Strange Days

キヤノンの新デジカメ

2001年01月10日(水曜日) 20時58分 デジタルギミック 天気:くもり

 愛用のE950も買って1年半経った。手に馴染んで使いやすいカメラではあるのだけれど、最新機種に較べればいろいろ物足りないところが感じられるようになった。特に、オリンパスE-10なんかに較べると、望遠が物足りないこと、描写力の限界が目立ってきたことは否めない。E-10は1枚写して見ただけだが、空気まで写りこみそうな描写力は凄いと思った。やはり、画素密度が倍増することは、描写力の向上につながるとはいえるようだ。
 E-10には動作がいまいち鈍いなど、それ以外の部分で食指が動かない。しかしここに、かなり近いスペックで、しかも手ぶれ防止機構がついた機種が、キヤノンから発表された。10倍ズーム搭載(F2.8-3.5相当)となると、手持ちではまともな撮影は不可能だが、銀塩カメラや双眼鏡で培った手ぶれ防止技術が、それを可能にしている。スタイルもなんだかかっこよさそう。問題は画素数が250万画素超クラスと今の水準からは物足りないこと、そして起動時の動作が鈍いというレポートだ。前者はレンズ構成から見てかなり暗い光学系になりそうなので、あるいは仕方ないのかもしれない。しかし後者は気になる。やはり瞬間的なシャッターチャンスと遭遇することはありうるからだ。またズーミングのスピードが遅いのも気に掛かる。連射速度も低いが、これは僕の使い方では多用しないので気にならない。それ以外のプレビュー速度などは、非常に快適なのだそうだ。
 レポートは英語版の、しかもβ機でのものなので、レンズ系はともかく、処理速度は変わる可能性もある。しかし現状でもかなり魅力的に感じる。ううむ、E990後継まで待つつもりだったのだが、これ買っちゃうかな。あるいはE990後継(あるいはもう一クラス下の機種)+レンズ交換式1眼デジカメを買うか。これから春にかけて新機種の発表が相次ぐはずなので、また魅力的な機種も登場するのだろう。


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