Strange Days

木星を見ましょう

2000年08月02日(水曜日) 23時55分 星見

 2:30頃に木星に100EDを向けた。昨夜に較べると高度が高く、観望条件としてはかなり良いはずだ。既に中学校のネットの上に昇っている。シーイングは、高空に風があってシンチレーションが不安定なため、8/10程度だろうか。
 木星は思ったとおり昨夜よりも像がくっきりして、表面の縞は数本がくっきりと見え、極寄りの細かい縞も結構見えた。さらに太い縞が地との境界線でうねうねとうねる様も見えるような気がした。100EDでは、今までで一番良く見えた。しかし風のせいか、しばしな像が滲んでしまう。最初はあまりによく滲むのでそんなに風があるのかと思っていたのだが、やがて自分の体から発する熱気で接眼鏡に結露している事に気づいた。そこで団扇で風を送りながら眺めるようにすると、純粋に風によるものと思われる像の揺らぎ以外は改善された。風呂上りだったからな。
 土星に向けた。土星はやはり表面の縞が見えるような気がして、またカッシーニの間隙もかなりくっきり見えた。今夜はタイタンも近傍に光っているのが見えた。なんでも、シーイングが最高な、かつ暗い空の下ならば、輪の他の間隙まで見えることがあるそうだ。横浜の空ではそこまでは望めそうにない。
 後はプレアデス星団を眺めて寝た。



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