Strange Days

子供自然公園

2001年09月02日(日曜日) 21時28分 自転車 天気:曇り気味

 11:00前に目覚めた。前日の疲労が残っている。今日はまた東京に出て皇居周辺を走るつもりだったのだが、時間的にどうだろう。ちょっと考えて、予定を変更した。割と近所にある横浜市子供自然公園なるところに向かうことにした。ここは比較的広い公園で、園内の随所にダートがあるんだとか。ダートといえばMTBでしょう。ということで、MTBハードロック号で発進。
 しばらく地図を眺めて、概ね北進していくつかの目印を見つけながら進めば、それほど遠くでもなさそうに思えた。が、最初の目印としたコンビニの捜索に失敗。後で気づいたのだが、道順を完全に誤解していた。こういうときにはロカティオが大活躍だ。コンパスと見比べて(ロカティオは方位までは出せない)、位置を確認しながら進んだ。
 気の遠くなりそうな(20%?)坂道に差し掛かり、しかしふと南に向かっている気がして、またロカティオで確認。その通りだった。危ない危ない。細い道を通り、丘を越え、やがて太い幹線に出た。ここは緑園都市のメインストリートのはずだ。またしても丘を越えてゆく。その途中で、ふとひざに何かがまつわりつく感覚が走った。一瞬目をやると、しかし既にその何かは落ちてしまったようだ。気にせず丘の頂上にまで進み、小休止を取った。ボトルからポカリを飲むと、なぜか髪がまつわりついてくる。髪が、髪が......。なんと、うしろで縛っていたバンドが外れている。さっきの謎感覚の正体は、実は髪から取れたバンドだったのだ。慌てて来た道を戻り、道に目を凝らしながら歩く怪しい男を演じながら(というかその通り)、丘を下っていった。見つからなかったらどうしよう。テープで縛っておくか、とまで考えてのだが、やがて無事に発見。今度はきつめに縛りましょ。
 この道をひたすら走り、この辺かと思える辺りで右折した。行く先に、なんだか緑が多そうな気がした。ここからはほとんど迷路で、道が曲がりくねっている上、辻で道が五つに分かれているなんて事態も珍しくない。それでも、やがて緑の鬱蒼と茂る場所に来た。
 MTBを押して、緑の区画に入った。道は山道のようで、自転車で入るには躊躇する。どこか、他に正式な入り口があるのではないか。そう思って、この緑に沿ってMTBを走らせた。やがて、もう少しましな道と、そこで遊ぶ多くの人が目に入ってきた。自転車もいるようだ。ここなら問題なさそう。
 MTBを乗り入れ、やや荒れた道を下ってゆくと、よく整備された硬い土の道が現れた。これが公園のメインストリートらしい。家族連れで一杯だ。その間を、最徐行しながら回っていった(お子様はいつ飛び出すか分からないので)。
 公園内には池がいくつかあり、そこで釣りをしている人もいる。『投げ釣り禁止』という看板はそこら中に立っているのだが。投げ釣りじゃなきゃいいのか。
 やがて公園の正面口に着いた。自販機や売店もあり、結構な賑わいだ。自販機でコーヒー牛乳(この薄ら馬鹿な名称が消えるなんて、返す返すも惜しいことだ)を買い、池を眺めながら飲む。
 園内を自転車で散歩したり、高台にある休憩所でのんびりしたりしながらしばし過ごしたが、時間が16:00に近づいたので重い腰をあげる。
 公園を出て、さっきの幹線をさらに北上すると、二俣川についた。そこから線路を渡ると、国道40号線に出る。ここをたどって行けば、三ツ境まで出るはずだ。今日は三ツ境のサガミサイクルセンターと町田のたかだフレンドを訪ねて、手頃なロードバイクを探すつもりだったのだが。この分では町田は大変そうだ。サガミのみにする。
 三ツ境方面と泉の方面との分岐点で、"サガミ"という看板を発見。おや、こんなところにも自転車屋が。店員のお兄さんにロードバイクの事を聞くと、「もう一軒の店舗の方が在庫も豊富です」と言われる。ここはサガミサイクルセンターの別店舗らしい。
 もう少し進むと、サガミサイクルセンターに至る。店内でロードバイクのことを聞くと、ピナレロのバイクを薦められた。コンポーネントのグレードは低い(ティアグラ)。しかしフレームを取るかコンポーネントを取るかといわれれば、いくらでも換装できるコンポーネントよりはフレームだろうな。しかし、フレームの目利きが出来るようなものでもない。ううむ、もう少し悩むか。しかしピナレロ、ピナレロ、なんとなく心にこびりついてしまった。
 サガミサイクルセンターを出て、境川沿いに南下して帰宅した。


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