Strange Days
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今夜は星見日和
2001年05月13日(日曜日) 22時47分
星見
天気:晴れ
昼の間、Diablo2したりウェブ文書のお手入れを久しぶりにやったりして、ダラダラ過ごした。その挙句に昼寝までする始末。うぁ、もうダメダメ。
しかし、見上げる青空は昨夜よりなおも青い。昨夜の星見はやや不本意な結果に終わったが、この分なら......。
夜が更けてくると、思ったとおり透明な夜空が広がっていた。5月にしては上々。シーイングは6/10くらいだろうか。
18*50ISを担いで、自転車でいつもの丘に登った。既にさそり座は南中している。さそりの配列をなぞりながら、まずM4を探してみたが、これは良く見えなかった。次にM6。これはすぐに分かった。昨夜より星たちが明るく、かなり明瞭に見えた。月がさらに東にずれているのも好条件だった。M7も結構くっきり見分けられた。M8はすぐに発見できたが、散光はまるで感じられない。
ここでふと気になったものに目を向けた。さっきM6を探す時、さそり座の尻尾の付け根にある二つ並んだ星の真下(南)辺りで、散開星団と思しき物を見かけていたのだ。もう一度さそり座の半ば辺りの星の並びから、南の方にあるさらに小さな二つの星の並びに目をやると、その少し北に散開星団らしき天体を確認できた。やはり、小振りな散開星団に思える。
帰宅して、星図で確認すると、じょうぎ座のNGC6087のように思えた。結構明るい(6等星相当)星団で、さそり座の南方にある。カノープスほどではないが、地平線に結構近い、低高度の天体だ。じょうぎ座なんて、存在は知っていたが意識したのは生まれて初めてのことだ。
ベランダに100EDを出した。こいつを出すのは久しぶりだな。C8EXとの比較でちょっと評価を下げていたのだが、C8EXに較べれば取り回ししやすいのは助かる。
まずSW24.5を着けてM4に挑んだ。うん、おぼろげに見えている。今夜のシーイングは、やはり悪くは無い。次にM6。さすがに双眼鏡で見るより明るく、迫力ある眺めになる。M7もはっきり見える。M8も微小な星が見え、またわずかに散光が感じられた。M22も見ようとしたが、置いた位置が悪くてのぞき難く、さっさと諦めた。
さて、例のNGC6087(?)だが、ちょうどじょうぎ座が、ベランダ正面の家の間に顔を出している時だったので、さっきの手順で探してみた。やはりある。位置的にはNGC6087に間違いないように思える。100mmで見ると、微光星が10~20ほど群れているのが分かる。その広がりは、視直径でM6の1/5程度というところだろうか?
今までM天体くらいしか追ってなかったけど、Mナンバー外のNGC天体もこれだけ見えるのなら、まだまだ星見の材料はつきまじという感じだ。
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