Strange Days

抜歯された

2006年02月15日(水曜日) 17時18分 暮らし 天気:曇ってきた

 去年年末から歯医者に掛かっている。ここが平気で隔週とかの治療スケジュールなので、気長にやっている。ようやく崩壊した左上の糸切り歯の治療が終わり、今度は右奥だ。一番奥の親知らずと、その手前が崩壊しているのだが、親知らずは抜くことにして、臼歯の方は残したいねという医者の意見だった。まあ五十まで持てばいいんだが。
 残せるかどうか、悪い部分を削って、しっかり残るかどうか見てみましょうという話になった。まず麻酔されて、崩壊して残った歯根の上を覆う歯茎をざくざく切除する。ちょっと痛かったりする。それからドリルで臼歯をガンガン削られた。かつての歯医者なら、苦痛に耐久する忍耐を多く求められたものだが、今は麻酔技術が発達し、躊躇無く使ってくれるので、そういうことも無い。
 この先生、臼歯を削り、ピンで歯根を探りながら『ん、これなら取れるんじゃない』などと独り言を言いつつ、奥歯を探っている。麻酔が効いているので感覚は無い。なにやってるんだろう、と思いつつ、久しぶりに口中が血だらけになった治療が終わった。とりあえず、臼歯に蓋をしておしまい。
「親知らず抜いておきましたからねー」といわれてびっくり。そんなあっさり抜いたのか。しかしこの親知らずはかなり腐っていたので、簡単に動いたようだ。
 昔、親知らずを抜いたときは、とりあえず縫い合わしたものだが、今回はそれをしないみたい。また明後日、改めて傷口の処置をするという。
 なんか、奥歯の方がすっきりしすぎてイヤンな感じだが、ずっと腐れ縁を続けてきた悪友が居なくなったようで寂しい。いや実際は大歓迎だけどさ。



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