうちに、大三島橋を渡った。道の駅に止まって、早速塩アイスを買い求める。体温冷却と塩分補給が出来て、一石二鳥ではないか。
 今回も昼食は三和でとった。一人でもそもそと食べるのは、ちょっと悲しいが。
 この後、前回はこのまま引き返したのだが、今日は伯方島を一周するコースを取った。伯方島は十分に開けていて、島のどこに行っても自販機か店を見つけることが出来た。自転車乗りには大きい。海岸線は気持ち良く走れた。
 最後の島、大島へと渡る。初めて北岸を通った。ルートを外しているせいだろうか、自転車乗りと会うことが少ない。ほんの数台という感じだ。こんな真夏に走りたくないというのもあるかもしれない。
 北岸でも多少の山岳戦はあった。しかし、概ね平地を、しかも拓けた場所を走ることになるので、風以外には問題は無い。いや、この陽射しもあるかな。夏のサイクリングは、風と日差しによる体力の消耗がきつい。
 バラ公園を無視して走り続けると、やがて来島海峡大橋の雄姿が視界には入ってきた。これが最後の上りになるはず。道の駅で一休みしてから、アプローチに入った。ちょっと足に来ていたが、ここまで来ればこっちのものだ。それにしても、アプローチそのものがループを描きながら上ってゆく様は、凄い眺めだ。
 長い橋をゆっくり渡り、四国本土に足を踏み入れた。糸山展望台から橋を眺める。それにしてもまあ、なんとでかいものを作ったことか。
 今回、サンライズ糸山が取れなかったので、宿は今治市内に取った。そこまで走り、駅前のホテルにチェックインする。自転車は1Fのロビーに置かせてもらえた。
 夕食に鉄板焼き鳥を買うつもりで、外に出た。今治城を眺め、街を縦横に走って探したのだが、案外に見つからないものだ。しかも、テイクアウトできそうな見せは見当たらない。本当は大丸の近くにあるという有名店で買いたかったのだが、見つからないなんてな。
 適当に食事を取ってから、ホテルに帰った。さて、明日は山を行くか、海岸を行くか。

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