Strange Days

プロトコルとの戦い

2001年02月07日(水曜日) 23時10分 コンピュータ 天気:寒い雨空

 昨日からの熱が退かず、会社を休む。体の節々が痛くてヤになるぜ。こういうときでも、PCをいじるだけなら負担にならないので助かる。
 昼過ぎまで寝て起き出し、どうにも調子が悪い我がネットワークの調整に掛かった。
 どういう状況かというと、ファイルサーバとして使っているOS/2機の共有ドライブが、他のWindowsな機械から見えたり見えなかったりするのである。特にWindow95/98/Meの系統から見たときに、なぜか見えたり見えなかったりする。一方、Windows2000からは常時接続可能だ。さらにLinuxな機械からsmbclientを使っての接続も可能。
 OS/2機の足回りは、今はTCPBEUIのみにしてあり、それにあわせて他のWindows機からもNETBEUIを取り除いていた。Linux機で走らせているsambaはSMBこそしゃべるものの足回りはTCP/IPだ(つまりNETBIOS over TCP/IP?)。それに統一したつもりだったのだが......。
 NETBEUIの名前参照の方式は基本的にブロードキャスト式なのだが、ブラウズマスタだとかDNSによる解決だとか色んなケースがあってわけがわからん。ネットへの負荷も軽くは無いだろう。しかし考えてみればルータ越えが出来ないプロトコルは、ローカルなネットワークではセキュアかも知れんな。なんて事を思いつつなぜか常に調子がよいWindows2000機のネットワーク設定を眺めていたら、これ、常にNETBEUIがバインドされているんだな。ためしに外してみると、やはりOS/2機へのアクセスが不可能になった。正確にはIPアドレス決め打ちでならアクセスできるので、名前解決に失敗している模様。もう全ての機械にNETBEUIをぶち込んで、さっくりアクセスできるように戻した。これでWindows2000機からもMeからもアクセスできる。ところが、唯一のWindows95機であるLibretto20から、他のWindows機へのアクセスが出来なくなってしまった。なぜかWarp機へは可能なのだ。調べた限り、TCP/IPでNETBIOSが使用可能になって"ない"と、他のWindows機へのアクセスが出来ないようだ。Windows98以降ではこのチェックボックスは常にチェックされているので、Windows同士は基本的にTNBで会話しているのだろうか。
 ともあれ、ほとんどの機械がお互いにアクセスできるようになった。ところが、今度はOS/2機とLinux機が相互に参照できなくなったのである。どういうこと?(X_X)
 と、ここまで書いて気づいたのだが、もしかしてOS/2機のNETBIOSが、TCP/IPでは使用可能になってないのかもしれない。ネットワーク設定で記述順を入れ替えたらどうなるだろう。
 ともかく、この状態でLinux機上のsambaを起動すると、見事に共有ディレクトリを参照出来るようになった。後少しという感じだ。でも自前でBINDを立てたりNFSでLinux同士の共有を実現したりしたのだが、もうちょっと悩みそうな感じ。


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