Strange Days

嗚呼、大転倒(いや大げさな)

2001年04月06日(金曜日) 22時37分 自転車 天気:くもり

 週末の夜ということで、ちょっと浮かれながら帰宅。しかし雲が多く、星見はほとんど不可能な状況だ。一応、C8EXをベランダに出しては見たが、オリオン大星雲も精彩を書いて、面白みが無い。そうそうに引き上げた。
 真夜中のことだった。寝る前にもう少し星見しようと思い、メッセンジャーバッグに18*50IS、ロカティオ、PHSを詰め込んで、例の球技場まで自転車を飛ばした(いや本当に空中を飛翔したわけではない)。
 ここは北方に広く開け、なおかつ近くに大光源も無いので、思ったより暗い。幹線道路がやや離れているせいか、静かだ。夏くらいには絶好の散歩道として知られるようになるだろうから、この状況はいつまで享受できるだろうか。
 18*50ISを取り出して、ひとしきり星を見て回ったが、雲が多くて面白みにかけることおびただしい。双眼鏡は仕舞ってロカティオでこの場所を定位した。思ったとおりの場所だ! いや、単に使ってみたかっただけなんですけど。しかしGPS測位、さらにはPHS経由(3本ビンビンに立っていた)の地図ダウンロードの間、暗い公園の中に突っ立っているのは、そこはかとない居心地の悪さを感じる。特に、数台通過した車が、スピードを落としてこちらを眺める風だったのは......(なにかと間違われたか)。
 まあ星も見えないし、そろそろ帰るかい。その前に、ちょっと北側に走ってみた。北の方には畑が広がっていて、本当に真っ暗だ。北に向けてちょっと上りになっている。この自転車、上りにちょっと弱くて、脆弱なエンジンである俺様にはちょいとつらい。しばらく走って、本当に畑また畑だったので、そろそろと引き返した。ミニベロは街中で乗るものみたい。
 帰りはやや下りなので、放っておいてもスピードが出る出る。調子に乗って飛ばしていたら、T字路で曲がりきれず転倒してしまった。最後の最後まで減速しつつ踏ん張ったせいか、膝をちょっと傷つけただけだった。でもなんだかちょっと愉快だ。最近、こけて怪我するような危険な状況に自ら進んでなった覚えはない。少しだけ野生を取り戻した気がする。しかし全てのツケがメッセンジャーバッグに回った。倒れた時に泥が着いてしまったのだ。帰宅した時に気づいたので、ティッシュで出来るだけ拭い取っておいた。しかし自らの役割は果たし、中身の双眼鏡、ロカティオ、PHSは無傷だった。また自転車にも目立った傷は無く、フレームが歪んだりもしてないようだ。
 曲がりきれないほどスピードを出してしまったのは、ライトが低出力でスピード感がつかめなかったからだろう。今使っているのは単三2本で点灯するものなのだが、単三4本タイプの方が良いだろう。それと、消したまま走り出してしまうことが良くあるので、自動点灯タイプのLEDライトも用意したほうが良いかも。それと、バックミラーが欲しい。
 なんか小物ばかりごてごてとつけるのも考えものだ。


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