Strange Days

BD-MLの走り初めは日和ってトーキョーバイカーズの七福神めぐりに参加した

2006年01月03日(火曜日) 21時15分 自転車 天気:晴れた

 今日はBD-MLで告知されていた、多摩川オフに参加するつもりだった。まったり30kmくらいの走行なのだが、そこまでR246で向かい、帰りは解散場所の関戸橋から多摩ニュータウン通りを越えてくると、結構走られるはず。走り初めにいいぞと思っていた。
 が、朝一でメールチェックすると、幹事のまめ氏が体調不良で出られず、適当に開催してくださいというメールが飛んでいた。うーむ、誰もがわかりきったルートだし、開催はされるだろうが、ちょっとだけ不安だなあ。もう一つ不安なのが、昨夜の雨がまだ乾いておらず、路面が凍結していることだった。さすがに天下のR246は乾いているだろうが。ちょっと考えて、「ごめん、出ません」とメールを打った。濡れた路面をロードで行くのは、ちょっと不安だ。だが、この時間に家を出て集合時間に間に合わせるには、ロードで突っ走るしかない。あるいは、適当に輪行することも考えたが、やはりやめようと思った。今日参加する予定の面々とは、また荒川オフ辺りで会えるはずだし。案の定、不参加表明の直後、加藤画伯が幹事代行する旨、メールが飛んでいた。
 実は、他にも今日開催の、出たいオフがあった。トーキョーバイカーズでつかさ氏主催の鎌倉七福神オフだ。こっちに出よう。これならMTBで向かっても余裕で間に合う。とりあえず参加表明して、時間まで布団の中で待機した*1
 時間になり、今年の初乗りはEPIC号に決定。結構汚れているコイツで、日陰どころかそこら中で凍結している道をひた走り、境川に出た。空は晴れ、これならすぐに路面は乾くだろうと思えた。が、やはり凍結している路面の走行には、気を使う。タイヤが少し太いEPIC号でこれなんだから、ロードではこけて当たり前という状況ではないか。
 集合場所の藤沢駅南口に着いたのは、集合時刻のかなり前だった。既にkai氏ら数名が立っていた。境川を下ってくる、つかさ氏らの一行は、未着だった。もしかして、箱根駅伝に引っかかったか、などと話していると、参加表明の無かった戸田の谷口氏&Kimrin女史がやってきた。
 結局、集合時間を少し過ぎた頃、つかさ氏率いる境川組が到着した。パンクが一回あったらしい。早速出発する。
 境川沿いに出て、まずは江ノ島へと向かう。江ノ島はそれなりの混雑だった。まずはトイレ休憩、っと。今年の初自転車、かなり汚いEPIC号をパチリ。
 それから、江ノ島弁才天に向かった。ここに参るのは初めてだった。参道の人込みで、うんざりしてしまうからなあ。
 参拝を済ませ、ここで昼食ということにした。回転寿司屋に入った。たかが回転寿司と舐めきって、適当に一皿取って食す。うーん、ネタがやけにいいなあ。とろける様な大トロだった。さすがに気になって値段を見ると、げげっ、この皿は630円かよ。さらに840円、1050円の皿もあるらしい。恐るべし、回転寿司。さすがにみんな慄いてしまい、その後は皿を取る手が慎重になったという(笑)。
 適当に6皿ほど取って、値段は1600円以上になった。これならふつうの寿司屋の方がいいな。なんだって回転寿司屋が流行るのか、未だに理解できん。しかし腹は太った。ご馳走様。
 江ノ島を出て、海岸沿いをしばし走る。正月だというのに、元気なサイクリストとすれ違う。途中から江ノ電の沿線に向かった。こういう道があるとは、車のプレッシャーも無く、海が見えないことを除けば良い道だった。途中、力餅屋という和菓子屋に立ち寄る。ここで売りの力餅を三つほど買った。柔らかな餅を餡子で包んだ、一口サイズのお菓子だ。走行中の補給食に良いかもしれない。
 江ノ島弁才天を番外として、最初に立ち寄った鎌倉七福神の一が、御霊神社の福禄寿だった。簡素な神社で、すれ違った御神職は、なんとおばさんだった。多分、地元の人々が交代で務めているのでは。
 次に立ち寄ったのは、大刹長谷寺の大黒天。立派な駐車場を備え、拝観料を取って入場を許すこの寺は、隅々まで手入れが行き届いている。そのせいか、有り難味がいまいち。本堂もコンクリート打ちの近代建築なんだろうなあ。歴史というものを感じさせず、むしろ博物館のようだ。そそくさと本尊を拝観し、脇に配置してある大黒天を拝んだ。ここからの鎌倉の眺めは素晴らしい。
 本堂から下った脇には石造を配した古い窟があり、巡ることが出来る。頭を屈めて歩かねばならぬ部分もあり、なかなか情緒を感じさせてくれる。
 ここでまた補給。近くの肉屋さんが創作コロッケで有名らしい。手軽に補給するには、熱々の揚げ物は良さそうに思った。
 鎌倉を横断し、本覚寺に。恵比寿さんが脇に配置してある。ここで巫女さんのお寺さん版と遭遇。なんていうんだ、こりゃ。正式な仏事に加わるわけではなくて、あくまでもお手伝い的な立場なのか。
 次は妙隆寺の寿老人だったのだが、写真を撮るのを忘れていた。
 次が宝戒寺の毘沙門天。立派な参道があるのに、妙に小さな祠があるだけ。本堂の改築中らしいが、つかさ氏によれば去年も改築中だったよ、とのこと。謎だな。
 次が大物、鶴岡八幡宮。もちろんこの時刻に本殿にすぐに入れるわけが無く、向かって右の浮島にある弁財天の方だ。
 最後に向かったのが、北鎌倉の駅近くにある、浄智寺の布袋尊。ここも拝観料を取られた。山間の谷に設けられた洞窟の群れという印象。ヤグラという奴だな。
 ここで一応の解散となり、僕はつかさ氏に着いて戸塚まで戻り、ここから帰宅した。鶴岡八幡宮本殿にも参拝したし、これだけ拝みまくれば、今年は十分だろう。


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