Strange Days

星見ではなく星座見

2001年05月20日(日曜日) 23時55分 星見

 真夜中、いつものように散歩に出かけた。実は土曜の深夜にまたしてもこけてしまい、右のバーエンドに取り付けてあったミラーが明後日の方向に向いてしまった。改めて締めなおし、さらにサイクルコンピュータのマグネットが、またもやずれていたのも修正した。なんだか、だんだん傷だらけになってゆくような......。しかし、色んなオプションが緩衝材になり、それほど深刻な傷はついてないようだ。
 今日からコースを少し変えた。前のコースでは本気で走ると10分程度で一周できるので、かなり物足りないのだ。いったん東に走り、そこから御霊神社に北上してから例の丘へと至るコースにすると、適度なアップダウンがあって適度な運動になる。また物足りならなくなってくるだろうから、そうしたら更に距離を伸ばそう。しかし、もう幹線道路を通らないで距離を伸ばすのは難しいかも。
 御霊神社からアップダウンを繰り返し、最後の坂を登りきると、相変わらず荒涼とした丘の上だ。今日は18*50ISではなく、ワイドビノを持っていった。18*50ISだと、高倍率に過ぎて夜空でも星座でもなく星を見るという感じだが、ワイドビノの低倍率広視界なら、まさに星空散歩というにふさわしい眺めになる。
 あいにく、シーイングは4/10程度だったが、目が慣れるとさそり座の全景がほとんど一望できる。火星はいて座との境目にふんぞり返っている。目を天頂へと投げ上げると、夏の大三角形がほとんど視野に入ってきた。北東に目をやると、そこにははくちょう座の十字形が浮かんでいる。もちろん、本当に十字があるわけではないけれど、そう見えるのも不思議じゃないくらいの、整った星の配列だ。これを見たかつての人々は、これを配列した"意思"の存在を感じただろう。


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