Strange Days

KT-10製作開始

2001年05月05日(土曜日) 23時14分 星見 天気:晴れてきてますなあ

 この週末は、それなりに晴れ間の多い良い天気になった。子供の日らしい心地よい風に誘われるようにして、KT-10の製作に取り掛かった。
 塗装を先にしようか後にしようか迷ったが、加工の便を考えて塗装は後回し、最初に組み立てまで行ってみた。
 まず説明書を見ながら、鏡筒側面に補助線を描いて行く。基本的に、スパイダー3本が120度ずつの同一断面に、そしてそのうちの一線の中央に接眼部が来る。鏡筒を縦に3等分するような線を引き、そのうち一つの対面にもう1本引く。そして鏡筒から一定のところにスパイダー用の穴三つを、そこからさらに下がった位置に、接眼部貫通用とその固定用の穴をあける。接眼部貫通用のものはかなり大きいので、最初に錐で短い切れ込みを作り、そこから細い木工用ノコで切り出した。断面はやすりで仕上げておく。残りの穴は全てネジ用の穴なので、錐で開け、ネジを通すことで広げておく。それでも足りない場合は、細いやすりで削り広げた。
 一応、接眼部とスパイダーの固定を確認し、次に主鏡に取り掛かった。主鏡を固定用セルに入れ、さらに大きなセルに入れて、間を調節用ネジで繋ぐ。そして主鏡ユニットの固定ネジ穴を鏡筒に開け、仮止めした。この状態で外の目標に向けると、おお、一応見える。まあ微調整は後回しだ。
 次に塗装。まず黒いアクリル絵の具を溶いて、内面に塗ってゆく。想像していたよりはるかに捗る。塗ってみたところ、思いのほか反射するようだ......。とりあえず塗るだけ塗ってみよう。
 次に外面。こっちはオレンジ色に塗ってゆく。これはイメージ通りの鮮やかな発色だった。このアクリルカラー、乾くと耐水性らしい。そんなに濡らしはしないが、心強いことだ。
 一度内外を塗り、乾燥させ、その上に重ね塗りする。こうすると、塗り斑が目立たなくなり、また先に引いた補助線も隠れてくれる......。でもまだ見えてるな。どうしてもということなら、もう1回塗るか。今はこれで良い。
 鏡筒を乾燥させながら、今日はここまで。


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