Strange Days

過熱注意報

2004年05月14日(金曜日) 17時58分 コンピュータ 天気:すっきりとは晴れてない

 5月に入って、どうもPC群の挙動がおかしい。Linuxなサーバ機にSambaを入れて共有エリアを作ってあるのだが、そこへのアクセスにすげえ時間が掛かるのである。それだけでも大変なのに、インターネットアクセスまでも挙動不審になってきた。どうにも遅いのである。タイムアウトが頻発している感じ。
 こういう時、ウィルスを疑うべきだ。もしかしたら、どれかの機械がウィルスやスパムの踏み台にされているかもしれない。一応、ルータには外部からのアクセス全禁止の設定をしてあるのだが、このルータ自身がLinuxマシンに他ならない(Coregaの安物)ので、誰かにセキュリティホールを突かれる可能性は、いつだってある。一応、ファームウェアのアップデートはまめにやっているのだが、このアップデートそのものがそれほど頻繁ではないのだ。ということで、アクセスログを注意深く読み、ウィルスチェッカーでチェックしまくり、さらにはSpyBotでスパイウェアのチェックもやってみたのだった。が、どうも内部からの発呼は、僕がウェブ閲覧するとき、MUAがメールチェックに行くとき、NTPクライアントが時間を見に行くとき、の三つに限られている。これ以外に発呼している形跡は無い。ウィルスは発見されなかった。スパイウェアに関しても、見つかった一つはrelated.htmを書き換える奴で、回線性能に影響を与えるような性質は持ってない。謎だ。
 しばし考えて、ふと、回線機器そのものをチェックしてないのに気づいた。暑い日が続いたからなあ。まず、これらのマシン群を接続している、ちょっと古い、やはり安物の100MBPSスイッチングハブを掘り出した。いつの間にかテレビのブースターの下敷きになっていた。手にすると、こりゃ熱いよ。熱が逃げるスペースが無かったようだ。LEDを眺めていると、なぜだかコリジョンが頻発しているようだ。一度電源を切り、冷めてから入れなおした。すると、さっきまでの不調は嘘のように、ネットワークは安定を取り戻したのだった。ははあ、こういうことでしたか。
 うちのLinuxなサーバ様は、古いGateway社の筐体を使っているからか、いまいち排熱がよろしくないようだ。今度はこっちが飛びそうなので、やっぱり適当なNASを調達しようかと思っている。メルコのものなら250GBくらいでも3万円台だし、玄箱買えばもっと安く上がるし。真剣に考えようと思う。


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