Strange Days

双眼鏡で星を見よう

2001年03月13日(火曜日) 23時55分 星見

 今日は比較的早く帰れたが、最近の残業続きで疲れきっていたので、あまり気張ってベランダに出る気になれない。ここは手早く済ませようと思い、20*80双眼鏡を出した。
 ちょっと霞があるかなと思ったのだが、思いのほか透明な星空だった。M42できっちりピントを出した。散光がやや薄いかな。さすがに南中していた頃のような迫力はない。
 M41は楽勝で見える。しかし既にかなり低高度なので、そんなにたくさんの微光星が見えるわけではない。M93は良く分からない。位置的に前の家の屋根に隠れていたかもしれない。M47は割と簡単に発見できた。M46もおぼろげに見えたような気がしたが、これは気のせいかも、M50は天の川にまぎれてしまって分からない。M48は見えたような見えないような。
 これで一応満足して双眼鏡を引っ込めた。
 寝る前にふと空を見ると、月が皓々と輝いていた。ちょっと見にカメラ三脚と、高橋の20*50フィールドスコープを出した。三脚が重くて安定しているからだろうか、ミニ三脚で見るより圧倒的に好印象の見え味だった。月はくっきりと良く見え、アリスタルコスの白点、縦横に走る山脈や、大型クレーターの中央山稜まで良く見えた。このスコープ、いまいち評価が安定しないのだが、要するに脚がダメだったのだろうか。他の星を見ても、比較的にくっきりと見える。さすが高橋、というほどではないにしても、値段の割に良好な見え味だ。高橋の60mはどれくらい見えるのだろう。


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