Strange Days

久しぶりに三崎で鮪を

2004年04月10日(土曜日) 12時26分 自転車 天気:良く晴れたなり

 来週にはやまアドのフィットネスライド75km、月末には懸案だったしまなみ海道ツーリング、来月には第4回東京・南会津サイクルトレインが実施される。立て続けに、それなりに走る行事に参加するのだから、少し走りこんで体をたたき起こしておかないと。というわけで、久しぶりに三浦半島に出かけることにした。
 10:15頃に家を出て、境川から南下していった。今日は午前中は北の風、午後からは南の風になるはずだった。しかし、境川を下っている段階では、西風が強めに感じていた。鎌倉近辺を突っ切っているときに助けてくれるだろうか。その鎌倉に差し掛かる。なぜか向かい風気味。合成風力の呪いか。
 ごちゃごちゃした感じの森戸~葉山を通過し、武山へと走る。風が弱まり、走りやすくなってきた。が、久しぶりに直面するこの近辺のアップダウンが、それまでの逆風下で消耗した足に堪えてきた。それでも、京急三崎口駅直前の坂も上りきった。
 油壺方面から回り込み、三崎港へと向かう。途中のヨットハーバーでD70を持ち出し、長閑な風景を写した。MZ3に較べると、カメラの『仕事してまっせー』感が頼もしく、バシバシ撮ってしまう。しばらくFINE-Lで撮っていたのだが、内藤氏の『FINEもNORMALも実際には違いが分かるまい』という意見を聞き、それは確かにそうだと思い直して、FINE-Nに切り替えた。これだけで撮影可能枚数が倍になる。つまり、4GBのMicroDriveだと、2.2k枚撮れてしまうのだ。もう、メディアの残量を気にする必要は無いのだ。
 三崎港に着き、ちりとてちんでちりとてちん丼を頼む。初めて知ったのだけど、これでも大盛りに出来るそうだ。まあふつうサイズでお願い、と告げた。食事が来るまでは、黄金色の発泡する液体(人体への注入により玄妙なる効果を及ぼすという)をキューっとやった。ここまでかなり汗をかいていたので、この一杯は良く回った。やってきた丼も、瞬く間に平らげてしまう。鮪パワーが全身に染み渡る。
 しばらく、港で風を浴びながら、D70を辺りの風景に向ける。コンパクトデジカメとは撮る気が違うぜ。さらにうらりに移動し、2Fのデッキでごろ寝する。暖かな、いや少し暑いくらいの日差しが降り注ぎ、いい塩梅だ。
 そうして、D70で気に入った風景を撮ったりしながら、15:00くらいまで過ごした。かの黄金色の液体が効力を発揮している間は、僕の場合足が全然回らなくなるので、帰路の急坂を登ることが物理的に不可能になってしまうのだ。
 やがて充分な休憩を取り、復調したので、家路に就いた。
 帰路、横浜方面から回ろうかとも思っていたのだが、そうするとR16、R1、あるいは厚木街道という混雑した道を抜けなければならない。それを嫌い、このままリターンすることにした。
 帰路は快調だ。すげえな、全然漕いでないのに40km/hまで出ている。下りでは……80km/hっていってますね、このスペシャのスピードメーター。狂っとるやんけ(爆)。どうやら、例のGPSとの混信が起こっているようだ。しかし謎の現象だ。大磯とかこの近辺とか、海辺を走っている時に限って起きる現象なのだ。なにがきっかけなのだろう。ともあれ、GPSで速度は分かるので、スペードメーターには気の済むまで高速を表示させた(滅)。この現象、武山を越えた辺りから軽減され始め、葉山で完全に収まった。
 帰りで一番きつい伊勢トンネルの手前で、干潮で露出した海底が、面白い形になっているのに目が行った。それを調査している学生らしき人々も。石碑も立っていたから、なにか名のある場所なのだろう。
 若宮大路入り口の下馬でコンビニに立ち寄り、江ノ島から裏道に入り、境川沿いに帰宅した。


Add Comments


____