Strange Days

冬の星座と遭う

2005年09月08日(木曜日) 10時29分 星見 天気:凄い快晴

 体調を崩し気味で、昨晩は帰宅してしばらくして、爆睡モードに入ってしまった。
 真夜中に起き出して、ごそごそと雑用を片付けた。結局、雑用の時間が夜中にシフトするばかりで、転寝は睡眠時間の確保には役立たないな。
 そんな風にしていて、2:00頃にふと外に出てみた。夜空を見上げると、今までに無く暗い空が目に入った。暗いということは、空に光害を反射する浮遊物がないということで、シーイングが良いと言うことを意味する。風も少ないので、透明な空を望めそうだ。目を東にやると、空高くにボヤッとした光の塊を見つけた。ピンと来た。部屋に戻り、CANON 18*50ISを持ち出し、向けてみた。
 やはり、それは昴だった。慎重にピントを合わせると、明るい七姉妹の周りに、無数の微光星が群れている。まるで明るい星の向こうに暗い星が遥か彼方まで続いているように見える。
 東に向けると、ヒアデス星団のスケールの大きい眺めが。こちらは散漫な明るい星の背景に、やはり微光星が散在しているという感じ。ただし、視界の外までずっと続いているのが違う。ヒアデス星団を眺めるなら、もっと低倍率で見かけ視野の広い、ワイドビノの出番だな。
 ずっと気になっているのが、昴の北西に輝く、赤っぽい星だった。18*50ISを向けると、面積のある円盤に見えるから、惑星だろう。火星か。そういえば、大接近の時期だったかな。
 望遠鏡を持ち出したかったが、もう遅いので諦めた。


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