昨日から吹き始めた風は、今朝はえらい勢いで吹き続けたものだ。どこか出かけようという野望を持っていた僕だが、寒さと風に負けて、あっさり引きこもる始末。なんと言う根性無し。
ともあれ、鹿児島の後始末はしなければ。木曜日の夜に受け取っていたトラベルケースを、ようやく開封した。中にはBD-1の他、自転車工具、着替え、雨具などを納めてあった。
いい機会だから、BD-1のトラベルケースへの収納を詳細に記録しておこう。
収納に使うのは、BikeFridayがトラベルケースとして販売しているもので、サムソナイトの大サイズスーツケースそのものだ。外寸は一般的な宅配便として最大サイズの3方合計160cmに収まるものだ。これと同じサイズのスーツケースになら、恐らくは無理なく収まるものと思われる。
まず、BD-1をある程度分解する。僕の場合、クランクが旧型の54系105だったので、クランクボルトがワンキーリリースではなく、簡単に外すことが出来ない。そこで、
画像のようにした。
- 前後輪を外す
- シートポストを抜く
- ペダルを外す
- ハンドルをアヘッド部から外す
- フロントフォークのリンク部を外す
フォークをばらすのは少し勇気が要るかもしれない。しかし、初期型を除くBirdyは、この部分は六角レンチだけで外せるので、クランク次第ではこっちの方が安全だ。BB軸がスクエアタイプの場合、クランクの抜き差しでFDの再調整が必要になる場合もあるので、フォークをばらすほうが話が早いだろう。例えばカプレオはスクエアタイプだ。
リンク部は外側のボルトから抜き、内側のものは位置決めのために回転止めの細工がしてあるので、無理に回さないこと。押し出すべし。最近のフレームでも、この辺は変わらなかったと思う。
クランクを外さないで、フォークもばらさないで入れるのは、かなり難しいと思われる。試してみた限りでは、トラベルケースの幅が少しだけ足りなかった。ケース次第では綺麗に入るかもしれない。
後は
ケースに収めるだけ。フレームは上下逆に置くのが収まりいいみたいだ。フォークの前半とハンドルは適当に入れて、タイヤを置いた後で入れなおす。
タイヤは
これくらいの位置に置く。スプロケ、フレームの保護材があるとなおいいだろう。さらにBikeFridayから買った場合についてくる、自転車保護用のパイプもさしておいた。最低限、これはあった方がいい。
これでも隙間がかなり出来るので、雨具や着替え、工具類は、かなり入れることが出来る。ヘルメットも入るだろうが、僕は雨具を優先してヘルメットは入れなかった。セキサイダーを入れるのはかなり難しい。可能性があるとすれば、自転車を挟み込むようにして、横向きに入れることだろう。
BD-1を宅配便扱いで発送できると分かったので、旅の自由度が広がった。大荷物を抱えて移動しなくて済むので、非常に楽になるのだ。BD-1の有用性が倍加した感じだ。
SatRDayでと思っていたGW旅行だが、BD-1が楽かなと思い始めている。どうしようかな。