Strange Days

初コンタクトレンズ

2007年11月21日(水曜日) 23時55分 暮らし 天気:快晴

 眼鏡を新調した結果、困ったのが左右の視力差だ。左の度数が-5.75に対して右が-7.75とばらついている。普段掛けの眼鏡でも歪像の差を調整するために、目に疲労を感じることがある。レンズが水晶体と並行にならないスポーツサングラスならば、なおのことだ。さらに星を見たり、写真を撮ったりするときに、眼鏡だとつらいと感じるようになったので、コンタクトレンズを試してみることにした。コンタクトレンズの場合、歪像が少ないので眼鏡よりはマシになりそう。
 市販のソフトコンタクトの中から選んだのは、L-Conの1Dayという安い奴。30個パッケージがなんと1400円。失敗しても惜しくは無い。悪い評判も少ない。目に異常を感じたら速攻で捨てるつもりなので*1、安い奴で試してみることにしたのだ。右の処方ぴったりの度数は無かったので、わずかに弱いものを購入した。というのも、右は長い間の左優勢の矯正視力の状態で、あまり使われてこなかったので、焦点調整能力が落ちているらしい。
 パッケージを開けてみる。価格が価格なので、なんとなく粗末なパッケージに、30個分ごろんと入っている様を思い浮かべていたのだが、実際は一つ一つがなんらかの液体の中に封入されているものだった。これは携帯にも便利そうだ。
 まず着けるのに大いに苦労した。2日半分*2を台無しにした末に、ようやくコツを掴んだ。とにかく左右の指を動員して瞼を押し広げ、入れるのとは逆の目で作業を見ながら入れるのだ。しかし、鏡が無いと難しいな。
 左右とも入れて、びっくりした。なんか世界が違う。眼鏡に視界を区切られないで、その癖に遠くまで焦点が合う視界を得たのは久しぶりのことだ。30年ぶりなんじゃないか。しかし、近距離に焦点を合わせにくい。眼鏡だとそういうことも無いのだが。いやこれは、右目の焦点調整能力が低いからのようだ。1m以上先には、比較的すばやく焦点が合うのだが、それより近いと合わせにくい。うーん、と頑張って意識しないと合ってくれない。老眼も入っているのかなosz
 星を見た。いやはや、星の見やすいこと見やすいこと。眼鏡を必要としないというのは、実にありがたい。望遠鏡、双眼鏡を覗く時には、どのみち焦点位置を調整できるので関係ないが、目を上げた時に眼鏡無しで星空を確認できるというのはありがたい。
 カメラを使うときも、ファインダー像を確認しやすくなった。D70もPowershot S3ISも、視力調整用のスライダーを目一杯回しても、裸眼ではどうにもならなかったし、眼鏡を使うと覗き口から離れるしで、使いにくかった。しかしコンタクトを使うとかなり使いやすくなる。
 眼鏡やスポーツサングラスには、防風防水という機能があるので、コンタクトを常用するつもりは無い。が、天体観望や写真を撮るときには使えそうだ。


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